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まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルク、キャロット、広尾のホームページ情報の転載許可を受けております。

シルク追加募集馬の発表があったらしい

シルクのパーティで追加募集の発表があったそうです。
参加者の方の情報を元に以前追加募集できそうな馬という記事を書いたのでそれを載せます。
黒い太字にした馬が今回の追加募集です。
価格などはすべて当時の予想ですのでご注意ください。
今回こなかった馬は何かあったか、次にくるかでしょうね。


まずは、セレクトセール購入馬。
こちらはシルク名義で買ったので問題がなければ確実に追加できます。

・メジロフォーナの2016
ヴィクトワールピサ産駒 牝馬 800万
先日も書いた旧メジロのレイクヴィラファームの馬ですね。
さかのぼればメジロランアンとかのいる一族になります。
人気のあるヴィクトワールピサ産駒の牝馬なのもプラスでしょう。
姉のツボミは2着4回と勝ちあがれませんでしたが能力はありそうでした。
価格はおそらく一口3万くらいかなと思います。

次はセレクションセールはみんなキャロットにいったのでサマーセール購入馬です。
こちらはノーザンファーム名義での落札になります。
来る可能性は70%くらいでしょうか。

・ユメノハコブネの2016
メイショウボーラー産駒 牡馬 486万円
血統もいまいちですし、産駒成績もよくありません。
それでもノーザンが買ったんですから馬体的に魅力があったんだろうと思います。
おそらく一口2万くらいじゃないでしょうか。
大物というよりはダートでコツコツ楽しめそうな馬かもしれません。

・ショウナンハトバの2016
パイロ産駒 牡馬 972万円
ノーザン系のクラブにいるとなかなか出資機会のないパイロ産駒になります。
成績はなかなか良い種牡馬なので楽しみですよね。
血統的にはさかのぼればステイゴールドなど活躍馬多数のゴールデンサッシュの一族になります。
ただ、今のところ産駒成績はいまいちです。
こちらも一口3万くらいかなと思います。

・アグネスターフの2016
ロージズインメイ産駒 牡馬 496万円
ノーザン系クラブだとロージズインメイの子もなかなか珍しいですね。
ただ、血統的にも産駒成績もぱっとしません。
こちらも馬体が良かったのかもしれません。
こちらも一口2万円くらいでしょうかね。

最後に今日までやっていたオータムセール購入馬です。
こちらもンーザンファーム名義での購入になります。
1頭はほぼ確実にシルクにくるだろう馬がいましたね。

・コールドフロントの2016
エスポワールシチー産駒 牡馬 1242万円
エスポ君の産駒はデビューしたばかりで中央ではまだ数はいませんが、地方ではかなり大活躍しています。
今後もっと種付け数も繁殖の質も上がっていくかもしれません。
ゴールドアリュールの後継は苦戦気味ですがこの馬が本命になるかもしれません。
そういう意味では、オータムセールではこの価格はかなり高額でそれでもノーザンが落としたのは期待の表われかもしれません。
結構乗せて一口4万くらいできそうな感じがします。

・ロイヤルクリッパーの2016
スクリーンヒーロー産駒 牝馬 561万円
社台の馬が繁殖として村上牧場にいって、その子をセールでノーザンが落札した感じですね。
血統はそこそこの活躍馬がずっと出てる感じですね。
産駒も3勝馬がいます。
個人的にはスクリン産駒の牝馬は今年2頭も募集にいたので牡馬が欲しかったですね。
一口2,4万円ってところでしょうか。

・ジェシカピンクの2016
トーセンジョーダン産駒 牝馬 507万円
ジェシカピンクはシルク馬のディープ産駒でしたが1戦して引退してしまいました。
その母はシルクの活躍馬でヒーズインラブや重賞馬サンデーウィザードを出しているシーズインクルーデッドになります。
この流れを見てもシルクで募集するために落札したことは推測できます。
トーセンジョーダン産駒はキャロットにもいて、好馬体で結構人気したと聞きますしいいかもしれません。
ジャンポケの後継として楽しみですね。
値段は一口2,4万円くらいかなと思います。



・オビュレンスの2016 牡
Verrazano産駒 牡馬
吉田さんが海外セールで買ってきた馬だそうです。
自分には血統はよくわかりません。


以上の太字の馬と最後の外国馬の6頭が追加のようですね。
外国馬以外は予想通りでした。
良血とかそういうタイプではないので、馬体と調教次第といったところだと思います。
一気に満口になるような馬はいないかもしれませんね。
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シルクの馬名募集の応募開始日が決定!

他の方のブログを見て知りましたが会報に馬名の募集について書かれていました。

応募は 11月1日~11月15日までになります。

もう数日で応募開始ですから急でしたね。
そろそろかなという感じはあったのですが、こんなに急にしかも会報だけで発表するとは思いませんでした。
近々ホームページでも告知されるとは思いますけどね。
最近、会報が蔑ろにされがちなので重要情報を載せてきたのかもしれませんね。
命名者への記念品は重複の場合最初に応募した人のみなので、できれば初日に応募したほうがいいと思います。
せっかく採用されたのに記念品がないとガッカリですからね。
私は、このブログでも何度も言っていますがポールヴァンドルが唯一採用されました。
やっぱり自分が名付けた馬は特別な思いが沸きますので、ぜひ良い名前を考えて送りましょう。
まぁ、シルクは毎年馬名でも賛否のあるセンスで採用するので難しいですけどね。

私の個人的な感想ですがシルクは意味より語感を重視している気がします。
特に関係のない人名とかツボ問題とか起こるのは意味より語感で選んでるからだと思います。
自分は結構こねくり回して母名とかから連想して頑張って考えるタイプなのですが、採用されたポールヴァンドルは単なる地名ですからね。
そこに深い思いや意味が込められてるわけではないです。
なので、採用されるコツがあるとすれば語感の良いものを考えてみましょう。
意味より語感、これがシルクのセンスに合った採用のコツかもしれませんね。
時間は少ないですが、私もこれから一生懸命考えます。
DMJitE7VwAAP045.jpg
自分の考えた馬名がこのように新聞の一面にでかでか載るのも夢ではありません。
みなさん頑張って考えましょう!
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種牡馬オルフェーヴルは大丈夫か?

   勝利    賞金     勝馬率  E・I
*1  26   280,071,000   0.444   2.28   ディープインパクト
*2  20   229,686,000   0.375   2.10   ダイワメジャー
*3  20   229,280,000   0.315   1.86   ロードカナロア
*4  10   160,825,000   0.155   1.22   ルーラーシップ
*5  13   154,036,000   0.286   1.61   ヨハネスブルク
*6  *9   136,596,000   0.235   1.76   キンシャサノキセキ
*7  *9   129,558,000   0.222   1.05   ハーツクライ
*8  *7   113,230,000   0.190   1.18   ノヴェリスト
*9  *7   112,242,000   0.136   1.12   ヘニーヒューズ
10  *9   111,163,000   0.136   0.83   エイシンフラッシュ
11  *6   106,347,000   0.109   1.01   オルフェーヴル


こちらが現2歳馬の成績です。
まぁ、毎年2歳で上位にくるディープやダイワメジャーが上にいますがロードカナロアはかなりの好成績ですね。
産駒が菊花賞を制したルーラーシップも上位にきてます。
やっぱり気になるのはオルフェーヴルですよね。
ロックディスタウンという重賞馬は出してはいますが、全体としてはかなり低調な成績です。
同じ産駒デビュー世代のノヴェリストやエイシンフラッシュと比べても良くないのは厳しいです。
種付けしている繁殖の質も違いますし、種付け料も違いますからね。
個人的にはこういうオルフェーヴルのような歴史的な名馬は種牡馬としても成功して欲しいと思っています。
基本的には晩成タイプなのかなと思いますので、まだまだここから成長するとは思います。
ただ、やっぱり傾向としては安定して強いのを出すというよりは、一発型なんだろうなという印象ですね。
父ステイゴールドもそうでしたが、それ以上に産駒に波がありそうです。
そういう種牡馬は夢はありますが、一口馬主としては判断の難しい種牡馬になると思います。
おそらく今後もオルフェ産駒はシルクでもたくさん募集されると思います。
どう判断していくべきなのか悩ましいところですね。
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[ 2017/10/25 02:38 ] 競馬雑記 | TB(0) | CM(6)

ノルマンディーのスターズファンドの実情は?

ノルマンディーの募集の結果などが出たようで盛り上がってますね。
私の巡回ブログはシルク会員ばかりなのですが、ノルマンディーと併用している人がかなり多くキャロットより多いんじゃないかと感じるほどです。
会費も安いのでセカンドクラブとしても入りやすいですからね。
それでも、2歳馬は低調ですし、不満がたまってる人も出てきているようですから売り上げにも響くかなと思ったのですが全然関係ありませんでしたね。
あっというまにほとんど満口になってしまいました。
本当に一口馬主のブームはすごいことになってますね。
やっぱり去年会員が爆発的に増えてますし、1年でやめるわけにもいかないのでみんなそれなりに出資すればこうなりますね。
まぁ、ここまではある程度予想されていたと思いますが、個人的に気になったのはスターズファンドです。
なんとスターズファンドが真っ先に満口になってしまいました。
実は、私は今年のスターズファンド1個くらい買おうかと検討中でした。
岡田牧雄氏セレクションチームのラインナップが結構面白そうだったからです。
ただ、ゴールドアリュール産駒が2頭も入っていてバランスが悪く感じたのでどうしようかなと思っていたら、なんとあっというまに売り切れてしまいました。
スターズファンドがこんなに早く売り切れたのは初めてだと思います。
今回このスターズファンドが真っ先に満口になった理由は3つあると思います。

1、ラインナップが魅力的だった
私がそう思ったくらいですから、他にもそう感じた人は多かったと思います。
大物感というよりは出資したら楽しめそうというメンバーなんですよね。
その4頭に出資して6000円程度なら気軽に行ってみたいと思いますよね。

2、ノルマンディーの会員数の増加
まぁこれだけ普通のが満口になっているくらいですからスターズファンドを買う人も増えているでしょう。
そして、今回のラインナップはそこそこ人気しそうなメンバーでもありました。
そうなると普通に出資は抽選でできないかもしれない。
じゃあ、スターズファンドで確保しておこうという考えになるのはあるでしょうね。
実際、この4頭とも通常でも既に満口になっています。

3、DMMバヌーシーの誕生
スターズファンドの懸念として、1万分の1口って出資馬って名乗っていいのか?という感覚的な疑問がありました。
しかし、バヌーシーという1万分の1口がメインの新しいクラブができました。
バヌーシーの会員さんは1万分の1口だろうと1口出資すれば当然愛馬と呼ぶだろうし出資馬として楽しむはずです。
つまり1万分の1という大きな分割への抵抗感が薄らいだのです。
しかも、あちらはたった1頭だけで1口2~3万もするのにこっちは4頭で6000円ですから逆にお得感すらあります。

じゃあ、そもそもスターズファンドってどうなの?っていう話になります。
意外とブログなどでスターズファンドの中身を書かれている人は少ないです。
その理由は、入ってみてわかりました。
実感がないのです。
スターズファンドに入ると月1回メールで近況がきますが、その内容は別にホームページで誰でもみれるものです。
そして、収支報告が半年に1回封書できます。
それもまた簡素でつまらないものです。
私が購入したスターズファンドはおそらく今までで1番当たりのファンドだと思います。
2015年の岡田牧雄氏セレクションチームですが、その4頭とは
・プラチナムバレット(スノースタイルの14)・・・既に3勝、京都新聞杯(G2)勝ち
・アナザートゥルース(キョウエイトルースの14)・・・3戦2勝
・シュエットヌーベル(クイックメールの14)・・・1勝
・ラピュルテ(キタノシラユリの14)・・・競争中止で引退
4頭中3頭は勝ち上がりとかなりの好成績です。
しかも、ノルマンディーで唯一の中央重賞勝ち馬のプラチナムバレットも入っていますので、これ以上の好成績のスターズファンドはないはずです。
では、その1番の大当たりのスターズファンドの収支を公開します。
IMG_5872.jpg
クリックすると拡大します。
これは今年6月くらいにきたもので、この半年間の収支になります。
これが1枚送られてくるだけです。
なので、実際どの馬がいくら稼いだのかもよくわかりません。
下の3つの合計金額がおそらく収支なのだと思いますので、1万弱くらいは入るのでしょうか。
このスターズファンドがそもそも8000円弱なので、色々手数料を考えるとまだちょっと赤字という感じですね。
現状勝ち上がった3頭も骨折、去勢、不振と順調にいっていないので、当たりというほどの結果にはならないかもしれません。
どうですか?
半年に1回この紙が送られてくるだけで出資してるという実感は沸くでしょうか?
せめて馬ごとに簡易でもいいから記載してほしいですよね。
これがスターズファンドのすべてです。

個人的にはお手軽だし面白い仕組みだと思っています。
だから今年も買おうか検討したくらいです。
しかし、出資実感が薄いのも事実で特に収支紙など改善点があるような気がします。
あとは人それぞれ気持ちの持ちようなので、これでも楽しめそうと思った方はまだ残っているのもありますので購入してみたらいいかなと思います。
今回は、あまり実情がよくわからない人も多いと思ったのでスターズファンドについて書いてみました。
参考になればと思います。
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ポールヴァンドル10戦目、雨の秋華賞は無念の9着

2017/10/16 <レース結果>

 10/15(日)京都11R 秋華賞(GⅠ)〔芝2,000m・18頭〕9着[11人気]

好スタートを決めると、道中は内目に位置を取り12番手を追走、向正面から少しずつポジションを押し上げて行き、勝負どころから前を窺います。最後の直線では外に出して懸命に追い出しに掛かったものの伸び切れず、9着に敗れています。

三浦皇成騎手「内枠でしたら前回のように控える競馬も考えられたのですが、外枠だったので出たなりで進めようと思っていました。スタートは普通に出てくれましたし何頭か行ってくれたので、1コーナーまでにそれなりのポジションに入れることが出来ました。向正面でペースが上がったことで展開も向きそうな感じでしたし、3コーナー手前までは手応えもあったのですが、そこからノメッてしまって伸びきった走りになってしまいました。4コーナーでも走りのバランスが崩れたままでしたし、最後もバラバラでした。馬場が掘れて力の要るコンディションになって、ポールヴァンドルには向きそうかなと思ったのですが、案外良馬場の方がいいタイプですね」

上原博之調教師「外枠だったのでポジションを取るのに苦労してしまいましたし、それに思ったよりも重い馬場が堪えてしまいましたね。3コーナー辺りはだいぶ馬場が悪かったのに加えて、下り坂だったのも影響し、ノメッて体勢を崩してしまっていましたからね。大型馬だけにそこから立て直すのに苦労してしまい、直線はモサモサとした脚しか使えませんでした。残念な結果になってしまいましたが、今回は力負けというよりは重馬場適性の差が出てしまったものだと思いますし、タラレバを言っても仕方がないものの、良馬場であればもっとやれていたと思います。レース後は左前の中筋が少しモヤッとしたので検査を行いましたが、大きな問題は見当たりませんでした。ただあれだけの馬場で走ったなりの疲れは見られますし、いったん放牧に出して仕切り直したいと思います。天栄での状態を見ながら、今後の具体的な予定を検討していきたいと考えています」



結果はみなさんご存知の通り残念でした。
翌日の近況には三浦騎手の話しか載っていなかったので、調教師先生のコメントが出てからまとめて書こうと思い少し待ちましたね。
お二人の話を聞いてみるとどうやら馬場が向かなかったようですね。
私は、ポールヴァンドルが勝つ条件として馬場が悪くなることだと思っていました。
なので、毎日京都の天気予報をチェックし雨が降ることを願っていましたし、当日も最初そこまで降っていなかったのですが途中から雨がかなりひどくなってきて大喜びしていました。
結果的には、それが逆効果だったようです。
競馬って本当に難しいですね。
同じような後方からの位置取りで勝ったディアドラを考えると、色々と条件が噛み合えば紫苑Sのように良い勝負になった可能性はあったと思います。
それでも結果は9着。
泥だらけになりながらも馬は本当に頑張ってくれたと思います。
このレース結果のブログを書くのに調教師先生のコメントが出るまで待ったのも理由があります。
ああいう馬場でタフなレースをするとその後の状態が心配だからです。
案の定、脚元にモヤっとしたというコメントがあり少し心配です。
検査では問題なかったようですが、もう少し様子を見ることになると思います。
仮に問題がなくても今年はもうお休みでもいいかなと思いますね。
ここまでずいぶん頑張って走りましたから少し休んでもらいたいですね。

三浦騎手の騎乗についても色々は意見が出ていますね。
個人的には、どう乗っても今回は厳しかったと思いますが、勝つための勝負を賭けた乗り方ではなかったように思います。
まずは、好スタートしながらも前に行かずに控えたこと。
結果的に早くなったので前に行ってたらおそらくもっと大敗していたと思います。
だけど、やっぱりこの馬場で後ろからは厳しすぎるので前にいって負けてくれたほうが納得感はあったかなと思います。
また、控えるにしてもあれだけ外を回して全部差しきるのはやっぱり難しいです。
勝ったディアドラのルメール騎手は道中はポールヴァンドルより後ろの位置取りでした。
それでも直線は一か八か内から突っ込み、うまく出して差しきりました。
あれで内で詰まって終わりということも十分にあるわけですが、勝つための騎乗だったと思います。
2着のリスグラシューの武騎手もこの馬の適正をしっかり把握し、かなり早くからまくっていきました。
最後はディアドラに差されてしまいましたが、モズカッチャンを差して先頭にたったあたりまでは100点だったと思います。
やっぱりG1という大舞台で勝ち負けする乗り方ってあるなと感じさせてくれるレースでしたね。

それにしてもこの1週間は本当にワクワクしましたね。
一口馬主をやっていて最も楽しかった1週間だったかもしれません。
その分、少し燃え尽き症候群でもあります。
そうは言っても今週もまた愛馬が出走しますので、レースになれば全力で応援するでしょう。
私の愛馬がいつかG1を制覇するその日まで私の夢は続きます。
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秋華賞でポールヴァンドルが勝利する12の理由

いよいよ秋華賞が迫ってきました。
出資馬がG1に出走するというだけでも興奮しますが、それが名付け馬となれば何倍にもなります。
おそらく、こんな機会はもう無いかもしれません。
自分が名前を付けた馬がG1を走る、一口馬主として最高の夢の一つが叶うのです。
なので、今週はとことん親バカになります。
それをご理解の上、ご覧ください。
私は秋華賞でポールヴァンドルが勝つと信じていますので、これからその理由を述べていきます。

①新馬戦
競走馬にとって新馬戦は特別なレースです。
ポールヴァンドルは芝2000という王道路線でデビューしました。
もちろん、この根幹距離には前評判の高い超大物がデビューしてきます。
ポールヴァンドルがぶつかったのは、のちにダービー馬となるレイデオロでした。
結果は、レイデオロに敗れ2着でしたが、簡単には抜かせない様は並の牝馬ではありません。
新馬戦でダービー馬の2着になるのは、その世代に1頭しかいないのです。
だから何で秋華賞を勝つ理由になるんだと思われるかもしれませんが、これから述べる理由のすべての原点になるレースなのです。
新馬戦のレース内容はもちろんですが、G1馬となるための運命的な強さを感じるのです。


②距離適正
ダイワメジャー産駒がマイルくらいまでの活躍馬が多いのは皆さんご存知の通りです。
今回は芝2000のレースですから距離を不安視される方もいるでしょう。
しかし、①でも書きましたがこの馬はそもそもこの芝2000でデビューしているのです。
デビューのレースなんて自由に選べるわけですが、調教師先生がこの馬に向くと思って選んだレースが芝2000なのです。
その後、3戦してなかなか勝ちきれませんでしたが、3着は外していません。
そして前走の紫苑Sも芝2000で3着にきています。
これで芝2000は4戦して2着2回、3着2回と馬券内は外していないのです。
距離不安どころかむしろ適正距離だと言えるでしょう。

③勝負根性
この馬の成績を見てもらうとわかるのですが、勝っても負けても着差がほとんどありません。
ほとんどが1馬身内、最大で2馬身くらいだと思います。
こういう馬は勝ちきれない、決め手がないなどと言われがちですが実際3勝してるので勝ちきれない馬ではありません。
では、どうしてこういう結果になるでしょうか?
それは勝負根性が尋常じゃないからです。
勝ってる時は当然として、負けてるときも最後まで諦めないから着差が広がらないのです。
それを象徴するのが①の新馬戦です。
能力的には1枚上のレイデオロに直線に入ってあっさりかわされます。
しかし、普通ならそこで終わるのですが、そこから勝負根性で盛り返すのです。
レイデオロも圧勝かと思ってたのに盛り返してきたので、最後は騎手も必死に追ってムチまで入れて勝ちきりました。
勝ったレースでも、後ろからきた馬の勢いがすごそうに見えたのに、最後まで抜かせず勝ちきったレースもあります。
とにかくこの馬の勝負根性はものすごく、ゲームでしたら根性Aのステータスなのは間違いありません。

④馬場適性
今回の秋華賞はどうやら馬場は悪くなりそうです。
天気予報でもずっと雨マークがあり降水確率も高いので晴れの良馬場ということは無いと思われます。
おそらく重馬場か不良まであるかもしれません。
ポールヴァンドルは①の新馬戦で重馬場を経験してます。
そして、その重馬場で先ほどから何度も言っている良い走りを見せて2着にきています。
また、勝ち上がりはダートであり、ダートでの勝ち鞍のある出走馬はほとんどいません。
有力どころではラビットランくらいでしょうか。
もちろん、ダートと重馬場はイコールになるものではありませんがパワーが必要になっても問題ないという証にはなります。
有力どころは重馬場以上やダートを経験している馬が少なく、馬場が悪くなればなるほどこの馬のパワーが活きる可能性が高いです。

⑤トライアルの内容
前走、秋華賞トライアルの紫苑Sで我々はみんな前目につけてどれだけ粘れるかということを考えていました。
しかし、レースでは三浦騎手は中段につけます。
おいおい、三浦何やってんだよ!おそらくみんなそう叫んだことでしょう。
直線に入っても後方のまま、だめだこりゃ、誰もがそう思った時でした。
前が綺麗に開いたと思えば、そこからものすごい脚でディアドラと併走しながら上がってきたのです。
この馬にこんな脚が使えたのか・・・
最後は惜しくも3着でしたが、上がり最速の33,7は衝撃でした。
桜花賞やオークスなど超一流の集まるレースで上がり最速を連発していたディアドラよりも上がりは早かったのです。
この馬はまだまだ成長しています。
それをこの紫苑Sでの走りが証明しています。


⑥脚質
秋華賞の行われる京都芝2000の内回りは最後の直線は中山に次いで短いコースです。
なので、最後の直線で追い込み一気のような形はなかなか決まりません。
基本的には前目に先行して押し切るタイプの馬が向きます。
ただ、秋華賞のようなG1になると騎手もみんなそんなことはわかっているので前が激しくなり早くなりがちです。
そういう理由もあるのか、ここ数年8~9番手くらいから差すレースで決着しているレースがほとんどです。
驚くほど最後のコーナーで8~9番手にいる馬が勝っています。
そう考えると前走、それに近い位置から差してきたポールヴァンドルの脚質はピタリとはまります。
また、仮に前にいって押し切る流れになってもこの馬の得意なパターンになります。
つまり、どちらでも対応でき、逃げや追い込みのような極端な脚質の有力馬より有利にレースが運べるのです。

⑦三浦騎手
三浦騎手と言えば、デビュー時から武豊騎手の記録を抜いたりと話題になりました。
その後、多少伸び悩んではいましたが、まずまずの成績を残してきました。
それが去年の落馬の大事故。
私は、その落馬を札幌競馬場ですぐ目の前で見ていました。
あれだけの落馬事故を生で見たのは初めてでしたし、その時の悲鳴は忘れられません。
そういうこともあり、復帰までそれなりに気にかけて見守ってきました。
そして、1年のリハビリを経て復帰しました。
前回の紫苑Sで初めてポールヴァンドルとコンビを組み3着。
そのまま秋華賞もこのコンビで挑戦することになりました。
元々この馬の主戦は現在リーディングの戸崎騎手でした。
戸崎騎手は秋華賞に乗り馬もいませんので戸崎騎手でいくという選択肢もあったと思います。
それでも三浦騎手でいくことになりました。
競馬は物語やロマンがあるからこれだけファンがいるのです。
これが単なる馬の競走するだけのギャンブルならこうはなっていないでしょう。
三浦騎手が大怪我から復帰し、涙のG1制覇!
これ以上の物語があるでしょうか。

⑧馬体
秋華賞の出走メンバーで前走の馬体重を見ると、アエロリットが496と大きめですが後は420~470程度です。
牝馬なのでこれくらいが当然なのですが、ポールヴァンドルは530あります。
大きければいいというわけではありませんが、おそらく重馬場になるであろうことを考えるとその大きな馬体から繰り出されるパワーは絶対にプラスになります。
小柄な切れ味勝負の馬は力を発揮できない可能性が高いです。
その素晴らしい馬体を裏付ける情報として、スポニチの馬体診断というコーナーで100点満点がついたそうです。
詳しくはそちらの記事を見ていただきたいのですが、大絶賛すぎて照れてしまうくらいの内容です。
リンク貼っておきますので、ぜひご覧ください。
伏兵ポールヴァンドル100点!強烈な光を宿す瞳

⑨血統
母はレディドーヴィル、兄にはきさらぎ賞2着のレプランシュがいます。
ドーヴィルと言えばフランスの競馬場のある地名、産駒もフランスの地名からきた馬名が多く、私もフランスの地名からとってポールヴァンドルと名付けました。
それは置いておいて、見逃せないのは母レディドーヴィルはファビラスラフインの妹だということです。
ファビラスラフインと言えば、第1回秋華賞の勝ち馬です。
どうですか?
なんかワクワクしてきませんか?
秋華賞にとても縁のある血統なのです。
20年以上の歳月を経て、妹の子供が同じG1を制する、これが競馬のロマンですよ。

⑩調教
少し現実的な数字を出しておきましょう。
これがポールヴァンドルの最終追いきりです。
 三 浦 10.11南W良 82.1- 65.7- 51.2- 38.2- 12.5[8]馬なり余力
  アドマイヤシナイ(古500万)強目の内を0.6秒追走同入
馬なり余力と書かれていますが、本当にその通り持ったまま軽く流してのこの数字です。
色々な調教分析を見ましたがポールヴァンドルの調教はどこでも絶賛されていました。
しっかり仕上がったと言って問題ないでしょう。
調教内容を褒めている記事も一応貼っておきます。
ポールヴァンドル余力残して5F66秒3
ポールヴァンドル 併入「京都の内回りは合いそうなので楽しみ」

⑪枠
枠は内枠のほうが良いなぁと思っていたのですが大外8枠17番になってしまいました。
正直プラス要素はないように思います。
しかし、京都芝2000内回りのデータを見てみましょう。
2017y10m13d_132045739.jpg
意外かもしれませんが枠の差はほとんどありません。
良枠に思える1枠や3枠よりも、むしろ外枠のほうが成績は良いとも言えます。
その理由ははっきりとはわかりませんが、内のほうがごちゃつくイメージはありますね。
また、秋華賞に限って見てみるとミッキークイーンは8枠18番、メイショウマンボが8枠16番と8枠から過去5年に2頭も勝っています。
こうやってみるとプラスではないかもしれませんが、マイナスもそこまで無いように思います。
ポールヴァンドル自身もスイートピーSで8枠を経験しており、その時はスタートダッシュで一気に2番手につけています。
内でごちゃつくよりは、外から内の馬の挙動を見ながら前にいくか中段につけるかの判断ができる分良いかもしれませんね。
もちろん、ずっと外外を回されるようでは勝負になりませんので、三浦騎手の腕にかかっていると言えるでしょう。

⑫運
最後にG1を取るには実力だけでなく運も必要になります。
スイートピーSを1番人気で敗れてしまいオークス出走はなくなりました。
その後、ダートで勝ち上がったこともあり関東オークスに挑戦することになります。
この時点で普通にいけば秋華賞という未来は選択肢から無くなりました。
私はダートで一流になれる可能性があると思っていたのでその選択でよかったと思っていました。
しかし、残念ながら関東オークスは除外で出走できませんでした。
しょうがないので自己条件から出直すことになります。
そこで1000万条件をしっかり勝ち、紫苑Sへと繋がりました。
そのまま関東オークスに出てたらどうなっていたでしょうか?
好勝負をしてしまい、逆にそのままダート路線継続で苦戦していたかもしれません。
そんな紆余曲折がありながら、ポールヴァンドルは秋華賞に挑戦します。
そこにはもちろん運もありましたが、実力で運をもぎ取ってきたのもポールヴァンドル自身です。


以上が、私がポールヴァンドルが秋華賞を勝つと思う12の理由になります。
一つ一つはそこまで説得力はないかもしれませんが、こうやって12個も並べられると、そうかも?と思ってしまうものです。
もっと書こうと思えば15個くらいは書けたのですがとりあえずこれくらいにしておきます。
私がここで力説したところで馬がもっと走るようになるわけではありません。
ただ、正直もう少し人気してもいいとは思っています。
馬券的には人気なんてしないほうが美味しいです。
ただ、やっぱりG1に出る以上それなりの人気を背負ってほしいのです。
もっと応援してもらいたいなぁという気持ちが強いのです。
そして、一口馬主の方も馬券を買った人も含めて多くの人がポールヴァンドルの勝利を願い喜んでもらいたいと思っています。
15日が本当に楽しみです。
みんなで応援しましょう!
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今年1番楽しみな1週間

いよいよ楽しみにしていたポールヴァンドルの秋華賞出走の週になりました。

2017/10/10 <出走予定>

 15日(日)京都11R・秋華賞(GⅠ)〔三浦皇成〕


こうやって出走予定のところにG1が出るとそれだけでも興奮しますね。
私にとっては3度目のG1出走です。
クードラパンの阪神ジュベナイル、ロッテンマイヤーのオークスに続く3度目の挑戦ですね。
過去2戦はどちらも中穴扱いでの出走でしたが結果は残念でした。
今回もそこまで人気はなさそうですので中穴程度になるでしょう。
それでも、個人的には色々な条件が揃えば一発あるんじゃないかと思っています。

その条件とは、まずは枠ですね。
調べてみると枠の差はそこまでないコースのようですが中枠が成績が良いようです。
できれば先行したいので2~4枠くらいが理想的かなと思います。
それらの枠に入って好スタートから先行するというのが重要になります。
次に馬場でしょうか。
現在週末の京都の天気は金曜から月曜くらいまでずっと曇り時々雨の予報で降水確率は50~60%と高めです。
どこまで当たるかはわかりませんが、おそらく雨はある程度降りそうです。
それがポールヴァンドルにとってプラスになるかどうかが重要になります。
良馬場以外で走ったのは1度だけで、新馬戦でレイデオロと接戦を演じて2着になったレースだけです。
それを見る限りマイナスだとは思えません。
ダートでも勝っていますし、530キロの大型馬ですからパワーはこのメンバーの中でもトップクラスなはずです。
力のいる馬場になれば有利になる可能性は高いです。
そう考えると雨が降ってくれたほうが良さそうなので現在の予報はうれしい情報ですね。

つまり、まず雨が降って力のいる馬場になること、そして中枠くらいから好スタートで前目につけられること。
あとは直線入って早めに抜け出して後は押し切るのみ。
京都内回りの短い直線はプラスになるはずです。
こうやってみると意外なほどにこの馬にとっては悪くない条件が揃いつつあります。
もちろん、相手はかなり強いので簡単ではありませんが、雨などがプラスにならないだろう有力馬も多いので期待しちゃいますよね。
今年、大怪我から復帰した三浦皇成騎手がポールヴァンドルに乗って涙の復帰G1勝利なんて物語としてもいいじゃないですか。
こうやって自分に都合の良い情報だけで馬券予想をすると大やけどをするものですが、一口馬主はそれくらいでいいと思います。
この1週間は思う存分楽しみたいと思います。
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アフィニータ8戦目、着順ほどは悪くない内容

2017/10/10 <レース結果>

 10/7(土)東京12R 3歳上500万下〔芝1,800m・18頭〕13着[13人気]

やや出負けするも、すぐに中団の内目に付けて、流れに乗ります。コーナーをロスなく回り、直線では馬群の中程を突いて懸命に追われますが、前との差は詰まらず13着でゴールしています。

勝浦正樹騎手「元々そういうところはあるのですが、今日は久々のせいか返し馬などで我の強さが著しかったですね。ゲートの中では相変わらず前掻きしたりソワソワしたりでジッとはしていなかったのですが、上手くタイミングが合ったので最低限の遅れで済みました。流れが遅かったので、道中はいくらか力んでいましたが、一度フワッとなると最後までフワッとなったままになってしまうので、行きたがるのを我慢させつつ、いい感じで脚を溜められたと思います。最後も抜け出すまでは行かないですが、脚は使っていますし、上位とはそれほど差はないんですけどね。でも一度叩いてまだ良くなると思います。喉の方は最後まで全く気になりませんでした」

菊沢隆徳調教師「久々でも仕上がり具合は悪くなかったと思います。ゲートも上手く出てくれましたし、最後もこの馬なりに脚を使っているのですが、瞬発力勝負では分が悪いですね。道中の感じはマイル適性がありそうな手応えなのですが、マイルで溜めて切れるというタイプではないので、小回りコースの中距離戦で上手く脚を溜める競馬が合っていると思います。久々の一戦だったので一息入れるため8日にノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきましたが、状態が整えば福島開催を目指そうと思います」



喉なりの手術をして半年ぶりのレースとなりました。
13着と聞けば手術の効果もなく大敗したと思われるかもしれませんが、個人的には満足いく内容でした。
1着との差はたったの0,6差ですからそこまで負けていません。
最後までしっかり走ってくれましたし、一度叩いて次の走りに期待ですね。
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シルク最強世代の勢いが凄まじい

私が勝手に呼んでいるシルク最強世代こと現2歳馬たちですが、今週も物凄いことになっていますね。
先週は断然の1番人気に応えて3頭が勝利しました。
・アルモニカ 新馬戦 2,5倍 1着
・グローリーヴェイズ 新馬戦 1,7倍 1着
・ヴェロニカグレース 未勝利戦 2,6倍 1着

今週もその勢いそのままに
土曜日
・キャンディケイン 新馬戦 1,7倍 1着
日曜日
・アーモンドアイ 未勝利戦 1,2倍 1着
・ヴェルトゥアル 新馬戦 2,3倍 1着

たった2週間で2歳馬が6頭も勝利しました。
しかも、すべて断然の1番人気での快勝でした。
また、今日も競馬があり
月曜日
・プリモシーン 未勝利 1,7倍
・シルフィウム 新馬 8、5倍
この2頭も勝利する可能性は十分あります。

特にこの新馬勝ちの多さは特筆すべきもので、ここまで不調だったことが嘘のようですね。
全頭、勝ち方もすばらしく、人気通りの快勝ばかりでした。
出資者の皆さんは来年の春が楽しみになっているはずです。

ただ、私個人に関して言えば、この波に乗り遅れている感があります。
確かにヴェロニカグレースは勝ってくれましたが、それ以外の馬たちがうまくいっていません。
こういう当たりの多いだろう年にちゃんと当たりを多く引けないと難しくなっていくんだろうなと思います。
この勢いにしっかり乗っていきたいですね。

このように絶好調のシルク2歳馬たちですが、実はまだこれが本気ではありません。
私が最強世代と呼んでいる要素となるような大物たちがまだほとんどデビューしていません。
7頭いたディープ産駒もまだデビューしたのは2頭だけでこれから続々と出ていきます。
レーヴドリーブ、マルーンエンブレムなどの良血馬たちもいます。
グラマラスライフなどの評判馬もいます。
この世代は勝ち上がり率60%以上、クラシックにはオスメス2頭づつくらい出るんじゃないかと予想します。
それくらい活躍してこそ本当のシルク最強世代になるでしょう。
この勢いのままいきたいですね。
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多くのブロガーさんが出資している馬は活躍する説

先週、シルクの2歳馬が大活躍で3頭中3頭勝利をあげました。
一口馬主ブロガーにとって愛馬の勝利ほど書きたい記事はありませんので、みなさんこぞってブログで喜びを書かれていました。
私のブログの右にある巡回ブログはシルク会員さんばかりを載せてありますので、当然そういう記事が多かったです。
しかし、一つ大きな傾向がありました。
ヴェロニカグレースの勝利を喜ぶ記事だけ異常に多かったのです。
同じく勝利したアルモニカやグローリーヴェイズも出資者であれば当然ブログに書くはずです。
最終的にはどれも満口になっていますので売れた口数も同じです。
しかし、ヴェロニカグレースの記事が10程度あったのに比べて、アルモニカやグローリーヴェイズの勝利を喜ぶ記事は2~3個程度しかありませんでした。
これはなぜでしょうか?
答えは簡単で、ヴェロニカグレースにはブロガーの出資者が多かったということです。

この感じは、以前にも経験したことがあり、クードラパンやポールヴァンドルも同じ傾向があり、ブロガーの方の出資が多い気がします。
この3頭を見てみると、現状、超大当たりとはまだ言えないものの当たりと言ってもいい活躍だと思います。
つまり、ブロガーさんが多く出資している馬は活躍する傾向があると言えるのです。
では、その成立条件はどうでしょうか?
まず、ある程度の期間売れ残っているということが条件になります。
1次満口馬などは、そもそも良いと思っても抽選や実績という壁がありますので出資できずに終わることが多いです。
そして、ある程度馬の成長などを見る時間が必要ということです。
つまり、最初のアルモニカなんかは1次満口馬ですので抽選もありますし、様子見もできなかったので当てはまりません。
次に、お手ごろ価格の馬というのも条件になります。
高い馬は、予算という壁がありますので良いと思っても出資できないというのは普通にあります。
ブロガーさんも庶民的な予算でやられてる方も多いので高い馬はそれだけで出資できないことが多いです。
なので、最初のグローリーヴェイズなどもここで外れます。
この二つの条件に当てはまることが大前提になります。

では、そもそもなぜブロガーが多く出資している馬が活躍するのでしょうか?
最初に言っておきますが、ブログをやっている人がすごいとか偉いとか言うことは一切ありません。
その前提で話を進めます。
まず、ブログをやっている人は一口馬主の熱意が強い人が多いです。
こんなちょっとした記事を書くだけでも30分とか1時間とかかかりますから熱意がないとやれませんよね。
もちろん何の報酬もありませんので趣味のブログを書くというだけで熱意がないとできないことです。
それに加えて、公開するので人よりは情報収集や勉強もしっかりしている方が多いです。
嘘な情報は書けませんし、面白いネタや他の人が書いていないような有意義な情報など書こうと思ったらものすごい調べたり勉強が必要になります。
そういう人たちが、ある馬を良いと思って出資する、その数が多いということにある程度の信頼性があるのかなと思います。

つまり、まとめると、誰もが良いと思ったら出資できる状態である売れ残っているお手ごろ価格の馬が、ブロガーさんたちの多くが、この馬に出資しました~みたいな記事を書き始めたらちょっと要注意ということです。
○○さんが出資したとかいう個人の話ではなく、シルクのブロガーを巡回してたら、あの人もこの馬に出資してる、この人も出資したんだっていう流れの空気感を感じたら、その馬は活躍するかもしれないよというお話です。
今年もそういう馬がいるかはわかりませんがウィストラムの16には多少その気配を感じます。
ただ、まだそこまで数はいないように思います。
調教動画が出てくるくらいになるとより精度が上がるのかなとは思いますが、今年はそこまで残ってる馬がどれくらいいるかですね。
シルクの会員さんもたくさんブログをやられてますので、色んなブロガーさんの出資状況を見て回るのも面白いと思いますよ。
そうすることで、ある馬に何か集中している気配を感じたら光るものがあるのかもしれませんね。
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[ 2017/10/08 01:41 ] シルクホースクラブ | TB(0) | CM(6)
プロフィール

まーく

Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。

価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。

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