レース結果
プルーヴダモール
8/24(日)小倉6R メイクデビュー小倉 2歳新馬(牝)[芝1,200m・11頭]優勝[2人気]
スタートを決めてハナに立ち、内の馬と並ぶ形でレースを先導、3・4コーナー中間で押し出されるように単独先頭となると、上がり最速の脚でそのまま押し切り、後続に2馬身半差を付けてデビュー戦を鮮やかな勝利で飾っています。
酒井学騎手「思っていたより、ゲートを出てから楽に好位に取り付くことが出来ましたし、内の馬が行く気を見せていたので、無理せずに追走させました。追い切りの時に反抗するところがあったので、勝負処では徐々に仕掛けて行きましたが、急に耳をギュッと絞って気の強さを見せていたので、鞭は使わずに追うだけにしました。それでも完勝の内容ですから、今後もかなり楽しみですね」
西園正都調教師「輸送も無事こなし、思い通りの体で出走することが出来ました。パドックでも落ち着いて周回していましたし、これなら力を発揮することが出来ると思いましたが、その通りになりましたね。楽にテンに行けましたし、相手を見る余裕もあったので、安心して競馬を見ることが出来ました。勝負処でも人気馬を突き放してくれる余裕があって、完勝の内容だったと思います。この後は栗東に戻り、状態に変わりがなければ小倉2歳ステークスに向かいたいと思います」
酒井騎手も完勝の内容とおっしゃってる通りすばらしい騎乗で文句ありませんでしたね。
ムチは使わなかったと言ってますが結構最後は入れてたように見えましたが、まぁどっちでもいいです。
西園先生からは、次は小倉2歳Sに向かいたいとのお言葉。
新馬勝に続いて初重賞チャンレジもこの馬によって経験させてくれそうです。
できれば初重賞勝利まで一気にプレゼントしてくれたらうれしいのですが、さすがに欲張りでしょうか。
それでも、この馬に関しても今は楽しみしかないですね。
小倉6R新馬1200芝 桃⑪プルーヴダモール
動画を見ながらレース回顧をしていきたいと思います。
プルーヴは11番の大外です。
小頭数ですが大外はロスが多いのでプラスではありません。
ただ、抜群のスタートとダッシュであっという間に先頭に立ちます。
このスタート力は今後も絶対にプラスになりますね。
しかし、それだけでは良い馬にはなれません。
良いスタートのまま一気に行ってしまい制御できないようではダメなのです。
私が今回のレースで1番評価したい点はそこにあります。
一気に先頭に立った後、後方集団の紹介になってますがそこでいったん押さえて4番を先にいかせているのです。
その後4番を1馬身くらい前にいかせています。
この押さえが効いたところに価値があります。
コーナーに入る前あたりで4番に並びかけまた先頭に立ちます。
しかし、ここで外から1番人気2,0倍の強敵パピプペポが並びかけてきます。
かなりムチを入れて本気で並びかけてきています。
しかし、プルーヴは軽く押してる程度で併走し少し膨らみながら曲がり馬場の良い直線に入っていきます。
直線に入ると、また加速を始め他馬を置き去りにし完勝しました。
結局上がりも最速の足を使いました。
この直線の伸びは、スタート後先頭に立った後に一息少しでも入れれたことと関係があると思います。
このようにこのレース関して言えば何も問題はなく完璧なレースでした。
問題があるとすればこのレースのレベルです。
私は、レース前のブログでメンバーにも恵まれたので勝てるかもしれないという内容を書きました。
つまりは、相手はそんなに強くなかったのは間違いないと思います。
そういう相手だったからこういう完勝のレースができたとも言えます。
ただ、そういう相手にギリギリの勝利でしたらその通りなのですが、完勝ということは多少上のレベルでも勝ち負けできたはずということも言えます。
同じ日小倉で1200の芝のレースが4レースありました。
一つは重賞の北九州記念なので別格なので省きます。
3歳未勝利 1.09.2
3歳未勝利 1.09.0
プルーヴ新馬 1.09.9
前日の小倉1200芝もあったので記載しておきます。
2歳未勝利 1.08.7
2歳新馬 1.09.3
どうでしょうか?確かにプルーヴのレースが1番タイム的には遅いです。
私は、レースは駆け引きなのでタイムでどうのこうの言うのは好きではありません。
昨日の札幌記念は、別にレコードタイムがでたわけではありませんが、間違いなく過去最高レベルの札幌記念でした。
ただ、タイムが目安になるのも事実です。
私は今の時期のメンツでこの調子なら重賞でも掲示板以上の力はあるのではないか?と思っています。
1戦使って必ず良くなる部分もあるでしょう。
とにかく無事に順調に小倉2歳Sに向けて調整してほしいです。
今は楽しみしかありません。
- 関連記事
-