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まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルク、キャロット、広尾のホームページ情報の転載許可を受けております。

コバルトウィングが明日、東京ダービーに挑戦!

2020.05.29 近況

在厩場所:茨城県・ミッドウェイファーム
調教内容:週2回坂路コースでハロン12~14秒のキャンター1本、残りの日は軽めの調整
次走予定:6月3日の大井・東京ダービー(SⅠ)〔矢野貴之〕、もしくは6月4日の大井・若竹賞〔矢野貴之〕

ミッドウェイファーム担当者「23日に坂路コースで併せて1週前追い切りを行いました。37.9-24.4-12.1という時計を終い強めに追う形で出し、馬体を並べてゴールしています。27日には、39.8-26.4-13.2という時計を、単走・馬なりで計時しています。23日の追い切りでは、試しに薄めのブリンカーを着用してみましたが、着ける前と比べるとピリッとしたところが見られましたね。明日の追い切りでも着用してみて、問題ないようならレースでもブリンカーを着けてみたいと考えています。東京ダービーは賞金的には31番目と、例年であれば厳しい状況なのですが、情報によると上位馬が回避しコバルトウィングに順番が回ってくる可能性があるということです。上半期は東京ダービーのために準備してきたと言っても過言ではありませんし、矢野貴之騎手もぜひコバルトウィングに騎乗したいと言ってくれていますから、東京ダービーに矢野騎手で出馬投票させていただく予定です。もし出走が叶わなかった時は、6月4日の大井に若竹賞という番組が組まれていますから、そちらに矢野騎手で向かう予定です。馬体重は514㎏です」



明日、南関の3冠の東京ダービーが行われます。
中央の日本ダービーが終わったばかりですが、個人的にはこちらのダービーがメインですね。
そもそも、出走できるかどうかもわかりませんでした。
最低でも羽田盃で5着以内に入り優先出走権を取るはずだったと思います。
しかし、結果は1番人気で7着と権利も取れず散々でした。
その時点でもう東京ダービーは諦めていましたね。
なぜなら東京ダービーは中央からいきなり移籍して勝たれるのを防ぐために中央時代の賞金を加算できなくなっています。
なので、コバルトはどうみても賞金が足りなかったのです。
京浜盃2着の賞金くらいしかありませんからね。
実際、賞金は31番目と絶望的な位置。
出走は16頭なので、普通に考えれば出れるわけがありません。
しかし、地方は登録だけとりあえずしておく馬も多いらしく、近況にもある通り有力馬の回避もあり、なんと16番目に滑り込んだのです。
奇跡的といってもいいのですが、色々な情報を集めて出走できる体勢を整えた陣営に感謝ですね。
しかも、大井のトップジョッキーの矢野騎手がそのまま乗ってくれるのも大きいです。
出れるかどうかもわからないのにコバルトに乗る選択をしてくれたわけですから、能力を買ってくれているのだと思います。

馬番は5番になりました。
スタートさえ出れば距離ロスも少なく進めそうです。
奇しくも日本ダービーを勝ったコントレイルも5番でした。
ダービーと東京ダービーは何らかの連鎖反応があるというオカルトもありますので少しうれしいですね。
後ろからでは厳しいのである程度前につけていくレースを期待します。
前走の敗因は正直わかりませんがナイターに慣れていなかったくらいしかわかりません。
今回は慣れてきたはずですし、ブリンカーという話もありますので力を発揮さえできれば上位はこれるはずです。

毎回、出資馬が重賞に出るたびに書いていた、勝つ○○個の理由みたいな企画はもう当分やりません。
デスブログ化してきたと言いますが、そもそも半分ネタでこじつけた理由を集めて書いていく企画でしたが、さすがにここまで結果が出ないと不快になる方もいるでしょう。
レース前はいいのですが、負けた後に見るとなんだったんだこれってなるんですよね。
今回は、上位人気にはならないと思います。
なので、気負わず気楽に応援したいと思います。
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コバルトウィング5戦目、南関三冠に繋がる2着

2020.03.19 レース結果

 3/18(水)大井11R 京浜盃(SⅡ)〔D1,700m・14頭〕2着[1人気]

まずまずのスタートを切ると、道中は先行勢を見ながら中団を追走して行きます。4コーナーから仕掛けていき、直線では外目からジワジワと脚を伸ばして、地方移籍初戦でしっかりと2着を確保しています。

矢野貴之騎手「これまでのレース映像を何回も確認していましたが、そこからイメージしていた通りの騎乗は出来たと思います。道中のペースが緩かったこともあって、最後は勝ち馬の切れ味に対応できませんでしたが、よく脚を伸ばしてくれています。地方の深い砂にもしっかり対応してくれましたが、レース中に周りを気にするようなところがありましたから、そういった意味でまだ上積みはありそうですね。初めての地方での競馬でこれだけ走れるのですから、今後が楽しみですよ」

藤田輝信調教師「道中は馬群の中でロスなく、上手く脚を溜めながら運んでくれましたね。直線に向いて脚を伸ばしてきた時はこれならと思ったのですが、最後までジリジリとした脚色でした。ペースが緩かった分、勝ち馬とは切れ味の差が出てしまった印象ですが、初めて尽くしの競馬でしっかり2着を確保してくれるのですから、今後に向けて収穫のあるレースになったと思います。優先出走権を獲ってくれましたし、4月に行われる羽田盃が一番の目標になってくると思いますが、馬の状態をよく見極めながら決めさせていただきたいと考えています」


レース内容などについてはレース後の記事で書いたので、今回はコメント内容を見てみます。
やっぱり、羽田盃が一番の目標という部分が最も興奮しますよね。
正直、中央馬の一口馬主しかしてこなかった人間なのでこういう南関の重賞や三冠レースに関わるということが想像していませんでした。
地方競馬のファンにとってもこういう中央からの移籍馬が嫌われる傾向があることも知っています。
それでも、今回この移籍で南関について勉強しましたし興味もわきました。
個人的にはこういうチャンスを得られたことは本当にうれしく思います。

課題としては上がり最速をずっと使ってきた馬ですが切れ味のあるタイプではありません。
じわじわ長い脚を使うタイプなので、今回は、前は全部差し切りましたが、それ以上の切れ味のある馬に負けてしまいましたね。
次はもう少し早めから動いていくようなレースが必要になりそうです。
内容的にもおそらく次走も1~2番人気にはないのではないでしょうか?
規定ははっきりと理解しているわけではないのですが、羽田盃は中央から移籍してすぐに出れるみたいですね。
東京ダービーはルールが変わって出れないようですけど。
なので、怖いのは中央から何か移籍してこないかどうかかもしれません。

とにかく楽しみが広がりました。
無事にいけば2冠までは十分目指せる馬でしょう。
3冠目は中央との交流重賞なのでかなりレベルが高いので厳しいでしょうけどね。
あとは、コロナ関係で開催できないみたいなのが1番怖いですかね。
とにかく、馬はもちろん競馬開催も順調にいってほしいですね。

S2京浜盃、コバルトウィング惜しい2着!

昨日張り切ってコバルトウィングが勝つ9個の理由を書きましたが、なんと普通に1番人気になりましたね。
これはちょっと驚きました。
中央の1勝馬がいきなり1番人気になるんですから、みなさんこの馬の力をしっかり把握されているんですね。
レース前からかなりドキドキ緊張しましたね。

レースはまずまずのスタートから前に少し促して7番手くらいにつけました。
毎回後ろからが定位置でしたが、地方ではもう少し前にいきたかったので上々のスタートでしたね。
そのまま進み最後の直線。
大外に出してじわじわと追い込んできます。
前にいった馬がみんな止まり最後はこの馬と勝ち馬の差し比べ。
惜しくも破れて2着となりました。
3着以下は結構離したので勝ち馬だけが穴馬でしたし想定外でしたね。
まぁ、三連複の馬券も買っていたので9150円ゲットです。

今回、地方転厩の初戦ということで、仕上げもまだまだ途上でした。
馬体重もプラス11キロでお腹も余裕がありましたね。
それでもこの走りだったので、これは楽しみになりましたね。
2着でも賞金は700万円。
普通に3歳1勝クラスを勝ったのと同じくらいなのでこれだけでも移籍は成功ですね。

そして、しっかり羽田盃の優先権をゲットしました。
羽田盃は京浜盃組が強く、戦うメンバーも今回とそこまで変わりません。
そうなるとこの馬に十分チャンスがありそうですね。
また1番人気になるかもしれません。
羽田盃になると1着賞金も3500万と中央の重賞と比べても遜色ありません。
その後の東京ダービー、ジャパンダートダービーと南関の3冠に有力候補として進めるのはかなり楽しみですね。
当初、この時期での地方移籍には反対の声も大きかったです。
ただ、私は前向きでこの挑戦を容認してきました。
今回、その結果を出してくれて本当に良かったです。
今後も一つの選択肢として増えてくるかもしれませんね。
それにしても興奮しましたね。

コバルトウィングがS2京浜盃を勝つ9個の理由

コバルトウィングが明日大井の重賞である京浜盃に挑戦します。
毎回、愛馬が重賞に挑戦するたびに書いているこの企画ですが、今回初めての地方重賞ということで個人的にもどういう位置づけにするか悩みました。
中央の重賞とは違いますし、地方交流重賞でもありません。
それでも、レベルの高い南関の1着賞金2000万の重賞ですので、今回は重賞として扱おうと思います。
今後こういうケースが増えてきたらまた考えます。
この企画はあくまで出資者として応援するための記事であり、都合の良い話の部分もありますがそれをご理解いただいた上で読んでいただけたらと思います。

1、未勝利勝ちで見せた能力
この馬は、新馬戦で3着と破れたあと、未勝利戦では1、4倍の断然人気で快勝しました。
その時、5馬身の差をつけて勝った相手がピオノノでした。
この馬は重賞馬ハヤコッコの弟で白毛ではないものの白毛一族の金子さんの血統馬でした
このピオノノは北海道2歳優駿(G3)で3着に入りました。
これは地方馬と中央馬の数少ない対戦であり今後のモノサシになってきます。
とにかく、未勝利戦でのちの北海道2歳優駿(G3)で3着の馬に快勝しているという事実はかなりの能力を感じます。


2、北海道2歳優駿(G3)をモノサシに見てみる
北海道2歳優駿(G3)に出走していたメンバーで今回京浜盃に出走するのはティーズダンクという馬がいます。
この馬は、このレースで6着となり、さきほどのピオノノに負けています。
単純に計算すれば、そのピオノノに5馬身で勝ったコバルトはティーズダンクより前にいるはずです。
ティーズダンクはその後全日本2歳優駿(JpnI)で3着となりました。
そう考えるとその全日本2歳優駿(JpnI)を勝ったヴァケーションとも差がない可能性は十分あります。


3、セランとの戦い
コバルトはセランと2度戦い破れています。
新馬戦では0,3差、呉竹賞では0、4差でした。
そのセランは、UAEオークスに挑戦し3着でした、
次はUAEダービーに出走予定です。
これだけ海外で活躍している馬と僅差の戦いをしてきたということは、力を証明しているといっていいでしょう。


4、指数的にも上位
netkeibaのタイム指数ではコバルトがトップの数字です。
ヴァケーションの全日本2歳優駿の指数よりコバルトの500万条件の指数のほうが高くなっています。
どこまで正確かは微妙ではありますが、やはり中央のレベルは高いです。
特にダート路線は数が少ないので強い馬が集中しがちで500万と言えどレベルは高いです。
指数的にもかなり実力は証明されているのです。


5、4戦連続上がり最速
コバルトはデビューして4戦すべてで上がり最速をマークしています。
これはかなりの脚力を証明しています。
セラン、ヤウガウ、ピオノノなどなかなかの強敵相手に毎回上がりでは上回っているというのは立派です。
これだけでも十分能力の証明になるはずです。


6、コース適正
大井のダート1700Mは外回りのコースになります。
直線は長いのです。
今まで直線の短い中山ばかり走ってきたこの馬にとって初めて直線の長いコースになります。
つまり、毎回上がり最速でくる末脚が活かせるのです。
地方の深いダートの適正は未知数ですが、少なくともコースの適正はかなり高いと思います。


7、枠順の利点
今回コバルトは5番に入りました。
ざっと見たところ、この馬より内で前にいきそうなのはドイテーくらいです。
このコースはスタートしてすぐにコーナーがあり、外枠は不利です。
この枠なら、一頭活かせてその後ろにつけて内を周ってこれるはずです。
地方のペースは中央ほどではないので、多少は前目にもいけるはずです。
距離ロスもなく、内内5,6番手で進み、最後の長い直線で上がり最速の脚を使えば勝利は見えてくるでしょう。


8、血統の魅力
コバルトウィングはクロフネ産駒で天下のノーザンファーム生産馬です。
全兄グリッターウイングは中央でオープンまでいった馬です。
近親のトーセンアレスは地方で活躍し浦和記念3着などもあります。
血統的にもダートでかなり魅力的なのです。
対戦相手を見ても正直一流種牡馬の産駒はほとんどいません。
だから面白いとも言えるのです、ここは血統面でも上位ととりたいです。


9、騎手が期待できる
地方に移籍し、誰が乗ってくれるのか心配でした。
矢野貴之騎手が乗ってくれることになりました。
大井所属で大井競馬のトップジョッキーですし、何の心配もありませんね。


今回、初めての地方ということで材料を探すのに苦労しましたが、とりあえず9個揃えました。
地方よ中央の比較が難しいし、私自身地方競馬の知識が薄いのでこれくらいで良しとしましょう。
個人的には十分チャンスがあると思っています。
まぁ、最悪3着までに入れば羽田盃に出走できるので、最低でも権利は取ってほしいですね。
せっかく、こんな時期に地方移籍というあまり例がないパターンでこういう機会を得られました。
都落ちととらえるか新天地への挑戦ととらえるのかは自由ですが、このチャンスを活かして頑張ってほしいですね。
楽しみです。


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コバルトウィング突然の地方移籍の是非

2020.01.29 所有馬情報

在厩場所:29日に茨城県・ミッドウェイファームへ移動
調教内容:
次走予定:未定

萩原清調教師「レース後は右飛節に少し疲れは見られますが、大きな問題ではありません。能力的には上のクラスでも通用するだけのものを持っているように感じますが、レースでの走りに左右差が見られたり、フレームに対して筋肉量が追い付いていなかったりと、1勝クラスで活躍するにはさらなる成長が必要になってくるでしょう」

近走の競走内容を考慮して今後について協議した結果、現状では中央競馬の1勝クラスで勝利を収めるのは容易ではない状況にあることから、中央競馬よりも比較的相手関係に恵まれ、ダートの3歳オープン・重賞の番組や賞金面が充実している南関東の地方競馬(大井・藤田輝信厩舎)に転籍することとなりました。なお、地方競馬ではミッドウェイファームからレース当日に輸送して出走する「外厩制度」を活用する予定となっております。本馬は1月29日に中央登録を抹消し、1月31日に地方競馬の馬体検査を受検する予定です。詳しくは出資会員の皆様に書面をもってご案内させていただきます。


昨日の近況を見て正直驚きました。
突然、この時期に地方への移籍が発表されたのです。
しかも、文面では1勝クラスではなかなか難しいということまで書かれています。
イヤイヤ、あのレース内容でどこを見て言ってるんだと憤慨された方も多かったと思います。
前残りのレースで唯一上がり最速で突っ込んできた馬でした。
乗り方次第でどうとでもなりましたし、とても次走以降も通用しないとは思えません。

ただ、地方移籍そのものは悪いことではないと思っています。
3歳前半の中央競馬はダート路線が整備させておらず、1勝クラスはまだ多少ありますが、仮に勝ってもオープンクラスの選択肢はかなり限られてしまいます。
ヒヤシンスSに出るか、重賞ならユニコーンSまでありません。
依然としてダートで賞金を稼いでダービーなどに出走されると困るのでレースが整っていないのです。

その点、南関はかなりレースが充実して選択肢も多く、賞金も高いです。
京浜盃 2000万
羽田盃 3500万
東京ダービー 4200万 
ジャパンダートダービー 4500万
などなど中央にひけを取らない賞金で、レベルは中央よりは落ちることが多いのでチャンスは広がりますね。
以前、シルクのプロミストリープもこれくらいの時期に移籍し浦和桜花賞を勝って2000万ゲットしてますからね。

南関の三冠に挑戦するためにも、今の時期から移籍して京浜盃に挑戦するというのが良いでしょうね。
そこで3着に入れば羽田盃に出られます。
そういう夢に挑戦するためにもこの時期の移籍はありだと思いました。
今の時期のダート馬にとって地方行きは左遷ではありません。
東京ダービーを目指して頑張ってほしいですね。
そして、活躍すればゆくゆくはまた中央に戻ってこれるわけですから期待したいと思います。
プロフィール

まーく

Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。

価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。

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