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まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルク、キャロット、広尾のホームページ情報の転載許可を受けております。

アフィニータのデビュー戦、5着で権利取るもなぞの放棄

アフィニータ
 4/10(日)中山4R 3歳未勝利(牝)[芝2,000m・18頭]5着[8人気]

スタートでやや出遅れ、道中は中団11番手あたりを追走、向正面なかばから捲り気味に進出し、4コーナーで先頭に立つと、直線に入って後続に捉えられたものの、最後まで粘りを見せて5着でゴールしています。

大野拓弥騎手「初めてのレースでしたが、返し馬も問題なく、スムーズにレースを進めることができました。ゲートの中ではちょっと煩いところ見せましたが、それ以外はレース中の折り合い等も特に問題なかったです。ペースが遅かったのと、隊列が悪かったので、向正面でポジションを上げていきましたが、スッと反応してくれましたね。最後は内外離れていたので、勝った馬とは差が開いてしまいましたが、4着争いでもう一度差し返そうとしていましたし、初戦ということを考えると良い走りをしてくれました。先々が楽しみです。使っていくと気が入ってきそうな雰囲気はありますが、現状は芝のこれぐらいの距離のレースが合っていそうですね」

菊沢隆徳調教師「初めての競馬ということで、まだ馬が何をして良いのか分かっていないところがありましたが、それでこれだけ走ってくれるのですから、上々のすべり出しだと思います。もうちょっとせこく乗っても良かったのかなとは思いますが、経験馬相手によく頑張ってくれました。ゲートは初戦ということもあって、中で煩いところを見せていましたが、慣れていけば問題ないと思います。最近は馬に自信が付いてきて、トレセンでは少しずつドッシリとした面を見せるようになってきていますが、本来はピリッとした面がある馬なので、今後も注意して接していきます。権利は取ってくれましたが、この後の予定は厩舎に戻ってどうするか判断したいと思います」

菊沢隆徳調教師「初戦にしては強気な競馬をしていましたね。それでも最後まで良く頑張ってくれたと思います。まだ緩い中であれだけの競馬をするのですから、能力はあると思います。競馬の後も脚元に変化はないですが、中身の方がだいぶ疲れています。初めての競馬で頑張ってくれたので仕方のないことだと思いますが、一旦放牧に出して東京開催の後半ぐらいを目指します


ロッテンマイヤーの勝利にうかれて、アフィニータのデビュー戦の振り返りが遅れてしまいましたね。
既走馬ばかりのレースで、この馬だけが新馬戦みたいなものでしたので、その中で立派は走りをしてくれました。
早めにまくって上がっていって、最後はなんとか粘っての5着。
5着に粘りこんだ時、私は思わずガッツポーズをしましたよ。
それくらい、5着と6着では天国と地獄なわけです。
この5着でもぎとった権利がこの馬にとっての生命線だったのです。
3歳馬を持っている方ならわかると思いますが、この時期の未勝利戦は除外除外でなかなかレースに出れません。
特にダートより少なめの芝となると本当になかなか出れません。
権利を取るかどうかが本当に重要だったのです。

しかし、とんでもないことが起きました。
せっかく権利をとったのにちょっと疲れてるので放牧に出して東京後半を目指すというのです。
東京後半ということは6月くらいになります。
権利は1ヶ月なので、つまりせっかく取った権利を使わないというのです。
そりゃ、疲れているのは当然でしょうが、怪我をしたわけでもないのにこの段階で権利放棄をするなんて勝ちあがらせる気があるのでしょうか?
疲れてるので厩舎でもう少し様子を見て次を決めますとか、短期放牧して疲れがとれたら戻しますとかならまだわかるのですが、これでは最初から権利が取れても取れなくても放牧だったとしか思えません。
2歳の時期ならそれでもいいですが、もうあと数ヶ月しかない未勝利馬にこの判断は正直理解できませんね。
人気厩舎で馬房の予定が詰まっててというならまだしも、そんな厩舎でもありません。
権利を放棄するのですから、それに見合っただけの結果を出して示してほしいです。
勝ちあがらせてくれれば何も文句はありません。
私は、厩舎や騎手にそんなにこのブログなどでも文句を言うタイプではありませんが、今回はさすがに疑問を感じました。
やっぱり、あれだけ力がありながら勝ちあがれなかった全姉を見てるからだと思います。
姉の二の舞にだけはなってほしくないのです。
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レーヌドブリエ12戦目で吉田豊との別れ

レーヌドブリエ
 4/9(土)中山9R 野島崎特別 1000万下(牝)[芝1,800m・9頭]6着[4人気]

出たなりで中団に付け、道中は5番手あたりを追走、やや行きたがる面を見せ、残り600m付近から差を詰めに掛かりましたが、一団から上がりの勝負となって順位を上げられず、6着でゴールしています。

吉田豊騎手「1~2コーナーでペースが緩み、そこでハミを噛んでしまいました。その後はうまく折り合いが付いて運べましたし、道中も脚は溜まっていたのですが、最後はハミを噛んだ分の差が出てしまいました。着だけ狙うなら、後ろからポツンと行って外を回す競馬もできたとは思います。ただ、力がある馬ですから勝ちにこだわりたかったので、馬群の中で我慢させるレースを選択しましたが、上手く乗ってあげることができませんでした。それに折り合いだけを考えたら、コーナーが4つあるコースだと、出して行ってすぐ抑えないといけなくなるので、1ターンのコースの方が競馬をしやすいように思います」

矢作調教師「レース後は一旦滋賀県の島上牧場へ移動し、12日にノーザンファームしがらきへ放牧に出しました。少頭数だったので、もう少し上手く折り合って競馬をさせてほしかったところですが、馬自身も少し力んで走っていたところも窺えましたし、久々の分が影響したのかもしれません。今回はとてもいい馬体になって戻ってきたので、中山までの輸送もこなしてくれると思っていましたが、実際は前走からプラス2kgと見た目よりは増えていませんでした。これまで初戦からずっと騎乗してもらっていた吉田豊騎手に拘って出走させてきましたが、次走は拘らずに番組を検討したいと思っています。牧場で態勢が整い次第、次走を検討させていただきます」

今回はメンバーも手頃で十分に勝負になりそうでしたが、結果はいまいちでした。
吉田豊騎手で500万を勝利してから、矢作先生は吉田騎手にこだわっていました。
それは、メジロドーベルの主戦であった吉田豊とその娘であるレーヌドブリエの物語性を重視したからだと思います。
私はそれはそれでいいと思っていました。
最近は、簡単に乗り変わり、外国人騎手も短期でばんばんやってきて馬と騎手との物語など無くなってしまいました。
しかし、どんなに物語があっても結果が出なければダメなのです。
特にブリエの場合、関西馬で吉田騎手は関東のため、毎回輸送するはめになってしまっていました。
馬体重に難のあるブリエを毎回レースのたびに輸送し、いまいち結果も出ず、続戦もできずに放牧の繰り返しでした。
矢作先生も、とうとう今回のレース後に、今後は吉田騎手にはこだわらないと明言されました。
少し遅かった気もしますが、これで次戦がまた楽しみになりました。
輸送がないなら吉田騎手でもいいのですが、わざわざ毎回輸送してまで吉田騎手に乗ってもらうほど結果も出てないよということなのです。
ブリエには、これから大活躍をし、重賞などにも出るようになり、吉田騎手のほうがわざわざこの馬に乗るために関西にやってくるような馬になってほしいです。
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シルク2次追加募集馬の詳細と天栄ツアー参加馬

先日発表のあった追加募集馬ですが、価格と厩舎が発表されましたね。
個人的にはちょっと高いなぁという印象です。

66 マイネナデシコの14 牡 小島太 ブラックタイド ¥48,000
馬体は結構良いという評判ですが、産駒成績は良くありません。
まだ走ってる産駒は2頭だけなのでここらで走る可能性はあります。
ただ、この血統でブラックタイド産駒でこの価格は高いと思います。
個人的にセールでの落札価格がいくらだったので、いくら上乗せでこの価格になったのはしょうがないという形では評価すべきじゃないと思っています。
それはシルク側の値付けの話で、この馬の評価ではないからです。
この血統でこの馬体ならいくらまでなら出資したいかという点で検討したほうがいいと思います。
私は高いと思ったので出資しません。
ただ、厩舎は面白いですね。
厩舎を嫌う人も多いようですが、小島太厩舎は関東ですが遠征してくると武騎手を必ず乗せてくれます。
シルクでは珍しいタイプなので、おそらく武騎手が乗る可能性はあると思いますよ。

67 シャラントレディの14 牡 和田正一郎 ワークフォース ¥30,000
産駒もまだ走っておらず、未知数な部分が多すぎて今の段階では評価できません。
個人的には既にワークフォース産駒を1頭出資したので、さすがに2頭はいらないです。
まぁ、牡馬でこの価格ならシルクのファルブラヴ産駒の牡馬と同じ設定なのでお得感はありますね。

68 クライウィズジョイの14 牡 池江泰寿 ダイワメジャー ¥80,000
今回の目玉ですが、やっぱり結構な値段設定にしてきましたね。
以前にも書きましたが、サトノノブレスやヒカルオオザラの兄弟になり血統は魅力です。
血統も厩舎もいいですし、価格は高めですがまぁこんなもんでしょう。
ダイワメジャー産駒としては高めですが、アストラエンブレムだって10万円ですからね。
あとは予算と相談でしょうね。
これが1次だったら別ですが、もうかなり出資した後のこの募集なのでいくら使えるお金が残ってるかどうかでしょう。
あと何ヶ月かすれば、また1歳馬の募集が始まったりするわけです。
そういうことも含めて総合的に判断したいところです。

69 ヒシエンジェルの14 牡 橋口慎介 スズカマンボ ¥30,000
産駒成績が悪すぎます。
この馬に今から出資するメリットを感じません。
よっぽどスズカマンボファンとか馬体がずば抜けて良いとかじゃなければ出資する馬ではないと思います。


追加募集の4頭の他に天栄ツアーに4頭が参加します。
天栄ツアーに参加する馬は、売れ残ってる馬の中で早期デビューできそうな馬が集まります。
私も一昨年このツアーに出たアンジュデトワールに出資しました。
アンジュは、勝ちあがれませんでしたが、1番最初にデビューし楽しませてくれました。

7バラダセールの14
バラダガール 牝 国枝栄 ハーツクライ ¥50,000
現在540キロもある大型馬です。
大型馬は時間がかかるイメージですが早期デビューも意識しているとのことですが本当でしょうかね?
外国馬の初子なので参考情報はありません。
現時点でそれほど強調材料のある馬ではない気がします。

27シャルマンレーヌの14
マーフィー 牡 伊藤大士 カンパニー ¥28,000
個人的には出資しようか1番迷っている馬です。
調教も順調で、価格もお手頃で近況もいいです。
カンパニー産駒なのが1番のネックですが、やっとそこそこ勝つようになってきました。
カンパニーはかなりの晩成だったので産駒にもその傾向がある気がします。
逆に考えれば勝ち上がりさえすれば、長く楽しめる馬になるかもしれません。
そのためには丈夫さが重要ですが、姉のレーヌドコロールは既に6戦しておりシルクの中でもトップクラスです。

61サルスエラの14
ラバピエス 牡 大久保龍志 タートルボウル ¥50,000
兄のヴェルステルキングは先日2連勝でオープンまで上がってきました。
姉のチカリータも3連続2着で勝ち上がりは問題ないでしょう。
このサルスエラという繁殖はかなり優秀なお母さんの可能性が高いです。
そういう意味でこの馬は期待できそうです。
ネックは未知なタートルボウルだけ。
それでも、同じくらいの価格のマイネナデシコいくならこっちかなぁと思います。

64ブルーグラスサラの14
リゾネーター 牡 牧光二 Blame ¥56,000
外国産馬には興味がないので見てません。
すいません。


天栄ツアーにくるのはこの8頭です。
私が注目してるのは
1位・・・シャルマンレーヌの14
2位・・・サルスエラの14
3位・・・クライウィズジョイの14
ツアーには参加できませんが、レポなど参考にさせてもらってこの中から1頭くらい追加出資するかもしれません。


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ロッテンマイヤーがオークスに出る条件

忘れな草賞を勝って、次走はオークスに決まったロッテンマイヤーですが、まだ出れると決まったわけではありません。
まぁ、おそらく出れるだろうけど、絶対ではないというこのモヤモヤした状況は何なのかを分析したいと思います。
なぜこんなにモヤモヤするのかと言えば、簡単に言ってしまえば、賞金上位馬が全部オークスに出ると言ったらロッテンマイヤーは出れなくなるんだけど、例年を考えても全部が出るわけないから大丈夫だよねということなんです。
オークスは、2400という桜花賞とは全く違う条件なので、オークスには出ないで別の路線を歩むという馬は必ず毎年数頭いるのです。

まず優先出走枠が9枠あります。
桜花賞は既に結果が出ましたが、フローラSとスイートピーSはまだわからないので有力馬を当てはめます。
この優先枠のうちフローラとスイートピー組は権利を取ったらほぼオークスには出ると考えます。
なので、どの馬でも大して差がありませんので適当に埋めます。
ただ、ゲッコウカウのみ現時点で既にロッテンマイヤーより賞金が上ですので、こういう馬がトライアルで権利を取ってくれると元々上の馬が、権利を1個潰してくれたのと同じなのでロッテンマイヤーにとってはプラスとなります。

優先出走権(9頭)
・桜花賞 1着馬ジュエラー・・・オークス 
・桜花賞 2着馬シンハライト・・・オークス
・桜花賞 3着馬アットザシーサイド・・・オークスかNHKか未定
・桜花賞 4着馬メジャーエンブレム・・・オークスかNHKか未定
・フローラS 1着ゲッカコウ(仮)
・フローラS 2着馬アグレアーブル(仮)
・フローラS 3着馬フロンテアクイーン(仮)
・スイートピーS 1着馬カイザーバル(仮)
・スイートピーS 2着馬ジェラシー(仮)

それ以外の賞金上位馬
3000万 ソルヴェイグ・・・ダイワメジャー産駒でマイルまでしか経験無し
2700万 タイニーダンサー・・・完全なダート馬だがトライアルに出る話もある
2300万 ウインファビラス・・・おそらくオークス
2150万 ビービーバーレル・・・マイルまでの馬だと思うが未定
2150万 エンジェルフェイス・・・オークス
1900万 ブランボヌール・・・マイルまでっぽいが未定
1800万 キャンディバローズ・・・距離は短いほうがいい馬
1800円 デンコウアンジュ・・・おそらくオークス
1400万 ロッテンマイヤー・・・オークス
1400万 レッドアヴァンセ・・・秋まで放牧
1400万 チェッキーノ・・・フローラS出走予定

正直、安心しようと思ってリストを作ってみましたが、こうやってみると意外とみんな出てくる可能性もあって怖くなりました。
クラブ馬でもないと次走の予定もすぐにがわかりませんしね。
確定してるのはレッドアヴァンセが出ないということだけです。
タイニーダンサー、ビービーバーレル、キャンディバローズあたりは出てこないんじゃないかとは思うんですがどうでしょうかね?
メジャーエンブレムもNHKマイルにいったほうが勝算あるきがします。
桜花賞勝ってたらオークス出るしかなかったでしょうけど、負けちゃったのですんなりNHK向かえるかもしれません。
ちょっと、不確定情報ばかりになってしまったので、このリストはもう少し各馬の動向がわかってからもう一度更新しますね。


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ロッテンマイヤーが忘れな草賞を快勝!いざオークスへ!

ロッテンマイヤー
阪神9R 忘れな草賞・(牝)芝2000m 優勝
川田騎手は「出来れば前に馬を付ける形がベストだと思っていましたが、行く馬がいなければハナを切っても良いと思っていたので、他の馬も行く馬がいなかったことですし、楽に先手を切ることが出来ました。道中も突かれることもありませんでしたし、競馬をしたのは最後の直線だけでしたね。着差以上に完勝の内容でしたね」と話していました。


オレンジ8番

ロッテンマイヤーが忘れな草賞で見事な逃げ切り勝ちをしてくれました。
そこそこのスタートをきり、何も行く馬がいないと見るや思いきって逃げた川田騎手は好判断でした。
かなりのスローペースに落として最後の直線に入ると33秒台の脚で後続を振り切り快勝でしたね。
スローペースで逃げ切り勝ちだったので、この馬の能力だと信じきれない人もいるかもしれませんが、この時期の牝馬の中距離戦などスローペースにしかなりませんし、タイムは去年のミッキークイーンよりいいのですから何の心配もありません。
私にとっても初めてのオープン以上の勝利となり本当にうれしかったです。
池添先生のコメントを見ると、この後は短期放牧しオークスに直行するようです。
本当にこの馬は余裕をもったローテーションで上手にレース番組を組んでると思います。

クイーンC3着のあと、ブログでも書きましたがその後どういう路線にするのかかなりの悩みどころでした。
2着で賞金を加算していたら今日の桜花賞に出ていたかもしれませんが、3着だったのでもう一度どこかのトライアルを使って桜花賞ということも無くはなかった。
しかし、先生はここ一本に絞ったのです。
勝ったから言うわけではありませんが、忘れな草賞はトライアルでもなければ重賞でもありません。
勝っても100%オークスに出れるわけではありませんし、2着なら何の賞金も加算できずに無駄に終わってしまいます。
それでも、ここに絞って見事に勝たせたのは立派だと思いますね。
ただ、今言った通り、いざオークスへ!と題してはいますが、オークスに出れることが確定してるわけではありません。
今年は重賞勝ち馬も分散しており、現段階で賞金順に全頭がオークスにいくと出れない状況のようです。
まぁ、しかしNHKマイル路線にいく馬もいるでしょうし、故障などで回避する馬もいるでしょう。
トライアルで権利を取る馬が既に賞金では上の馬になったりもあります。
おそらく、例年を考えると出れるんじゃないかと思っています。

今日は、桜花賞がありました。
テレビで見ていてもやっぱりクラシックって別格だなぁと思いました。
ここに出資馬が出たらどんな気分なんだろうって思いながら見ていました。
メジャーエンブレムの出資者は、おそらく自信満々で楽しみしかなかったでしょうけど、レース後は憤慨していたかもしれません。
どうして前に行かなかったのかわかりませんが、あんな競馬をするなら本命にしなかったのに。
メジャーエンブレムには圧勝してもらって、クイーンCで負けたロッテンマイヤーの価値を上げて欲しかったのですが、まぁこれも競馬です。
鼻差で負けたシンハライトの出資者も悔しい気持ちでいっぱいだったでしょう。
それにしてもキャロットは毎年クラシックで活躍する馬は出てきて羨ましいです。
勝ったジュエラーは見事でした。
大本命が逃げ馬にもかかわらず、後方待機で一発勝負にでたデムーロはさすがだと思いました。
平場だとポカもしますし、出遅れもひどい騎手ですが大一番での勝負勘がずば抜けてすごいです。
個人的には、出資時には不安だったヴィクトワールピサ産駒ですが、この勝利でかなりの優良種牡馬だと証明してくれました。
私の2歳馬にはルシルクの14という期待のヴィクトワールピサ産駒がいます。
これは本当に楽しみになりました。

オークス出走に向けて、まずはロッテンマイヤーはできることはしっかりやってくれました。
後は、待つのみ。
さて、東京行きの飛行機でも物色しますか~
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残念桜花賞は過去の話

ロッテンマイヤー[父 クロフネ : 母 アーデルハイト]
在厩場所:栗東トレセン
調教内容:逍遥馬道から角馬場でハッキング、坂路でキャンター 6日に坂路で追い切り
次走予定:阪神4月10日 忘れな草賞・芝2000m[川田将雅]

池添学調教師「今朝(6日)、坂路で追い切りました。先週コースでしっかり負荷を掛けているので、今週は反応を確かめる程度で良いかと思っていましたが、この中間の状態がかなり良く、飼い葉をしっかり食べてくれていますし、これならもう少し攻めても大丈夫と判断して終いをしっかり追ってみました。全体の時計が52秒7の終い12秒2と、無理をせずこれだけ好時計が出るのですから、仕上がりとしては言うことありません。1勝馬の身ですが、引けを取ることはないでしょうし、十分勝負になると思っていますので、ここを勝ち上がってオークスに向かいたいですね」


いよいよ、明日忘れな草賞にロッテンマイヤーが出走します。
忘れな草賞といえば、桜花賞当日に行われる牝馬オープン戦なので、桜花賞に出られなかった牝馬が集まることが多く、以前は残念桜花賞などと呼ばれることもありました。
しかし、最近では桜花賞のようなマイルに距離適正のないオークス一本を目指す牝馬の出走も目立ってきました。
去年のミッキークイーンなんてその路線でここまできました。
ロッテンマイヤーはまさにミッキークイーンと同じローテーションでクイーンC→忘れな草賞→オークスという道のりを進もうとしています。
クロフネ産駒なので、距離が長いほうが良いイメージはありませんが、この馬の母系はあのビワハイジです。
今日も産駒がデビューしてあっさり勝ちあがりましたね。
中距離以上で活躍した馬がずらりといる母系ですから、むしろ伸びたほうがいいはずです。
調教も抜群ですし、おそらく1番人気になるんじゃないでしょうか。
ここは圧勝して、その後行われる桜花賞でオークスの相手になりそうなメンバーを見定めたいところです。
今年は愛馬が色々重賞出走し楽しませてくれていますが、このレースは重賞と同じかそれ以上にわくわくしています。
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アフィニータいよいよデビュー戦!

アフィニータ[父 ハービンジャー : 母 パーフェクトマッチ]
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:南Wコースで6日に時計
次走予定:今週日曜の中山・芝2,000m(牝)〔大野〕

菊沢隆徳調教師「追い切りは坂路コースで追走・併入する形で行いました。手綱を持ったまま、馬なりで楽に上がっていましたよ。基本は前向きですが、抑えも効きますし、これといった癖もなく本当に乗りやすい馬です。経験馬相手になりますし、ゲートもそれほど速いわけではないので、後ろからになる可能性が高いと思いますが、距離は2000mですからじっくり構えて乗ってもらいます。本当に良くなるのはこれからだと思いますし、使いつつ上向いてくればと思っています」


いやぁ、長かったですね。
デビューが4月まで遅れるとは思いませんでした、骨折など頓挫もありなかなか順調にいきませんでした。
去年はデビューに関してはみんな早めにしてくれたのですが、今年はこの馬を含めて2頭遅れており、やっぱり焦りますね。
全頭勝ちあがりが1番の目標の私にとって、この出遅れはかなりのマイナスです。
ただ、能力はそれなりにしっかりあるとは思っています。
それでも、初出走はこの馬だけですし、なんとかまずは掲示板入りを目標にしたいですね。
芝の未勝利戦は権利取りが大事になってきますので、ここで権利を取って、それなりに通用する能力を見せてくれれば初戦としては大満足です。
ハービンジャー産駒ですし、ここでダメでも北海道の未勝利戦にもっていってくれれば十分チャンスはある気がします。
この厩舎はそういうことをしてくれるのかわかりませんので、とにかく目指せ掲示板!
そこそこ強そうなのが何頭かいますが、それ以外は二桁ばっかりのような馬ばかりなのでチャンスは十分にありそうです。
全姉を見てもダートはおそらく全くダメだと思いますので、とにかく芝の未勝利戦は権利です。
これだけは1年半くらい一口馬主をして学びました。
能力があったのに勝ちあがれなかった全姉の無念を妹は晴らす番ですね。
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レーヌドブリエここはチャンスだ!矢作マジック

レーヌドブリエ[父 ゼンノロブロイ : 母 メジロドーベル]
在厩場所:栗東トレセン
調教内容:逍遥馬道ら角馬場でハッキング、坂路でキャンター 6日に坂路で追い切り
次走予定:中山4月9日 野島崎特別 牝馬限定戦・芝1800m[吉田豊]

助手「昨日(6日)、坂路で追い切りました。とても良い状態で戻ってきたこともあって、こちらで進めている限り、全く不安なく調整することが出来ました。飼い葉もしっかり食べてくれていますし、長距離輸送を無事にこなせば競馬で力を出してくれると思います。10日の隅田川特別にも登録をしていましたが、野島崎特別が少頭数になりましたし、牝馬限定戦でもありますので、条件としてはベストだと思います。この頭数なら不利を受けることもないでしょうし、吉田豊騎手もこの馬に関しては特に気に掛けて貰っているので、いい競馬をしてくれるはずです」

矢作先生は、この馬のレース選択はものすごいこだわっています。
とにかく関東遠征ばっかり。
それは、吉田豊騎手を乗せるためでもありますが、相手関係もあると思います。
今回は、牝馬限定でたったの9頭立て、しかも全頭前走馬券外というメンバー構成。
ここはかなりの大チャンスです。
矢作先生はこういうメンバーの弱いレースを見つけるのは本当に上手です。
ブリエが500万を勝ったレースも本当に手薄なメンバーでした。
ここを勝って1600万へ、そしてオープンと一歩一歩上っていってほしいですね。
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今週の武豊騎乗馬とお言葉

このブログは一口馬主と競馬予想がメインですが、武豊という要素も加えようかと思っています。

土曜 阪神
1R チカリータ (栗:小崎) 
2R オースミマルス (西:加藤)
4R プレイフォーユー (栗:斉藤崇) 
6R ダイアナヘイロー (栗:福島) 
8R ナムラケイト (栗:五十嵐)
9R スペキュレイター (栗:木原) 
10R テルメディカラカラ (栗:石橋) 
11R ココロノアイ (美:尾関) 
12R フクノグリュック (美:杉浦) 

日曜 阪神
4R ニシノリンド (栗:河内) 
7R ストリートキャップ (美:斉藤誠) 
10R レコンダイト (栗:音無) 
11R レッドアヴァンセ (栗:音無) 

土曜は9鞍ですが、日曜がたったの4鞍という寂しい結果になりました。
先日、NHKで武豊特集があり、興味深い内容でしたのであれを見て関係者はもっと騎乗依頼してほしいですね。
その中でも特に印象深かった話があります。

良い馬に乗れる環境、状況を作ってるのがそのジョッキーなんで、
だから、あの、「同じ馬に乗ったら負けない」とか、
それは僕はね、あの、騎手として言っちゃいけない事だと思いますよ


この言葉は、武豊が200勝とかしてたときに言ったら、おそらくかなり反感を買ったと思います。
しかし、今ホームの阪神でたった4鞍しか乗り馬がいない状況の武豊が言うからこそ重いのです。
そりゃ、今のデムーロや戸崎みたいな馬質ならこれだけ勝てるのも当然だよってみんなどこかで思ってる。
そう思ってもいいけど、プロとしてそれは口に出してはいけないということなんだと思います。

今週の乗り馬ですが、チカリータなどは確勝級でしょうし、桜花賞の本番もレッドアヴァンセで一発ありそうな感じですね。
今年は、海外遠征なども多く勝ち数をなかなか増やすのは難しい気がします。
数より質でG1など重要なレースでの勝ちを増やして欲しいですね。


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[ 2016/04/08 22:13 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

調教相手の重要性

先日書いた去年の追加募集馬の結果については、好評のようで、やっぱりこうやってまとめてあるとわかりやすいですよね。
しかし、その後、残念なお知らせがありました。
エリテュイアが、また骨折してしまい引退の可能性が高いそうです。
これで、1次追加募集馬は早々に骨折で4頭中3頭も引退になってしまいました。
これはたまたまと言っていいのでしょうか?
もちろん、セール購入馬なので足元に不安があって追加募集にまわされたわけではないのですが、結果を見ると追加募集馬はより厳しい目で見て出資すべきだというのは間違いないと思います。

ちなみに、エリテュイアが故障した時の稽古相手がロッテンマイヤーでした。
走りは抜群の内容で絶好調といっていいと思います。
忘れな草賞ですが、勝ち負けというより圧勝もあると思っています。
そんな相手とデビュー前の故障歴のあるエリテュイアの合わせ馬が果たして適切だったのかという意見もあるような気がします。
力の差がありすぎる相手と一緒に走ると、自分の思ってる以上に走ってしまって負荷がかかりすぎるというのはよくあることです。

これがその時の調教になります。

ロッテンマイヤー  大 下 4. 6栗坂良 52.7- 38.6- 25.1- 12.2 馬なり余力   
エリテュイア(三未勝)一杯を0.6秒追走0.6秒先着

2016/04/06 <所有馬情報>
在厩場所:栗東トレセン
調教内容:逍遥馬道から角馬場でハッキング、坂路でキャンター 6日に坂路で追い切り
次走予定:阪神4月10日 
忘れな草賞・芝2000m[川田将雅]
池添学調教師
「今朝(6日)、坂路で追い切りました。先週コースでしっかり負荷を掛けているので、今週は反応を確かめる程度で良いかと思っていましたが、この中間の状態がかなり良く、飼い葉をしっかり食べてくれていますし、これならもう少し攻めても大丈夫と判断して終いをしっかり追ってみました。全体の時計が52秒7の終い12秒2と、無理をせずこれだけ好時計が出るのですから、仕上がりとしては言うことありません。1勝馬の身ですが、引けを取ることはないでしょうし、十分勝負になると思っていますので、ここを勝ち上がってオークスに向かいたいですね」

コメントとタイムを見ても、デビュー前に一生懸命走ってる子を後ろから軽く走ってあっという間にかわしていった感じが目に浮かびます。
ロッテンマイヤーの出資者の私側からみると、本当に絶好調なんだとうれしくなる内容ですが、エリテュイアにとっては厳しい稽古になっただろうなというのは想像に難くありません。
私もまだ未デビューの馬が2頭いますが、出走経験馬とは力の差を感じます。

ここからは私の勝手な想像です。
ロッテンマイヤーは先週は古馬1600万の馬と稽古をしています。
これくらいの相手と稽古すべきレベルの馬だというのはタイムからもわかります。
それが、一転今週は未デビューのエリテュイアと走っています。
コメントにもある通り、ロッテンマイヤーは当初「反応を確かめる程度」の調教の予定でした。
なので、それくらい軽い稽古の相手ならとエリテュイアが抜擢されたのかもしれません。
しかし、思ってる以上にロッテンマイヤーの状態が良く、しっかり追ってみることにしたと書かれています。
そうなると、エリテュイアにとってはかなり厳しい稽古相手になってしまい、負荷を余計にかかったのかもしれません。
それが骨折に繋がったとしたら本当にかわいそうなことになってしまいました。
もちろん、レースはもっと激しいので調教くらいで故障していてはレースで活躍はできませんし、骨折も2度目なので足元の弱い馬だったとも言えるのですが、調教の相手というのも一つの重要なファクターなのかなと感じました。


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プロフィール

まーく

Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。

価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。

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