私はこのブログで何度も書いてきたことがあります。
「シルクは売れ残っている馬が走る!」
そう書いている以上、私も残口馬には常に注目してきました。
最初の年は途中入会なので、全頭が売れ残りでしたがレーヌドブリエが3勝、プルーヴダモールが新馬勝ちを含む2勝。
2年目は、クードラパン、アルジャンテが残口馬から出資しましたがどちらも現在準オープンまできています。
3年目は、インハーフェイバーやダンスウィズユーが残口馬でしたがどちらも骨折をしてしまい、まだ勝ちあがっていません。
ただ、どちらも1番人気になるなど期待は高く、骨折は治っていますので頑張ってくれるでしょう。
というわけで、4年目の現2歳世代も残口馬は1頭はいく予定でした。
ただ、1次申し込みと、その後の通常募集で一気に7頭も確保してしまい予算が無くなってしまったこともあり、高い馬は当然いけません。
なので、お手ごろな馬で期待できそうな馬に絞ってチェックしてきました。
その間、追加募集などもあり、そちらで出資することも考えたのですが、色々不安な面もあり残口馬の様子見を続けることにしました。
そして、今回残口警報が出たことと出資する体勢が整ったので決断しました。
私が今回出資したのはヴェロニカグレース(エンジェルフォールの15)です。
この馬の母は、アドマイヤサンデーとジャングルポケットという黄金配合でG1馬、重賞馬多数の兄弟で血統的には元々かなりの良血です。
1次レビューでも特に欠点も無く、まずまずの評価をしていました。
それでも、1次の段階では出資する気はありませんでした。
それが、半年たった今どこが変わって出資するに至ったのでしょうか。
まず、ハービンジャー産駒の大活躍があげられます。
皐月賞2着のペルシアンナイト、そして昨日のオークスにはディープ産駒より多い4頭も出走しました。
2着にモズカッチャン、4着にディアドラ、モーヴサファイヤやヤマカツグレースも出走しました。
ハービンジャー産駒は最初は新馬戦を勝ちまくって期待されていましたが、その後いまいち大物が出ずに少しづつ評価も下がり気味でした。
シルクでも数頭募集されていますが、価格は安くなっており、それでも1次満口は当然いませんでした。
そんな中でのこのクラシック戦線での大活躍です。
個人的には根拠も何もないのですが、種牡馬にも全盛期というものがある気がしています。
急に2~3年産駒が大活躍して繁殖の質も上がったのに、その後さっぱりみたいなケースが結構あるからです。
遺伝的に説明がつくのかわかりませんが事実としてあるわけです。
そう考えるとハービンジャー産駒のこの活躍を見るに、その次の世代のハービンジャー産駒の期待度も高まるわけです。
そして、今なら価格が安いままなのです。
これが来年ならもう少し高くなるかもしれません。
つまり、全盛期を迎えつつあるハービンジャー産駒に今なら安く出資できるのです。
次に、様子見の基本である馬体面と調教面と順調度です。
馬体は500キロ近い立派な体に成長しました。
その割に大きく見せないので、よく言えばスラリとしていて悪く言えば貧弱にも見えます。
ただ、ハービンジャー産駒の全盛期がきたといってもダートでは全く期待できません。
なので、芝オンリーであるならこういう馬体でも良いわけです。
そして、調教ですが、走りはバネもありそれなりにしっかり走れています。
まだバタつく感じもあり、ものすごい良い走りだとも思いません。
あと一本調教動画を見てからにしたかったのですが警報が出てしまったのでしょうがないですね。
現時点では、まだこのままいけばもっと良くなっていくだろうという期待込みの評価になります。
最後に近況ですが、5月末に入厩することになっています。
夏競馬でデビューということですので早期デビューできそうです。
ハービンジャー産駒は洋芝に強いので北海道デビューになるかもしれませんね。
それなら、現地で応援できるかもしれません。
もちろん、販促込みの近況と入厩もあるので完全に字面通り受け取ってはいけませんが、早めにデビューできそうということはありそうですね。
このように、血統、ハービンジャー産駒成績、価格、馬体、調教、早期デビューなど総合的に判断して今回出資申し込みをしました。
おそらく、月曜いっぱい残ってるかどうかの勝負になると思います。
これを読んで気になった方はお早めに出資申し込みをされたほうがいいと思います。
これでこの世代の出資は終わりになります。
ここまで様子見を粘ったかいがあって最後に良い出資ができた気がします。
何度も言いますがシルクは売れ残り馬が走りますよ!
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