3歳未勝利戦も終わり、とりあえず現在の3歳馬の現状を振り返ってみようと思います。
出資馬は当然として、1次で申込みして抽選で落選した馬も含めて考えます。
そうじゃなければ、運次第になってしまって振り返る意味も薄れますからね。
まずは、出資馬の3歳牝馬
・アルジャンテ・・・6戦3勝1600万クラス
蹄を痛めて半年の休養もあり出走数は少ないものの3勝は立派。今後も楽しみな一頭。重賞フェアリーSにも出走した。
・クードラパン・・・9戦3勝1600万クラス
G1阪神JF、フェアリーS、フィリーズRなど重賞戦線を楽しみませてくれた。その後、短距離路線で開花し3勝目をあげてくれた。
この馬も当然、今後が楽しみな一頭。
・ロッテンマイヤー・・・5戦2勝1600万クラス
新馬勝ち、G3クイーンC3着、OP忘れな草賞勝利、G1オークス出走、札幌記念3番人気などずっと楽しませてくれた大切な一頭。
残念ながら屈腱炎になってしまい、ものすごく落ち込んだが、今は治療で休養中。復帰を楽しみにしています。
・アフィニータ・・・4戦1勝500万クラス
春に骨折してしまいかなり出遅れてしまった。その後、なんとか未勝利戦に間に合い力を見せ付けて勝ち上がってくれた。
1次抽選落選の3歳牝馬
・パーシーズベスト・・・8戦2勝1000万クラス
勝ち上がりに少し苦労するも、その後連勝し秋華賞にも出走した。今後より活躍が期待できる一頭
・シンシアズブレス・・・8戦1勝500万クラス
能力はあるものの気性の難しさがありなかなか勝てない。ほとんど1、2番人気と力は評価されているので今後に期待。
私が、この世代で出資、または出資申込みした牝馬はこの6頭です。
なんとすべて勝ち上がっており、重賞や阪神JF、オークス、秋華賞などシルクの馬でG1に出走したすべてが含まれています。
特に出資馬の4頭は、すべて1次満口にならなかった馬で、アルジャンテ以外は36000円のお安い馬なのもポイントです。
あえて自分で言いますが、神がかっている出資だったと思います。
ただ、重賞取ったわけでも、黒字になってるわけでもないのでこれからの活躍次第ですね。
ちなみに、4歳世代の出資馬もレーヌドブリエ、プルーヴダモールとどちらも2勝しており、唯一未勝利に終わったアンジュデトワールも2着1回、3着2回、4着2回といつ勝ってもおかしくなかった馬で未勝利馬なのに1勝馬より稼いで引退しました。
人の女性には縁がありませんが、馬の女性の見る目はあるのかもしれません。
それでは、次は牡馬を振り返ってみます・
まずは、出資馬の3歳牡馬です。
・ジュメイラリーフ・・・6戦0勝 未勝利
3着が2回と能力があったのですが、勝ち上がることができませんでした。特に、最後のスーパー未勝利で3着に入り、ファンド継続で地方出直しになりかけたのですが、そこでなんと屈腱炎を発症してしまい引退となりました。
・ショットガンニング・・・1戦0勝 未勝利
デビュー戦で3着くらいでゴールできそうという瞬間、転倒し予後不良となってしまいました。私にとっても悪夢で最も悲しい出来事でした。
・パブロ・・・2戦1勝500万クラス
脚元が弱くなんとかデビューし、そこで新馬勝ちしてくれました。ただ、その後も順調にいかずまだたったの2戦しかできていません。
1次抽選落選の3歳牡馬
・ラスファジャス・・・4戦1勝 引退
順調に勝ち上がるも、突然に腸炎を発症し、数日後安楽死となってしまいました。
・ブレイキングザロウ・・・5戦0勝 引退
能力はあったと思いますが、2度も骨折してしまい引退となってしまいました。
輝いている牝馬と比べて牡馬はひどい状況です。
笑えないようなひどい結末の馬も多く、パブロ以外はみんな大きな故障をしています。
そんなパブロも順調に使えませんし、牡馬はみんな能力以前に故障や病気で泣いているのです。
じゃあ、出資段階で回避できたかと言えば、特に問題があった馬はいませんでした。
ブレイキングザロウが内向だと少し話題になって気にしたくらいです。
能力を見抜いて出資するとかしないの次元というよりは、なんか呪われているかのような違う負のベクトルを感じます。
2歳では牡馬のヴァンクールシルクが既に勝ち上がってくれていますし、グラドゥアーレも2着と好調ですので、なんとかこの牡馬の嫌な流れは変えていってほしいです。
このように3歳世代は、牝馬と牡馬でくっきり明暗が分かれてしまいました。
これは偶然でしょうか?
私はそうは思いません。
私が出資した価格帯の一口3~5万円くらいの馬ですと、牝馬だとこの価格でもそれなりに良血の馬にも出資できます。
しかし、牡馬となるとどこかにマイナス部分がある馬になりがちなんだと思うのです。
血統だったり、馬体だったり、体質、脚元、馬体重などなど何かに不安がある牡馬の価格帯になりがちなのです。
もちろん、この価格帯の牡馬でもグレンツェント、アルーアキャロル、ヒーズインラブなど走ってる馬もいますが、やっぱりもう少し上の価格帯のゼーヴィント、アストラエンブレム、ストロングタイタン、ラヴィエベールなどの活躍が目立ちます。
この辺りのことを頭に入れつつ、もちろん2歳世代がどういう結果になるかも注目していかなければなりません。
特に私は2歳世代はちょっと安い馬ばかりいきすぎた感じがあり、結果はわかりませんし、良い結果になるかもしれませんが、バランスを欠いたと少し反省しています。
現在、1次募集も終わり、私の出資馬は結局例年と同じような感じになっています。
現時点で悪いとは全く思っていないのですが、こうやって3歳世代を分析した後だとちょっと牡馬に不安を感じます。
牡馬の価格帯をもう少しあげるべきなのか、たまたま3歳世代が呪われていたんだと思えばいいのか、あと2世代くらいやってみて考えていきたいテーマだと思います。
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