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まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルク、キャロット、広尾のホームページ情報の転載許可を受けております。

早期デビューを示唆するコメントがあった馬が本当に早期デビューできたのか調べてみた

さぁ、今日も好評の近況分析の企画をやっていきましょう。
もう飽きたかもしれませんが、今週は近況にこだわった記事でやっていこうと思います。
今回は早期デビューについて調べました。
私が近況で重要視しているコメントに早期デビューに関わる文章があります。
今の競馬は早期デビューできることが有利でありメリットが大きいです。
順調にいっている証でもあり、うれしいコメントですよね。
ただ、そのコメントがあった馬って本当に早期デビューしてるんでしょうか?
育成段階ではそう見えても実際はそうでもなくて育成に時間がかかったりする場合ってどれくらいあるんでしょうか?
なので、今回は早期デビュー関連のコメントがあった馬の実際のデビュー時期を調べました。
早期デビュー関連のコメントは「早期デビュー」「仕上がりが早い」「早めの移動」「早期入厩」などのフレーズになります。
これまでのように、今回も現3歳馬の去年の2月時の近況にこれらのフレーズがあった馬を調べます。

・サリオス [父 ハーツクライ:母 サロミナ]

在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター1本、残りの日は周回コースで軽めのキャンター2,250m

担当者「この中間も週3回の坂路調教を継続し、日によってはペースをハロン15秒まで上げています。時間をかけて運動を行っていることで、数字上はあまり変わらないものの、馬体は少しずつ絞れてきた印象です。性格は素直で普段はとても大人しいのですが、人が跨るとピリッとして調教に対する意欲を見せるように、とても賢い馬ですよ。大型馬の割に軽快な走りを見せていますし、この時期の2歳馬としては完成度が高いので、早期デビューも可能だと見ています。これからもしっかり乗り込み、競馬へ向けて進めていけるだけの体力を付けていきたいと思います」馬体重546㎏


デビュー:6月2日


・シャンボールロッソ [父 モンテロッソ:母 シャンボールフィズ]

在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター2本、残りの日は軽めの調整

担当者「ハロン16秒ペースでもしっかりと対応してくれていましたから、この中間から坂路のペースをハロン15秒まで上げています。動きは相変わらず軽快ですし、ペースアップ後もまずまずの手応えで登坂できています。ただ、調教の負荷が上がってきていることから、少しテンションが高くなってきていますので、よく気を付けながら進めていきたいと思います。馬体面では大きな変化はなく、良い仕上がりをしているものの、成長面という意味では少し物足りない印象ですね。飼い葉食いも細めですし、もっとバリバリ食べて少しでも大きく成長してきて欲しいところです。前向きな性格でスピードもあるので、仕上がりそのものは早そうですよ」馬体重424㎏


デビュー:8月18日


・ソニックベガ [父 ルーラーシップ:母 モンローブロンド]

在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター2本、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間もペースを変えず同じメニューで調教を行っています。この1ヶ月で数字的には9kgとそこまで増えてはいませんが、馬体が全体的に大きくなり逞しく感じるほどに成長してくれています。登坂時の動きは引き続き『軽快』そのものですが、それに最近では『力強さ』も加わってきました。体調面は飼い食いも良く、馬房でもまったく疲れを見せていませんよ。テンションは高めではありますが、気持ちが先行しないよう注意して騎乗していますし、どちらかというと前向きと表現していいレベルのものだと思います。以前に比べれば落ち着きが出てきていますし、特に問題なくこのまま進めていけそうで仕上がりは早そうですね。いまのペースで体重が増えていて精神的にも余裕があるので、今後はもう少しペースを上げていこうと思います」馬体重454kg


デビュー:8月11日


・プロミストウォリア [父 マジェスティックウォリアー:母 プロミストスパーク]

在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン15秒~16秒のキャンター2本、週1回周回コースで軽めのキャンター2,500m、残りの日は軽めの調整

担当者「引き続き健康状態は良好で馬体の張りや艶は目を惹くものがあります。馬体重も順調に増えており、しっかり負荷を掛けることができる良い体になってきました。坂路での動きは、体全体を大きく使ったダイナミックな走りを見せており、体幹がブレず、まっすぐと走れるようになりました。この中間ハロン15秒まで脚を伸ばしていますが、時計を出すことができますし、順調に乗り込みを重ねてこられた成果か余力さえ感じさせます。人の指示にも従順で馬体の成長だけでなく、精神面の成長も顕著に現れてきています。引き続き早い段階で本州に送り出せるよう状態や反応を注意深く見ていきながら徐々に負荷を掛けていこうと思います」馬体重516㎏


大腿骨内側顆の骨棘をトリミングする手術で未デビュー


・ヴァンタブラック [父 ブラックタイド:母 プチノワール]

在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター1本、週1回周回コースで軽めのキャンター1,800m、残りの日は軽めの調整

担当者「引き続き毛艶も良く、飼い葉も残さず食べており健康状態は良好です。現在は乗り込みを重ね、体力がついてきたのでハロン15秒まで脚を伸ばしています。ペースを上げても手応えよく登坂してきますし、乗り味が良くまっすぐしっかりと走れるようになり成長が感じられます。体を大きく使って走れているのも本馬の良い点です。また以前に比べると精神面の成長も顕著で、リラックスして調教に取り組めており、この時期の2歳馬にしては大人びた印象を受けます。ここまで非常に順調にこられていますので、今後とも早期入厩を目標に、状態や反応を見ながら坂路のペースを上げ更なる体力増強と強靭な馬体作りに努めていこうと思います」馬体重502㎏


デビュー:3歳1月25日

ちょっと5件ではデータ不足なので3月分の近況も見ていきます。

・セントオブゴールド [父 ディープインパクト:母 キューティゴールド]

在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター2本、週1回周回コースで軽めのキャンター2,500m、残りの日は軽めの調整

担当者「引き続き坂路調教を継続してきましたが、ハロン15秒ペースにもしっかり対応できています。以前は、体が細く走りにもう少し力が欲しかったのですが、馬体の成長が顕著で、要所要所に必要な筋肉がついて、体がしっかりしてきましたし、走りに柔軟性と力強さが加わってきました。乗り味も抜群に良く、ディープインパクト産駒らしい走りができています。馬房では終始リラックスしているのですが、調教中に少しカリカリすることがあるので、精神面の成長が課題になると思います。この部分に関しては、なだめながら騎乗するなど馬に寄り添った調整を進めていきます。こちらが思っている以上に順調にここまで来れていて、早期デビューも視野に入れられる状態なのでこの調子で育ってほしいですね」馬体重471㎏


デビュー:8月4日


・ポレンティア [父 ハーツクライ:母 ポーレン]

在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター1本、残りの日は周回コースで軽めのキャンター2,400m

担当者「引き続き坂路コースで週3回調教を継続しています。ハロン15秒ペースでもしっかりこなせていますし、以前の気難しい面も徐々に解消されてきました。動きも素軽さを見せていますし、集中して登坂できています。まだトモの動きが今ひとつの時があるので、上手く動かせるように意識して調整していこうと思います。集中して調教を行えていますし、このペースも順調にこなせていることから早期デビューを目指して仕上げていきます」馬体重490㎏


デビュー:8月17日


・フロイデンベルク [父 ダイワメジャー:母 フラニーフロイド]

在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター2本、週1回周回コースで軽めのキャンター2500m、残りの日は軽めの調整

担当者「引き続きペースを上げても難なくこなしていることから15秒~16秒ペースで乗り込みを継続しています。坂路での走りは、しっかり集中して走れていますし、鞍上が促すと瞬時に反応できる俊敏な動きができるようになってきました。以前はやや幼い面を出すことがありましたが、精神面の成長が顕著で、自身の力を上手く出せるようになりました。馬体も日を追うごとに大人びてきた印象を受けますし、調教の成果が馬体に現れているように思います。相変わらず、ペースを上げても飼い葉食いも良好ですし、馬体に張りや艶が際立ってきており、健康状態も問題ないですね。ここまで順調なこともあり、脚元には特に注意をしながら進めていき早期入厩を目指したいと思います」馬体重547㎏


デビュー:9月8日


・レイコックアビー [父 ハービンジャー:母 ウインフロレゾン]

在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン14~17秒のキャンター2本、週2回周回コースで軽めのキャンター2,000m、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間、リフレッシュ目的で1週間ほどマシンのみでの調整を行いましたが、すでに坂路での調教を再開いたしております。以前よりもトモがしっかりしてきたことで走りに力強さが増してきました。ハロン14秒台のスピード調教にも余裕をもって対応できており、全身を使った軽快な動きを見せてくれています。課題としては、周回コースでスローキャンターをしている時に集中力を維持できないところですね。バタつくなどして遊んでしまうことがありますが、逆にそういった面が伸び代でもありますので改善されてくれば、更に動きの良化が見込めると思います。馬体に関しては、以前より幅が出て筋肉量が増して調教が身になってきています。今後は、運動が進むにつれて気の強さも増してきたので、引き続き適度にリフレッシュを取り入れながら進めていくつもりです。このペースで乗り込んでいければ早期の移動を視野に入れられそうです」馬体重467kg


デビュー:7月28日


・オーソリティ [父 オルフェーヴル:母 ロザリンド]

在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター1本、残りの日は周回コースで軽めのキャンター2,250m

担当者「この中間も引き続き坂路調教を継続していますが、ハロン15秒ペースまで脚を伸ばしたことで体力がついてきたように思えます。登坂後も、余裕を感じさせますし、走りに集中力が出てきて、この1か月で動きがずいぶん良くなりました。気性面は父の産駒らしい気の強い部分を見せつつも、それがかえって闘志に変わっているように思えます。やはり集団の後ろから追走する方がいい走りを見せてくれるので、引き続きその点を考慮しながら調教を進めていこうと思います。こちらが想定していたよりも、順調に成長してくれていますし、覚えも早いことから早期移動を目標に、今後の調教メニューを決めていきます」500㎏


デビュー:7月7日


・ヴィンカマヨール [父 ゴールドアリュール:母 カラヴィンカ]

在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週1回常歩、残りの日はウォーキングマシンで調整

担当者「2月18日よりリフレッシュ目的で坂路での運動を中止して軽めの調整を行っています。リフレッシュ前は坂路調教でのペースをハロン15秒に上げて運動していました。ペースが速くなっても力むところがないので、とても柔らかい動きと良いリズムで登坂することが出来ていましたよ。テンポが速くなっても慌てるところもなく、周回・坂路ともに楽にバランスを維持して走れていますから、体幹もしっかりしてきているようです。精神的には、負荷が高まってきているのでやや煩くなってきていますが、どちらかというと、力がついて動けるようになって元気一杯といった感じでしたね。リフレッシュすることで今後は落ち着きも出てくると思います。飼い葉食いも残さず食べており、馬体重に大きな増減がないところをみると成長と調教負荷のバランスが良い流れできているのだと考えております。馬に活気がありますし体調面は良好です。今後も気性面を良く観察しながら適度にリフレッシュを取り入れて進めていきたいと思います。この状態を維持できれば、早期入厩も視野にできそうなので、リフレッシュ中に余計な怪我などしないように注意していきます」馬体重473kg


デビュー:6月15日


・リアアメリア [父 ディープインパクト:母 リアアントニア]

在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン14~16秒のキャンター2本、週2回周回コースで軽めのキャンター2,500m、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間から坂路コースでのペースをハロン14秒まで上げています。先月よりもさらなるペースアップを図っていますが、まずまず対応してくれているものの、若干フラついたりしてまだ緩さを感じさせるところがありますね。地面をしっかり捉え、重心の低い走りが出来るよう調教していきたいと思っていますが、継続したトレーニングによる体力・身のこなしの向上を感じます。筋肉の張り・毛艶など、体調面は高いレベルで安定しており、テンションも上がり過ぎることなく比較的落ち着いています。ただ、飼い葉は少し細いので、体付きにもう少し余裕が出てきてくれればと思っています。成長の早さとポテンシャルの高さから、ここまで順調に調整できていますし、早ければ3月中旬の移動も視野に進めていければと考えています」馬体重468kg


デビュー:6月1日


・キャンディフロス [父 マジェスティックウォリアー:母 ミオリチャン]

在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター2本、週1回周回コースで軽めのキャンター2,500m、残りの日は軽めの調整

担当者「周回コースを取り入れた調教を始めてから、とても落ち着いた状態で走ってくれるようになり、人の指示も冷静に反応してくれるようになっています。現在は坂路でハロン16秒まで脚を伸ばすようにしていますが、相変わらず前向きに調教に取り組めており、ペースアップ後も最後まで余裕を持って登坂しています。今後の課題はもう少しトモをしっかり使って大きく走れるようになれば、より力強さが増してくると思うので、その点を踏まえながら日々のトレーニングに励んでいきたいと思います。先月と馬体重の変動はあまりありませんが、以前より馬体を大きく見せるようになり、筋肉が付いてきたことでメリハリのある体つきになってきましたよ。心身とも逞しく成長してくれていますし、この調子で早期デビューを目標に置いて、調教に取り組んでいきたいと思います」馬体重432kg


デビュー:9月28日


見落としがあるかもしれませんが以上になります。
私の定義では早期デビューとは北海道開催のある8月いっぱいまでだと思っています。
それでいくと13頭中9頭がコメント通りに早期デビューできた感じですね。
まぁ怪我などの頓挫もありますが、まずまずの精度だと思います。
なので、2月3月くらいの時期に早期デビューに関連するコメントがあれば8月いっぱいまでのデビューを期待しても良いと思いますね。
まぁ、調べるのが大変だったわりには、予想通りそのままの結論でしたね。


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[ 2020/02/06 22:17 ] 一口馬主 | TB(0) | CM(0)

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

毎年、特に目標などは設定していないので、去年は何を書いたっけと思う見てみました。
そういえば、去年はおせちが届かないということで全国ニュースになったんでしたね。
去年は残念ながら届きませんでしたが、対応が良かったので今年も同じお店で注文しました。
もちろん、ちゃんと届きましたし美味しかったですね。

去年の反省や今年の方針などは先日のブログにも書きましたので省略します。
とにかく、去年は故障や予想より早めの引退が多かったので、今年はみな無事にいってほしいですね。
そうすれば、自ずと出走数も増えますし勝利も増えていくはずです。
そして、目指せ重賞制覇!ですね。
近々にはシルクの馬名の発表もあるでしょうし、キャロットの馬名も応募しなければなりません。
シルクの近況も更新されたのでランキングは明日やる予定です。
ざっと見ましたが、ハロン15がかなり増えていますし、早期デビューの文字も結構ありましたね。
ランキングもガラっと変わってきそうな印象です。

今年もブログを楽しく頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いします。
[ 2020/01/01 19:02 ] 一口馬主 | TB(0) | CM(4)

今年も1年ありがとうございました、来年もよろしくお願いします

今年も終わりますね。
個人的には体調も良くなく、成績もあまり良くありませんでしたが、競馬も一口馬主も楽しむことはできました。
ブログも投稿数に波はありましたが、300以上記事を書きましたし、結構色々頑張った一年でしたね。

特にキャロットに入会し全頭レビューをしたのは初めてでした。
最初は全くキャロット入会は考えていませんでしたが、シルクが想像以上に人気となり、思うような出資ができない現実を目の当たりにし、何か考えなければという中での決断でした。
キャロットは新規には厳しいので、何かに出資してとりあえず入会するという気持ちでしたが、その中でもフォルテピアノの18は個人的に評価の高い馬でしたので、既に会員だったとしても出資していただろう一頭なので良かったと思いますね。
来年からは最優先もありますし、じっくり吟味して1~3頭くらいを目安に出資していきたいと思っています。

あとは広尾に本格参戦したのも大きかったですね。
少し前までは広尾のことをブログに書かれている人なんてほとんど見かけませんでしたが、今は明らかに増えましたね。
私がかなり積極的に宣伝したこともあると思いますが、ノーザン系でなかなか出資ができなくなってきた中で他を探している方が増えたことも大きいと思いますね。
私の紹介を利用いただいた方はかなりの人数になっており、少し責任も感じています。
そんな中、重賞制覇をしたり、勝利数も増えてきており、この調子で好成績を上げていければ人気クラブになるかもしれませんね。
元々、4口無料やポイント還元がかなり多いクラブでシステムは魅力的なので、あとは馬の成績次第だと思います。
昨日やっと馬名も応募したので、候補に残ってくれたらうれしいですね。

このように2クラブを追加したことで、シルクの立ち位置も変わってくると思いますし一口馬主としての考えも来年は少し変わっていくと思います。
シルクがメインクラブであることは変わりありませんし、ブログもシルク中心でいくことは間違いありません。
ただ、この1~2年のシルク馬たちの大活躍により私の考え方も変わってきました。
元々は、安くてたくさん走って稼いで楽しませてくれる馬を探すことを楽しみとしていました。
安くて人気のない中から掘り出し物を見つける喜びはある程度達成できていると思います。
ただ、それだとある程度のところで壁にぶつかってしまうのも事実です。
シルク馬がG1や重賞を次々と勝っていく中で、私自身も重賞というものへの思いはかなり強くなってきました。
限られた予算の中で、ある程度の頭数を確保したいという思いから一口の上限をある程度設定してきました。
来年はそれを少し緩和しようと思っています。
一口10万クラスの目玉を少し取りに行きたいなと思っています。
頭数に関してはキャロットや広尾もあるので確保できると思うからです。
高い馬が走るというわけではありませんが、キャロットはそういう傾向はありますしシルクもだんだんその傾向が出てきました。
今までなら高いから即検討外だった馬も候補にいれることで馬選びも広がりますし、シルクでの戦い方も変わってくると思います。
シルクの実績はある程度維持していきたいので、できればシルクでそういう馬に出資したいですね。

ブログの面でも振り返ってみます。
今年は、今週の一口馬主&競馬ニュースというコーナーを始めましたね。
評判はなんとも言えない状況ですが、悪くはない気もしています。
ただ、本当に取り上げたいニュースはその前に別個で記事にしてしまっているので意外と書くことがなかったりします。
あとは、ワンコインワイド馬券術も一時期頑張って書いていましたね。
個人的には面白いと思っているのですが、ワンコインの縛りがやっかいで1000円に広げて再検討したいと思っています。
また、その買い方に適したレースと適さないレースがあり、その辺の調整も考えています。
馬券術や予想はあまり需要はないのはわかっていますが、競馬好きである以上はやりたいものなので、来年も何かやっていきたいとは思っています。

後はもう収支表なんてどうなったんだっていう感じですし、愛馬のレース近況などはいくつも貯まりまくっている状況で放置気味。
出走愛馬のレース見解は書いたり書かなかったり、勝ち上がり馬レビューなんかはかなりの勝ちっぷりの馬だけ何回かやった程度でしたね。
ブログももう6年くらい続けていますと色々さぼったり続いたりあると思いますが、来年も頑張っていきたいと思います。
愛馬の情報、募集馬レビュー、シルクなどのクラブ情報、クラブ考察やデータ分析、馬券術などなどできるだけ盛りだくさんの内容で来年も頑張りますので、どうかよろしくお願いします。
今年もたくさんのアクセス、コメント、拍手ありがとうございました。
[ 2019/12/31 16:24 ] 一口馬主 | TB(0) | CM(6)

2019年の一口馬主の成績を振り返る

今年の競馬も終わりましたね。
というわけで今年の一口馬主としての成績を振り返ってみようと思います。



今年は個人的には過去最低の成績でした。
頭数は増えているのに出走数が15回も減っているというのはかなりのマイナスです。
勝利数も1つですが減り、本当に見所の少ない年でした。
出走数が減ったこともあり、勝率は多少良かったのですが、理由がはっきりしているだけに手放しでは喜べませんとね。

大きな原因としては大きく2つあります。
この2歳世代はシルクで最多の9頭も出資したのですが本当に順調にいきませんでした。
2頭が骨折、2頭がノド鳴り手術と半数近くの4頭が大きな頓挫でまだデビューできていません。
これが出走数にはかなり大きな影響がありました。

また、主軸となるべきシルク最強世代の4歳世代ですが、次々に引退してしまい残ったのはグロンフォールたったの1頭。
周りではアーモンドアイ、インディチャンプ、グローリーヴェイズ、ブラストワンピースなど活躍馬多数の中、私の出資馬は2勝馬がたった1頭残るのみというのは本当に残念な結果です。
出走数、勝利数ともに大きな影響があったと思います。


ただ、悪いことばかりではありません。
大きな頓挫のあった2歳の4頭ですが、現在は順調に回復しており、年明けには次々デビューできそうな状況です。
骨折は治ってしまえば問題ありませんし、ノド鳴りは改善できたか心配していたのですが順調そうで良かったです。
既に勝ち上がっているポレンティアは重賞フェアリーSに挑戦しますし、コバルトウィングもダートでかなりやれそうです。
他のデビュー済みの3頭は、ピラミッドムーンだけ少し心配ですが、適正を見極めればどれもチャンスはありそうです。
このように2歳は、これからの頑張り次第でまだまだ挽回できそうです。

3歳世代は、スイープセレリタスを筆頭になかなかの好成績を上げてくれています。
来年は中心となってくれる世代なので楽しみですね。
スイートセント、ボンディマンシュもまだまだ上で頑張ってくれそうですし、骨折したジーナアイリスも順調に回復しています。
古馬勢はインヘリットデールが結局1勝もできずに終わったのは非常に残念でした。
乗り方次第で何度もチャンスがあっただけに悔しい気持ちですね。
来年3月で引退なのでなんとか1勝してほしいですね。


今年はキャロットに入会し、広尾でも出資を増やしました。
シルクと合わせると最多の頭数になります。
出走数は当然として、勝利数も過去最多になってもらいたいところです。
そして、そろそろ重賞を取りたいなという思いが日に日に強くなっています。
それがポレンティアなのかスイープセレリタスなのか、それともそれ以外なのかわかりませんが、とにかく勝ってみたいですね。
周りがすごい成績を出している中、取り残されてしまった気持ちは強いですが、来年は奮起したいですね。
[ 2019/12/29 18:50 ] 一口馬主 | TB(0) | CM(2)

リスグラシューを見てクラブ牝馬の引退規定について考える

有馬記念はリスグラシューの圧勝でしたね。
私は普通にアーモンドアイから穴目に買っていたのですが外れましたね。
リスグラシューからというのも考えたのですが、あれで三連複万馬券になるんですね。
もったいなかったなぁ。

これでリスグラシューは宝塚記念、コックスプレート、有馬記念と大きなG1を3連勝となりました。
誰の目からみても彼女の全盛期です。
3歳時期の勝ちきれない適正もわからない頃とは比べのもにもなりません。
やっぱりハーツクライ産駒の成長力の魅力も感じます。
しかし、そんな全盛期のリスグラシューですが、このままいくとこれが最後のレースになります。
レーン騎手のインタビューでもそのことに触れ、残念がっていました。
誰もがそう感じるくらいの勝ちっぷりでした。
それでも引退なのです。

それは、クラブ馬の規定で牝馬は6歳3月末で一律に引退というルールがあるからです。
私の出資馬もレーヌドブリエやアルジャンテなど、このルールに従って引退しています。
理由としては、牝馬は繁殖というもう一つの大事な仕事があるからです。
これに関して特に異論はありません。
ただ、例外や特例はあってもいいのではないかと思うのです。
そこで各クラブの規約を見てみました。

・キャロットクラブ

 牝馬の場合
  ⅰ 中央入厩予定馬である当該出資馬が牝馬の場合には、6歳3月を引退期限としますが、馬体状況及び競走成績等を考慮し運用終了日が繰り上がる場合があります。
  ⅱ 地方入厩予定馬である当該出資馬が牝馬の場合には、6歳3月末を引退期限としますが、馬体状況及び競走成績等を考慮し、運用終了日が繰り上げられる、もしくは繰り延べられることにより運用を継続する場合があります。


規約では、繰り上げて引退することはあると書かれていますが、繰り延べはないように見えます。
しかし、地方入厩者は牝馬でも引退時期を延ばす可能性について言及されています。

・シルク

 牝馬の場合
6歳3月末を引退期限としますが、馬体状況及び競走成績等を考慮し運用終了日が繰り上がる場合があります。


シルクも繰り上げには言及がありますが、延長は書かれていません。

・広尾

但し、当該出資馬が牝馬の場合には原則として6歳3月末をもって運用終了としますが、馬体状況及び競走成績を考慮し運用終了日が繰上がる場合があります。また、6歳4月以降も運用を続行する場合は、愛馬会法人はクラブ法人の決定を受けて、顧客に対し事前にその旨を通知します。


広尾は、繰り上がりはもちろん、延長に関しても言及があります。

こうやって各クラブの規約を見てみると現実的にはどうなのでしょうか?
リスグラシューが広尾ならおそらく問題なく延長すると思います。
シルクなら延長に関して何も記載がないのでおそらく無理でしょうか。
キャロットは地方馬なら延長できる部分があり、若干ですが検討の余地はありそうです。
もちろんリスグラシューは地方馬ではないので当てはまらないのですが、牝馬の期限延長という概念があるという意味です。

私が、クラブ牝馬で期限を延長した例として知っているのはサンビスタです。
この馬はヒダカブリーダーズユニオンのクラブ馬ですが1年延長し、見事にG1チャンピオンズCを勝利しました。
この判断は見事だったと思います。
リスグラシューは、引退して繁殖入りしたとして、牝馬が生まれたら1億、牡馬で良い子なら3億というところでしょうか。
1年に1頭しか産むことはできませんので、最大で3億、不受胎なら0円になります。
レースに出れば、今回の有馬記念の1勝だけで3億円です。
仮に4~5戦したとして、この強さなら来年も3億以上は稼げるでしょう。
ファンドというお金の面だけで考えると継続すべきだとは思います。

もちろん、馬という生き物ですから来年急に大敗し続けるかもしれません。
レースで事故にあってしまうかもしれません。
リスクももちろんあります。
ただ、あの勝ちっぷりを見てしまうととにかくもったいないなぁと思ってしまうのです。
まだまだ走りを見たいと思ってしまうのです。

例外や特例を認めてしまうと、他はどうするか難しくなります。
なので、本当にリスグラシュークラスのG1を何勝もしているレベルの馬の話です。
そして、やっと本格化してきたというまさに全盛期がきたという馬の話なのです。
重賞馬くらいでまだ稼げそうだとはそういうレベルではありません。
G1馬だけどちょっと衰えてきたけど、まだ稼げそうとかそういうレベルでもありません。
こういうケースは本当に滅多にない例なので、だから特例なのです。

賛成、反対、色々な声はあると思います。
ただ、今日の有馬記念を見て私はそう感じたので書いてみました。
そして、逆にアーモンドアイの引退時期ということに関しても考えてしまいますよね。
こちらは、延長というよりは繰り上げて引退もあるのかなと感じました。
皆さんのご意見もコメントいただけたらと思います。


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[ 2019/12/22 16:50 ] 一口馬主 | TB(0) | CM(10)
プロフィール

まーく

Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。

価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。

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