2018/12/03 <レース結果>
12/1(土)中京9R 3歳上500万下〔芝2,000m・18頭〕競走中止[13人気]
道中はより前目の位置で競馬を進めます。3コーナー過ぎに鞍上が違和感(異常歩様)を覚えたため、無理せず直線半ばで競走を中止しました。なお、競走中に異常歩様となったことについて平地調教再審査の制裁を受けました。
藤田菜七子騎手「3コーナー過ぎに少しトモが入らない感じがして、直線でも同じような歩様だったので、無理せずに止めました。下馬後の歩様を見ていると一過性のものだと思いますが、何もなければいいのですが・・・。向こう正面で内外から挟まれると頭を上げて周囲を気にする感じはありましたが、芝の走りは悪くなかったと思います」
高橋義忠調教師「前走よりプラス体重で出走させることが出来ましたが、欲を言えばもう一回りふっくらしてほしいですね。スタートして向こう正面までは行きたがる素振りを見せていたものの、芝の走り自体は良いなと思って見ていましたが、3コーナーあたりから急に手応えが怪しくなり、最後の直線でレースを止めてしまったので、馬体に何かしらあったのか心配しました。ただ、レースを終えて戻ってきた際は歩様の異状はなく、落ち着いた状態でもう一度厩舎で歩様のチェックをしましたが、その際も問題ありませんでした。大きな怪我はなくホッとしていますが、時間が経って表に出てくる場合もありますので、トレセンに戻って数日間はしっかり経過観察したいと思います。それで問題がなくても、さすがにこのまま続戦という訳にはいきませんので、一旦牧場へ戻して立て直してもらおうと思います。競走中に異常歩様となったことについて平地調教再審査が課されてしまいましたので、状態が整った段階で受ける予定です」
2018/12/03 <レース結果>
12/1(土)中京10R こうやまき賞〔芝1,600m・9頭〕3着[2人気]
スタートでやや内の馬と接触しましたがすぐに折り合いがつき道中は3番手を追走します。直線で徐々に外へ進路を取り追い出されるといったん先頭に立ちましたが、ゴール前で後続に交わされ3着でゴールしています。
池添謙一騎手「返し馬ではピリッとしたのですがゲートは大丈夫でしたね。前半はややハミを噛んでいましたが、途中で抜けましたよ。ゴーサインに瞬時に反応してトップスピードで先頭に立つところまでは良かったのですが、まだ緩いのでその走り方を維持することが出来ず、最後は走りがバラバラになってしまったところを差されてしまいました。生まれの遅い馬ですし成長も他の馬と比べるとまだまだでしょうから、今日の内容は決して悲観するものではないと思います」
調教助手「早めに抜け出して目標にされてしまいましたが、初戦、2戦目よりも競馬へ向かう過程やレース内容は良化していると思います。輸送してきてからもとても穏やかでしたし、これからも経験を積みながら学習して行ってくれるといいですね」
プロミストスパークの17 [父 マジェスティックウォリアー:母 プロミストスパーク]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16秒のキャンター2本、残りの日は周回コースで軽めのキャンター3,200m
担当者「坂路で乗り出した後も順調に進められていたことから、ペースアップに備えてこの中間にリフレッシュ期間を設けました。現在は調教を再開しており、ひと息入れたことで心身ともにフレッシュな状態で進めることが出来ています。馬体も大幅に増えており、体調面に関しては馬体の張り・艶も良好ですし、ここまで順調そのものですね。現在はハロン16秒までペースを上げていますが、馬体に実が入ってきたことで、心身のバランスが上手く取れるようになってきましたし、ダート血統にしては脚捌きが軽く、動きもしっかりしてきましたよ。現状では進んでいる組の中の1頭ですし、このまま順調に進めることが出来れば、早い段階で本州に送り出すことが出来るのではないかと思っています」馬体重501㎏
プチノワールの17 [父 ブラックタイド:母 プチノワール]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター1本、週1回周回コースで軽めの1,800m、キャンター残りの日はウォーキングマシン
担当者「現在も坂路でハロン16秒の乗り込みを継続していますが、開始した当初より余裕を持って登坂出来るようになり、この馬なりに体力がついてきた印象を受けます。運動後も煩いところを見せることはなく落ち着きを保っているように、心身ともに逞しく育ってきているのを感じますよ。預託を予定している須貝調教師は『兄姉よりひと際目立つ立派な馬格の持ち主で、デビューの日がとても待ち遠しいですね』と本馬の成長をとても喜ばれていました。今後は早期入厩を目標に坂路でのペースを徐々に上げて鍛えていきたいと思います」馬体重499㎏
モンローブロンドの17 [父 ルーラーシップ:母 モンローブロンド]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター2本、残りの日は軽めの調整
担当者「この中間も引き続き坂路調教をメインで調教を進めています。馬体が徐々に逞しい体つきになってきていますし、負荷を掛けても飼い食いが細くなることもなく腹回りもしっかりとしてますし健康状態は良好です。坂路コースに入ると、以前は幼い面を出していましたが今は落ち着いていますし、非常にスピード感のある動きをしており乗り味も抜群です。まさに「軽快」という言葉が相応しいと思います。時計を詰めても楽々対応しており前向きな気性が良い方向に出ていますね。時折テンションの高い時があるので、気持ちが先行しすぎないようにしていきたいと思います。今後は馬体の成長を促しながら、徐々に負荷を掛けていこうと思います」馬体重445kg
メジロアリスの17 [父 ダイワメジャー:母 メジロアリス]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16~18秒のキャンター2本、残りの日は軽めの調整
担当者「この中間も坂路調教を継続し、日によってはハロン16秒までペースを上げています。ダイワメジャー産駒らしく、自らハミをグイグイ取って進んでいきますし、キックバックを被っても全く怯む様子がありません。普段は少し気難しい面を見せることがありますが、調教のペースが上がってもカリカリすることはなく走りに関しては全く問題ありません。飼い葉食いは良いですし、脚元にも不安なところはなく健康状態は良好です。この時期ですから冬毛が伸びてきているのは仕方がないとしても、調教が進むにつれて筋肉に張りが出てきましたよ。人に対しても馬に対しても気が強いので、それが変な方向に行かないように、逆に長所として伸ばしてあげたいですね。今の調教の手応えから早期デビューが可能だと思いますので、今後もそれを視野に入れつつ成長を促しながら調整を進めていきます」馬体重446㎏
リアアントニアの17 [父 ディープインパクト:母 リアアントニア]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター2本、残りの日は軽めの調整
担当者「この中間も一日置きに週3回の坂路調教を継続しており、12月からは日によってハロン15秒ペースも取り入れています。登坂する毎に動きが良くなり、無理なくペースを上げることが出来ています。走りの力強さや安定感、加速力に優れた軽い脚捌きは、この時期の2歳馬のそれとはとても思えません。最近は精神的に余裕が出てきたのか、以前よりも落ち着いている時間が増えてきました。馬体に関しても背丈が少しずつ伸びてきており、より一層見映えのする馬体になってきました。飼い葉食いが若干細めなのが唯一気になる点ですが、腹回りには適度な余裕がありますし、馬体の張り・艶共に良好で健康そのものです。ここまで順調に成長し調整も上手くいっていますが、今後は動きの質や精神状態をよりレベルアップするために、適度にリフレッシュを挟むなど調教メニューを工夫していきたいと思います。ここまでの過程から、当然早期デビューも視野に入ってくると思いますよ」馬体重467㎏
フィロンルージュの17 [父 アイルハヴアナザー:母 フィロンルージュ]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター2本、週3回周回コースで軽めのキャンター1,600m、残りの日は軽めの調整
担当者「この中間、すこぶる順調でしたので坂路調教を2本に増やし、ペースも1本目はハロン17秒、2本目は15~16秒と負荷を高めています。すでにハロン15秒ペースに周回コースでも調教していますから、2歳のこの時期としては一番進んだ組に属していますよ。トモの甘さは乗り込みつつ力を付けてきているのを感じますね。今はステップアップして坂路コースのスタートから最後までトモを使って走れるように意識して運動しています。まだ始めたばかりですから、しっかりハミを取り、トモを使って最後まで走ることはできていませんが、この運動を継続していくことにより地力がしっかりとついてくれると考えています。負荷は高まっていますが、体重は増加傾向にあり、変わらず前向きで落ち着きもあります。毛ヅヤも冬場にしてはいいので体調面に問題は感じていません。脚元も綺麗ですから、今後も同じメニューを継続して馬体がしっかりするよう鍛錬していきます」馬体重466㎏
モシーンの17 [父 ディープインパクト:母 モシーン]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16秒のキャンター2本、週2回周回コースで軽めのキャンター2,250m、残りの日は軽めの調整
担当者「引き続き順調に調教を進められています。この中間からハロン16秒ペースまで脚を伸ばしましたが、さすが良血馬という走りを見せてくれており、この時期での完成度は同世代でトップクラスではないでしょうか。乗り込みながら数字以上に馬体は成長してきた感じを受けますし、先月と比べても更に幅が出てきましたね。気性面も特に問題なく、普段から扱いやすいところがこの馬のストロングポイントです。飼い葉を残すことは以前と比べると減ってきましたが、日によって食べる量が変わるのでそこは注意していかなくてはいけませんね。今後は適度にリフレッシュを挟んで体重を増やしていきながら、調教を進めていきたいと思います」馬体重458kg
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Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。
順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。
馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。
価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。