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まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルク、キャロット、広尾のホームページ情報の転載許可を受けております。

再募集した途端また頓挫はどうなる?

先日2度目の再募集が行われました。
トゥハーモニーの15は満口にならなかったようで通常募集されるようです。
まぁ、デビューが遅れることは間違いないので、それでも勝負するというのはなかなか決断がいりますからね。
そんな中、リビアーモの15はたった2口の再募集に157口も応募があったようでものすごい人気ですね。
約80倍という1次募集のピラミマの15以上の難関でした。
そんな難関倍率を突破して出資された方はさぞや大喜びだったと思います。
しかし、その馬がまた頓挫してしまいました。

2017/05/30 <所有馬情報>
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:舎飼

担当者「30日に右トモ飛節にフレグモーネが発覚し、体温の上昇、患部の熱と痛みがひかない為、社台ホースクリニックで患部の洗浄を急遽行うことになりました。すでに処置を行いましたが、詳しく調べたところ関節炎を発症していることがわかりました。しばらくは腫れた状態が続くでしょうし舎飼で様子をみることになります」


フレグモーネと関節炎を発症したようです。
フレグモーネはたまに見かける症状で、まぁ簡単に言えば、ばい菌が入って化膿してしまった状態です。
たまに重症化することもありますが、基本的にはそんなに心配しなくても治ります。
ただ、関節炎はやっかいかもしれません。
そもそも、この馬はずっと右飛節に問題をかかえていて、ずっと調教もできていませんでした。
それがやっと治りつつあり今回の再募集になったんだと思います。
しかし、また右飛節に問題が発生してしまったのです。
トゥハーモニーの15の時は骨折でクーリングオフになりました。
今回は関節炎ということで、再募集で2人しか関係していないこともあり、おそらくそのままになる可能性が高そうです。
でも、再募集の結果発表の翌日に問題発覚となれば、本当に再募集時は問題なかったのか?と疑いたくなるものです。
まぁ、生き物ってそういうものだと言われればそうなのですが。
人間だって明日も健康でいられるかなんてわかりませんからね。
今回は、当たった方がどういう気持ちなのかはわかりませんが、もしキャンセルを希望されるのであれば受け付けるのが誠実な対応なのかなとも思います。
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最も相馬眼のある一口馬主ブロガーとは?

ここ数日ブロガーというものを考える機会が増えました。
読者の方は、単に暇つぶしの読み物として利用されている方もいるでしょうし、馬選びの参考にされている方もいるでしょう。
じゃあ、ぶっちゃけ1番馬の見る目のあるブロガーって誰なんでしょうか?
気になりますよね。
もちろん誰が何に出資しているか正確に把握しているわけではありませんし、すべてのブログを見ているわけではありません。
なので客観的なものは何もないのですが、おそらくこの人以上はいないんだろうなっていう方は確かにいます。

それは「ターフの風に吹かれて」さんです。
先日、念願のダービー制覇をレイデオロで達成されました。
レイデオロに出資しているというだけでもうすごいことですよね。
最近は、あまりブログを更新されなくなりましたが、私が一口馬主を始めた頃は毎日のように更新されていて参考にしていました。
当時からローブティサージュとリアルインパクトという2頭のG1馬に出資されていてその相馬眼はすごかったです。
それ以前にもブレイクランアウト、ブルーメンブラット、シルクメビウスなどG1、重賞馬に出資されていたようです。
これだけでも十分にすごかったのに、その後、ネオリアリズムで香港のG1を勝ち、そして今回のレイデオロでのダービー制覇です。
それも世代何十頭も出資されているわけじゃなく、ここ数年は3頭前後しか出資されていないのにこの成績なのです。
私が、これ以上の人はいないんじゃないかと言うのも納得されると思います。
こういう方と出資馬がかぶったりすると素直にうれしくなったりすると思います。

私は当然ながら足元にも及びません。
まだ重賞一つ勝ったことないのですから当然です。
でも、いつかそうなれたらとは思っています。
私と出資馬がかぶってうれしいと思われるような存在になりたいです。
そのためにも、もっとしっかりとした馬選びをしていかなければなりません。
今年の1歳馬はより頭数を絞って、確率を上げていきたいと思います。
シルクの募集馬は6月には発表されるそうです。
その後、カタログ発送、ツアーとあります。
もう次の戦いが始まります。
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[ 2017/05/30 19:38 ] 一口馬主 | TB(0) | CM(6)

シルク募集馬見学ツアー参加申込み完了

今年も募集馬見学ツアーに参加します。
今日のお昼から申込み開始でした。
私は初日の金曜日にしました。
今みたらその初日だけ完売してましたね。
今年から日帰りが3回になりましたが、やっぱり平日でも初日が人気のようですね。
まだの人は、先着順なのでお早めに申込みしましょう。
来月には募集馬も発表されるようです。
どんどん次の募集が迫ってきますね。
そして、2歳馬の新馬戦も始まります。
3歳馬の勝ちあがりを賭けた未勝利戦ももちろん大事になってきます。
1歳馬募集、2歳馬のデビュー、3歳馬の未勝利戦と大忙しの時期になってきました。
ツアーは個人的には参加したほうがいいと思います。
見たってよくわからないと思うかもしれませんが、実際に生で馬を見るとこれはいいなぁっていうのが感覚的に感じられます。
どこがどういいとか専門的に何にもわからなくても、やっぱり良い馬は良く見えるんですよね。
まぁ、ツアーで良く見えたからといって申し込んでも当たらないという現実もあるんですが、掘り出し物もいるでしょうから行ける方は是非申し込んだらいいと思いますよ。
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シルクとキャロットの差は広がるばかり

世代の頂点を決める日本ダービーが終わりました。
勝ったのはキャロットのレイデオロでしたね。
この世代、キャロットは実は不作といってもいいくらいでした。
レイデオロはもちろん、リスグラシューやエピカリスなど一流馬はいますが、肝心の高額ディープ産駒がいまいちな馬が多いのです。
しかし、それも今回のダービー制覇でどうでもよくなりました。
クラブからダービー馬が出たというのは一生クラブの看板になるからです。

一方シルクですが当然のようにダービーに出走馬はいません。
それでも、ダービー後の京都11Rにはインビジブルレイズが出走し1番人気に支持されました。
しかし、勝ったのはまたもやキャロットのラプソディーア・・・
じゃあ、今度こそと意気込んでいた最終のG2目黒記念。
シルクからは2頭出走し、モンドインテロは3番人気とチャンスがあります。
しかし、勝ったのはサンデーRの古豪フェイムゲーム。
1年ぶりに出走したキャロットのクリプトグラムにも負ける有様でした。

キャロットはダービーを制覇し、シルクは重賞さえ勝てない。
これは今の現状です。
私はシルク一筋で愛着はありますが、今どちらかに入りたいと相談を受ければ100%キャロットを勧めます。
もちろん、キャロットはキャロットで人気すぎるが故に色々と大変な部分もあるわけですが、そんなことはこれだけ結果が出れば関係ないでしょう。
ただ、私はシルクを見限りません。
まだキャロットと同じ土俵に立っていないからです。
今回のレイデオロの母ラドラーダもキャロットで活躍した馬です。
シルクはまだそういうサイクルにほとんど入っていません。
ノーザン提携後にシルクで募集されて活躍した馬が、繫殖入りして誕生した子供たちがシルクでどんどん募集されるようになってからが本当の勝負なのです。
なので、それまで他のクラブをメインでやっても良いと思います。
母親優先があるわけじゃないので、そういう馬たちが募集されるようになってからシルクに本腰いれてもいいかもしれません。
もし、シルクの馬がダービーを取るとしたら、みなさんが今出資している牝馬が繫殖入りして生まれた子供かもしれません。
クードラパン、アルジャンテ、ロッテンマイヤー、レーヌドブリエ、ポールヴァンドル・・・
これらの馬たちが無事に現役を終えて繫殖牝馬としてどんな子供を出してくれるのか、そして、その子に出資して大活躍してくれるかもしれないと思うとシルクでもまだまだ夢は広がっていくのです。
そして、それがキャロットと広がりすぎた差を埋める可能性になるのです。
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[ 2017/05/29 04:56 ] シルクホースクラブ | TB(0) | CM(8)

一口馬主のブログ界隈のざわつきについて

ここ数日、一口馬主のブログ界隈はざわついていました。
一口馬主界を代表するブロガーのお二人がバチバチしていたからです。
最初は、Hさんのブログが発端でした。
「成功の尺度の話」という内容で、一口馬主にとって成功とは何なのかというものでした。
内容についてはそちらを読んでみてほしいです。
私は、特に違和感無く読んだし、おそらく多くの人が内心思っていたことだと思います。
三連単をほぼ全通り買って、10万馬券を当てても実質トリガミで20万の損をしてたら誰もすごいねとは言わないからです。
それでも、10万馬券を取ったという事実がうれしいんだと言われればそういうものなのかなと思うしかありません。
なので、まぁ人それぞれだろうと思っていました。

しかし、今回Hさんに暗に批判されたことでGさんが反論のブログを書きました。
「個人馬主は事業、一口馬主は趣味」というタイトルですので、興味のある方はご覧ください。
売り言葉に買い言葉だったのかもしれませんが、個人的にはこの内容がものすごい不愉快でした。
一口馬主は趣味でやっているので収支は気にしてないし、個人馬主のほうがはるかに面白い、一口馬主で成功したいとは思っていないし勉強のためにやってるんだと言うのです。
明らかに一口馬主を軽んじた内容なのです。

そもそも、一口馬主というのは馬1頭は高くて買えないから、みんなで分担してお金を出し合って楽しみましょうというものです。
つまり、大部分の一口馬主をやっている人は個人馬主になれない人間です。
中にはもちろん、一口馬主を経て個人馬主になった人もいますし、個人馬主になれるお金はあるけど一口馬主くらいの予算で楽しんでいる人もいるでしょうが少数派です。
なので、大部分の一口馬主にとっては、一口馬主がゴールであり、一口馬主の中に夢や楽しみがあるのです。
それを、今まで一口馬主として有名だった人が個人馬主になった途端に一口馬主を軽んじる発言をされたことが残念なのです。
私にとっての夢を、自分にとっては踏み台でしかないと言われた気分になりました。

まぁ、おそらく言われていることは基本的には間違っていないんでしょう。
一口馬主は馬主でも何でもありませんし、個人馬主と比べればママゴトみたいなものなのでしょう。
ただ、ブログを読んでいる人はその一口馬主をやっている人がほとんどなのです。
もう少し、配慮すればいいのになぁ感じました。
こういうことを書くと、ただ妬んでいるだけだろうという人もいるかもしれません。
しかし、私は別にそういう気持ちは正直ありません。
自分は、決められた少ない予算の中でやり繰りするのが楽しいからです。
予算無制限でいくらでも出資していいぞって言われても何にも面白くないのです。
決められた予算の中で、これにいくとあれにいけないとか、この2頭のどっちかしかいけないというギリギリの戦いがあるからこそ、出資馬選びに全力になれるし、楽しいんだと思うからです。

私はおそらく一生個人馬主になることはできません。
個人馬主から見ればつまらないものかもしれませんが、私は今、一口馬主をいうものを本当に楽しんでいます。
もちろん趣味です。
一口馬主を事業や投資としてやっているという人はあまり聞いたことがありません。
しかし、趣味であっても少しでも活躍して稼いでくれる馬に出資しようと真剣に全力で楽しんでいます。
これからも一口馬主として少しでも役に立ったり楽しめるようなブログをしたいと思います。
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[ 2017/05/28 00:57 ] 一口馬主 | TB(0) | CM(20)

シルクで2度目の再募集になった理由

◆再募集馬一覧(募集馬名 口数)◆
42.リビアーモの15  2
44.ウィルパワーの15  4
53.トゥハーモニーの15  125

シルクで2回目の再募集が発表されました。
これは私が入会してからは初めてのケースです。
今回はトゥハーモニーの15がいたからかもしれませんね。
トゥハーモニーの15は募集中に骨折が判明し、クーリングオフが適用されました。
本来出資はキャンセルできないのですが、この馬のみキャンセルできたわけです。
なので、今回125口もの再募集がありました。
これだけの方が、当時キャンセルしたことになります。
まぁ、やっぱりいきなり骨折となると悩みますよね。
ただ、前回の再募集時にはこの馬が出ませんでした。
その時まだ再募集できなかった理由があったんだと思います。
どうせなら、こんな分けずにまとめてやりたかったはずですからね。
その理由を考えて少し調べてみましたが、この馬以外にこの時期になぜか再募集になった2頭も含めて見てみると答えがわかりました。

まず、トゥハーモニーの15は前回の再募集のあった3月末時点ではまだ乗り運動もできていません。
ウォーキングマシンで調整してる程度でまだまだ安心というわけではありませんでした。
リビアーモの15もこの3月末の時期に右飛節後腫がでて治療で休んでいました。
ウィルパワーの15も左前脚に疲れがでて軽い運動にとどめていました。

つまり、この3頭は3月の再募集時に頓挫または万全ではない状況があったのです。
そんな状態で再募集して、また何かあってデビューできないなどがあると問題になるのでやめたんだと思います。
しかし、3頭とも現在は問題ないと判断し、今回の再募集になったんだと思いますね。
ただ、近況を見てみるとまだまだ万全という内容ではありません。
それでも、もう新馬戦の時期も近づきこれ以上は引っ張れないと判断したのかもしれません。
なので、やっぱりこの3頭はまだまだリスクが高いと思ったほうがいいです。
それでもこの3頭とも1次満口になった馬です。
1次の時点では実績がトゥハーモニーの15で150万、リビアーモの15は300万も必要でした。
今なら実績関係なく抽選に参加できます。
特にトゥハーモニーの15は結構な確率で出資できると思います。
あとはもう追加募集馬の時にも書きましたが、リスクと期待値の比重の勝負です。
私はもう先日最後の出資をしたばかりなので、出資はしませんが十分迷う価値はありそうです。
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シルク2017年度に募集されない馬たち

ノーザンファーム生産馬は基本的に大部分は、サンデーR、キャロット、シルク、セレクトセールに分配されます。
その中でサンデーRの募集馬とセレクトセールで売られる馬が発表されているので見てみようと思います。
過去にシルクで募集された繫殖牝馬の下で今年はシルクにこないことが確定した馬になります。

・セレクトセール
クルージンミジーの2016 牡 ハーツクライ

サルスエラの2016 牝 ワークフォース

ピーチブローフィズの2016 牡 ロードカナロア

メジロツボネの2016 牡 ロードカナロア

ジェイズミラクルの2016 牡 ディープブリランテ

フラーテイシャスミスの2016 牡 ゴールドアリュール

フサイチエアデールの2016 牝 クロフネ

リップスポイズンの2016 牡 ヴィクトワールピサ

レツィーナの2016 牡 ハーツクライ

デビュートウショウの2016 牡 ローエングリン

シーザバッドガールの2016 牝 ルーラーシップ

ラディーアの2016 牝 ロードカナロア 母はシルク馬


・サンデーR
アートプリンセスの16 牝 ハーツクライ

ウーマンシークレットの16 牝 ジャスタウェイ

ストラスペイの16 牝 ジャスタウェイ

リビアーモの16 牝 ワークフォース

アンソロジーの16  牝 ヴァーミリアン

キラーグレイシスの16 牝 ハーツクライ

ミュージカルウェイの16  牝 オルフェーヴル

インダクティの16 牡 ロードカナロア

ローズバドの16 牡 ワークフォース

ワンダーレディアンエルの16 牡 ディープブリランテ


以上になります。
何か調べたりしたわけじゃなく、リストを見て自分の記憶だけで繫殖牝馬名でこの馬シルクにきてたなと覚えている馬を列挙したので抜けているかもしれません。
なので私が入会前のものは抜けています。
それでも結構な頭数がいるなぁという感想です。
ただ、シルク縁の血統やずっと募集が続いているのはいない気がしますので安心ですね。
また、この馬は絶対にシルクに来て欲しかったというほどの馬もそんなにいない気がします。
フラーテイシャスミスの2016なんかは全姉が去年シルクにきましたが、やっぱりゴールドアリュール産駒でダート期待なら牡馬が欲しかったところなので、牡馬に出たこの子も来て欲しいところですよね。
牝馬だったからシルクに回されたとも思える感じが少し嫌ですね。
ラディーアの2016 なんかもシルクで未勝利で終わった母の子ですから、シルクにくるかと思いきやセール行きでした。
母親優先がないせいないのか、母がシルクだったから子もシルクへという感じは薄いのかもしれません。
あとは個人的には、フサイチエアデールの2016なんかは出資候補にしたかったですね。
特にクロフネの牝馬は今年もアエロリットがG1を取っています。
個人的にもクロフネ牝馬を重視していて、ロッテンマイヤーやウインフロレゾンの15と続けて出資しています。
まぁ、ほぼ無いとは思いますがセレクトセールの馬はシルクが落札する可能性もあるので来ないとは断定できません。
欲しい馬がいたら落札することを願いましょう。
サンデーRのほうはどうしても欲しければ入会するしかないですね。
だんだんとシルクの募集馬も絞られてきましたね。
ツアーの申込みもそろそろ始まりますし、募集馬リストも近いうちに出てくるかもしれせん。
この時期はどんな馬がくるかわくわくしますね。
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様子見馬から世代最後の出資申し込みをしました

私はこのブログで何度も書いてきたことがあります。
「シルクは売れ残っている馬が走る!」
そう書いている以上、私も残口馬には常に注目してきました。
最初の年は途中入会なので、全頭が売れ残りでしたがレーヌドブリエが3勝、プルーヴダモールが新馬勝ちを含む2勝。
2年目は、クードラパン、アルジャンテが残口馬から出資しましたがどちらも現在準オープンまできています。
3年目は、インハーフェイバーやダンスウィズユーが残口馬でしたがどちらも骨折をしてしまい、まだ勝ちあがっていません。
ただ、どちらも1番人気になるなど期待は高く、骨折は治っていますので頑張ってくれるでしょう。
というわけで、4年目の現2歳世代も残口馬は1頭はいく予定でした。
ただ、1次申し込みと、その後の通常募集で一気に7頭も確保してしまい予算が無くなってしまったこともあり、高い馬は当然いけません。
なので、お手ごろな馬で期待できそうな馬に絞ってチェックしてきました。
その間、追加募集などもあり、そちらで出資することも考えたのですが、色々不安な面もあり残口馬の様子見を続けることにしました。
そして、今回残口警報が出たことと出資する体勢が整ったので決断しました。

私が今回出資したのはヴェロニカグレース(エンジェルフォールの15)です。
この馬の母は、アドマイヤサンデーとジャングルポケットという黄金配合でG1馬、重賞馬多数の兄弟で血統的には元々かなりの良血です。
1次レビューでも特に欠点も無く、まずまずの評価をしていました。
それでも、1次の段階では出資する気はありませんでした。
それが、半年たった今どこが変わって出資するに至ったのでしょうか。

まず、ハービンジャー産駒の大活躍があげられます。
皐月賞2着のペルシアンナイト、そして昨日のオークスにはディープ産駒より多い4頭も出走しました。
2着にモズカッチャン、4着にディアドラ、モーヴサファイヤやヤマカツグレースも出走しました。
ハービンジャー産駒は最初は新馬戦を勝ちまくって期待されていましたが、その後いまいち大物が出ずに少しづつ評価も下がり気味でした。
シルクでも数頭募集されていますが、価格は安くなっており、それでも1次満口は当然いませんでした。
そんな中でのこのクラシック戦線での大活躍です。
個人的には根拠も何もないのですが、種牡馬にも全盛期というものがある気がしています。
急に2~3年産駒が大活躍して繁殖の質も上がったのに、その後さっぱりみたいなケースが結構あるからです。
遺伝的に説明がつくのかわかりませんが事実としてあるわけです。
そう考えるとハービンジャー産駒のこの活躍を見るに、その次の世代のハービンジャー産駒の期待度も高まるわけです。
そして、今なら価格が安いままなのです。
これが来年ならもう少し高くなるかもしれません。
つまり、全盛期を迎えつつあるハービンジャー産駒に今なら安く出資できるのです。

次に、様子見の基本である馬体面と調教面と順調度です。
馬体は500キロ近い立派な体に成長しました。
その割に大きく見せないので、よく言えばスラリとしていて悪く言えば貧弱にも見えます。
ただ、ハービンジャー産駒の全盛期がきたといってもダートでは全く期待できません。
なので、芝オンリーであるならこういう馬体でも良いわけです。
そして、調教ですが、走りはバネもありそれなりにしっかり走れています。
まだバタつく感じもあり、ものすごい良い走りだとも思いません。
あと一本調教動画を見てからにしたかったのですが警報が出てしまったのでしょうがないですね。
現時点では、まだこのままいけばもっと良くなっていくだろうという期待込みの評価になります。
最後に近況ですが、5月末に入厩することになっています。
夏競馬でデビューということですので早期デビューできそうです。
ハービンジャー産駒は洋芝に強いので北海道デビューになるかもしれませんね。
それなら、現地で応援できるかもしれません。
もちろん、販促込みの近況と入厩もあるので完全に字面通り受け取ってはいけませんが、早めにデビューできそうということはありそうですね。

このように、血統、ハービンジャー産駒成績、価格、馬体、調教、早期デビューなど総合的に判断して今回出資申し込みをしました。
おそらく、月曜いっぱい残ってるかどうかの勝負になると思います。
これを読んで気になった方はお早めに出資申し込みをされたほうがいいと思います。
これでこの世代の出資は終わりになります。
ここまで様子見を粘ったかいがあって最後に良い出資ができた気がします。
何度も言いますがシルクは売れ残り馬が走りますよ!
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日本最速デビューが決定!

2017/05/18 <所有馬情報>
在厩場所:栗東トレセン
調教内容:18日にCWコースで追い切り
次走予定:阪神6月3日 芝1,600m〔川田将雅〕

吉田直弘調教師「18日にCWコースで追い切りました。通常の追い切りと違い、向正面から出して正面からスピードを上げて行き、再度向正面に差し掛かったあたりから一杯に行いました。予定では13秒ぐらいで上がってくるように指示を出していましたが、気合いを乗せるためにしっかり追った分、12秒前半で上がってきました。一杯に追ったのは今回が初めてとあって、少し躊躇するようなところがあったようですが、学習能力が高く、最後までしっかり脚を伸ばしてくれました。まだ馬体に余裕がありますが、このひと追いでスッキリしてくるでしょうし、息づかいも思っていたより出来ているので、このまま順調に仕上がるようであれば6月3日の阪神・1600mを川田騎手でデビューさせたいと思います」



2017/05/18 <調教タイム>
 助 手 5.18CW良 14.8- 15.9- 13.1- 12.1- 12.3 向正面一杯
  サウンドスタジオ(古500万)向正面の内を0.8秒追走同入



いよいよデビューの日にちが決まりました!
6月3日ということで日本で最初の新馬戦ですね。
なので当然シルクで最速デビューとなります。
勝てば当然この世代最初の勝ちあがりということになります。
ここまで本当に順調で近況コメントでも常に大絶賛で文句のつけようがない馬でした。
入厩してからもゲート試験は一発合格、初めての追いきりのタイムも素晴らしいです。
この時期の2歳馬とは思えないくらいで、1年先輩の3歳馬たちと遜色ありません。

私にとってもこの馬にはかなり思いいれがあります。
血統的に惹かれるも調教師を見て一度は断念。
しかし、ツアーであまりにすばらしい馬で人見知りの私がスタッフさんにこの馬に出資しますと思わず宣言してしまうほどでした。
そして、宣言通り、この調教師には出資してはいけないという内容のブログを書いたにも関わらず思い切って出資しました。
それくらい馬の出来が凄かったです。
私がツアーで惚れ込んだのはこの馬とプリティカリーナの15です。
後者は抽選で外れて出資できませんでした。
おそらくこの2頭がこの世代をひっぱって行くはずです。
そのためにもまずはセドゥラマジーには新馬勝ちしてもらってゆとりをもったローテーションでいってほしいですね。
この馬は、メジャーエンブレムになれる器だと思っています。
こういう妄想が楽しめるのもこのデビュー前の楽しみなのでご了承ください。
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シルク2歳馬の早期入厩馬まとめ

現時点で移動が確定した馬を記載します。
今まで13頭移動しているようですね。

2017/04/03
キューグレーダー [父 ダノンシャンティ:母 バグダッドカフェ]
 5日(水)に美浦・栗田徹厩舎へ入厩する予定です。

2017/04/05
セドゥラマジー [父 ダイワメジャー:母 ウイッチトウショウ]
 6日(木)に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動し、7日(金)に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ移動する予定です。

2017/04/10
ヴィグラスファイア [父 サウスヴィグラス:母 ハッピーメール]
 12日(水)に美浦・萩原清厩舎へ入厩する予定です。

2017/04/13
キープシークレット [父 ダイワメジャー:母 ウーマンシークレット]
 14日(金)に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動し、15日(土)に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ移動する予定です。

2017/04/24
ローブレガリア [父 ハーツクライ:母 ベルベットローブ]
25日(火)に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動し、26日(水)に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ移動する予定です。

2017/04/26
ルーカス [父 スクリーンヒーロー:母 メジロフランシス]
27日(木)に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動し、28日(金)に美浦・堀宣行厩舎へ入厩する予定です。

2017/04/26
ロングランメーカー [父 エンパイアメーカー:母 ミュージカルウェイ]
27日(木)に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動し、28日(金)に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ移動する予定です。

2017/05/01
ディロス [父 ステイゴールド:母 ラトーナ]
2日(火)に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動する予定です。

2017/05/01
ドーファン [父 ルーラーシップ:母 シャルロットノアル]
3日(水)に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動する予定です。

2017/05/01
ムーンライトナイト [父 ステイゴールド:母 ポーレン]
3日(水)に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動する予定です。

2017/05/08
モノドラマ [父 ホワイトマズル:母 タイトルパート]
9日(火)に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動する予定です。

2017/05/10
ブルヴェルソン [父 ダイワメジャー:母 キューティゴールド]
11日(木)に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動し、12日(金)に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ移動する予定です。

2017/05/15
アーモンドアイ [父 ロードカナロア:母 フサイチパンドラ]
16日(火)に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動する予定です。


とりあえず現時点で移動できている馬は早期デビューが期待できると思います。
ただ1番乗りだったキューグレーダーは移動の疲れなどで脚元に不安が出て北海道に戻ってしまいました。
出資馬なだけにデビュー1番乗りを期待していたのですがかなり残念です。
傾向としてはやっぱりダイワメジャー産駒が3頭と多くなっています。
後はとくに目立った傾向もなく、高額馬でも早いのはいますね。
ディープ産駒は例年夏以降になることが多いので、早期デビューはなさそうです。
デビュー1番乗りはゲート試験もクリアして放牧にも出されていないセドゥラマジーが有力かなと思います。
さて、これらの馬の成績はどうなるでしょうか?
来年の今ごろに早く移動できた馬たちの成績をまとめる予定です。
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プロフィール

まーく

Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。

価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。

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