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まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルク、キャロット、広尾のホームページ情報の転載許可を受けております。

注目の東スポ杯2歳Sから思うこと

今日の東スポ杯は色々な意味で注目していました。

まず、シルクのアグレアーブルが出走することです。
新馬勝ちからいきなり牡馬の一線級も出てくる重賞にチャレンジするのはすごいことです。
すごいというのは、出たことではなく出したことです。
出るだけなら誰でも出れました。
11頭立てで頭数もかなり余裕ありましたからね。
でも、他の陣営が出さないというのは勝算がないと考えたからでしょう。
それでも、出したのは勝てる可能性を感じたからです。
戦前の評価はものすごく、岩田騎手はブエナビスタ級だといってにぎわせていましたし、調教師ももうこの時期に牝馬でありながらダービーに登録したんだ息巻いていました。
昨日のフォイヤーヴェルクの記事でプロでも馬はわからないという話を書きましたが、あれはデビューする前の話です。
今回は一度走ってのことなので違います。
一度走ってプロたちがそう思ったのです。
結果は7着でした。
レースを見るにもちろん力はあるけど、牡馬の一流どころとは差があるなぁという印象です。
私は、レース前から関係者の鼻息が荒すぎるように感じていました。
力はあるのはわかるし、私も出資を考えたくらいなので頑張ってほしいです。
でも、あと一戦500万を走らせてみてからの挑戦で良かったのではないでしょうか。
去年、牡馬との混合重賞にあえて出してきたルージュバックでさえ500万を勝ってからの挑戦です。
この時期の2歳馬にとって、ゴールはクラシックと決まっています。
その時期はもちろんずらせません。
ゴールが決まっている以上、無駄なレースはできないわけです。
今回の負けで年明けにまず500万を勝つところからになるでしょう。
この一戦のズレが後に響いてきたりします。
私は、この馬は牝馬クラシックで主役になれると思っています。
それで十分じゃないですか?
高望みしてこの時期に、牡馬に挑戦する必要はないと思うのです。
これで目が覚めたと思いますので、まず牝馬相手の自己条件で一つ一つクリアして上り詰めてほしいですね。


もう一つの注目はスマートオーディンでした。
前走2着に負けたというだけでなぜか4番人気とかなり評価を下げました。
個人的にはこんな美味しいことはないと思い、この馬を頭に三連複で綺麗に的中いただきました。
大好きな武豊騎手が乗っていることもありますが、個人的にはダノンシャンティの種牡馬としての能力をかなり高く評価しているからです。
先日、新種牡馬の成績について書きましたが、その時にも ダノンシャンティ産駒の成績はかなり良かったです。
その中でも怪物級だと思っていたのがスマートオーディンです。
なので、ここで圧勝して私の考えが正しかったのだと証明してほしかったのです。
結果は見事な勝利でした。
スローの上がり勝負になりましたが、その中でも一頭ずば抜けた足で差し切り最後は抑える余裕までありましたね。
初年度からこれだけの大物を出し、重賞を勝ったダノンシャンティの可能性を見せてくれた一戦でした。
そして、それはダノンシャンティ産駒であるアンティフォナの14に出資申し込みした私を勇気づけてくれました。
この活躍で一気に売れちゃいそうですね。
明日には満口がでるかもしれませんので、早めの申し込みをおすすめします。
ダノンシャンティの種付けは今年たったの69頭です。
じょじょに減らしていますので出資できる機会はあまりなくなるでしょう。
もちろん、今年の活躍で来年は一気に種付け増えると思いますがその産駒の募集はずっと先ですからね。
馬体も申し分ないのでアンティフォナの14に出資してみんなで盛り上がりましょう!
ただ、もちろん自己責任でお願いします・・・
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[ 2015/11/23 22:36 ] 競馬雑記 | TB(0) | CM(2)

フォイヤーヴェルクの評価から見える相馬眼の現実

昨日話題のディープインパクト産駒フォイヤーヴェルクがデビューしました。
この馬の名前ちゃんと一度で覚えれた人いるんでしょうかね?
ファイヤーヴェルクでもないですしフォイヤーヴェルグでもありません。
色々ブログとか書き込み見てますが大半の人がどこか間違えています。
これって間違えた人が悪いんじゃなくて覚えにくい名前が悪いんだと思いますね。
シルクの会報でわかりにくい名前は採用しないといった内容のコラムみたいのがありましたが、その点は同意できます。
まぁ、名前の話は置いておきましょう。

この馬は、とにかく前評判がものすごかったのです。

生産者のノーザンファームの吉田勝巳代表曰く
「あれはモンスター!すごいですよ。」
「小柄なんですが、バネのかたまりみたいで、この世代では一番ディープインパクトに近い。
どんどん力つけているし、将来が非常に楽しみです」



ノーザンファーム早来の林厩舎長曰く
「426kgと小さいことも含めてモロにディープ。滞空時間が長くて、乗っていて本当に気持ちがいいんですよ。
折り合いもつけやすいし、これは凄いキレますよ。今まで出会ったことないタイプで言葉にいい表せないですね。
別世界の生き物といったところでしょうか」
「これは馬じゃない。ボクサー犬だ!」



池江泰寿調教師曰く
「日本の三冠はもちろん、凱旋門賞まで意識している馬です。ディープよりも伸びのある体型しているし、
身のこなしも柔軟性があって素晴らしいですね。」



競馬界の超一流のプロがモンスターだ、ボクサー犬だ、三冠だ、凱旋門賞だと大絶賛するのがフォイヤーヴェルクです。

ただ、本格的な調教が始まると意外とぱっとしないタイムしかでません。
そういうこともあり新馬戦ではなんと3番人気でした。
もちろん、同じレースにリオンディーズというもう一頭大物がいたのもありますが、あれだけの前評判のわりにといった印象です。
そして、実際レースになると特に見せ場もなく13着に敗れました。
展開が向かないとか不利があったとかではなく単純に力負けでした。
去年セレクトセール1億7千万で鳴り物入りでデビューしたトーセンゲイルを見ているようです。
偶然でしょうけど、どちらも池江厩舎ですね。

私は、大絶賛していた方々をバカにしようと思っているわけではありません。
あれだけの一流のプロでも走ってみるまでわからないんだということを再確認したのです。
言っていることは本当にそう思ったんだと思います。
1番間近で見ているこの方々ですらわからないのです。
毎日実際に馬と接しているプロ中のプロでもわからないんです。
それを、カタログや動画でちょっと見ただけの素人の我々に何がわかるというのでしょうか?
そう考えるとすごく気が楽になります。
わかるわけないんだから、自分が気に入った馬に出資すればいいんです。
わかろうと努力することは必要ですが、突き詰めても答えがでないということなのです。
それは自分だけではなく、他のブロガーや書き込みだけでもなく、一流の調教師や一流の牧場長含めてみんななのです。
他人の評価を気にせずに自分が気に入った馬に出資する、これが大事なんだと思います。
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[ 2015/11/23 04:59 ] 一口馬主 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

まーく

Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。

価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。

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