ロッテンマイヤー
阪神9R 忘れな草賞・(牝)芝2000m 優勝
川田騎手は「出来れば前に馬を付ける形がベストだと思っていましたが、行く馬がいなければハナを切っても良いと思っていたので、他の馬も行く馬がいなかったことですし、楽に先手を切ることが出来ました。道中も突かれることもありませんでしたし、競馬をしたのは最後の直線だけでしたね。着差以上に完勝の内容でしたね」と話していました。
オレンジ8番
ロッテンマイヤーが忘れな草賞で見事な逃げ切り勝ちをしてくれました。
そこそこのスタートをきり、何も行く馬がいないと見るや思いきって逃げた川田騎手は好判断でした。
かなりのスローペースに落として最後の直線に入ると33秒台の脚で後続を振り切り快勝でしたね。
スローペースで逃げ切り勝ちだったので、この馬の能力だと信じきれない人もいるかもしれませんが、この時期の牝馬の中距離戦などスローペースにしかなりませんし、タイムは去年のミッキークイーンよりいいのですから何の心配もありません。
私にとっても初めてのオープン以上の勝利となり本当にうれしかったです。
池添先生のコメントを見ると、この後は短期放牧しオークスに直行するようです。
本当にこの馬は余裕をもったローテーションで上手にレース番組を組んでると思います。
クイーンC3着のあと、ブログでも書きましたがその後どういう路線にするのかかなりの悩みどころでした。
2着で賞金を加算していたら今日の桜花賞に出ていたかもしれませんが、3着だったのでもう一度どこかのトライアルを使って桜花賞ということも無くはなかった。
しかし、先生はここ一本に絞ったのです。
勝ったから言うわけではありませんが、忘れな草賞はトライアルでもなければ重賞でもありません。
勝っても100%オークスに出れるわけではありませんし、2着なら何の賞金も加算できずに無駄に終わってしまいます。
それでも、ここに絞って見事に勝たせたのは立派だと思いますね。
ただ、今言った通り、いざオークスへ!と題してはいますが、オークスに出れることが確定してるわけではありません。
今年は重賞勝ち馬も分散しており、現段階で賞金順に全頭がオークスにいくと出れない状況のようです。
まぁ、しかしNHKマイル路線にいく馬もいるでしょうし、故障などで回避する馬もいるでしょう。
トライアルで権利を取る馬が既に賞金では上の馬になったりもあります。
おそらく、例年を考えると出れるんじゃないかと思っています。
今日は、桜花賞がありました。
テレビで見ていてもやっぱりクラシックって別格だなぁと思いました。
ここに出資馬が出たらどんな気分なんだろうって思いながら見ていました。
メジャーエンブレムの出資者は、おそらく自信満々で楽しみしかなかったでしょうけど、レース後は憤慨していたかもしれません。
どうして前に行かなかったのかわかりませんが、あんな競馬をするなら本命にしなかったのに。
メジャーエンブレムには圧勝してもらって、クイーンCで負けたロッテンマイヤーの価値を上げて欲しかったのですが、まぁこれも競馬です。
鼻差で負けたシンハライトの出資者も悔しい気持ちでいっぱいだったでしょう。
それにしてもキャロットは毎年クラシックで活躍する馬は出てきて羨ましいです。
勝ったジュエラーは見事でした。
大本命が逃げ馬にもかかわらず、後方待機で一発勝負にでたデムーロはさすがだと思いました。
平場だとポカもしますし、出遅れもひどい騎手ですが大一番での勝負勘がずば抜けてすごいです。
個人的には、出資時には不安だったヴィクトワールピサ産駒ですが、この勝利でかなりの優良種牡馬だと証明してくれました。
私の2歳馬にはルシルクの14という期待のヴィクトワールピサ産駒がいます。
これは本当に楽しみになりました。
オークス出走に向けて、まずはロッテンマイヤーはできることはしっかりやってくれました。
後は、待つのみ。
さて、東京行きの飛行機でも物色しますか~
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