ジェイポップ
在厩場所:栗東トレセン
調教内容:角馬場でハッキング、坂路でキャンター
次走予定: 吉田師「今週の競馬に向けて25日にCWコースで追い切りを行いました。上がりも問題なく厩舎に戻り、いつもの様に馬体をケアしようと思っていたのですが、左トモの飛節が腫れていたので、今日の正午に獣医師に状態を確認してもらいました。骨や筋には異状は見当たらなかったものの、おそらく追い切りで捻ったのだと思いますが、飛節付近の筋肉をかなり痛めている様で、今週は勿論のこと、来週の競馬もかなり厳しいとの診断でした。何とか最後まで諦めずに努力いたしましたが勝利できず、会員様には誠に申し訳ありませんでした」 疾病の程度を考慮すると、小倉開催の未勝利戦に出走することは不可能な状況であり、またこれまでに10戦しており限定未勝利戦への出走資格がないことから、今後について協議した結果、誠に残念ではございますが、このまま引退させることと致します。28日に抹消の手続きが取られ、今後は乗馬となる予定です。
今週、引退を賭けたラストランをする予定だったジェイポップが怪我のため出走できずにそのまま引退となりました。
前走後から左トモがちょっとおかしいようなコメントがあったのですが、やはりダメだったようです。
最後に芝の長距離戦で後ろからいってみてレースを見てみたかったのですが、ちょっと無理をさせてしまったようですね。
スペリオルラスターと違いジェイポップはある意味覚悟していたので、残念なのはもちろんですがそこまでの落ち込みはありません。
もちろん、デビュー前はかなり期待していた馬ですし、こんな結果になるとは思いませんでした。
戦績を改めて見直してみても、引退はしょうがないですし、よくここまで使ってもらえたなぁという感謝しかありません。
ただ、オークションにも出せずに引退となってしまい、本当なら地方にいけばそれなりに活躍できたろうにと思うと残念です。
それにしても、牧場での評判や兄弟の活躍を考えてもなぜ勝ちあがれずに終わってしまったのでしょうか?
晩成の血は確かで、だんだんとよくなってきていたのは間違いないのですが、それでも勝てそうというレースは一度もありませんでした。
これでこの世代の5頭のうち2頭が引退となってしまいました。
しかも、どちらも値の張る牡馬です。
これは一度反省を兼ねて考えなければなりません。
ジェイポップの今後が心配ですが、次の人生を頑張ってほしいです。
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まーくさんが書いてきてくれたように、吉田調教師には感謝です。春の終わりくらいに登録抹消でも不思議ではなかったですから。
乗馬としての引き取り手が見つかるとよいですね。