7 アートプリンセスの15 牡 栗 1月30日 国枝 栄
キングカメハメハ Officer ノーザンファーム 5,000万 100,000
157.5 177.5 20.1 441
母はイギリスG2で2着馬。
産駒には全日本2歳優駿2着のタップザットがいるが早熟だったぽい。
この子の上はディープ産駒ジュンテオドーラで、今週デビュー予定なので、その走りを是非参考にしたいところ。
それを見てからこの母の繁殖能力を確かめたいところだが調教はいまいちぽい?
キンカメは病気もあり種付けを制限してるが、そのせいか産駒成績は少し下降気味。
もちろん、今年もヴァナヘイムみたいな大物級も出てるので心配はないがアベレージが気になる。
そう考えるとちょっと高い気もする。
馬体はこの時期のわりにメリハリがありすぎるというか、1月生まれもあると思うが伸びしろが少なく感じる。
10万円もする馬には見えないかなぁ。
筋肉量はあるんですけどね。
歩様は特に気になるところはありません。
総合評価:C
8 アコースティクスの15 メス 鹿 1月27日 萩原 清
キングカメハメハ Cape Cross ノーザンファーム 3,000万 60,000
151.0 172.5 20.1 456
母はご存知ダービー馬ロジユニヴァースを輩出しています。
ただ、それ以外の産駒はぱっとしません。
シルクでも何頭か募集されていますがアフェットゥオーソも勝ちあがれませんでした。
タイムレスメロディもディープ産駒としては現時点で期待よりは活躍できていませんね。
そういうこともあり、ここにきてサンデー系種牡馬をやめてキンカメをつけてきました。
これはちょっと面白いチャレンジだと思います。
姉のタイムレスメロディは小さく馬体重に苦しんでいますが、こちらは現時点でまずまず馬体重もあり大丈夫そう。
あとはもう少し体高が欲しいくらいでしょうか。
価格はダービー馬の妹のキンカメ産駒ですからこれくらいでしょうね。
馬体はそこそこボリューム感もあり悪くないと思います。
歩様も軽くてよさそうです。
総合評価:C
9 ラトーナの15 牡 鹿 2月21日 木村 哲也
ステイゴールド Dansili ノーザンファーム 3,200万 64,000
156.0 176.0 21.7 495
母ラトーナはシルク馬で1勝するも肺の問題で引退しました。
ノーザンと提携後、シルク募集馬だった馬の子が募集された最初の馬になりますね。
いわゆるキャロットで言えば母馬優先の対象になる馬です。
シルクにはその制度はありませんけどね。
初仔なので産駒実績はありません。
祖母のレトII の子もシルクによくきますが良い結果は出ていません。
この牝系の能力には少し疑問符です。
価格は、ステゴの牡馬なのでこれくらいはしますね。
最後のステゴですし、ステゴはやっぱり牡馬ですから。
馬体は、ずいぶんガッシリとしてステゴのわりに大型です。
パワーもありそうです。
歩様もどっしりしてますけど、そこまで問題は感じません。
総合評価:C
10 ポーレンの15 メス 鹿 2月27日 久保田 貴士
ステイゴールド Orpen 白老ファーム 1,800万 36,000
152.0 176.0 19.8 442
母はアイルランンドのG3馬。
産駒で走ったのは全兄だけで4戦未勝利、ほぼ二桁と惨敗。
ステゴは牡馬のほうがだんとつ走るのに、全兄がこれではこちらは牝馬ですしもっと期待できません。
価格はお手頃です。
馬体はステゴ牝馬のわりにはサイズ感もあって悪くありません。
歩様はかなり悪く、後ろはぐにゃぐにゃしてて前はがに股でこれは個人的に無いですね。
総合評価:E
11 ターシャズスターの15 メス 鹿 3月13日 斎藤 誠
ステイゴールド Spanish Steps ノーザンファーム 2,200万 44,000
152.0 172.5 19.0 420
母の産駒にはすぐ上のシルク馬アズールムーンは既にデビューしていて勝ち上がっています。
芝で勝ち上がりましたが、次はエーデルワイス賞に挑戦するようで期待できます。
それ以外にも、関東オークスを勝ってダートで活躍したエスメラルディーナもいて優秀な繁殖です。
姉が6万もしましたからこの値段はステゴ牝馬なら普通でしょうね。
ただ、上のアズールムーンはムキムキの馬体でしたが、こちらはずいぶん小さく力強さがありません。
管囲もずいぶん細いですね。
前脚の歩様も少し気になります。
総合評価:D
12 シルクプリマドンナの15 メス 鹿 1月30日 和田 正一郎
ダイワメジャー ブライアンズタイム ノーザンファーム 2,500万 50,000
151.0 177.0 19.0 453
母はご存知シルクの看板オークス馬です。
産駒成績もなかなか良く、グランプリブラッド、フラムドグロワール、ネオルミエールなど重賞こそ勝てませんでしたが活躍したと言っていいでしょう。
ただ、全兄プリンシパルスターは勝ち上がりこそしましたが思ったほど活躍できていません。
かなり高齢にもなってきましたが、ここにきて初めての牝馬誕生です。
ダイワメジャー産駒の牝馬は最近活躍目覚しいですし、なんといってもほぼ確実に繁殖入りしますよ。
シルクの看板オークス馬の初めての牝馬なんですから絶対繁殖入りして産駒も募集されます。
馬体はダイワメジャーぽくて良さそうですが、この母の子は体高低いのが多く気になりますし、管囲も細くて心配です。
歩様もまずまず問題ないでしょう。
総合評価:C
13 ミスティックリップスの15 牡 鹿 2月24日 武井 亮
オルフェーヴル ジェネラス ノーザンファーム 2,500万 50,000
155.0 174.5 20.1 437
母はドイツオークス馬。
産駒は、ディープ産駒のサトノオニキスがやっと勝ち上がった程度。
現時点ではいまいち繁殖能力は感じないが、まだ日本ではたった2頭なので判断しずらい。
オルフェ産駒の価格がまだ未知数ですが、ドイツオークス馬にオルフェ牡馬でこの値段ならかなり安い気がします。
馬体は、サイズは良いがまだ少しボリューム不足かな。
気になるのは繋ぎが結構寝てること。
特にカタログの左前は寝すぎてる気がする。
歩様も左前をまわすのが気になる。
総合評価:D
14 ブラックエンブレムの15 メス 栗 3月30日 小島 茂之
オルフェーヴル ウォーエンブレム ノーザンファーム 3,000万 60,000
148.0 170.5 19.1 385
母は、秋華賞馬でシルクの大人気繁殖。
産駒には、札幌2歳を勝ったブライトエンブレム、重賞でも1番人気になってる3勝馬アストラエンブレムがいます。
そんな毎年大人気の産駒が今年はちょっと安くてビックリしましたね。
シルクで大人気の血統で何でこんなに安いのかと皆さん疑問でしたが、理由は小さいからでした。
ただ、馬体はこじんまりとはしてますけど、やっぱり雰囲気あります。
3月30日生まれなら実質4月みたいなもんでまだまだ成長もするでしょうから、成長次第でしょうね。
歩様も問題ありません。
気になるのは新種牡馬オルフェーヴルの父はステイゴールドなわけで、牝馬が大丈夫かな?という点です。
オルフェ産駒はセリでも暴れてるのが多く気性が悪そうなので、牝馬がどう出るかが怖いですね。
総合評価:B
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