4/25(土)京都4R 3歳未勝利(牝)[芝1,800m・18頭]優勝[2人気]
まずまずのスタートから先団の直後に付け、道中は内目10番手あたりを追走、内々で脚を溜めるようにレースを進め、直線で馬場の中ほどから追い上げに掛かると、上がり最速の脚を繰り出してゴール前で差し切り、待望の初勝利を挙げています。
矢作芳人調教師「ここまで時間が掛かって申し訳ありませんでした。今回は綺麗な馬場で競馬をすることが出来ましたし、体も何とか維持出来たのは大きかったと思います。こちらが思ったよりもゲートから出して行ったので、道中掛かってしまうかと心配しましたが、さすがに笠松でリーディングを争うジョッキーだけあって、上手く我慢させてくれましたね。スケジュール的にクラシックに向かうことは厳しいので、秋に向けて気持ちを切り替えて頑張って行きたいと思います。レース後の状態を確認して今後の進め具合を検討したいと思います」
黒の3番
まず、矢作先生のコメントは謝罪からでした。
その点からも、この馬はクラシックに行くべき馬だったという認識だったことが伺えます。
個人的には特にローテーションなど問題があったとも思わないので、先生の問題ではなかったと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
無理にスイートピー連闘でオークスを目指すというのも、絶対に無くはないのですが、ここはきっぱり諦めて秋を目指すのも良いと思います。
さて、レース内容ですが、戦前にはレッドの2頭が気になりました。
デビュー戦のディープ産駒とステマ配合の2頭で、どちらの陣営の掲示板もかなり張り切っていましたね。
結果的にはブリエは2番人気でした。
レースは、まずまずのスタートから中段を進みます。
かかり癖があり、途中も口をわっている様子が見て取れます。
しかし、上手にコーナーを回ってきて直線に向くと綺麗に前の開いた良い位置に出していました。
そこら辺がどうなったのか動画では良くみえないのですが、当日中継見ながら内に包まれて出しどころがなくなる心配ばかりしていたので、いきなり直線の映像で良い位置にいたので歓喜でしたね。
後はもう、得意の上がり最速の足で前を捉えての完勝でした。
レースは前半61,5と決して早くないスローといってもいいペースでした。
そこから差しきるのですから、内容的にも着差以上の完勝だったと思います。
本当に佐藤騎手はうまく乗ってくれたと思います。
地方騎手は、正直全くわからず、菱田騎手の騎乗停止でこの佐藤騎手が決まったことを知ったときは戸惑いました。
中央でまだ2勝で、しかも芝では勝っていない騎手を喜ぶほうが難しいです。
しかし、結果は見事な騎乗で勝利に導いてくれました。
本当に感謝していますし、佐藤騎手の今後も注目していきたいです。
地方のトップジョッキーは本当に上手で、だからこそ地方から中央移籍組の結果がこれだけすごいのも頷けます。
今回勝ち上がってくれたレーヌドブリエには、特別な思い入れがあります。
あるレースでローブティサージュが出走しており、その馬がシルクだったことを知りました。
「あれ?シルクってシルクの冠名なくなったの?」
何か理由があるのかと、シルクで検索をして調べてみました。
それによってノーザンと提携したことを知ったのです。
そして、メジロドーベルの12に出会いました。
メジロドーベルの子が一口馬主で、しかもシルクで募集されているという驚きは今でも忘れません。
しかも、まだ残口が残っているというではありませんか。
それから数日一口馬主について徹底的に調べ、そして入会を決断しました。
つまり、メジロドーベルの12がいなければ、もしくは売り切れていたら私はシルクの入会も一口馬主もしていないのです。
この馬に出会い、一口馬主の世界に飛び込み、そして他の馬たちにも出会うことができました。
そんな私にとって特別な馬レーヌドブリエが勝ちあがってくれたことは本当にうれしかったです。
今後あと数年愛馬として見続けられるからです。
そして、繁殖に上がるのも間違いありませんので、その子たちへと思いも繋がります。
上のレース動画はおそらくもう20回以上見ています。
愛馬の勝利は何度見てもいいものですね。
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