2016/11/07 <レース結果>
ポールヴァンドル
11/5日(土)東京3R 2歳未勝利〔芝2,000m・14頭〕3着[1人気]
煽り気味にスタートを出ますがすぐに行き脚が付き、道中は好位の3番手を追走、残り400m付近から追い出しに掛かるもののジリジリとした伸び脚で前を交わせず、外から来た2着馬にも差され、3着でゴールしています。
蛯名正義騎手「ゲートの中では音に反応してジッとしておらず、伸び上がるよう感じで出てしまいました。新馬戦の時は他もスタートが遅いから楽に好位へ取り付けたのですが、今日は一度使った馬たちとのレースでしたから他も速いですし、ポジションを取るのに少し時間が掛かってしまいましたね。走りがモコモコした感じですし、良いスタートを切れないと楽に先手を取るのは難しいですね。道中はリズム良く運べ手応えも良かったのですが、直線では隣の馬を抜かそうとはしているものの、もう一段ギアが上がらず交わせませんでした。馬格もしっかりしていますし、伸び脚はジリジリといった感じですから、もしかするとダートの方が合うのかもしれません」
上原博之調教師「練習ではそんなことないのですが、今日はゲートの中でチャカチャカしていて、タイミングが合わずに遅れてしまいましたね。その後は行き脚が付いて良いポジションから運べたのですが、最後はジリジリとした脚しか使えず、交わせそうで前を交わせませんでした。最後まで頑張って走っているのですが、スパッとした脚を使えないのはやはりダイワメジャー産駒といった感じですね。コースも直線の長い東京よりは、前々で粘り込む競馬が比較的決まりやすい中山の方が良いのでしょう。この後は権利を取ってくれましたが、続けて使った疲れもあるでしょうから、一旦放牧に出させていただきたいと思います」
2016/11/07 <レース結果>
クードラパン
11/6日(日)福島11R みちのくステークス[芝1,200m・16頭]8着[3人気]
五分のスタートを切るもすぐに控え中団をキープ。直線は大外に出して追われると徐々に差を詰めますが、前を捉えるまではいかず、8着でゴールしています。
久保田貴士調教師「今回は控える競馬をしてもらいましたが、直線では伸びてきたものの最後は脚色が一緒になってしまいましたね。少し窮屈な所に入ってしまいましたし、控えるにしてももう一列前の方が良かったかもしれません。でもこれまでのように行かせるだけの競馬をしていては一本調子になってしまいますし、こういう競馬も経験させ教えていく方が、先々に繋がると思います。また、状態的には中1週ということもあり、フレッシュさに欠けていたように思うので、この後は放牧を挟んで暮れの中山か、年明けの番組が発表されてから検討しても良いかもしれません」
2016/11/07 <レース結果>
ヴァンクールシルク
11/6日(日)東京9R 百日草特別[芝2,000m・11頭]5着[5人気]
まずまずのスタートから中団をキープ。4コーナーで外に出して追われるとジワジワと脚を伸ばしますが、上位争いには加われず5着でゴールしています。
戸崎圭太騎手「スタートから行き脚が付いて、まずまずの位置取りで進めることができました。そういうところを見ると競馬が上手になってきていると思います。最後追い出してからは少し内にささりながらもグイグイと伸びているのですが、上位とは瞬発力の差が出てしまった感じですね。プラス20㎏でしたが太くは感じませんでした。気持ちがだいぶ入ってきているので、いずれはもう少し距離を詰めてもいいかもしれません」
木村哲也調教師「切れる脚がないので、ヨーイドンの競馬になっては分が悪いですね。もう少し早めに動いた方が良かったかもしれません。大幅なプラス体重でしたが、以前よりも馬体に実が入ってきましたし、数字ほど太くはなかったと思います。競馬の後の状態を見ながら次走を検討します」
2016/11/03 <近況>
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:南Wコースで2日に時計
次走予定:今週土曜の東京・芝2,000m〔蛯名正義〕
上原博之調教師「2日にWコースで追い切りました。先週は併せてしっかりやっているので、今週は半マイルから2頭併せの外に付けて行いました。切れはしないけど、追うとグイグイと伸びてくる感じで、非常に良い動きでした。前走後もテンションが上がることがないので、前走同様、距離は心配していません。一度使われた上積みは大きいと思いますし、ここは何とか決めてほしいところです」
担当者「馴致を予定通りに進めることが出来ています。現在は進んだ組に属しており、週3回は屋内坂路を2本ハロン20秒のペースで登坂し、週2回は屋内周回コース1600mをハロン25秒のペースで乗り運動を行っています。移動してきて間もない時は、落ち着きがなく時折、反抗的な面も見せていましたが今ではリラックスしています。恵まれた馬体と体を大きく使ったキャンターは1歳とは思えない雰囲気です。馬体面や飼葉食いも問題なく、現在までとても順調に来ているので、この調子で徐々にペースを上げて行く予定です」馬体重479kg
担当者「馴致は順調に進み、現在は週に2回屋内坂路コースでハロン20~25のキャンター、それ以外の日は屋内周回コースで2500mの軽めのキャンターで調整しています。5月生まれということもあり馬体は成長途上の段階ですが、全兄のダノンジェラートやワールドインパクトのようにこれからどんどん成長していきそうです。良血馬らしく品があり、背中の感触もとても良くて、雰囲気のある馬だと跨って実感いたしました。性格も落ち着きを保ち、馴致はとてもスムーズに行えていますので、この馬が2歳になったらどのように成長しているか楽しみで仕方ありません」馬体重425kg
担当者「馴致をスムーズに終えて、現在は週3回坂路でハロン18秒、残りの日はウォーキングマシンで1時間の運動を行っています。1歳の調教で本馬は一番進んでいる組に属しています。まだコースに入れたばかりなので、エキサイトしてしまい息づかいは荒く力んでしまって動きが硬くなってしまいますが、慣れてくれば徐々にリラックスして走れるようになり解れてくるので心配はしていません。馬体面も特に問題視するところはなく、骨格の太いがっしりとした馬体ですので、少しずつペースと運動量を増やしてしっかりと鍛え上げていきます」馬体重480kg
2016/10/31 <レース結果>
パブロ
10/29日(土)東京12R 3歳上500万下〔D1,300m・15頭〕15着[8人気]
まずまずのスタートを切ると、道中は4番手辺りを追走、4コーナーを回って追い出しに掛かるものの、ズルズルと後退してしまい後方でゴールしています。
石川裕紀人騎手「道中はリズム良く走れていましたし、手応え良く追走できていたのですが、4コーナーくらいから段々と手応えが怪しくなり、直線に入るとスカスカになってしまいました。追い切りで跨った時は動きが良くて、これなら500万クラスであれば勝負になると思い期待していたのですが、砂を被って嫌がることもなかったですし、久々の影響が大きかったのかもしれません。良いものを持っていますし、実力からするとこのクラスでこんなに負ける馬ではないですよ」
手塚貴久調教師「脚元のことがあり、目一杯の追い切りができない中での調整でしたが、見た目的には思ったほど悪くはありませんでした。気の良い馬ですし、足りない部分を気持ちでカバーしてくれればと思っていたのですが、直線はガス欠してしまいましたね。やはり追い足りなかったのが影響してしまったのかもしれません。申し訳ありません。コースで追うことができず、坂路だけで仕上げていくには難しい部分がありますが、脚元がしっかりしてくるまでは無理できませんし、今後も上手く付き合いながら調整していきたいと思います。この後は権利が取れませんでしたし、脚元のこともありますから、一旦天栄へ放牧に出させていただきたいと思います。牧場での状態にもよりますが、年末の中山開催を目標にしていきたいですね」
2016/10/31 <レース結果>
グラドゥアーレ
10/29日(土)東京2R 2歳未勝利〔芝1,600m・18頭〕5着[1人気]
やや遅れ気味のスタートから無理せず、道中は後方4番手辺りを追走、直線は内に進路を取りジワジワと脚を伸ばしますが前を捉え切るには至らず、5着でゴールしています。
田辺裕信騎手「ゲートの中が悪くてジッとしていられず、立ち上がろうとしたり潜ろうとしたりしていました。あまり強制して出そうとしてしまうと気性的にカッとなって逆効果になってしまう可能性があるので、無理せずソロッと出して行きました。スタート後も無理に出して行くと掛かってしまいそうだと思ったので、出たなりで進めました。道中はリズム良く運べたのですが、ペースが落ち着いてしまいましたね。内枠ということもあって、特に展開に左右される形になってしまいました。最後はよく脚を伸ばして頑張ってくれているのですが、直線に入る時点でかなり前との差が開いてしまっていましたし、捉え切るまではいきませんでした。前走は道中の走りが前に出て行かない感じで、乗っていて気持ち悪い部分があったのですが、今日はだいぶ動けるようになっていましたし、この馬なりに成長していると思います。ただやはりゲートが課題ですね。もう少しポンと出てある程度のポジションからレースを進められるようになれば、終い伸びてきてくれる馬ですから、このクラスは楽に勝ってくれると思うんですがね。でも体型的にまだコロンとしていて、成長の余地を残していると思いますし、まだ伸びしろがあると思いますよ」
小西一男調教師「ゲート内でジッとしていなくて、スタートで後手を踏んでしまったのが痛かったですね。木曜日に念のためゲート練習を行ったのですが、その時にテンションが高いところがあったのでレースに行ってどうか心配な部分がありました。それが悪い方に当たってしまって、本番でもやはり大人しくしていられなかったですね。それに最後までよく脚を使って頑張っているのですが、前残りの展開になってしまったのも厳しかったです。自分から動くにも動けず、内枠に入ったのも結果的には仇になってしまいました。ただゲートに関しては、練習は必要ですが、今日は初戦と比べると出ていたように、今後慣れてくれば普通に出てくれるようになると思います。この後は厩舎に戻っての状態を確認して、このまま続戦するか一旦放牧に出すか判断させていただきたいと思います」
2016/10/31 <レース結果>
デビュースマルト
10/29日(土)京都4R メイクデビュー京都〔D1,200m・14頭〕14着[6人気]
ゲートの出は速くなかったものの、二の脚を活かして道中は4番手辺りを追走、手応え良く勝負処から前を窺いにかかりますが、喉が苦しくなった為にズルズル後退し、14着でゴールしています。
藤岡康太騎手「返し馬では全く喉は気になりませんでしたし、勝負処では先行馬に詰めよることができるかと思ったぐらい手応えが良かったです。直線に入って追い出しに掛かると、喉がゲホッと苦しそうになっていましたから、若駒に見られるDDSPの症状かもしれません。ゲートの出はそこまで速くなかったものの、スッと好位に取り付ける脚をもっていますから、これから成長していけば、息遣いもしっかりできて、最後まで力を出し切ってくれるようになるでしょう」
角田晃一調教師「追い切り同様に舌を縛ってレースに臨みましたが、直線に入って追い出しに掛かった途端、息遣いが悪くなってしまったようです。ただ喉なりの症状ではなく、若駒によくあるDDSPの症状だと思いますので、これからの成長次第で治まっていくと思います。このまま続戦させると、苦しさから競馬を嫌がってしまう恐れがありますから、短期放牧を挟みながら成長を促していきたいと思います。トレセンに戻って状態を確認してから今後の方針を検討させていただきます」
Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。
順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。
馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。
価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。