2016/08/19 <近況>
担当者「疲れの方も取れてきたのでトレッドミルでの運動に移行し、その後も特に問題が見られなかった為、周回コースで運動を行っていたのですが、右前脚に腫れが出てきてしまったので詳しい検査を行ったところ、浅屈健炎の診断でした。秋の大きい舞台に向けて進めていた矢先にこのようなことになってしまい申し訳ありません。損傷としては中程度で、復帰にどれくらい時間が掛かるのか現時点ではハッキリしない状況ですが、能力の高い馬ですしまずは治療に専念したいと思います」
自分の愛馬に絶対に見たくなかった屈健炎という文字。
それが私が1番期待しており秋華賞を目標に調整していたロッテンマイヤーに発症してしまいました。
競走馬にとって不治の病と言われ、治るまでにかなりに期間がかかり、仮に治っても再発もしやすい最もおそれていたものです。
中程度ということで軽症でもないようですし、最低でも1年以上のお休みになります。
仮に順調にいって復帰は4歳の冬くらいでしょうか、牝馬なので残り1年くらいしか活躍できません。
それでも、復帰ができそうなら目指してほしいと思います。
もちろん、この血統と成績の馬ですから、このまま引退しても100%繁殖入りできます。
どういう判断になるかわかりませんが、この馬にとって最善な選択をお願いしたいです。
そんな絶望の気持ちで迎えた週末でしたが、私にとって一筋の光が見えたレースがありました。
同じく屈健炎を発症し約2年ぶりのレースに復帰したワールドインパクトです。
2年ぶりというだけでもう、とりあえず無事に回ってきてくれたらOKというレースだったと思います。
しかし、ワールドインパクトは最後惜しくも差されましたが、勝ってもおかしくない内容で2着と大健闘の内容でした。
もちろん、能力的にはこんなレベルの馬ではありません。
今回1億2千万という最高額で募集されることになったペンカナプリンセスの15の全兄でもあります。
そんな素質馬でしたが、2年ぶりのレースを2着という好結果を出してくれたことはロッテンマイヤーにとっても心強いものになったと思います。
しっかり、休んで治すことができれば復帰してほしいですし、無理なら繁殖入りでも構いません。
この馬にはどっちの道に進んでも大事な未来が待っています。
私はそれをただ見守ることしかできません。
頑張れロッテンマイヤー!
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