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まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルク、キャロット、広尾のホームページ情報の転載許可を受けております。

ポールヴァンドルが引退、繁殖入りしその夢は子へ

私が初めて名付け親になれたポールヴァンドルが引退することになりました。

2019.05.15 所有馬情報

在厩場所:美浦トレセン
調教内容:

上原博之調教師「レース後はこちらで、脚元を確認させていただきましたが、やはり以前痛めた繋靭帯の部分に腫れと硬さが見られますね。歩様もどこかゴトゴトした感じに映りますし、長期休養から2戦してきたものの、今後は更に悪化してくる可能性が高いことから、これで引退とさせて頂きたいと思います。6歳3月の引退期限より少し早くなってしまいましたが、繁殖牝馬としての大事な役目が控えているポールヴァンドルには、これ以上無理をさせることが出来ないですし、無事に牧場にお返しすることが自分の務めだと思います。ここまで応援いただきまして、ありがとうございました」

これ以上の負荷を掛けてしまうと、いつ大きな怪我が起こってもおかしくない状況です。断腸の思いではございますが、ここで現役続行を断念し、前走のテレ玉杯をもって引退させることといたしました。15日に競走馬登録抹消の手続きが取られ、今後は繁殖牝馬となる予定です。詳しいご案内は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。新馬戦は後のダービー馬になるレイデオロと0.2秒差の2着に敗れるも、4戦目で未勝利、続いて500万を連勝。更に紫苑ステークスでは、海外でも活躍を見せるディアドラとタイム差無しの3着で、秋華賞への出走権を手にしました。秋華賞後は、脚元の不安を抱えながらも気持ちを前面に出して4戦走り抜いてくれました。これまでポールヴァンドルに温かいご声援をいただき、誠にありがとうございました。



特に思い入れの強い馬でしたので残念ではありますが、無事に繁殖入りできるということでほっとした気持ちもあります。
秋華賞出走までは本当に楽しいことしかない順調な毎日でしたが、その後は怪我に悩まされた日々でしたね。
紫苑S3着から秋華賞出走あたりの興奮は今でも忘れることができません。
一口馬主の中でも1番盛り上がった時かもしれません。
募集価格は32000円というお手ごろ価格の馬。
大きすぎる馬体が嫌われたのか1次では売れ残った馬でした。
それでもG1出走まで活躍してくれたのですから自慢の愛馬ですね。
最後のレースも570キロという牝馬とは思えない大きさでしたし、それが足元の負担にも繋がったのも事実だと思います。
ただ、繁殖入りするということですから、その雄大な馬体を受け継いだ立派な子供が生まれてくれると思います。
私の名付けた馬がG1まで出走し、今度は繁殖入りし血統表にもその名前が残っていく事でしょう。
これも一口馬主の醍醐味の一つかもしれません。
一口馬主の楽しさをたくさん教えてくれた本当に大切な一頭です。
今度はその子に夢を託し、出資できたらと思います。
ポールヴァンドル本当にお疲れ様でした。
出資できて本当に幸せでした。ありがとう。
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ポールヴァンドル13戦目、1年ぶりの復帰戦はまずまずの走り

2019.04.08 レース結果

 4/6(土)中山9R 野島崎特別〔芝1,800m・12頭〕7着[10人気]

まずまずのスタートを切ると、道中は中団後ろよりを追走、3,4コーナー中間あたりから外を回って徐々に前との差を詰めると、直線は外からジワジワと脚を伸ばして7着でゴールしています。

内田博幸騎手「ペースが緩かったので向正面で上がって行く手もありましたが、久々の競馬ということを考えると最後バタバタになってしまいそうだったので我慢しました。少し道中で行きたがるところはありましたが、宥めながら進めていきました。ジワジワと脚を使うタイプですし、惰性を付けて上がって行った方が良いと思い、勝負どころで外を回していきました。直線は苦しさから少し外に逃げるようなところがありましたが、よく頑張って走ってくれました。まだ体を持て余していましたし、久々を考えれば力を示してくれたと思います」

上原博之調教師「1年以上ぶりの競馬だったということもあって、馬体重はプラス30㎏と大きく増えてしまっていました。それでも最後まで諦めることなく頑張って走ってくれて、力のあるところは示してくれたと思います。まずはトレセンに戻って脚元の状態をよく確認させていただいた後にどうするか検討させていただきたいと思います」


約1年ぶりのレースとなりました。
靭帯炎は屈腱炎ほどではないにしろ、完治までにものすごく時間がかかります。
特に大型馬ですし復帰できるのかも不安でしたので、やっと1歩進んだという感じですね。
レースは勝ち負けなどの期待はほとんど考えておらず、とにかく無事に、そしてこのレベルでもやれる走りを見せてくれればという感じでしたね。
そういう意味では、本当に素晴らしい走りを見せてくれたので良かったです。
7着でしたが、十分通用する走りでしたね。
1年ぶりのレースで馬体重も+30キロくらいでしたからここから一叩きして次に期待したいですね。
この馬はなんといっても私も命名馬ですし、紫苑Sで3着し秋華賞にも出走した馬です。
今思えばあのディアドラと接戦をしていたわけですから、怪我と調子が戻ればまだまだ上でやれるはずです。
とにかく無事に次戦を迎えてくれることを祈っています。

ポールヴァンドル12戦目、この馬の良さを活かしてほしい

2018/03/05 <レース結果>

 3/4(日)中山9R スピカステークス〔芝1,800m・10頭〕10着[5人気]

スタートダッシュがつかず、後方3,4番手の内目から追走します。3,4コーナーで内を通って徐々に進出し直線で懸命に追われますが、思ったほどの伸び脚なく後続にも交わされ、最後方でゴールしています。

三浦皇成騎手「ゲート内で落ち着きがなく、良い体勢で出ることができず後手を踏んでしまいました。切り替えて紫苑ステークスの時のように末脚を活かす競馬をしようと思いました。いい形で直線を向きましたし手応えも良かったのですが、追い出すと突っ張るような走りになって伸びてくれませんでした。馬場が固いのを気にしたのかもしれません。また以前騎乗した時よりも硬さを感じましたから、状態が戻り切っていなかったのかもしれません」

上原博之調教師「スタートで出負けしてしまいましたし、馬場状態の悪い内を通ったのは確かですが、良い感じで直線に向いたにもかかわらず、最後は止まってしまいましたね。三浦騎手も突っ張るような走りになったと話していました。この中間はいくらか深管を気にするところもあったのですが、走りに影響はない程度でした。ただ今回の結果を見ると、固い馬場のせいでそれが思ったよりも響いてしまったことが考えられます。結果を出せずに申し訳ありません。これでいったん放牧に出して立て直したいと思います」


三浦騎手に決まった段階で誰もが感じていた嫌な予感の通りになったレースでしたね。
三浦騎手は紫苑Sで後ろからいって3着にきたことがあるせいか、この馬を差し馬だと思っている感じがあるんですよね。
でも、この馬は明らかに前にいく馬です。
前にいって早めに抜け出して後は勝負根性で競り合いつつ粘るのがこの馬の良さなのです。
出負けしても押して押して前にいってこそ勝負になるんです。
こんなよーいどんの切れ味勝負を中段からやってもこうなることは明白なんですよね。
私はあんまり騎手を誰にしろとか言わないほうですが、三浦騎手と手があっていないことだけは断言できます。
次からは変えてください。
良い騎乗をしてくれた池添騎手とかに戻してほしいですね。

ポールヴァンドル11戦目、10着に敗れるも叩き台

2018/02/13 <レース結果>

 2/11(日)東京9R 初音ステークス〔芝1,800m・16頭〕10着[7人気]

五分のスタートを切ると先手を取りに一旦は出していきますが、思ったほど行き脚付かず4番手の内目でレースを進めます。そのままのポジションで直線を向くと、馬群の間を割ろうとするも反応できず、最後も脚色が鈍り10着でゴールしています。

内田博幸騎手「内枠でしたし、スタートもポンと出たので、ハナに行こうと思って出していきましたが、行き切れませんでした。また直線で窮屈なところに入ってしまい、馬の間を割ろうとしたのですが、大型馬で器用さがない分、スッと入っていけませんでした。返し馬から少し重く感じましたから、久々を叩いて次はもっとピリッとしてくると思います。ゲートの中に入ると落ち着きがなくなると聞いていましたが、今回は大丈夫でした。でも油断するとやりそうな雰囲気はありましたね。フットワークが良くて乗り味がいい馬ですし、能力があるのは分かりました。今回はあまり無理をしていないので、叩いた上積みは十分あるでしょう」

上原博之調教師「内枠が仇になってしまいましたね。直線は狭いところに入ってしまい、抜け出すことが出来ませんでした。一頭分はスペースがあったのですが、まだ余裕残しのせいか反応がもう一つで入っていけませんでした。今回は久々でしたし、直前の追い切りでようやく態勢が整ってきたところでしたので、一度使って状態はさらに上がってくると思います。今回はあまり消耗していないと思いますし、トレセンで脚元を中心によくチェックし続戦可能でしたら、中2週で中山のスピカステークスに向かいたいと思います」


骨折明けで久々のレースとなりました。
馬体重も14キロも増えていたので、明らかに一度叩いてという感じでしたね。
レースは10着でしたが着差はそれほどありませんし、個人的には上々だと思います。
すぐに続戦するようですし、次に期待しましょう。

ポールヴァンドル10戦目、雨の秋華賞は無念の9着

2017/10/16 <レース結果>

 10/15(日)京都11R 秋華賞(GⅠ)〔芝2,000m・18頭〕9着[11人気]

好スタートを決めると、道中は内目に位置を取り12番手を追走、向正面から少しずつポジションを押し上げて行き、勝負どころから前を窺います。最後の直線では外に出して懸命に追い出しに掛かったものの伸び切れず、9着に敗れています。

三浦皇成騎手「内枠でしたら前回のように控える競馬も考えられたのですが、外枠だったので出たなりで進めようと思っていました。スタートは普通に出てくれましたし何頭か行ってくれたので、1コーナーまでにそれなりのポジションに入れることが出来ました。向正面でペースが上がったことで展開も向きそうな感じでしたし、3コーナー手前までは手応えもあったのですが、そこからノメッてしまって伸びきった走りになってしまいました。4コーナーでも走りのバランスが崩れたままでしたし、最後もバラバラでした。馬場が掘れて力の要るコンディションになって、ポールヴァンドルには向きそうかなと思ったのですが、案外良馬場の方がいいタイプですね」

上原博之調教師「外枠だったのでポジションを取るのに苦労してしまいましたし、それに思ったよりも重い馬場が堪えてしまいましたね。3コーナー辺りはだいぶ馬場が悪かったのに加えて、下り坂だったのも影響し、ノメッて体勢を崩してしまっていましたからね。大型馬だけにそこから立て直すのに苦労してしまい、直線はモサモサとした脚しか使えませんでした。残念な結果になってしまいましたが、今回は力負けというよりは重馬場適性の差が出てしまったものだと思いますし、タラレバを言っても仕方がないものの、良馬場であればもっとやれていたと思います。レース後は左前の中筋が少しモヤッとしたので検査を行いましたが、大きな問題は見当たりませんでした。ただあれだけの馬場で走ったなりの疲れは見られますし、いったん放牧に出して仕切り直したいと思います。天栄での状態を見ながら、今後の具体的な予定を検討していきたいと考えています」



結果はみなさんご存知の通り残念でした。
翌日の近況には三浦騎手の話しか載っていなかったので、調教師先生のコメントが出てからまとめて書こうと思い少し待ちましたね。
お二人の話を聞いてみるとどうやら馬場が向かなかったようですね。
私は、ポールヴァンドルが勝つ条件として馬場が悪くなることだと思っていました。
なので、毎日京都の天気予報をチェックし雨が降ることを願っていましたし、当日も最初そこまで降っていなかったのですが途中から雨がかなりひどくなってきて大喜びしていました。
結果的には、それが逆効果だったようです。
競馬って本当に難しいですね。
同じような後方からの位置取りで勝ったディアドラを考えると、色々と条件が噛み合えば紫苑Sのように良い勝負になった可能性はあったと思います。
それでも結果は9着。
泥だらけになりながらも馬は本当に頑張ってくれたと思います。
このレース結果のブログを書くのに調教師先生のコメントが出るまで待ったのも理由があります。
ああいう馬場でタフなレースをするとその後の状態が心配だからです。
案の定、脚元にモヤっとしたというコメントがあり少し心配です。
検査では問題なかったようですが、もう少し様子を見ることになると思います。
仮に問題がなくても今年はもうお休みでもいいかなと思いますね。
ここまでずいぶん頑張って走りましたから少し休んでもらいたいですね。

三浦騎手の騎乗についても色々は意見が出ていますね。
個人的には、どう乗っても今回は厳しかったと思いますが、勝つための勝負を賭けた乗り方ではなかったように思います。
まずは、好スタートしながらも前に行かずに控えたこと。
結果的に早くなったので前に行ってたらおそらくもっと大敗していたと思います。
だけど、やっぱりこの馬場で後ろからは厳しすぎるので前にいって負けてくれたほうが納得感はあったかなと思います。
また、控えるにしてもあれだけ外を回して全部差しきるのはやっぱり難しいです。
勝ったディアドラのルメール騎手は道中はポールヴァンドルより後ろの位置取りでした。
それでも直線は一か八か内から突っ込み、うまく出して差しきりました。
あれで内で詰まって終わりということも十分にあるわけですが、勝つための騎乗だったと思います。
2着のリスグラシューの武騎手もこの馬の適正をしっかり把握し、かなり早くからまくっていきました。
最後はディアドラに差されてしまいましたが、モズカッチャンを差して先頭にたったあたりまでは100点だったと思います。
やっぱりG1という大舞台で勝ち負けする乗り方ってあるなと感じさせてくれるレースでしたね。

それにしてもこの1週間は本当にワクワクしましたね。
一口馬主をやっていて最も楽しかった1週間だったかもしれません。
その分、少し燃え尽き症候群でもあります。
そうは言っても今週もまた愛馬が出走しますので、レースになれば全力で応援するでしょう。
私の愛馬がいつかG1を制覇するその日まで私の夢は続きます。
プロフィール

まーく

Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。

価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。

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