ブログでは出資申し込みしたことは書いていましたが、このたび出資が確定しました。
この馬は、様子見の筆頭候補でしたが、ちょうど残口警報が出たこともあり早めに出資いたしました。
その翌日に、同じダノンシャンティ産駒のスマートオーディンが重賞を勝利し一気に勢いもつきましたね。
というわけで出資馬を深く掘り下げてみようと思います。
1、ダノンシャンティとは?
ダノンシャンティは、NHKマイルCで1分31秒4という当時の日本レコードで勝ったスピード馬でした。
その後骨折などもあり、結果がでずに引退し種牡馬になりました。
先週のマイルCSのタイムは1:32.8ですからこのタイムのすごさを改めて感じますよね。
それを3歳で出してるんだからものすごいです。
その父はフジキセキで、フジキセキの後継種牡馬としてはキンシャサノキセキとどちらが上になるか楽しみですね。
まぁ、イスラボニータもいますから今のうちに地盤を築いておきたいところです。
スピードがすごいので、短距離馬の印象もありますが、京都記念や大阪杯にも出て4着してますので距離は融通がききそうです。
とにかく圧倒的スピードを誇った名馬でした。
2、種牡馬としてのダノンシャンティ
その圧倒的スピードを期待され社台SSで種牡馬入りすることができました。
種付け頭数は
2012年度:153頭
2013年度:102頭
2014年度:86頭
2015年度:69頭
と徐々に減らしていますが、今の2歳馬がデビュー産駒になります。
中央で27頭がデビューして6頭が勝ちあがっています。
・スマートオーディン・・G3東スポS勝利、OP萩S2着
・ルノートル・・OP芙蓉S4着
・レッドカーペット・・G3小倉2歳4着、OPもみじS2着
・マイネルパッセ・・OPカンナS5着
初年度産駒から2歳戦で十分戦える産駒を次々に出し、重賞馬も誕生しました。
基本的には父の圧倒的スピードを受け継いでいる産駒が多いように感じます。
距離も芝1800で勝ち上がっている馬も多く、意外と長いところもこなせそうです。
初年度からこれだけ活躍しているので、減っていた種付け数も今年は一気に増えることが予想されますね。
ただ、しばらくの間は産駒も少なめなので出資機会はあまりないかもしれません。
・母アンティフォナの成績
アンティフォナの産駒に関してはこれが初子なので情報はありません。
その母スナッチドはシルクでも募集のある繁殖で、スナッチマインドは11戦して5着以下には一度もなっていないという堅実な馬です。
なかなか、勝ちきれないのですがきっかけさえあれば重賞でも走れそうな馬だと思います。
スナッチマインドもそうですが、2年続けてディープインパクトをつけられているように、スナッチドは繁殖としてもかなり期待されているのだと思います。
今年は、ディープブリランテ産駒がシルクで募集されており早々に満口になっています。
そういうわけで、まだ情報は少ないのですが、繁殖としては期待されている一族の出身だと思われます。
・小西厩舎とは?
小西一男厩舎といえば、去年のピンクブーケの薬物問題が思い浮かびます。
もちろん、厩舎の責任ではありませんでしたのでかわいそうな出来事でした。
成績は正直あまりよくありません。
今年もたったの9勝です。
しかし、個人的にはあんまり気にしていません。
そういう厩舎のほうが大事に扱ってもらえたりするし、良血ばかりで優先的に使ってもらえないということもないでしょう。
成績はいまいちな厩舎ですが、一つ大きなメリットがあります。
所属騎手に田辺騎手がいることです。
田辺騎手といえば、シルクのメインジョッキーと言ってもいいくらいの腕のある若手騎手です。
ブライトエンブレムもそうですし、クードラパンの主戦でもあります。
ということは、このアンティフォナの14は田辺騎手でデビューすることがかなり濃厚かと思います。
今の時代厩舎に所属してる騎手が減っている中、有力騎手がいるのは強みだと思いますね。
・馬体について
正直馬体は印象でしか語れないのでスルーしてもらって構いません。
個人的には、ダノンシャンティ産駒はガチムチなタイプが多く筋肉質でたくましい馬が多いです。
この馬も、その例にもれず筋肉が発達していて頼もしい馬体です。
それでいて、ムキムキすぎるわけでもなくバランスもとれています。
有名ブログである「ターフの風に吹かれて」「人にはそれぞれ事情がある」さんでも近況写真の良い馬体に選ばれております。
馬体重も447で大きな変動もなく推移しています。
もう少し増えてもいいと思いますが、大きすぎる小さすぎる心配もないように思います。
本当は調教で走りも見て判断したいのですが、スピードがありそうな気配は十分あります。
以上が、出資したアンティフォナの14の情報になります。
個人的な出資理由としては、まず牡馬が手薄だったことです。
ルシルクの14とデビュートウショウの14の2頭の牡馬が出資済みですがあと一頭いきたかったのです。
その中で、色々考えてシルクの募集馬の牡馬の中では36000円というお手頃な価格であること。
ダノンシャンティの種牡馬としての可能性を強く感じたこと。
この2点が大きく、後は先ほど書いたような様々な状況を勘案して決めました。
父ダノンシャンティのようにNHKマイルCあたりを目標に短い距離で自慢のスピードで勝ちきるレースを期待しています。
思ったほど一気に満口にはなっていませんが、出資された方は今度ともよろしくお願いします。
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