まーくの一口馬主と競馬の日々

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月別アーカイブ  [ 2017年06月 ] 

海外遠征の遠征費はどうにかならないのか?

エピカリスがベルモントSに挑戦しましたが、故障で回避しましたね。
そのことについて、色々な批判や意見が出ているようです。
馬が万全じゃない以上は、出走回避は当然であり、それ自体に問題は感じません。
私は、クラブ馬の海外遠征については以前から思うところがあり、今回はそれについて書こうと思います。

1番の問題点は、遠征費を会員が負担することだと思っています。
なぜなら、そもそも金融商品である一口馬主という制度において、出資額と同程度かそれ以上の追加出費を強制できることが果たして問題がないのか?ということがあります。
エピカリスは一口9万円で、今回の遠征費は5万円追加請求されるそうです。
以前、エスポワールシチーが高額の遠征費を強制されて問題になったこともあります。
ドゥラメンテが菊花賞と凱旋門賞のどちらに挑戦しようか迷っていた時に、金融庁から指導があったという報道もありましたね。
金融商品である以上、利益を最大にするように行動しなければならないのです。
このように、余計な出費があるから、素直にどんどん海外行っておいでとならないし、結果にもシビアになるのです。
ドバイや香港の招待レースなんかは、遠征費もかなり小額済むのでこういう問題があまり出てこないのが証拠です。

じゃあどうすればいいのか?
遠征費は絶対にかかります。
それを会員負担でなくするためには、他が負担することになります。
第一に考えられるのはクラブ負担ですが、まぁそれはないでしょうね。
そんなことをやる気持ちがあるならとっくにやってそうですから。
次にJRAが負担するというのがあります。
おそらくこれが1番現実的です。
以前は海外挑戦に奨励金が出ていたこともあり、実際にJRA負担があったわけですからね。
そして、今は海外馬券の発売もあります。
この利益を遠征費の補助にあてるのは1番納得感があり、問題もないでしょう。
その馬が海外遠征したからこそ、馬券の発売ができるわけであり、その売り上げの利益から遠征費を補助するのはとても合理的なのです。
ただ、可能性のない馬をむやみやたらに遠征されても困りますので、重賞勝ち以上などなんらかの審査を突破した馬など条件は必要でしょうね。
最後に、なんらかの保険をつくるというもあるかもしれません。
保険と言えば、何かマイナスなことがあったときのためと思いがちですが、ホールインワン保険のように、良いことがあって余計な出費が増えそうな時でも設定できます。
おそらく、海外遠征する馬なんてものすごい低い確率なので、そんなに保険料額も変わり無く特約で設定できると思います。
ただ、海外にいくかどうかを決めるのが被保険者側になるので、ちょっと簡単にはいきません。
保険効くから、どんどん海外いくぜって決められると困るからです。
重賞を1回勝てば、1回分の海外遠征費をいくらまで保険で負担みたいな設定なら可能かもしれません。
自分が思いつくのはこれくらいですが、やっぱりJRA負担が1番良いと思います。
制度として海外馬券とかなりうまく噛み合いますからね。

あともう一つ考えられるのが、会員に選択権を与える方法です。
遠征費の負担をするかどうかを会員が決められるのです。
遠征費を出した人のみ、そのレースで獲得した賞金の分配も受けられるというやり方です。
遠征費を出さなかった人の分はクラブの負担になりますが、賞金もクラブが受け取れます。
そもそも、一口馬主は満口にならない馬もいるわけで、満口になっていない分はクラブが所有しています。
そういう馬が、海外遠征することもありうるわけで、既に行われていることです。
レッドディザイアなんかは満口にならなかった馬ですが、海外遠征しています。
この制度なら、クラブもそれなりの負担を請け負うことになりますので、遠征するかどうかの判断がよりシビアになり現実感が増します。
会員としても、納得いくひとのみ遠征費を出せばよく、勝てば高額な賞金でプラスにもなります。
問題点としては、例えば凱旋門賞を勝ったとして、それによって種牡馬価値が上がり高額なシンジケートが組まれた時に、遠征費を出した人と出さなかった人が、同じでいいのかということがありそうです。
まぁ、これは言うのは簡単ですがやるのはちょっと難しいかもしれませんね。

基本的に海外挑戦は大きな夢だと思います。
ほんの一握りの実力馬のみに許された挑戦です。
そんな挑戦は、みんなに夢と希望を与え祝福されたものでなければなりません。
そこにそれなりの金額の自己負担を強いられると、素直に応援できなくなるのは人間の感情としては普通にあることです。
当然、結果を求めてしまいますし、失敗すれば批判もしたくなります。
だから、遠征費を減額する、または他が負担する制度が求められるのです。
これからもクラブ馬の海外挑戦は増えるでしょう。
そのためにもなんらかの制度が必要なのではないでしょうか?

今回はお金の面の話だけをしましたが、もちろん海外遠征にはそれ以外のリスクもあります。
今回のエピカリスのように故障してしまうケースもかなり多いです。
古くはホクトベガ、最近ではアドマイヤラクティが死んでしまいました。
最近でもハープスター、エピファネイア、トゥザワールドなども海外遠征後に故障で引退しています。
特にキャロットの故障が多いように感じますが、それだけ海外遠征できるすごい馬が多いということもあるでしょう。
まぁ、それについては今回は遠征費の話なのでいつか別の機会にしたいと思います。
そして、私はそもそも部外者です。
海外遠征できるような馬に出資して当事者になったら別の感情もわくのかもしれません。
早く当事者になってみたいですね。
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[ 2017/06/12 05:05 ] 一口馬主 | TB(0) | CM(11)
プロフィール

まーく

Author:まーく
シルクホースクラブに入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・まだまだ勉強不足で感覚的な判断しかできません。

価格・・年予算20~30万で5頭以上を目安に低予算でやっています。

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