今年は募集馬検討会がないんですね。
サイトにひっそり書かれていて気づきませんでした。
まぁ、あの検討会は販促目的だったので、これだけ売れるようになった今もう必要ないですよね。
はっきり言って、あの検討会で自分の狙ってる馬を紹介して欲しくないという気持ちのほうが強かったです。
去年もあの検討会でテーブルロンドの17を紹介されて、申し込みが急激に増えて取れたはずだったのに落選してしまいました。
あと中間発表の日付も書かれており、25日と30日に発表があるそうです。
25日で実際の人気を多少把握できますし、30日を見て抽優馬の使いどころを決めることになりそうです。
37.ダストアンドダイヤモンズの18
牡 200,000円
父 ディープインパクト 生年月日 2018年5月10日
母 ダストアンドダイヤモンズ 厩舎 栗東 池添学
母の父 Vindication 生産 ノーザンファーム
153.0 167.0 19.7 414
【血統評価】B+
母はアメリカ6勝の重賞馬。
産駒は日本ではまだデビューしていません。
海外から輸入してきた繁殖にディープをつけるお馴染みのパターンです。
池添学厩舎は、毎年シルクの良血を預かるも結果は出ず、池添学ばない厩舎と揶揄されている状況。
今年も3頭も預かっており、東のキムテツ、西の学ばないのノーザンお抱え厩舎対決ですね。
【馬体評価】C-
小さくてこじんまりとしてて良く見えません。
繋ぎも立ち気味でトモも小さいです。
5月生まれなのでこれから成長するとは思いますが現時点では高評価はできません。
歩様は普通です。
【総合評価】D
今年のシルクの最高額馬になります。
パッと見とてもそうは見えません。
血統はいいようですし、ディープ産駒の牡馬なので価格はしょうがないでしょうが20万円も出す馬なのでしょうか。
38.ヘアキティーの18
牝 140,000円
父 ディープインパクト 生年月日 2018年1月13日
母 ヘアキティー 厩舎 栗東 中内田充正
母の父 Wildcat Heir 生産 ノーザンファーム
149.0 173.5 19.4 412
【血統評価】A
母はアメリカのG1馬です。
産駒はサトノアクシスがセールで1億6千万くらいで買われ、断然の1番人気でしたが4着に破れその後は走ってないですね。
データがそれしかないのでなんとも言えません。
まぁ中内田厩舎っていうだけでも人気になりそうですけどね。
【馬体評価】B
こちらも小さい馬ですがバランスは良いですね。
肉付きも悪くありません。
ただ、このサイズで1月生まれというのはかなり気になります。
そこまで大きくなるとは思えず450キロもいかないでしょうね。
全姉も430キロくらいでデビューしてるので同じくらいになりそうです。
歩様は前脚を少しこねるくらいですね。
【総合評価】A-
ディープ牝馬は小さくてもきれる馬も多く、問題ない場合も多いです。
サイズ的にはシンハライトくらいになりそうですが、そういう瞬発力があるかどうか。
個人的には切れ味のありそうな馬に見えます。
ただ、最近は大型なディープ産駒の活躍が多い印象ですから難しいところですね。
39.パレスルーマーの18
牝 120,000円
父 ディープインパクト 生年月日 2018年2月5日
母 パレスルーマー 厩舎 栗東 斉藤崇史
母の父 Royal Anthem 生産 ノーザンファーム
152.5 174.0 19.4 407
【血統評価】B+
母はアメリカ5勝。
産駒にはアメリカで7勝のG1馬もいるようですね。
日本では2頭デビューし、1頭が勝ちあがって2勝しています。
ディープ産駒は初めてで未知数ですが、アメリカの産駒を見ればポテンシャルはありそうです。
【馬体評価】D
なんかすごくアンバランスな馬ですよね。
サイズはまずまずあるのですが、そう見えずに小さくまとまってます。
こちらもあんまり大きくはならなそうです。
歩様は右前脚がかなり内にささるので交差しそうに見えて怖いです。
【総合評価】D
はっきり言って今年のシルクのディープ産駒は不作だと思います。
特にこの馬は良く見えないです。
前脚の歩様は気になりますし、馬体もバランスが悪くのっぺりしてます。
ディープならサイズは我慢してヘアキティーくらいかなと思います。
40.カラフルブラッサムの18
牝 60,000円
父 キングカメハメハ 生年月日 2018年3月19日
母 カラフルブラッサム 厩舎 栗東 松下武士
母の父 ハーツクライ 生産 ノーザンファーム
153.5 167.0 19.0 382
【血統評価】B
母は3勝、堅実に走った良い馬でした。
2番仔で産駒は未デビューです。
貴重なキンカメですが、牝馬ということで割引材料です。
あんまり目立つ血統でもなさそうですが、キンカメつけるくらいなので期待は大きいのかもしれません。
【馬体評価】C
カタログでは美しいラインにスラリとみたいなことが書かれていますが、キンカメ産駒に求めてるのってそういうことじゃないはずです。
良くも悪くもムキムキしたボリュームのある馬体がキンカメの特徴。
そういう意味で、この馬にはその特徴がなく、物足りません。
3月生まれでこの測尺が気になりますし、管囲と馬体重が厳しいです。
歩様はバラついてて良くわかりません。
【総合評価】C-
キンカメ牝馬というだけでマイナス材料なのですが、その特徴さえ薄いということで困りますね。
逆にそういうほうが走るのかなとも考えたのですが、レッツゴードンキなんかはムッキムキですしね。
同じキンカメ牝馬で同じ6万ならライラプスの18のほうが良いと思います。
41.ローブティサージュの18
牡 140,000円
父 ハーツクライ 生年月日 2018年1月18日
母 ローブティサージュ 厩舎 栗東 須貝尚介
母の父 ウォーエンブレム 生産 ノーザンファーム
157.0 171.0 20.7 437
【血統評価】A
母はシルクのG1馬。
2番仔で産駒は未デビュー。
私がシルクがノーザン系クラブになったことを知るきっかけになった馬です。
ゲート入りを嫌う気性と芝でのスピードが産駒にどう伝わるのかが注目ですね。
一つ上の兄はシルクの追加募集できて人気になりました。
母父ウォーエンブレムは、シルク人気繁殖ブラックエンブレムと共通で期待したいですよね。
【馬体評価】A+
とてもバランスの良い馬ですね。
ほどよくボリュームもあり芝の中距離で活躍してくれそうです。
1月生まれですが測尺も文句ありません。
歩様はまずまずです。
【総合評価】A+
クラブのG1馬の仔という付加価値もあるのはわかりますがやっぱり高いですよね。
馬は文句ありませんので、この価格なら重賞を取れるかどうかを判断しなければなりません。
個人的にはそれくらいの馬だと思いますので、お金があるなら検討したい馬ですね。
42.サミターの18
牝 80,000円
父 ハーツクライ 生年月日 2018年2月15日
母 サミター 厩舎 栗東 藤岡健一
母の父 ロックオブジブラルタル 生産 ノーザンファーム
147.5 170.0 18.8 372
【血統評価】A
母はイギリスの重賞馬。
産駒はダノンチェイサーがデビューしており今年重賞勝ち。
NHKマイルでも人気となりました。
繁殖のポテンシャルをかなり感じますね。
【馬体評価】C-
カタログ画像を見た段階ではなかなか良い馬だなぁと思っていました。
しかし、測尺を見てこんなに小さいのかと驚きました。
そういう意味では測尺ほど小さく見せない良い馬とも言えます。
ただ、2月生まれでこの数字はどうみても小さいですよね。
歩様は後ろも前も少し違和感があります。
【総合評価】C-
とにかく小さすぎるの一言です。
ダノンチェイサーはサイズが十分ありますし、この馬はやっぱり厳しいと思います。
ディープならまだしも小さいハーツはあまり魅力がありません。
43.ストゥデンテッサの18
牝 40,000円
父 ハーツクライ 生年月日 2018年3月9日
母 ストゥデンテッサ 厩舎 栗東 渡辺薫彦
母の父 High Yield 生産 ノーザンファーム
156.0 180.0 20.2 462
【血統評価】B
母はアルゼンチンのG1馬です。
産駒は4頭デビューしており、2頭が勝ちあがっています。
G1馬なので繁殖として当然期待して輸入したのだと思いますが、毎年上位種牡馬をつけているわりには成績はいまいちですね。
ただ、ハーツクライは初めてなのでチャンスはありそうです。
【馬体評価】B+
カタログではのっぺりしててサイズも小さく見えます。
ただ、測尺をみると結構大きな馬ですね。
カタログで全然良く見えなかったのですが動画の馬体は立派ですね。
個人的には動画の馬体を見て判断してほしい馬ですね。
歩様はハーツ産駒なので前が多少ガニ股で開きます。
【総合評価】B+
今年は高額なハーツ産駒は多い中、この馬だけ割安です。
確かに繁殖成績は気になりますが、面白そうな馬だと思います。
結構カタログと動画の馬体が違う馬っていますので、どちらもチェックしたほうがいいですよ。
44.パーシステントリーの18
牡 80,000円
父 ダイワメジャー 生年月日 2018年4月13日
母 パーシステントリー 厩舎 栗東 高野友和
母の父 Smoke Glacken 生産 ノーザンファーム
153.5 168.0 21.3 416
【血統評価】B+
母はアメリカG1馬。
産駒は4頭デビューし、2頭が2勝。
シルクにも良くくる繁殖でデビューした4頭すべてディープ産駒です。
そう考えると期待ほどの結果が出ていないと感じます。
ただ、オブセッションは不幸なこともあり、健在だったらどれくらいの活躍をしていたかはわかりません。
今回はダイワメジャーに変わって再度期待したいところですね。
【馬体評価】A
さすがダイワメジャー産駒という好馬体です。
ボリューム満点で大好きな馬体ですね。
今年はダイワメジャー産駒がこの1頭だけですので寂しいですね。
測尺は4月生まれということもありまだまだですが、この数字でこの馬体はすごいですね。
歩様も大丈夫そうです。
【総合評価】A
どうみても良い馬だと思います。
ただダイワメジャー産駒は見た目ほど走らないという馬体詐欺の名人でもあります。
この馬は大丈夫だとは思いますが、そこだけは要注意ですね。
45.スリールドランジュの18
牡 70,000円
父 ロードカナロア 生年月日 2018年3月7日
母 スリールドランジュ 厩舎 栗東 大久保龍志
母の父 ゼンノロブロイ 生産 ノーザンファーム
154.0 169.0 20.5 422
【血統評価】B
母は未勝利、祖母アドマイヤハッピーは活躍馬多数の良繁殖。
産駒は2頭デビューし未勝利。
産駒はまだ未勝利ですが種牡馬もダンカークなどですし、まだ勝ちあがりの可能性はあります。
活躍馬の多い血統ですし、まだまだチャンスのある繁殖ですね。
【馬体評価】B
小さくまとまっていてあまり特徴のない馬体です。
ただ、こちらもカタログよりは動画のほうが良く見えますね。
測尺も特に小さいというわけではありません。
歩様は左前が内にささるのが少し気になります。
【総合評価】B
そこまで強調できる材料の少ない馬ですね。
決して悪い馬ではないのですが、7万円ですし勝ちあがれればいいという価格でもないのでもう少し何か欲しいです。
46.ペンテシレイアの18
牝 60,000円
父 ロードカナロア 生年月日 2018年4月15日
母 ペンテシレイア 厩舎 栗東 武幸四郎
母の父 ネオユニヴァース 生産 ノーザンファーム
153.0 173.5 19.8 434
【血統評価】B
母は2勝、祖母はシルクお馴染みのアコースティクスでダービー馬ロジユニヴァースの近親になります。
産駒は4頭デビューし、2頭が勝ちあがりも現時点では1勝まで。
まぁ、勝ちあがれなかった2頭はワークフォース産駒なのでしょうがないかもしれません。
母、祖母合わせて10頭以上産駒がいますが、ロジユニ以外はぱっとしないので意外と近くに活躍馬は少ないです。
それでもカナロアをつけるくらいなのでまだまだ期待はしてるようですね。
【馬体評価】B-
トモも小さめで胴も長く短距離には見えません。
カナロア産駒ですが長距離馬にすら見えます。
サイズはあるのですが、もう少し筋肉量が欲しいですね。
歩様はまずまずです。
【総合評価】B-
血統も馬体は悪くはないもののいま一つ足りません。
ただ4月生まれですし、成長次第だとは思います。
カナロアなのでしょうがないですが牝馬で6万というのも厳しいですよね。
今年のシルクのディープ産駒は不作だと思います。
カナロア産駒もいまいち良見えない馬が多いです。
逆にハーツクライとドゥラメンテは良い馬が多いですし、価格通りだなとも感じます。
あとは1頭しか募集されていない種牡馬の産駒が結構いいのが揃っている気がしますね。
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