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まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルク、キャロット、広尾のホームページ情報の転載許可を受けております。

3歳世代の出資について総括する

3歳の出資馬は未勝利戦もすべて終わり一応の結果が出ました。
なので、ここで一度総括しておきたいと思います。
この世代、私は過去最多の9頭も出資しました。
そのうち勝ち上がりは5頭、勝ち上がり率は55%ほどとシルク馬の平均といったところでしょうか。
私は勝ち上がりを重視しているので、正直言えば満足できる結果ではなくかなり残念です。
この中でも惜しい2着のあった馬が2頭いて、この2頭が勝ち上がっていれば77%となり大満足だったとも言えます。
逆に言えば、最後ギリギリに勝ち上がったサルダーナが勝てなければ44%となっていたわけで考えると恐ろしいです。
1頭勝ちあがれるかどうかは、本当に大きいことだと実感します。
それでは、簡単に1頭づつ見ていきます。

【勝ちあがれた馬】
・ヴァンクールシルク 一口7万円
1次抽選で当選
ドラフト2位で欲しかった牡馬。
姉のクードラパンにも出資していたこともあり、申し込むのは当然の気持ちだった。
勝ち上がるまでは問題なかったが、その後足元に不安、そして喉なりも発症し、現在ノドの手術中。
かなりの大型馬でもあり、足元、ノドと大型馬に出やすいリスクが出てしまった。

・ポールヴァンドル 一口3,2万円
1次で無抽選で出資
抽選にならないことはわかっていたが、絶対に欲しい馬だったので1次から申し込み出資。
名付け親にもなることができ、走りも堅実でこの世代の出資馬のエースになってくれた。
紫苑Sで3着に入り秋華賞へ。

・インヘリットデール 一口4,4万円
1次抽選で当選
この世代のドラフト1位を見事に当てた。
デビューも遅れ、勝ち上がりにも苦労したがやっとのことで勝ってくれた。
500万でもすぐに2着と今後が楽しみな一頭。
まだ一度も3着を外していない堅実な馬。

・グラドゥアーレ 一口3,6万円
11月末に警報が出て出資
こちらもなかなか勝ちきれなかった1頭。
5連続1番人気になるほど期待は高かったが2着が多く8月にやっと勝ち上がり。
これからもっと頑張ってくれると思う。

・サルダーナ 一口2,8万円
第3回追加募集後に出資
予算的にポイントなど計算するといけるなということで出資。
当時ルーラーシップ産駒が活躍していたことも要因。
追い込み一辺倒なタイプなため展開などに左右されてなかなか勝てなかったが8月末に勝ち上がり。


【勝ちあがれなかった馬】
・デビュースマルト 一口3万円
1次で抽選かもしくは実績
3戦してすべて大差の最下位。
出資馬の成績としては今後これ以上は無いものと信じたい。
ノド鳴りがひどく、直線もたずに失速してしまうのでどうしようもなかった。
手術もしたけど改善せずに引退。
調教や馬体を見てもこんなはずないのになぁと思うけど、競争能力とは関係なくノド鳴りで呼吸ができなくなるので厳しかった。

・ダーリンガール 一口2,4万円
10月に出資
ブログでこの馬について熱く語ったら翌日いきなり警報が出て焦って出資。
私のブログが少なからず影響があったのかなと思うと、勝ちあがれなかったことは申し訳ないです。
勝ちパターンに持ち込んで逃げ馬を捕らえきれずに2着に終わったレースだけが本当に悔やまれる。
あれが差しきれてたらと今でも悔しい気持ち。

・インハーフェイバー 一口2,4万円
1月末にじっくり様子見をしてから出資
価格、調教、厩舎、兄の活躍など色々な要素で文句なしで出資した。
やっぱり痛かったのは骨折で使えなかった時期。
復帰してからはずぶいながらも最後の直線の脚はなかなかのものだった。
この馬もすごい脚で追い込んでの2着があっただけに勝ち上がっても全然おかしくなかった。

・ダンスウィズユー 一口3,2万円
5月に出資
調教の動きもよく色々不安もある中思い切って出資。
芝の中距離かなと思って出資したものの適性が最後までわからずに引退
この馬に関してはいろいろと反省点も多い


この世代をふり返ってみると1次募集で欲しかったドラフト1位と2位が取れました。
7万円と4,4万円とそれなりの価格の馬をしっかり確保したこともあり、残りは馬は格安の馬ばかりとなりました。
それは前年のクードラパンやロッテンマイヤーなど安い馬で結果が出ていたこともあり、過剰に価格の安さを重視しすぎたことは反省点として挙げられます。
勝ちあがれなかった馬は、4頭とも3万前後から2万円台のかなり安い馬です。
その結果を見ても値段を気にしすぎたというのは1番の反省点でしょう。

次に、もともと不安のあった馬が結果が出なかったというのがあります。
例えば、ダンスウィズユーに出資したときシンボリクリスエス産駒の牝馬はいまいち結果が出ていないことを自分でも力説していました。
また、この世代の名物ともなったファルブラヴ産駒ですが、牡馬は結果が出ておらず、セン馬が何頭か活躍しているだけでした。
このことは、様々なブログでも指摘されており私もなんでフェルブラヴの牡馬ばっかり募集してるんだと書いた記憶があります。
それでも結局、馬体がいいだの言って出資したのがデビュースマルトです。
その後、ダーリンガールにも出資し、なぜかそこまで良い種牡馬でもないファルブラヴ産駒を2頭も出資したのは自分でも反省すべきだと思います。
ただ、自分の出資しなかったファルブラヴ産駒の牡馬3頭は皮肉にもしっかり勝ち上がっています。
ブラヴォバンビーノなんて先日2勝目をあげましたし、問題なのは私の目であってファルブラヴ産駒は結果は悪くありません。

あとは大型馬に出資しすぎたこともあるでしょうか。
500キロを軽く超える馬が多く、そのせいか喉鳴り、骨折、足元の不安に悩まされる馬が多かったです。
喉鳴りはもうそれだけで能力は発揮できませんし、骨折は大事な時期を半年近く使ってしまうのでレースで換算すると3~4レース使えなくなります。
その影響でインハーフェイバーなどは芝で一回くらい見てみたかったのですが使えませんでした。
まぁポールヴァンドルなんかも530キロ前後の大型牝馬なので、でかいことがイコール悪いわけじゃないのですが、リスクが高まるというのは実感です。

まとめると、この世代は1次で欲しい馬も取れたので、その後安い馬を中心にポツポツと追加していきました。
それ自体は理想的な出資の形で、今の1歳世代でもそういう感じになっています。
ただ、結果を見ればやはり反省すべき点も多いです。
1、安さを重視しすぎたこと
2、雌雄で成績の差のある種牡馬で結果の悪いほうに出資したこと
3、ファルブラヴ産駒に2頭も出資したこと
4、大型馬に多く出資したこと
特に1と4は結果論的な部分もあるのですが、2と3はもっと考えるべきだったと思います。
2なんかはステイゴールドの牝馬には絶対に出資しないルールにしていた自分としては反省すべきことです。
もちろん活躍する可能性はあるのですが、確率を下げる行為なので自分的にはNGでした。
ただ、やっぱりどれも結果論な部分はあります。
3なんかはさっきも書きましたけど、自分の出資馬以外はむしろ活躍してますからね。
それでも一応反省点としてはこのあたりかなと思います。

全体としては、勝ち上がり率は平均止まりですし、かなりギリギリになって勝ち上がった馬も多く厳しい世代だった印象です。
それでも、ポールヴァンドルのようなG1に出てくれるかもしれない馬もいますし、勝ち上がった馬はまだまだ期待の高いのがそろっています。
反省すべき点は反省し、うまくいったところは継続し、様子見している1歳馬の出資を続けていきたいと思います。
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なぜインビジブルレイズに出資できなかったのか?

隠れた人気企画のなぜ出資できなかったのか?シリーズです。
今回は2勝目を上げたインビジブルレイズを取り上げます。
この企画で取り上げる馬として大事なのは、「出資しようと思えばできた馬」なのに出資しなくて後悔しているということです。
つまり、1次満口馬は対象ではありませんし、自分の予算外の高い馬も対象ではありません。
インビジブルレイズはクレバースプリントの14という名前で募集されました。
当時の私のレビューです。

38、クレバースプリントの14 3.6万 牡 吉村 ハーツクライ  評価:C
血統は特に魅力は感じません。
ハーツ牡馬のわりに安いのはそこでしょうか。
馬体は結構ガッシリしており、成長すればダートでもよさそうです。


まぁ、今みても同じような評価をすると思います。
カタログ時点のプラス評価としては
トップ種牡馬のハーツクライ産駒の牡馬でありながら3,6万円という破格の安さ。
おそらくこの一点突破です。
マイナス点としては、とにかく血統が地味で活躍馬も少なく、特に繫殖成績が良くないところです。
自分としてはこの繫殖成績はかなり気になっていて低い評価にしました。
1次募集時はこのような感じで高い評価ではなく、当然ながら売れ残りました。
プラス点よりマイナス点を気にされた方がかなり多かったのだと思います。
じゃ、1次段階で見切りを付けて終了したのかといえばそうではありませんでした。


シルク2015年度募集馬の残口馬の検討・・・関西編

・クレバースプリントの14
近況・・兄キサラギノアカリはまだ未デビュー。産駒成績が悪いので安いんだと思いますが、兄が走ってくると価格的に人気でそう。
馬体・・体は元々悪くなかったですし、がっしりしてきてスピードもありそうです。ハーツ産駒の牡馬でこの馬体なら狙ってみたい一頭です。


これは11月の記事ですが、残口馬の検討をしたこの中では一発狙ってみたい候補になっていました。
確かに繫殖成績は気になるけど、馬体も悪くないしとにかくハーツ牡馬がまだ残っていてそれが3,6万円という自分的にも大好きな価格帯だったことが要因ですね。

あけましておめでとうございます。今年の目標発表!

あと1頭調教でいい馬か追加募集で良いのが出てきたら考えます。
様子見の候補としては、レースドールの14、ターシャズスターの14、シーズインクルーデッドの14、クレバースプリントの14、シルキーラグーンの14あたりを注目しています。


次に名前が出たのはお正月のブログで、ここで様子見候補として出ています。
この中で実際出資したのはシーズインクルーデッドの14で、先日惜しくも引退してしまったインハーフェイバーになります。

シルクは安い馬のほうが走るかも

次に気になるのが、ハーツ産駒の2頭です。
シルキーラグーンの14とクレバースプリントの14です。
ただ、この2頭はいまだに調教動画が出てきません。
最初のカタログ動画以来何にも動画がでてこないんですよね。
売れ残ってる馬なんですから、もし順調にきてるなら少しでも売れるように動画はバンバン出してくるはず。
私が社員なら絶対そうしますよ。
それが出てこないってことは、まだ見せれる状態じゃないということなんでしょう。
そんな段階では出資はまだできません。
ここで出資するならここまで様子見してる意味がないですからね。
なので、この2頭は調教動画が出てきてまだ売れ残っていたら検討したいです。


同じ1月のブログでもまた名前が出ています。
個人的にはもう出資したくてしょうがない状態です。
しかし、その判断材料である調教動画がいつまでたっても出てこないことにイラだっているようですね。

シルクの売れ残っている馬たちの理由

38.クレバースプリントの14
ハーツクライ産駒の牡馬でこの値段で売れ残ってるんですから困ったものです
血統に魅力がなく、実馬勝負なわりにまだ成長はこれからといったところです。
ただ、これからどうなるかはわかりませんので様子見は続けるべき馬でしょう。


これは4月30日のブログです。
こんな時期まで売れ残っている馬は本当に人気のなかった馬になります。

このように出資馬でもないのに、結構名前を出して取り上げています。
それだけ気になっていた馬でした。
しかし、結局出資はしませんでした。
理由は色々ありますが
1、血統に魅力無い
2、繫殖成績が良くない
3、調教は目立たず、進みも遅かった
4、馬体はガッシリしていて悪くなかったが体高が低くこじんまりとしていた

1と2はカタログ段階からわかっていたことで、3と4で逆転を期待して様子見していたのですがそこまで大きなプラスも出てこず、他の馬に出資して終了といった感じです。

この馬に出資せずに、私が出資した様子見馬はインハーフェイバーとダンスウィズユーの2頭です。
インハーフェイバーは兄のヒーズインラヴが活躍し始めたため、2の繫殖成績で差がつき調教も良かったので出資しました。
ダンスウィズユーはシンボリクリスエス産駒の牝馬というのがずっと気になっていましたが、こちらも兄にはブラックバゴという活躍馬がいて2の部分では大差があり調教も良かったので出資しました。
結果的には、この2頭と比べて既に2勝をしているインビジブルレイズに出資したほうが正解でした。
じゃあ、当時その判断をどうすればできたのかというのが1番大事な部分になります。

その観点から色々考えてみたのですが、インハーフェイバーの出資は今考えてみても妥当なものでした。
とにかく調教が良かったですし、兄のヒーズインラブが活躍してきたことと、その兄と配合が似ていること、一流の須貝厩舎であること、2,4万円という破格の安さだったこと、今振り返っても出資しないという理由がなく間違いだとは思えません。
インビジブルレイズと比較してもインハーフェイバーを優先して出資したことに間違いは見つかりませんでしたし、今でも同じ出資になるでしょう。
逆にダンスウィズユーに関しては、出資当時から半信半疑でした。
この馬は今シルクに入会するならこの馬という記事を書いたときに挙げた馬でした。
入会金無料キャンペーンのシルクで入会するならこの馬
気になる点は多々あったのですが、色々こじつけて自分自身をも説得した記事でした。
そして、それだけ書いた以上は自分でも出資しないといけないだろうということで出資しました。
この馬に出資したことで予算がなくなりインビジブルレイズへの出資が無くなりました。
検討の余地があったとすればここかもしれません。
今年の募集馬を見ても、ハーツの牡馬が3,6万円というのは破格の値段です。
とくに最近感じるのは牡馬はやっぱり価値が高いということです。
今年の募集馬も牡馬はやっぱり大人気です。
そして何より見逃していた部分は、繫殖能力ばかりに注目してしまい種牡馬能力の比較が少なかったことです。
インハーフェイバーの父ワークフォース、ダンスウィズユーの父シンボリクリスエスと比較してもインビジブルレイズの父ハーツクライは格段に上の種牡馬です。
この種牡馬に変わったことで過去の産駒と比べても良い子が出る可能性は十分に考えるべきでした。
繫殖成績と一概に言ってもどんな種牡馬をつけてその成績だったのかをもっと考える必要がありました。

ということで今回のまとめとしては
・繫殖成績を気にすることが大事だが、合わせて種牡馬も検討すべきであり、過去に結果の出なかった種牡馬よりランクの高い種牡馬をつけられた場合は検討の余地あり。
・牡馬は牝馬と比べて基本的には能力が高いことが多く、勝ちあがれば牝馬よりも長く活躍が期待できるため、仮に同価格帯で同じような評価であれば牡馬を優先したほうが良い場合が多い。
・あまり絶賛しすぎて自分で出資しないわけにいかなくなるようなブログは控えるべき。

まぁ、ごちゃごちゃ言ってるけど単純にハーツクライの牡馬が3,6万円ならお得だよねっていうだけで良い気もします。
私のような低予算で掘り出し物を探すタイプの人間はこういう馬は逃したらダメなのです。
そして、出資された方はおめでとうございます、
出資者の皆さんは内心思っていることでしょう。
なんでこんなお買い得な馬がこんなにずっと売れ残ってたの?って

ナイトバナレットになぜ出資できなかったのか?

恒例の人気?企画です。
残口があったにも関わらず、出資をしなかった馬が活躍した時に、なぜ出資しなかったのか反省する企画です。
今回は、ナイトバナレットを取り上げます。
シルクの3歳世代で賞金順に並べると現時点でトップはこの馬です。
もちろん、オープンのジュニアカップを勝っているのですから当然ですね。
まぁ、そもそも2勝してるのが2頭しかいないのでシルクのレベルの低さももちろんあります。
この企画で取り上げる馬は、売れ残っていた馬が対象で、1次満口馬は対象外です。
出資しようと思えばできたのにしなかったという事実がこの企画の論点であり、抽選対象では意味がないからです。
ですので、まずは、この馬の売れ行きはどうだったでしょうか?

ナイトバナレットは、当時はナイキフェイバーの14です。
1次募集後の結果を見てみます。

◆残80口以下◆
 46.ナイキフェイバーの14


このように1次募集ではそれなりの口数が残っています。
その後、通常募集で満口になりました。
つまり、1次でいけば100%取れたし、電話争奪戦でもこの数なら十分取れた馬なのです。

それでは、当時の私のレビューを見てみましょう。

46、ナイキフェイバーの14 4万 牡 矢作 ディープブリランテ  評価:B
産駒は堅実に勝ち上がります。
姉のディープ産駒に出資済み。
馬体はまだ子供で5月産まれなので成長待ちです。
今はまだバランスも悪いですが成長したら良くなりそうな気もします。
こちらも矢作厩舎で牡馬で4万ならお買い得かも。


評価はBとなかなかの高評価をつけています。
レビュー内容からも、評価は高そうですが、これを読んで当時を思い出しましたが、とにかく馬体の幼さを気にしていました。
その前のブログなどでも、この馬が出てきており、仮想の出資パターンにもこの馬が入っていました。
なので、自分的には出資する方向に強く傾いていたと思います。

その後、通常募集前のブログで、電話争奪戦に参戦するかどうかについて書いていた記事がありました。
そこに決定的な部分がはっきり書いてありました。

おそらく1番困るパターンを書きます。
まだまだ馬体が幼く、遅生まれということもあり1次募集では応募を断念した馬がいます。
しかし、落選もあり1次で思ったほど馬が確保できず、その成長を待ちたかった馬の残口は残り100ほどになっていました。
これは調教が始まるまでは到底もちません。
電話で出資争奪をしなければならない状態です。
私は去年ここで焦って3頭一気に確保に動きました。
1次で抽選全落したこともあり、取らないといけない事情もありました。
ただ、馬体の成長など気になるポイントがあり、様子見しようと1次でいかなかったのであれば、諦めるべきだと思います。
なので、今年その例にぴったり当てはまるナイキフェイバーの14は断念します。


自分でも忘れていましたが、なんとしっかりこの馬を諦めた理由が書かれていました。
つまり、馬体の成長を待ちたいと思って1次募集でいかなかったんだから、まだ成長するほど期間が経っていない通常募集でいくのは筋が通らないという話しです。
これは、自分の文章ですが納得できます。
馬体の成長を見てから出資したかったのであれば、最低でも次の馬体画像の更新まで待つべきであり、それを待たずに売切れそうだからいくのであれば、馬体うんぬん言わないで1次募集からいくべきだというわけです。
なので、私はこの自分の判断は支持します。
ただ、それは通常募集でいかないという決断のことであり、そもそも1次募集でいかなかったことにミスがあったんだと思います。

私は、出資馬の兄弟をものすごく気にして出資するスタイルです。
なので、姉のアルジャンテに出資し勝ちあがって活躍してくれているという点でこの馬には大きなアドバンテージがありました。
また、厩舎は相性だと思っているのであまりこだわらないタイプですが、矢作厩舎だけは別格に評価し好きな厩舎です。
レース選択のうまさ、数を使ってくれるなどレーヌドブリエで実感しており、1番好きな厩舎です。
そして、価格も牡馬で4万円。
シルクの牡馬としては安いほうの価格帯であり、私の出資対象の価格です。
つまり、出資する下地が十分すぎるほどあったのです。

それでも、出資できなかった点は2つあります。
1、遅生まれがゆえに馬体が幼かったこと
2、ディープブリランテ産駒の未知数

1について、この馬は、5月11日生まれとかなりの遅生まれでした。
カタログ当時の画像は、お尻がかなり高く、まだまだ子供の体型で成長を待ってから決めたかったというのは判断としてはおかしくありません。
ただ、これが昔のシルクなら様子見もできたでしょうが、今のシルクではそうはいきません。
この段階でもう出資を決めないといけないのです。
特に、今年は2ヶ月募集が前倒しになります。
ほとんどの馬がこんなまだ幼い馬体なわけで、その段階で出資するかどうか決めれるようにならないといけないのです。
馬体以外の面をより重視し、今の馬体から将来の完成形を思い描けるようにならなければ厳しいかもしれません。

2については、私の思い込みがありました。
ディープブリランテは、先行して押し切るタイプの馬でした。
父ディープインパクトとは違っており、キズナのような後方からすごい脚で差しきるようなタイプではありませんでした。
なので、ちょっと切れが足りない産駒が出るのではないか?という思いがありました。
それでも、同じディープブリランテ産駒でもシルクユニバーサルの14には1次申込みしていましたが、こちらはダート馬だと思っていたので問題ありませんでした。
しかし、実際はディープインパクトのような切れ味の鋭い産駒が多く、単なる私の見込み違いでした。

結論として
血統、厩舎、価格など惹かれる点も多く、出資を前向きに検討したが、遅生まれがゆえに馬体が幼くて判断しきれず、新種牡馬の傾向もつかめずに出資を諦めた。
ということになります。
この反省点をしっかり活かしていきたいですね。
特に、何度も言いますが今年は募集が2ヶ月早まりますので、ほとんどが当時のナイキフェイバーの14のような画像になります。
その画像で判断するには今までと同じ判断基準ではダメだということです。
ナイトバナレットは次走G3ファルコンステークスを目指すようです。
どうせなら重賞も取って私をもっと悔しがらせてほしいです。
それが、次の馬選びのエネルギーになるはずです。


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アズールムーンになぜ出資できなかったのか?

恒例の企画です。
売れ残ってたのに出資しなかった馬が活躍した時に、なぜ出資しなかったのかを検証するコーナーです。
今回は、今日りんどう賞を快勝して2連勝をしたアズールムーンをとりあげます。
ただ、これまで取りあえげてきたグレンツェントやアルーアキャロル、ゼーヴィントとは違います。
なぜなら、それらの馬はほぼ全く出資する気もないくらい興味もありませんでしたが、アズールムーンに関しては様子見の上位候補でしかも、かなり能力を絶賛していたからです。
それは、過去のブログからも明らかです。

シルク募集馬検討会と追加募集発表

・ターシャズスターの14
たぶんこの番組を見て誰もが目を奪われただろう一頭です。
馬体のすばらしさはもちろん、坂路動画が別次元の動きです。
これは、本当にすごいです。
気になるのはダートの牝馬で6万はどうかという一点のみ。
雰囲気的には去年の募集馬でブエナビスタの再来と言われたアグレアーブルを彷彿されるような逞しい馬体とダイナミックな走りです。
これは走ってきますね。
サンビスタみたくなれば大成功でしょうね。



ターシャズスターの14(アズールムーン)を見送った決断

あっという間に満口になりましたね。
残口80の警報は出てましたが、最近は警報出てもじわじわしか売れないのでそんなにあっというまに満口というのはありませんでした。
しかし、今回は違いました。
もちろん、理由はわかっています。
公開された最近の動画がずば抜けて良かったからです。
まだ走りは荒いのですが、タイムがこの時期では破格のものです。
14,0なんておそらくノーザンファーム系で1番進んでる組じゃないかと思います。
これを見て出資した人の気持ちはよくわかります。
それでも、最後まで気になるのは値段と適正です。
おそらくダート馬で牝馬で6万円という価格。
ダートは牡馬のほうが有利というのはわかりきってる事実。
もちろん、サンビスタのような馬もいますし、本当のトップレベルじゃなければ全然牝馬でも活躍できます。
それでも、やっぱり最低でもオープン以上にいってもらわないと困るわけです。
勝ち上がりは問題ないだろうし、500万クラスでもないのはわかるのですが、それ以上かどうかまではわからない。
私はそういう馬に出せる上限は4万円くらいかなと思っています。
なので、この馬は4万だったら出資していましたね。
牝馬に6万出すなら芝のクラシックの夢を見れる馬にします。
この見送った決断は果たして正解だったのかどうか?
アムールブリエみたいな地方の牝馬限定重賞荒しみたいな感じまでいければ大成功でしょうね。
まぁ、来年の今ごろ、なぜアズールムーンに出資しなかったのか?みたいな反省ブログ書いてるかもしれませんね。



このようにブログでも絶賛しており、特に下のブログはわざわざ出資を諦めたことだけで1つ記事を書くくらいしていて、そこまでした馬は滅多にいません。
そして、最後の一文を読んでください。
今、それをやってますよ、と。

このように私は、当時からこの馬の能力を高く評価していました。
じゃあ、なぜ出資しなかったのか?
走ると思ってたなら出資しろよという声が聞こえてきます。
その理由は、「適正を間違って判断した」からです。
この馬の1番のネックは、「能力は高そうだけど、ダート牝馬のわり高いよね」っていうことでした。
多くの人がそれは感じていたんじゃないかと思います。
ダートは、パワーが重要であり芝以上に牡馬が有利な世界です。
それでも、下級条件では勝負になりますが、上にいけばいくほど、地方を除けば牝馬のダート馬の活躍場所は限られてきます。
中央に牝馬限定のダート重賞などはありませんし、牡馬と混ざって戦うことになり厳しくなっていきます。
特に2歳、3歳前半でのダート馬の活躍場所は少なく、特に牝馬では難しいです。
なので、私は今回のシルクの募集でもそうですが、初めからダートが活躍の舞台だと思われる牝馬で高い価格の馬は検討候補から外しています。
この考えは、基本的には間違っていないはずです。
ただ、間違っていたのは、本当にダートが適正の馬なのかどうかは走るまでわからないということです。
アズールムーンをダート馬だと決め付けたことが最大の失敗でした。
ムキムキの馬体を見ても、姉のエスメラルディーナがダート重賞の関東オークスを勝ったこと、種牡馬も海外血統であることなど見てもダートだと思うのは普通だとは思うのですが、実際芝もいけたということが想定外だったのです。
芝もダートもいけるとなれば牝馬でも6万は高めではありますが、十分出資候補になりえます。
ただ、この適正は本当に難しいです。

私の出資馬のヴァンクールシルクなんかも去年はツアーでもダートだと言われていたわけですが、実際は芝で勝ちあがりました。
例えば、アウォーディーなんかダートに転向していきなりの大活躍。
最近ではピオネロなんかもダート転向して活躍しています。
逆もあって先日G1スプリンターズSで勝ったレッドファルクスなんかはどっちも走りますが、芝を試してみて一気に活躍しました。
つまり、プロでもやってみるまで適正がわからなかったというわけです。
実際、去年のシルクのカタログでもアズールムーンは適正欄でダートの右端に印がついていますからね。

まとめると、
能力が高いのはわかっていたが、ダート牝馬としては高いので諦めた。
しかし、実際は芝でも2連勝できる能力があり、ダートはまだ未知の可能性がある素晴らしい馬で、それなら高くもない。
適正を間違ってしまったために、ダート牝馬として許容できる価格で考えてしまったために出資できなかった。


この反省は、今のシルクの募集馬選びにも活かすべきですね。
つまり、ダート馬として考えると高いなぁとか、芝馬が欲しいなぁとか思って諦めている馬がいたら、本当にその馬がダート馬だと言い切れるのか?ともう一歩踏み込んで考えてみたいところです。
そして、逆にこの価格で芝もいけるとすればお得だなぁという馬に変わるかもしれません。
私は、キラーグレイシスの15はそういう馬じゃないかと思っています。
カタログでは芝ですが、ツアーなどではダートと言われました。
実際どちらかわかりませんが、面白いと思いますね。
まぁ、とにかくアズールムーンには出資できませんでしたが、それを今後に活かして良い馬に出資できるよう皆さん頑張りましょう!
そして、出資者の方はおめでとうございます。


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ノーブルクラウン突然の気性難

ノーブルクラウン [父 ゼンノロブロイ:母 クラウンピース]

在厩場所:美浦トレセン
調教内容:軽めの調整/ゲート練習
次走予定:未定

木村哲也調教師「気難しいところが出てきました。運動中はラチにへばり付いて動こうとしなくなるし、調教中も止まってしまいますし、まともに調教できません。ですからゲートもまだ本格的には進められない状況です。どこか苦しいところがあるのかもしれません。何か工夫して、とりあえずゲート試験までは行きたいと思っています。それにしてもこんなに難しくなるとは思っていませんでした」



私は一応シルクの全頭の更新を見ているのですが、今日は珍しい近況があったので出資馬ではないのですが取り上げてみます。
この馬は、シルクの3次追加募集のクラウンピースの14で血統と価格の安さですぐに完売した馬です。
ですが、ここにきて急に気性の悪さを見せているようです。
まともに調教できないとまで言われるのはあまり見たことがないので結構な大きな問題かもしれません。
ただ、クードラパンなんかも当初は調教で騎手を落とそうとするみたいなかなり危なっかしい気性でしたので、まだ若いのでじょじょに大丈夫になっていくとは思います。
それにしても、追加募集馬がこういう状況になるとこれが原因で追加にまわったのか?みたいな勘ぐりもでてきますよね。
私が追加募集で出資したバイラオーラの14は「サルダーナ」という名前になりました。
結果が出ないと、馬じゃなくて猿だなと揶揄させるのは間違いありませんので頑張ってほしいです。
プロフィール

まーく

Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。

価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。

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