2020.03.05 所有馬情報
在厩場所:栗東トレセン
調教内容:4日に坂路コースで追い切り
高野友和調教師「4日に坂路で追い切りました。動きとしては悪くありませんでしたが、先週の感触と比べると良化が乏しく、いい頃に見せていた活気が見られません。今月一杯で引退することが決まっていますし、仮にもう1週待ったとしても大きな変わり身を期待するのは酷だと思うので、このまま無事に北海道へ送り出してあげるのが最後の務めだと思います。何とかもう一花咲かせてあげたかっただけに残念で仕方ありませんが、インヘリットデールにはいい仔を生んでほしいですね」
これを受け、今後について協議を行った結果、誠に残念ではございますが、このまま引退させることと致します。近日中に競走馬登録抹消の手続きが取られ、今後は繁殖牝馬となる予定ですが、詳しいご案内は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。本馬への温かいご声援、誠にありがとうございました。
2020.01.27 レース結果
1/26(日)京都9R 祇園特別〔芝1,400m・16頭〕6着[5人気]
今回もブリンカーを着用。大外16番枠からまずまずのスタートを切ると中団9番手を追走します。最後の直線で外に出して追われるとジリジリ脚を伸ばしますが、上位馬を捉え切るところまで行かず6着でレースを終えています。
A.シュタルケ騎手「ゲートを出てブレーキを掛けるところがあると聞いていたので、気を付けていましたが、そこまで気難しいところを見せることもなく集中して走ってくれました。最後の直線でよく伸びてくれましたが、大外枠だったことと、4コーナーでかなり外を回ってしまった分、上位馬を捉え切るところまで行かなかったですね。でも、そこまで差はないですし、もう少しロスなく立ち回っていれば良い勝負をしていたと思います」
高野友和調教師「短期放牧を挟んだことで、フレッシュな状態でレースに向かえたと思います。今回は返し馬を行う前に誘導馬の後ろを歩かせたことで、そこまで気が入ることもなく、そしてシュタルケ騎手がゆったり返し馬を行ってくれたことで、ゲートインするまで落ち着いていました。ゲートを出てからブレーキを掛けることについて、レース前にジョッキーと入念に打ち合わせたことで、流れに乗り遅れることなく中団でリズムよくレースが出来ましたね。馬の気持ちも前向きで、最後まで止めずに一生懸命走ってくれました。ただ、内枠有利な展開でしたし、大外枠で外々を回ることになってしまったことがすべてだと思います。この後はトレセンに戻って馬の状態を確認してから検討させていただきたいと思います」
2019.12.16 レース結果
12/14(土)中京12R 中京日経賞〔芝1,400m・17頭〕4着[1人気]
引き続きブリンカー着用。返し馬までパシュファイヤーも装着。行き脚付かずに最後方からの競馬になります。直線向いて、大外から強烈な末脚を繰り出しますが、勝ち馬と0.1秒差の4着で終えています
北村友一騎手「今回はパドックから馬場入りまで、馬具を工夫してもらいましたが、あまり効果が無かったですね。なかなか前に進んでくれず、外へ外へと逃げようとして結局外ラチ沿いまで来てしまいました。またゲートですが、1歩目は出てくれたものの、2歩目からブレーキを掛けてしまい、最後方からの競馬になりました。直線では良い脚を使ってくれているのですが、難しさが解消されないですし、1度精神面をリフレッシュした方が良いと思います」
高野友和調教師「前走の反省を踏まえて、今回は返し馬を終えるところまでパシュファイヤーを着用しました。馬場入場の際に後ろ向きなところを見せたものの、前回よりはスムーズに返し馬に入っていくことが出来たので、少しは効果があったのかなと感じました。ゲートの出は互角でしたが、急に自分で突っ張って後ろまで下がってしまいましたね。でも、その後は流れに乗っていけましたし、最後の直線も良い脚で伸びてくれましたから、スタートしてそのまま流れに乗っていたら、十分勝ち負けになっていたはずです。レース前日にゲート練習を行った際は、出た後も止めることなく走っていただけに、レースで気難しいところが邪魔をしていますね。走りに対して後ろ向きなのであれば、道中は追走で一杯になるでしょうし、終いの脚もあそこまで伸びてこないと思います。引退期限の来年3月一杯まで時間はないですが、何とかもう一花咲かせられるように次走までに対策を練りたいと思います。状態をしっかり確認させていただいたうえで、今後の予定を検討させていただきます」
2019.12.02 レース結果
12/1(日)阪神10R 猪名川特別〔芝1,400m・11頭〕3着[2人気]
今回もブリンカーを着用しています。行き脚が付かず大きく出遅れてしまい、最後方から追走します。3~4コーナーで外から仕掛けていき、直線で懸命に追われると、メンバー中最速の上がり33.5秒の脚を使ってジワジワ追い上げましたが、3着に上がったところでレースを終えています。
北村友一騎手「地下馬道を上がってから跨るのはこれまでと同じでしたが、今回はいつも以上に前へ進んで行くのを嫌がり、馬場入りから走りに対して後ろ向きでしたね。なかなか返し馬に入ってくれなかったですし、ゲートを出る時も突っ張って後ろに重心が掛かっていた為に、あれが精一杯でした。ただ、走り出してこちらが気合いを入れると、それに応えて頑張ろうとする気持ちを見せてくれましたし、前が有利な展開でよく最後まで追い上げてくれたと思います。普通に走れば勝ち上がれるだけのポテンシャルを持っているだけに、後ろ向きな気性が今後もカギになりそうです」
高野友和調教師「地下馬道を出てからジョッキーに跨ってもらうようにしてから、馬場入りがスムーズになってきたので、今回は誘導馬の後に付けるのではなく、枠順通りに馬場入りさせましたが、いつも以上にゴネてしまい、内ラチを壊してしまうぐらい後退りしてしまいました。1週前に北村友一騎手にゲート練習を行ってもらった時はもう一つ進みが悪かったですが、レース前々日に助手が乗ってゲート練習を行ったところ、抜群の速さで出てくれたので、今回は良いスタートを決めてくれると思っていました。前走の反省を踏まえて、この中間はしっかり調整して今回のレースに臨みましたが、パドックでの様子も状態の良さがこちらに伝わってくるぐらいでしたし、良い結果を期待していたものの、スムーズに馬場入り出来なかったことが尾を引いてか、ゲートを出てくれませんでした。良い脚で最後まで良く追い上げてくれましたが、出遅れが最後に響いてしまいましたね。勝ち上がれるだけの力を持っている馬だけに、いかに馬場入りからゲートを出るところまでスムーズに行えるかがカギになりますから、次走までに対策を考えて、少しでも良い結果に結び付けられるように努めていきたいと思います。トレセンで状態を確認した後は、心身ともにリフレッシュさせるために放牧に出す方向で考えています」
2019.10.21 レース結果
10/19(土)京都9R 久多特別〔芝1,400m・11頭〕4着[2人気]
前走に引き続きブリンカーを着用しています。まずますのスタートを切るも行き脚が付かず中団やや後方8番手を追走します。最後の直線で懸命に脚を伸ばしますが、上位馬には及ばず4着でレースを終えています。
北村友一騎手「前回と違って今回は返し馬の段階から進みが少し悪いなと感じていたのですが、レースでもそれが出ていましたね。スタートそのものは悪くなかったですし、そのまま流れに乗って行けると思ったのですが、急に耳を絞り、突っ張ってブレーキを掛けてしまいました。道中は考えていたポジションが取れず、追走で一杯でしたし、最後の直線も伸びてはいますが、前走ほどの勢いはありませんでした。前走と比べると明らかに気難しいところが出てしまっていましたから、心身ともに苦しいところがあったのかもしれません」
高野友和調教師「調整の段階では気難しいところは見せなかったですし、コンディションとしては前走以上の手応えでした。ただ、続けてレースを使ったことで、苦しさから気難しいところが出てしまったのかもしれません。その中でも掲示板をしっかり確保してくれましたし、デビューから20戦して掲示板を外したのはたった一度だけですから、本当に大した馬ですね。このまま続戦しても良い結果に繋がらないでしょうから、レース後はその日のうちにノーザンファームしがらきへお戻しさせていただきました。この後は牧場で状態を確認してからになりますが、問題なければ年内の出走を目指したいと考えています」
Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。
順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。
馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。
価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。