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まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルク、キャロット、広尾のホームページ情報の転載許可を受けております。

ショットガンニングの最終精算と出資反省会

・ショットガンニング(ストーリーテリングの13)
10月 出資金 -31360円 ポイント +1568円
11月 保険金 -960円
12月 0円
2015年
1月 維持費 -780円 合計 -31532円
2月 維持費 -682円 合計 -32214円
3月 維持費 -747円 合計 -32961円
4月 維持費 -748円 合計 -33709円
5月 維持費 -798円 合計 -34507円
6月 維持費-746 合計-35253
7月 維持費-773 合計-36026
8月 維持費-799 合計-36825
9月 維持費-772 合計-37597
10月 維持費-822 合計-38419
11月 維持費-766 保険金-672 合計-39857
12月 維持費-786 合計-40643
2016年
1月 維持費-1224 合計-41867
2月 維持費-1109 合計-42976
3月 維持費-715 合計-43691
4月 維持費-1385 合計-45076
5月 維持費-500 3歳未勝利競争中止+700 事故見舞金1号+12300 合計-32500
6月 維持費0 登録抹消精算金(消費税戻し、保険金)+23400 競走馬出資金消費税戻し+2200 

ショットガンニングの最終収支
-6900円

収支の面では見舞金や保険金など戻ってきてそこまでのマイナスではありません。
こういうことがあると、これくらい戻ってくるんだという勉強にはなりましたが、こんな勉強はもうしたくありません。


・競争成績
2016/05/01 東京 3R 15 10:55 3歳未勝利 D1400m 56.0 戸崎圭太 3人気 中止

デビュー戦で予後不良となり、1戦で終わりました。
今は、このことについて深く振り返ることはやめておこうと思います。
当時の気持ちを綴ったブログを貼って終わりにしようと思います。
http://reinedebriller.blog.fc2.com/blog-entry-511.html
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レース中に故障で予後不良になるとお金はどれくらい戻ってくるのか?

ブログのタイトルを書くだけでも気分が悪くなりました。
愛馬には絶対に起こってほしくないレース中の事故。
そして、そこまで頻度が多いわけでもないので経験する人も少ないのも事実。
一生経験する必要はない辛いことですが、こういう事故が起こるとどういう流れになっていくのかを残しておこうと思います。

今日早くもシルクのほうから封筒が届きました。
今回の事故について、その後の処置について、そして保険などのお金について書かれていました。
お金については2点あります。

・JRAからの事故見舞金・第1号・・・610万円
1号とは、「1 競走中の事故により死亡し、又は死にひんし救うことのできない状態に陥ったものと認められて安楽死の処置がなされた場合」
最も重いケースということになります。
当然、命を落としたわけですのでこれ以上はありません。
この事故見舞金第1号が、610万円の給付になります。

・保険金・・・1120万円
毎年かけている保険金から100%相当額が返ってきます。
ショットガンニングは1600万円の馬でした。
2歳時は100%、3歳時は70%、4歳以上は50%の金額で保険に加入しています。
今回、3歳になってからの事故でしたので、募集価格の70%の保険に入っており、それが満額支給される事故ですので1600万円の70%の1120万円が返ってくるようです。

合計1730万円になります。
このお金が全額分配されるのかわかりませんが一人当たり34600円になります。
この馬は1口32000円です。
馬が事故にあって儲かったなどと言う人はいないと思いますが、事実として出資額より多く戻ってくるかもしれません。
もちろん、維持費などもありますので、トータルは赤字です。

正直、思った以上に返ってくるんだなぁという印象です。
絶対にもう二度と経験したくないことですが、既に起こってしまった以上、戻ってくるものはたくさん戻ってきたほうがいいに決まっています。
あとは、このお金をどうすべきか。
思いを託して、次の馬の出資に充てるというのがいいのでしょうか。
それも、捉え方によっては軽い気もします。
実際、シルクから書面がきたので書いていますが、まだお金のことなどどうでもよかったりします。
こんなお金いらないから生き返らせてくれるというなら、喜んでそうしたい気持ちです。
以上が、今回の事故後の流れになります。
お金だけで見れば結構な額がしっかり戻ってきます。
ただ、気持ちの赤字はこのお金では決して埋まりません。

ショットガンニングはどうすれば良かったのか

レース結果
ショットガンニング
 5/1(日)東京3R 3歳未勝利[D1,400m・15頭]競走中止[3人気]

まずまずのスタートからハナに立ち、半馬身ほどのリードでレースを先導、そのまま先頭キープで4コーナーを回り、内々で粘り込みを図りましたが、残り200m付近で交わされると、残り100m付近で故障を発症して転倒し、競走を中止しています。

戸崎圭太騎手「スタートはもう一つでしたが、二の脚が速くスッとハナに立てました。道中ずっと右にモタれていたのは気になったものの、直線に向いた時は余力もあり良い感じだったのですが、残り100mで崩れるように転倒してしまいました。今日はまだ太かったですけど、スピードがありますし使っていけば走ってきそうな雰囲気があっただけに残念です」

木村哲也調教師「まだ余裕残しの体ではありましたが、本数を重ねある程度はやれる状態で出走できたと思います。良いスピードを見せてくれましたし、一叩きした次は何とかなりそうだと思っていた矢先だっただけに、非常に残念であると同時に悔しい気持ちで一杯です。競走中の事故で仕方のないことではありますが、皆様の大切な馬がこのようなことになったことに対し責任を感じています。申し訳ありませんでした」

検査の結果、右上腕骨骨折で予後不良と診断されたため、誠に残念ではございますが、安楽死の処置をとらせていただきました。ご出資会員の皆様にはお悔やみ申し上げるとともに、本馬の冥福を心よりお祈りいたします。なお競走馬保険等を含む詳細につきましては、後日あらためて書面にてご報告いたします。


クラブから公式の結果がきたので一応載せておきます。
保険の対象になるような出来事も初めてなのでどういう流れで進んでいくのかちゃんと見ておこうと思います。
レースや結果については昨日思いをすべて書いたのでもう触れません。


昨日は、とにかくショットガンニングのことをずっと考えていました。
様々な方のブログなども読ませてもらいました。
どうしたら、こんな悲しい事故は防げたんだろうか?
出来ることならもう二度と経験したくありません。
今回の事故の原因は馬体重の重さにあったことは間違いありません。
誰がどうみても太い体でした。
今回しかこの馬見ていない人にとっては、こんな体で出走してきたのが問題だとおっしゃってる方もいます。
では、もっと時間をかければ絞れたのか?
今までの経緯を知らない方にはそれがわからないので当然の意見だと思います。
しかし、この馬をずっと見てきた出資者にはそれは難しかったろうというのが大方の意見じゃないかと思うのです。
以前、ショットガンニングのダイエット日記というブログを書きました。
とにかく激しい調教をしてるのにどんどん体重が増えていく様子を面白おかしく書きました。
それは入厩してからも変わらないようで、実際体重はまた増えていました。
いくら調教をやっても増える体重、それでも中身は整ってきて調教もまずまずの内容になってきました。
じゃあ、とりあえずレースを使いつつやってみようか、というのは私は間違っていなかったと思います。
一度でもレースを使えば、もちろん全力でずっと走るわけで体重も減りますし、実戦は調教何回分もの効果があります。
そして、それはもちろん、3歳未勝利馬にとってのタイムリミットを頭に入れてのこの時期にはもういかなきゃならないという状況もあります。
実際、良い走りでほぼ完走できるところまで頑張りました。
原因はよくわかりません。
手前を変えようとしておかしな加重になったのではないかとおっしゃってる方もいます。
私はもうあのレースのパトロールビデオは一生見ないのでわかりません。
ただ、ぼんやりと思ったことがあります。
このレースが1200mだったらなぁ。
もちろん、1400mのレースに出て残り100mくらいで故障したんだから1200mなら大丈夫だったという単純な話です。
同じ負荷がかかるわけじゃないのはわかっています。
そんなことしか思いつかないくらい改善策が見つからないのです。

骨瘤に苦しみながらも根気強く調教を重ねて入厩までもってきてくれた牧場スタッフ、とてもレースに出せるような馬体じゃなかった馬を毎週ハード調教でなんとか仕上げてきた天栄スタッフ、入厩すぐ出走が多い中じっくり厩舎でレースに出せるまでもってきてくれた木村調教師、3歳の5月というこの時期までショットガンニングの出走を楽しみに待ちに待った出資者の皆さん、誰も悪くないのです。
誰も悪くなくても最悪の事故が起きてしまうことがあるのです。

馬はあんなに細い足で500キロの体を支えています。
その脚の骨は小柄な馬だろうと大型馬だろうとそんなに大差はありません。
つまり、馬体重が増えればそれだけ脚の負担は大きくなる。
そんなわかりきっていたことを改めて思い知った気がします。
最近の馬は大型化が進んでいるように思います。
特に今年のシルクは馬体重の大きい募集馬が多いです。
私の出資馬も馬体重が500キロを越える馬が大半です。
大丈夫だろうか?と少し心配になりました。
しかし、昨日、天皇賞春を制覇したキタサンブラックの馬体重は524キロです。
この馬体重で58キロ背負ってあのスピードで3200m走って勝ってしまうのです。
結局なんの結論もでませんでした。

ただ一つ言えることはショットガンニングはみんなから愛された馬だったということです。
それはあの太った体だったからでもあります。
記録にしてしまえば、たったの1レース出走して競争中止しただけの馬です。
しかし、その何倍もの記憶に残る良い馬だったと思います。

ショットガンニング最初で最後の勇姿

いつの間にか忘れていました。
競馬が怖いものだっていうことを。
レース前のブログでも着順や結果を気にするものが増えていたように思います。
最初の頃は、まずは無事に走ってきてほしいという文を入れていたのに最近は書いていませんでした。

この馬に出資して1年半くらいでしょうか。
本当に長い道のりでした。
ずっと骨瘤に苦しんでなかなか調教もでず、体重だけはどんどん増えていきました。
やっと骨瘤も治まり、移動してきましたが、そこからはハードなトレーニングでダイエットの日々。
他の馬とは明らかに本数の多い調教にも耐え、頑張っていましたが馬体重はなかなか減りません。
それでも、ようやくこぎつけたのが今日のデビュー戦でした。
確かにまだ誰の目にも太い馬体でした。
それでも、レースを使いつつ絞っていくというのは間違った選択ではなかったと思います。
しかし、その大きな馬体を足が支えきれませんでした。

レースは、少しスタートで遅れ気味でしたがダッシュよくスピードに乗り先頭に立ちます。
そのまま、先頭で最後の直線へ。
やっぱり、この馬はスピードあるし、この太めでこの走りなら近い将来勝ち上がりは間違い無いと思いました。
外から1頭にかわされるも、まだまだ頑張って2着か3着に残れるかという状況。
がんばれ!がんばれ!と声を出して応援しました。
しかし、突然転倒してしまいました。
あと少しでゴールでした。
画面で見たところでは、転倒してもすぐに起き上がっている様子が一瞬見れました。
馬は大丈夫かもしれない、騎手はどうか?
情報収集のためにnetkeibaの掲示板やツイッターを見てみました。
それをみて愕然としました。
馬が倒れたまま動かないという書き込み。
それがどういう結果になるかはわかっていました。

「右上腕骨骨折で残念ながら予後不良と診断されました。」
この一文をシルクの公式ツイッターで見た時、涙が溢れてしまいました。
パトロールビデオも見ましたが、見た後に後悔しました。
突然転倒した後、すぐに立ち上がるも後ろの馬に引っ掛けられてまた転倒、その後起き上がれず後ろの馬にも踏まれたように見えました。
正直見ないほうがいいです。

ツイッターで情報収集をしていた時、レース前のショットガンニングが結構話題になっていたことを知りました。
パドックでは、600キロ近い馬体であることや結構鳴いたりして目立っていたようです。
皆さんに愛情を持っておデブだなんだといじられていました。
彼が、この短い生涯でもみんなに愛されたことは間違いありません。
そして、たった1戦でしたが、その力があることを見せてくれたことも間違いありません。
本当に頑張ってくれました。
一口馬主を始めて、絶対に忘れることのできない日になりました。
ショットガンニングの勇姿は絶対に忘れません。
ご冥福をお祈りいたします。
天国では、好きなだけ食べていっぱい太って楽しく過ごしてほしいです。

本当はブログなど書く心境ではありません。
グリーンチャンネルの中継もすぐに消してしまいました。
それでも、この出来事は書き留めておかなければならないと思いました。

ショットガンニングいよいよデビュー!

ショットガンニング[父 サウスヴィグラス : 母 ストーリーテリング]
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:南Wコースで27日に時計
次走予定:今週日曜の東京・D1,400m〔戸崎〕

木村哲也調教師「追い切りはWコースで内から追走・併入する形で行いました。動き自体は徐々に軽くなってきましたが、止めた時の息使いがまだフーフーいっているので、良化途上であることは間違いないでしょう。馬体重も先週は590㎏後半、今週は580㎏後半と減ってきています。ただ帰厩してから一度減ったのが、また増えて、ここに来てまた減ってきたという推移で、結局牧場から来た時とそれほど変わっていません。それでも本数を重ねる毎に体が少しずつ締まってきているのはわかります。良いものは持っているのですが、使いつつだと思いますので、長い目で見ていただきたいですね」


私のこの世代最後の未デビュー馬だったショットガンニングがいよいよデビューします。
とにかく巨漢馬でここまで苦労しました。
小さくて体重に苦労する馬は結構いるのでわかっていましたが、大きすぎて苦労するってこういうことなんだと身に染みましたね。
とにかく鍛えても鍛えても体重は増えていきます。
ずっと体重の発表はなかったんですが、なんと入厩しても増えて600近くになってたんですね。
調教のほうはそこまで悪くはありません。
そして、なんとこのレース、相手に恵まれまくっています。
前走掲示板に入ったのがたったの1頭。
連帯した馬じゃないですよ?掲示板つまり5着以上がたったの1頭です。
ほとんど二桁着順ばっかりというものすごいメンバーです。
これはチャンスあるかもしれません。
こういう、1番の心配の種があっさり勝ちあがってくれると気持ちが一気に軽くなるんですよね。
勝ちあがりさえすれば、じっくり鍛えて長く楽しめる馬だと思うので、なんとか結果を出してほしいですね。
プロフィール

まーく

Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。

価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。

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