2019.08.29 所有馬情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
担当者「先週から周回コースで乗り運動を再開しましたが、再び左前肢に腫れと熱感が見られ、触診でも痛みが強くなってしまい28日より騎乗調教を中止しました。6月にも軽めの坂路調教を開始するとすぐに同じような症状が出てしまいましたし、腱周囲炎が慢性化してしまっている状況です。復帰へ向けて軽めの乗り運動をしただけで症状が出ることを繰り返しており、この先、ペースを上げて行くのは難しいと思います」
復帰へ向けて休養と調教を行って参りましたが、左前肢の腱周囲炎が慢性化しておりこれ以上の調教負荷に耐えられない状況です。誠に残念ではございますがここで現役続行を断念し、このまま引退させることといたしました。近日中に競走馬登録を抹消し、今後は2019年9月5日のサラブレッドオークション(繁殖)へ上場する予定です。なお、規約に基づいて提供牧場に募集価格の10%で買戻され、この買戻し額が引退精算時に分配金の対象となります。サラブレッドオークション(繁殖)において、この買戻し額を上回る金額で落札される場合もございますので、予めご承知おきください。詳しいご案内は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。
2018/12/03 <レース結果>
12/1(土)中京9R 3歳上500万下〔芝2,000m・18頭〕競走中止[13人気]
道中はより前目の位置で競馬を進めます。3コーナー過ぎに鞍上が違和感(異常歩様)を覚えたため、無理せず直線半ばで競走を中止しました。なお、競走中に異常歩様となったことについて平地調教再審査の制裁を受けました。
藤田菜七子騎手「3コーナー過ぎに少しトモが入らない感じがして、直線でも同じような歩様だったので、無理せずに止めました。下馬後の歩様を見ていると一過性のものだと思いますが、何もなければいいのですが・・・。向こう正面で内外から挟まれると頭を上げて周囲を気にする感じはありましたが、芝の走りは悪くなかったと思います」
高橋義忠調教師「前走よりプラス体重で出走させることが出来ましたが、欲を言えばもう一回りふっくらしてほしいですね。スタートして向こう正面までは行きたがる素振りを見せていたものの、芝の走り自体は良いなと思って見ていましたが、3コーナーあたりから急に手応えが怪しくなり、最後の直線でレースを止めてしまったので、馬体に何かしらあったのか心配しました。ただ、レースを終えて戻ってきた際は歩様の異状はなく、落ち着いた状態でもう一度厩舎で歩様のチェックをしましたが、その際も問題ありませんでした。大きな怪我はなくホッとしていますが、時間が経って表に出てくる場合もありますので、トレセンに戻って数日間はしっかり経過観察したいと思います。それで問題がなくても、さすがにこのまま続戦という訳にはいきませんので、一旦牧場へ戻して立て直してもらおうと思います。競走中に異常歩様となったことについて平地調教再審査が課されてしまいましたので、状態が整った段階で受ける予定です」
2018/07/16 <レース結果>
7/14(土)函館10R 3歳上500万下〔D1,700m・13頭〕9着[7人気]
スタートは互角に出ましたがそれほど行きっぷりがよくなく、仕掛けながら追走します。勝負どころのペースアップにもいま一つ対応できませんでしたが、馬群がバラけた最後の直線ではジリジリ伸びて9着でゴールしています。
藤岡康太騎手「滞在競馬で落ち着きがあるのはいいのですが、以前よりもスタートしてからの行きっぷりがいま一つで、最初から鞭を使いました。今日は砂があたると結構痛い馬場なので、さらに嫌気がさしてしまったようですが、最後はジリジリ脚を使ってくれたように決してこのクラスで戦えないというわけではないと思います。もう少し前へ行ければ違った競馬ができるでしょうし、集中させるために馬具を試してみるのもいいかもしれませんね」
高橋義忠調教師「滞在後も飼い葉を食べている割にはそこまで大きく馬体重は増えていませんでした。ただ、状態としては悪くなかったと思いますし、内枠で砂を被って嫌気を差したことで余計にズブさが目立ってしまいましたね。最後はジリジリ伸びてきていたので、スムーズな競馬が出来ていればもう少しやれていたでしょう。この後はこのまま函館競馬場に滞在させ、札幌開催の2,3週目あたりを目標に調整していきたいと思います」
2018/06/18 <レース結果>
6/16(土)阪神7R 3歳上500万下〔D1,800m・11頭〕6着[3人気]
まずまずのスタートを決めると中団の外で流れに乗ります。残り600mを過ぎたあたりから前を窺いに行きますが、徐々に置かれ気味になり、最後の直線ではジリジリ脚を伸ばしたものの前も止まらず6着でゴールしています。
松山弘平騎手「以前よりもしっかり走ってくれるようになっていましたし、勝負どころまで良い感じで追走することが出来ました。ただ、流れが速くなったあたりから置かれ気味になり、ポジションを下げてしまったのが痛かったですね。最後はジリジリ伸びてくれていましたし、上位の馬と同じように立ち回ることが出来ていれば、差のない競馬をしていたと思います。初めて古馬と戦ったこともありますし、経験を積んでいけば対応してくれるようになるでしょう」
高橋義忠調教師「成長したことで、調教では左手前から右手前にスムーズに替えるようになっていましたが、勝負どころで置かれてしまったのはそのあたりがまだ影響しているのかもしれません。ただ、初めて古馬と戦ったこともありますし、最後の直線ではジリジリ伸びていたので、ベルフロレゾンなりに力を付けていると思います。クラス慣れは必要かもしれませんが、まだ伸びしろがある馬なので、これからの成長に期待したいと思います。ジョッキーの話では小回りコースのダート1,700mは合っているかもしれないと言っていたので、それを踏まえたうえで、次走の予定を検討させていただきます」
Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。
順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。
馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。
価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。