2017/03/22 <所有馬情報>
在厩場所:栗東トレセン/24日に競走馬登録を抹消予定
調教内容:
次走予定:
西園正都調教師「トレセンに戻って状態を確認したところ、右前の裏筋が気になった為、22日に診療所で詳しく検査を行ったところ、浅屈腱炎の診断がおりました。症状も重度とのことで、完治するまでかなりの時間を要するとのことでした。新馬戦を勝ち上がった後は苦戦を強いられましたが、障害レースに矛先を変えてから未勝利を勝ち上がり、よくここまで頑張ってくれたと思います」
これを受け、今後について協議した結果、復帰までには相当の時間が掛かる見込みであり、その過程において再発のリスクも高いと言わざるを得ず、このような状況では、ご出資会員の皆様のご負担が増えるばかりとなってしまう可能性が高いことから、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。24日に競走馬登録抹消の手続きが取られ、今後は乗馬となる予定です。詳しいご案内は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。
2017/03/21 <レース結果>
プルーヴダモール
3/18(土)中京5R 障害オープン〔障3,300m・14頭〕13着[14人気]
まずまずのスタートから一旦は先行集団に加わりますが、徐々に位置取りを下げ、1週目のスタンド前では、中団よりやや後方でレースを進めます。勝負どころで付いていけず、後方2番手で直線を向くと、最後も余力がなく後方のままゴールしています。
田村太雅騎手「外枠で距離ロスがあったせいもあり、思っていたよりも折り合って進めることができました。たまにちょっと噛むところはありましたが、すぐに抜けてくれましたし、障害飛越も上手にこなしていました。でも最後は脚が上がってしまい、ゴールまでは何とか辿り着きましたが、その後は引き上げてくる体力も残っておらず、フラフラしてラチにもたれかかってしまうほどだったので下馬しました。脚元がどうこうということではないと思います。一生懸命すぎるところがあるので、折り合っているようでいて、少しずつ脚を使ってしまっているのかもしれません。もう少し体力が付いて、リラックスして走れるようになればいいのですが・・」
西園正都調教師「状態としては、この馬なりにいい雰囲気でレースに向かうことができたと思います。走りだすと気が良い馬なので、どうしても力みながら走ってしまい、その影響で余計なスタミナを消費してしまいます。飛越は上手な馬なので、いかに前半ムキにならずに走れるかが課題ですね。ゴール板を過ぎて止め際に息づかいが苦しそうにしていたために、そのまま馬運車で戻ってきましたが、どうやら酸欠のような症状になったようです。すぐに落ち着きましたし、その後は厩舎周りの運動でも体調面は変わりありませんでした。ただ、トレセンに戻って馬体チェックを行ったところ、右前の裏筋がモヤっとしているので、後日診療所で詳しく検査を行う予定です」
2016/12/12 <レース結果>
プルーヴダモール
12/10(土)中京5R 障害オープン[芝3,300m・14頭]14着[11人気]
好スタートからやや掛かり気味に2番手に付けるも、最初のコーナーで中団辺りに下がります。2周目の向こう正面に入ると更に位置取りを下げ、障害飛越でも着地でバランスを崩し最後方まで下がると、そのまま馬群から離され後方のままゴールしています。
難波剛健騎手「攻め馬の時からカリカリしていて、テンションが上がりやすいなと思っていましたが、競馬では攻め馬ほどではなかったものの、前半は少し力みがありました。精神的にもう少し余裕が出てくれば良いと思います。障害飛越は概ね問題なかったのですが、2カ所だけ踏み切りが遠く、足を引っかける場面がありました。踏み切りが遠いなりに思い切って飛んでくれればいいのですが、飛びが低くて本当に危なかったです。最後は完全に脚が上がったというわけではないので、オープンクラスのペースに慣れてくれば、もっとやれるようになると思います」
西園正都調教師「テンは結構行けたのですが、段々付いていけなくなりましね。久々の分もあるかもしれませんが、クラス慣れも必要でしょう。小倉での勝利も正直恵まれた感がありましたからね。障害で何度か飛びきれなかったようなので、怪我がないかよくチェックしておきます」
レース結果
プルーヴダモール
8/7(日)小倉4R 障害未勝利(混)[障2,860m・9頭]優勝[5人気]
スタートを決めて1つ目の障害飛越でハナに立ちましたが、襷コース手前で他馬が動いて2番手に控え、その後は飛越のたびに差を詰めて先頭を窺いつつ2・3番手を追走、2周目向正面なかばで先頭に立ってスパートを掛け、3馬身ほどのリードで直線に入ると、最後の飛越も無難にこなして後続を振り切り、見事に障害戦初勝利を挙げています。
植野貴也騎手「調教で一度跨らせていただきましたが、飛越は本当に上手でしたし、レースでも飛越する毎に一歩リードするぐらいでしたから、乗っている側としてもとても安心してレース運びが出来ました。ゲートを出て少しの間は掛かり気味に走ってしまったものの、すぐに落ち着いて自分のリズムで走ってくれました。2着馬に終始絡まれる形になってしまいましたが、リズムを崩さず走ってくれましたし、最後まで危なげないレースをすることが出来ました。コース形態も合っていたのかもしれませんが、森騎手が時間を掛けて調教してきたことが漸く実になってきたのかもしれませんね。良い時に乗せていただきました」
西園正都調教師「1番人気の馬が早々と脱落したことが有利に働いたと思いますが、運だけではなく、レース内容がかなり上達して強い競馬だったと思います。長距離輸送でもプラス体重で出走することが出来ているように、体調面が安定していることも良い方に出ているのでしょう。植野騎手がテン乗りでも上手く騎乗してくれたこともありますし、障害練習を始めてから森騎手が一生懸命調教を付けてくれたことが、今になって結果に表れてきているのだと思います。小倉最終週にOPのレースがあるので、もし状態に変わりがなければもう一度連れて行きたい気持ちはありますが、トレセンに戻って状態をしっかり確認してから検討したいと考えています」
Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。
順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。
馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。
価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。