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まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルク、キャロット、広尾のホームページ情報の転載許可を受けております。

最近気になるシルクの傾向(転厩と騎乗騎手)

私は、シルクの近況更新はほとんどチェックしています。
出資馬以外もほとんど見てる人はあまりいないように思いますが、だからこそ気づくことってあったりします。
今回、最近のシルクで感じた傾向を2点取り上げます。

1、西村厩舎から同じ理由で2頭も転厩

アルモニカ [父 ロードカナロア:母 アフリカンピアノ]
在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン14~15秒
次走予定:未定

厩舎長「引き続き坂路で15-15のペースで登坂しており、速い日はラスト1ハロン14秒まで脚を伸ばしています。負荷を掛けても馬体重が増えているように調子が上向いてきています。態勢が整いつつありますので、移動に備えて乗り込みを続けていきたいと思います。馬体重は458kgです」

西村真幸調教師に今後の予定を相談したところ、馬の入れ替えがスムーズにいかず、現時点でハッキリとした返事が出せないとのことでした。近日中の帰厩および今後のスムーズな入退厩が難しい状況であることから、牧場サイドも交えて今後について協議を行った結果、他の厩舎へ転厩して新天地での飛躍を目指すこととなりました。そこで、新規開業の吉岡辰弥調教師に打診したところ、快諾を得られた為、近日中に転厩手続を行わせていただく予定です。ご出資会員の皆様には何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

吉岡辰弥調教師「転厩のお話をいただき、すぐ牧場で馬を見させていただきました。前走後も順調に調教が進められているようですので、来週の検疫が取れ次第、トレセンへ入厩させたいと思います。環境が変化することになりますから、馬の様子を見ながら次走の予定を相談させていただきたいと思います」


オーシャンスケイプ [父 ブラックタイド:母 ドリームスケイプ]
在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
調教内容:
次走予定:未定

調教主任「コンディションが上向き、それに伴って負荷を掛けた調教メニューに切り替えていますが、馬体もフックラとして調子が上がってきました。態勢が整いつつありますし、いつ帰厩の声が掛かってもいいように進めて行きたいと思います」

西村真幸調教師に今後の予定を相談したところ、馬の入れ替えがスムーズにいかず、現時点でハッキリとした返事が出せないとのことでした。近日中の帰厩、および今後のスムーズな入退厩が難しい状況であることから、牧場サイドも交えて今後について協議を行った結果、他の厩舎へ転厩して新天地での飛躍を目指すこととなりました。そこで、長谷川浩大調教師に打診したところ、快諾を得られた為、16日に転厩手続を行わせていただく予定です。ご出資会員の皆様には何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

長谷川浩大調教師「転厩のお話をいただき、牧場担当者に状態を伺いました。前走後も順調に調教が進められているようですので、検疫が取れ次第、トレセンへ入厩させたいと思います。馬房内で少し落ち着きがないところがあるようですから、馬の様子を見ながら次走の予定を相談させていただきたいと思います」



同じ理由で同じような時期に2頭も転厩になるのはかなり珍しいです。
人気の上位厩舎などではたまにある理由なのですが、西村厩舎も良い厩舎ではありますが続けてとなると何かあったのか?と思ってしまいます。
シルクやノーザンとの関係が悪くなったのかとも考えたのですが、期待の高い2歳馬ユリシスブルーはまだ所属していますしどうなんでしょうかね?
今後、この馬も転厩したら何かあったんだと思います。


2、今年のシルクは団野大成騎手推し?
最近、近況を見てるとかなりの頻度で団野大成騎手に依頼していますという文字を見ます。
私の出資馬はまだ乗ってもらったことはないのですが、かなり見かけるので数えてみました。
ちなみに以前、今年のシルクに良く乗せる騎手として丸山騎手の名前も出したので一緒に調べました。

団野騎手 17戦3勝
丸山騎手 16戦0勝

やはり二人ともかなり騎乗回数が多かったですね。
しかも団野騎手は3勝も挙げており、騎乗回数が増えるのも納得です。
現在19勝をあげており、リーディング14位ですからね。
2年目の新人ですがノーザン系クラブのシルクで重要視されてきているようですね。
ちなみに今週もシルクで3鞍も騎乗予定されており、本当に回数が増えています。
こういう若手にチャンスを与えるのは良いと思いますね。
結果も出しているようですし、私の出資馬もいつか乗ってもらいたいですね。


ちなみに2歳馬の近況が更新されましたが、ランキングは前回で終了ですので今回はしません。
もうかなり移動してる馬も増えてますからね。
私の出資馬は順調だったので良かったです。
そろそろ、第2回目の追加募集がありそうな気もするので、注意しておきたいですね。


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[ 2020/04/15 21:14 ] シルクホースクラブ | TB(0) | CM(0)

桜花賞馬デアリングタクトの募集時評価を振り返る

桜花賞はノルマンディーのデアリングタクトが勝利しましたね。
ノルマンディーとしても中央G1初勝利ですし、クラシックも初勝利となりました。
おめでとうございます。
この募集時、私はスターズファンドの検討をしていたので珍しくノルマンディーの全頭評価をしていました。
なので、その時のレビューを見てみようと思います。

19、デアリングバードの17  牝馬 青鹿 2017/4/15生
父:エピファネイア × 母:デアリングバード(母の父:キングカメハメハ)
生産:日高・長谷川牧場  栗東・杉山晴紀厩舎入厩予定
1口出資額44,000円 159.0 176.0 19.5 430
【血統評価】B
セレクトセール1200万で購入馬。
母は未勝利、産駒もデビューしていません。
祖母デアリングハートは重賞3勝、牝馬戦線で大活躍した馬です。
セレクトセールは出すだけでも厳しい審査もりますので、そこでの購入馬はやっぱりレベルが高いですね。
【馬体評価】B+
エピファネイア産駒は良い馬体が多いのですが、この馬も素晴らしいですね。
唯一気になるのは管囲でしょうか。
歩様も問題ありませんね。
【総合評価】B+
この馬もシルクやキャロットで募集されても1次満口になる馬でしょうね。
馬体もいいし、血統もいいし、特にケチをつけるところがありません。
牝馬じゃなければもっと良かったとは思いますが、それだともっと高額でしたでしょうしね。


かなりの高評価だったことがわかります。
ノルマンディーの募集馬はシルクやキャロットのように良血ばかりではありませんので、なかなかB評価も多くないのですが、この馬は総合でB+の評価。
これは全頭合わせてもB+以上は3頭しかいなかったのでかなり上位の評価でした。
そして、これを見て改めて気づいたのは、この馬はセレクトセール購入馬だったんですね。
社台血統ですが、セールに出てきて募集された形ですね。
これは買ってきた岡田さんなのかスタッフさんなのかわかりませんがお手柄だったと思います。
シルクやキャロットで募集されても満口になると大絶賛してるわけで、それなら入会して出資しろよって自分で突っ込みたくなりますね。
そうやって、私は数々の活躍馬を逃してきたわけですが、まぁしょうがないですね。

これでおそらくノルマンディーの会員も増えていく気がします。
しかし、ノルマンディーの基本は岡田スタッドの生産馬なので、こういうセール購入馬の一発を毎回期待するのは難しいでしょう。
二匹目のドジョウがなかなかいないと思ったほうがいいとは思います。
しかし、セール購入馬も多いですし、募集馬の数も増えていってますので、可能性はもちろんあります。
今後もノルマンディーには注目していきたいですね。
デアリングタクトもかなりの器だと思いますので、牝馬三冠もあるくらいのレベルかもしれません。
次のオークスも楽しみですね。
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シルクの2020年度募集馬として来ないことが確定した馬たち

さて、もうシルクの2020年度の募集馬のカテゴリーを作る時期になりました。
今回は、もちろんまだシルクの募集馬はわかりませんが、サンデーなどの募集予定馬が発表されたので、そこに入ってしまった馬を取り上げます。
サンデーなどで募集馬入りしたということは、当然シルクにはこないということですからね。
過去のシルクで募集のあった繁殖の子で今年はシルクにこないことが確定した馬をピックアップしていきます。
あとは、シルクの募集馬で繁殖入りした子も取り上げます。

・エレインの19 牝 ハーツクライ

・アナスタシアブルーの19 牡 キングカメハメハ 

・レジェンドトレイルの19 牡 サトノアラジン

・アコースティクスの19 牝 サトノアラジン

・バラダセールの19 牝 ジャスタウェイ 

・ビバリーヒルズの19 牡 シルバーステート

・カリスペルの19 牡 ダイワメジャー 

・フラーティシャスミスの19 牡 ダイワメジャー

・トップライナーⅡの19 牝 ダイワメジャー

・エクセレンスⅡの19 牡 ディープインパクト

・アイムユアーズの19 牝 ドゥラメンテ

・ベルアリュールⅡの19 牝 ドゥラメンテ

・スリールドランジュの19 牝 ドレフォン

・ガラディナーの19 牡 ノヴェリスト

・ローズバドの19 牝 ノヴェリスト

・テーブルロンドの19 牝 ハーツクライ

・レネットグルーヴの19 牡 ハービンジャー

・カラフルブラッサムの19 牝 ハービンジャー

・ピクシーホロウの19 牡 ブラックタイド

・ストラスペイの19 牡 ヘニーヒューズ

・ラックビーアレディトゥナイトの19 牝 ミッキーアイル

・ローザボニータの19 牡 モーリス

・インダクティの19 牡 リオンディーズ

・パーフェクトジョイの19 牝 ルーラーシップ

・リビアーモの19 牡 ロードカナロア


見逃しもあるかもしれませんが、以上になります。
結構いっぱいいますよね。
ただ、シルクの常連はそんなに多くないように思います。
1回シルクに来ただけみたいな繁殖の子が多いですね。
常連組で言えば、アコースティクスはシルクお馴染みでしたが今年はきません。
あとは来たら目玉だったエクセレンスⅡがこないのはガッカリした人も多そうです。
数少ないディープ産駒で、シルクお馴染みだっただけに上が走った途端に今年はこないのかよって感じですね。

あと気になるのは、バラダセールなんかは兄サトノフラッグが皐月賞に出ますね。
勝ったりしたらすごいことになりそうでした。

個人的にシルクにきてたら候補になりそうだったのにと感じたのは
・カリスペルの19 牡 ダイワメジャー 
・テーブルロンドの19 牝 ハーツクライ
・レネットグルーヴの19 牡 ハービンジャー
あたりでしょうかね。
カリスペルみたいに持ち込みで輸入してきた繁殖の日本での種付け1号は結構期待してますね。
まぁ、こないのでもういいですけどね。

次はセレクトセールの上場馬ですね。
このリストが出ると、かなりシルクにくる馬が判明することになります。
それまでは情報もないでしょうからお待ちくださいね。


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中央競馬は無観客開催を継続。新しくできたルールのまとめ

昨日の緊急事態宣言に基づいて、今日競馬の開催の是非について発表がありました。
結果としては、無観客での開催の継続となりました。
ほっとしましたね。
私もブログで基本的には開催できるだろうけど、心配なのは世論の声だということを書きました。
今回の開催継続を受けて色々なコメントをチェックしてみましたが概ね好意的意見が多く安心しましたね。
売り上げが国に収められる部分やギャンブル好きが家で競馬をするので外出を抑制できるなど色々な意見がありました。
まぁ、なんと言われようと開催できれば問題ないです。

あと、開催に向けての新たなルールも発表されました。
こちらも私が事前に書いていた内容に近いものでしたね。

1、4月18日から5月3日まで競走馬は他ブロックへの出走を不可
私がブログでも予想していた通り、人の移動が最も問題になるということで競走馬の移動制限がでましたね。
美浦所属馬は、2回阪神競馬、3回京都競馬の競馬に出走できません。
栗東所属馬は、3回中山競馬、2回東京競馬の競馬に出走できません。
ただし、平地オープンおよび障害競走に限り出走可能です。
ここが私の予想とはちょっと違いましたね。
まぁ、G1や重賞に出れなくなるのは大きすぎる弊害なのでそれはOKにしたということですね。
あと、この日程の中ではこれ以外の開催が福島であるので、それにはすべて出れると思います。
一口馬主の面で言えば条件馬が多いでしょうし、影響はあるとは思いますが期限もありますし何とかなる程度だと思います。


2、4月18日から5月3日まで騎手の移動制限
土曜日と日曜日とで異なる競馬場に移動しての騎乗が不可となります。
ただし、障害競走に騎乗する騎手に限り可。
こちらも私の予想したものに近い内容でしたが、最初から東西限定ではなく、土日の移動の制限でしたね。
なので、関西所属の武豊騎手でも土日ともに中山なら関東でも騎乗できます。
土曜日に中山、日曜日に阪神みたいな騎乗はできませんということですね。
これって騎手の問題だから我々にはあまり影響がないように思えます。
しかし、結構影響があると思いますよ。
特に土日で重賞がある場合ですね。
この期間で言えば、
土曜に阪神でアーリントンC、日曜に中山で皐月賞。
土曜に福島で福島牝馬S、日曜に東京でフローラS、京都でマイラーズC。
土曜に東京で青葉賞、日曜に京都で天皇賞。
ジョッキーはどちらかでしか乗れなくなりますので、上位騎手ほど変更がたくさんありそうです。
それによって、もちろん条件馬なども騎手変更がどんどん出てくると思いますね。
特に普通はG1を優先するはずなので、アーリントンCや青葉賞はかなり騎手が手薄になるかもしれませんね。


3、調整ルールの運用について
認定する場所(自宅、ホテル)を「認定調整ルーム」とし、騎乗当日に当該認定場所から競馬場への移動を認めることとします。
これは騎手の話なので我々には関係ありません。
調整ルールと言ってもボロイ旅館みたいな施設なので、そんなところに騎手を全員閉じ込めておくとクラスターになる危険性が高いです。
なので、自宅やホテルも可能にしたということですね。
だからと言って、油断してスマホを使ってツイッターなどをしてしまうと騎乗停止になりますので注意してもらいたいですね。


以上のルールを新たに設けて無観客での競馬開催が決定しました。
今はとにかく中止になることだけが心配でした。
なので、なんとか開催できることをうれしく思います。
競馬関係者の方々はかなり大変だとは思いますが、このまま開催継続できるように頑張ってもらいたいですね。
ほとんどの娯楽が制限される中、競馬が少しでも皆さんの楽しみになれたら良いですね。


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[ 2020/04/08 15:32 ] 競馬雑記 | TB(0) | CM(0)

緊急事態宣言によって競馬開催はどうなるのか?開催中止、東西の移動制限、開催地変更など

いよいよ明日にも緊急事態宣言が出されるようですね。
報道によれば、東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡の6府県で1ヶ月程度ということのようです。
細かいことは他にお任せするとして、競馬ブログなので競馬への影響などについて考えたいと思います。

まず気になるのは開催できるのか?ということですよね。
現在、無観客での開催を続けています。
観客がいるならイベント開催の停止の要請に含まれるとは思いますが、無観客なら現在実際に行っているわけで可能だとは思います。
それでも、これから世論がどうなるかということも影響がありそうです。
なんでこんな時期に競馬は普通にやってるんだという声が大きくなれば対応しなくてはいけないかもしれません。
一般的に見れば娯楽のギャンブルですからね。
それでも、税収にも大きく関わる部分であり、競馬が行われることによって、コロナの補償のお金にもなってるという側面も忘れてはいけないとは思います。

また、このまま開催を続けるとしてもより一層の対策を求められる可能性はあります。
現在もかなりやっているとは思いますが、東西の移動の制限はでてきそうな気がします。
やっぱり移動するというのが感染するリスク、感染を広げるリスクの最たるものです。
東京、中山などの関東の開催は関東の騎手、関東の馬のみ出走という感じですね。
逆に、阪神、京都などの関西も同様です。
とにかく移動と交流を断つのです。
そうなると皐月賞に関西馬も関西騎手も出れないとかとんでもない事態になります。
それでも中止になるよりはいいのではないかという話ですね。
まぁ、実際はそこまではならない可能性のほうが高いとは思いますが、それくらいの事態になってもおかしくないのです。

次にこのまま普通には開催が難しくなった場合どうなるでしょうか?
一つ考えられるのは開催地の変更です。
今回の緊急事態宣言の対象ではない競馬場での開催は無観客ならさすがに問題ないはずです。
これが問題なら今も行えないはずですからね。
これでいくと、札幌、函館、新潟、福島、中京などが対象外ですが、京都はちょっと微妙でしょうか。
そもそも京都は改修でしたね。
北海道はまだ時期ではないので難しいとして、中京、新潟、福島なら可能かもしれません。
このように開催地を対象外の地域に変更して行うことはありそうです。
桜花賞を中京で、皐月賞を新潟でみたいな形はあってもおかしくありません。
そんな対応をJRAがすぐにできるかはわかりませんけどね。
オリンピックのマラソンが札幌に変更になって、すぐに札幌開催の日程が変更になった事実を見ても可能な面はありそうです。

以前も書きましたが、最も恐れるのは競馬の開催中止です。
無観客だろうと、開催地の変更だろうと競馬が行われるなら大きな問題ではありません。
とにかく、安全に競馬が開催されることが維持されるように願っています。
もちろん、そんなことさえ言っていられない状況になれば受け入れるしかありません。
我々は、自分ができるコロナ対策を自覚をもって続けていくしかできません。
それが大きく大きく巡り巡って出資馬の活躍する機会を奪わないということに繋がるはずです。
頑張りましょう。
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[ 2020/04/06 21:50 ] 競馬雑記 | TB(0) | CM(1)

丸山騎手にはもう乗ってほしくない

私は騎手批判は滅多にしないようにしています。
ブログや掲示板などでも騎手批判をすることはほぼありません。
それは、批判は後付けの理由の場合が多いですし、レースは相手がいるものなので自分だけ理想的なレースができるものではないと考えているからです。
ただ、それが愛馬で何度も何度も続くとさすがに一言言いたくなるものです。
今年、関東の騎手が落馬負傷が多いという話は何度かしてきました。
だいぶ復帰もしてきているのですが、今年のシルクは丸山騎手が乗ることがかなり多いです。
彼は現在13勝でリーディング22位です。
ただし、勝率も連帯率も22位中22位なのです。
成績通りと言えばそうなのですが、特出した成績ではないのです。
そんな丸山騎手ですが、私の愛馬によく乗るのです。

私の出資馬は今年22戦していますが、そのうち5戦が丸山騎手です。
約4分の1が丸山騎手です。
シルク全体でも多めですが、私の出資馬は特に多いです。
成績を見てみます。
スエーニョルシード 4人気 6着
スイートセント 1人気 7着
コバルトウィング 2人気 5着
ヴァンクールシルク 7人気 7着
グロンフォール  8人気 6着

ほとんどが人気以下になります。
しかし、私が言いたいのは着順ではないのです。
8人気の馬が6着だったからって怒るわけはないのです。
今回、ここまで書こうと思ったのは乗り方なのです。
私の愛馬のレースに限った場合ですが、この5レースともにスタートは出たなりの位置で進め、最後の直線になって一生懸命追うというレースでした。
馬の特徴を頭に入れて何か作戦を考えているとかそういう騎乗を一切感じません。
とにかく、スタート出たなりで進めるだけなのです。
この中でもヴァンクールシルクもグロンフォールも出資者なら誰もが知っているくらい最後の切れ味の無い馬です。
先行するか早めにまくっていくかしてやっと勝ち負けのできる馬です。
しかし、丸山騎手は出たなりで後方のまま進め、最後の直線でまとめて差しきるようなできるわけのないレースをするのです。
早めにまくっていけば、早めに力尽きて最下位になるかもしれません。
でも、それでもいいのです。
それがこの馬の力を出せるパターンなので、それをやって今回よりも大敗しても納得するのです。
しかし、それをしてくれないのです。
コバルトウィングなんかもそうです。
その後地方重賞で2着にくるくらいの実力馬ですが、出たなりで進めて最後追い込んで全然届かずに5着。

とにかく馬の特徴を頭に入れて、最初少し押していって位置を取ろうとか、早めにまくっていこうとか何もしてくれずに出たなりで進めて最後追うだけなのです。
もちろん、私の出資馬以外の馬ではちゃんとしているのかもしれません。
彼のレースを全部見ているわけではありませんが、成績を見れば同じようなことをしているのだろうと感じます。
私は、新人騎手や若手騎手だろうと特に文句を言ったことはありません。
しっかり、その馬の特徴を知ってそれを活かす騎乗をしてくれれば結果はいいのです。
一口馬主を始めて結構経ちますが、初めてもう乗ってほしくない騎手ができた気がします。
今後もこういう愚痴は滅多に書くことはないと思いますが、溜まりに溜まった鬱憤を書かせてもらいました。


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[ 2020/04/05 00:17 ] 競馬雑記 | TB(0) | CM(12)

シルク2歳馬の最新総合ランキングトップ10!4月編

かなり時間がかかってしまい申し訳ありません。
ここまでみんな調教が進むとどれもなかなかの走りをしており、ランク付けをするのは容易ではありませんね。
既に移動済みの馬が抜けた中でも、良い馬はいくらでもいます。
とりあえず20頭抜き出して、何度も動画を見て泣く泣く10頭に絞りました。
その中には、ハロン14まで進んでいる馬や、既に移動済み、移動予定の出てる馬もいてハイレベルな戦いでした。

今回は、4月1日の2歳馬の近況更新された馬を対象にしています。
移動すると現役馬と同じ更新タイミングになるわけですが、移動直前の馬はまだだったり色々混ざってるのでご了承ください。
その中でハロン15以上の調教をしている馬の動画をチェックし決めました。
100%主観的なものなのでランクインしてもしなくてもお遊びとして見ていただけたらと思います。

1位・・・ベルエポック

[父 モーリス:母 アドマイヤテンバ]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン14~16秒のキャンター1本、残りの日は軽めの調整

担当者「坂路調教ではハロン14秒ペースに入っているものの、動きは変わらず良さそうですね。やはり捌きの硬さは気になりますが、特に悪くなっている感じはありませんし、現状は問題ありません。また、跨っていても以前より背中がしっかりしてきており、トモの踏み込みが良くなってきました。それに、速いペースをこなしても馬体が萎むことなく、体重も変動はありませんから、とても順調に進められていると思います。あとは時折耳を絞ったり、やんちゃな面を見せるので、精神面の課題が解消されてきたタイミングで移動するようなことになるでしょう」馬体重515kg


先月の7位の馬がここで1位を獲得しました。
近況は普通です。
上位が抜けたこともありますが、相変わらず良い走りをしてますね。
私もキャンセル募集で申し込んだくらい良く見えました。
力強い走りで前脚を叩きつける様に掻きこむ力が強く迫力があります。
加速ラップで終いが13秒台と文句ありません。


2位・・・ローウェル

[父 キズナ:母 アンティフォナ]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン14~16秒のキャンター2本、残りの日は軽めの調整

担当者「順調に進められていたことから、この中間はより負荷を掛けて週3回の内の1回はハロン14秒まで脚を伸ばすようにしています。相変わらず首から背中の使い方が上手で、負荷を掛けても最後まで余裕を持って登坂してくれます。乗り込んでいくにつれてトモにボリュームが出てきましたし、それに力強さが増してバランスの良い走りになってきましたよ。5月生まれながらも、早期の移動を目標にここまで順調に進められていますので、この調子で調教を積んでいきたいと思います」馬体重504kg


前月2位に大抜擢した馬が抜群に良くなりましたね。
やっぱりキズナ産駒は良い馬が多いです。
スピード感のあるバランスの良い走りです。
加速ラップで最後は13-13と申し分ありません。
遅生まれなのに移動の話が出ているのもうなづけます。


3位・・・リバースレー

[父 ドゥラメンテ:母 モシーン]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン15秒のキャンター1本、週3回周回コースで軽めのキャンター2,500m、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間も本馬なりの運動を継続することができています。運動中はこの時期の2歳馬とは思えないくらい冷静で、物怖じせず堂々しています。騎乗者からの指示の反応が早く、その精度も高く操舵性にとても優れています。まだ緩さがありますが、継続した運動により徐々にしっかりしてきていますよ。精神面に関しては、少し気持ちが抜けている感じを受けますが、血統的にテンションが上がってくる可能性が考えられますから、今はのんびりしているくらいでちょうどいいのかもしれません。ここ最近で一段と馬体が逞しくなり、幅が出てどっしりとした印象に変貌してきました。成長を促しながら予定通り調教を進めることが出来ています。今後もさらなる体力強化を図っていきたいと思います」馬体重484kg


初ランクインですね。
良血馬がここにきて急激に良くなってきましたね。
綺麗な走りで乱れもなくスーっと登板してきています。
加速ラップもしっかり出来ており、最後も14秒と順調そのものですね。


4位・・・ヒーズオールザット

[父 ブラックタイド:母 シーイズトウショウ]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン14~16秒のキャンター2本、残りの日は軽めの調整

担当者「坂路でのハロン15秒のペースにだいぶ慣れてきたので、この中間はより負荷を掛けています。現在は週3回坂路で乗り込み、その内の1回は14-14までペースを上げています。負荷を掛けても動きが変らず、最後まで余裕を持って登坂しています。大きなストライドに加えて、最近では背中も柔らかく上手に使えるようになってきましたよ。トモに力強さがあって踏み込みも良いことから、最後まで楽に走ってくれるのでしょう。負荷を掛けても飼い葉食いが悪くなることはないですし、体調も良いですから、今後も疲れが溜まらないように適度にリフレッシュを挟みながら、早めの移動に向けて進めて行きたいと思います」馬体重504kg


初ランクインでしょうかね?
しっかりとした走りで、それでいて軽く走ってるのでまだまだ全力ではありません。
それでも終いはハロン14まで出てますので上位としました。
近況も褒め言葉が多く良いですね。


5位・・・デイトンウェイ

[父 リアルインパクト:母 ビバリーヒルズ]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15秒のキャンター1本と周回コースで軽めのキャンター2,700m、週3回トレッドミル

担当者「リフレッシュ期間を設けましたが、とても元気になって更にパワーアップしていますよ。この中間から週3回坂路で15-15までペースを上げていますが、負荷を掛けたことで馬体重は減ってしまいましたが、疲れを見せることはなく、この馬なりに飼い葉を食べています。ペースを上げても手応えが鈍ることもなく、最後まで余裕を持って登坂しているので、今後はより負荷を掛ける為に、周回コースから坂路の乗り込み量を増やしていきたいと考えています」馬体重475kg


キャンセル募集でも2位の人気だった馬ですね。
私も応募したくらいの良い馬です。
スピード感がありタイムも出てますね。
綺麗な走りというよりは、まだ荒削りですが素質を感じます。


6位・・・スタッドリー

[父 ハービンジャー:母 ウインフロレゾン]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター1~2本、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間、1週間のリフレッシュ目的でマシンとトレッドミルでの運動を行いました。現在は坂路での運動を再開し、ハロン15秒のペースで登坂しています。動きに緩さを残していますが、スピード調教にしっかりと対応できていますし、バランスが崩れることが少なくなり、力強く登坂するこが出来ていますよ。欲を言えば、もう少し気持ちの入った走りをしてほしいですね。馬体を見ると体重に変化はありませんが、まだ冬毛が全体的に残っていますし、毛艶もこれから良くなってきそうな状態です。父の産駒ですから変わってくるのはこれからだと考えていますので、いまはあまりメンタル的に追い込むよりも、心身共に成長してくるのを待って負荷を高めていくつもりです。飼い葉食いや脚元ともに問題はありません。」馬体重495kg


こちらもキャンセル募集で3位の人気になった馬ですね。
キャンセル募集は、その時点の走りを皆さんが見て申し込んでるわけですから上位馬がやっぱり走りは良いですよね。
スーっと真っ直ぐに綺麗な走りで登板してくる姿に素質を感じます。
まだハロン15-15ですので、14-14くらいになってもこの走りができれば本物かもしれませんね。


7位・・・ノックオンウッド

[父 Frankel:母 トゥアーニー]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来/3日に美浦・堀宣行厩舎へ入厩予定
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン14~17秒のキャンター1~2本、週3回周回コースで軽めのキャンター2,700m

担当者「この中間も坂路コースと周回コースで毎日乗り運動を行い、坂路コースでは週1回ハロン14秒まで脚を伸ばしています。どちらのコースでも最後までしっかりと走りきることができています。最近になってまた咳をするようになってきたので、今は良く様子を見ているところですが、その点以外は特に気になるところはなく、ここまでとても順調に来ています。堀宣行調教師から連絡があり3日に美浦トレセンへ入厩することになりました」馬体重502㎏


ずっと咳をするコメントが出ているのがとにかく気になります。
しかし、移動したようですので、そこまで問題はないのかもしれませんね。
走りは、重心がしっかりとしていて乱れもなくしっかり真っ直ぐ走れています。
スピードというよりはパワーとバランスの良さを感じますね。


8位・・・ベルンハルト

[父 ラブリーデイ:母 アーデルハイト]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター1本と周回コースで軽めのキャンター2,700m、週3回周回コースで軽めのキャンター2,700m、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間は週2回だったところを3回に増やすなどして運動量を強化していますが、坂路でのラスト1ハロンの反応が更に良くなってきた印象を受けます。馬体重は大きな変動がないものの、元々ガッチリとした体型だったものが、無駄な部分が取れ、メリハリが出て競走馬らしい体つきに近づいてきましたよ。運動後も疲れを見せることはありませんし、良いコンディションを維持できていますので、このまま乗り込みを続けながら移動に備えて行きたいと考えています」馬体重485kg


こちらはキャンセル募集で1位だった馬ですね。
少し予想外でしたが走りは良いです。
動画が単走なので何か気性など不安があるのかなと若干割引でこの順位にしました。
走りは文句ないですね。


9位・・・ヴェールクレール

[父 リオンディーズ:母 ウルド]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター2本、週1回周回コースで軽めのキャンター2,500m、残りの日は軽めの調整

担当者「リフレッシュを長めにとっていたことが良かったのか、乗り出した後は飼い葉食いが悪くなることもなく、この馬なりによく食べていますよ。ふっくらとした体つきを維持していますし、馬体の張り艶も良いので、これから暖かくなれば更に良化してくると思います。現在も週2回坂路で乗り込んでおり、その内の1回はハロン15秒まで負荷を掛けるようにしています。ペースを上げた後もテンションが高くなることはないですし、最後まで集中して走っています。スタートダッシュが良く、途中までは良い手応えで登坂していますが、最後の方になるとまだ甘くなってしまうので、その辺りはもう少し鍛えていく余地があるのかなと思っています。早期移動を目標において、乗り込みながら体力強化に努めていきます」馬体重477kg


先月の8位です。
私がキャンセル募集で申し込んだ馬ですね。
近況が冴えないコメントが多いのでこの順位となりました。
でも、動画の走りはスピードと躍動感が素晴らしいと思いますよ。


10位・・・クリーンスイープ

[父 ドゥラメンテ:母 スイープトウショウ]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン14~15秒のキャンター2本、週2回周回コースで軽めのキャンター2,400m、残りの日は軽めの調整

担当者「乗り込むにつれて馬体にメリハリが出てきて、ひと回り筋肉が付いてきましたね。性格にやや難しさはありましたが、最近は体力が付いたからか、速めのところをコンスタントにこなしても特にテンションが上がることはありませんし、オン・オフの切り替えが非常にスムーズなってきました。それに、乗り手の指示への反応も良くなりましたね。あとは少しペースを上げて硬さが出てくることが多くなりましたから、リフレッシュを取り入れるなどして疲れを溜めないよう気を付けていきます。今は心身共に充実しているようですし、今後もこの成長を邪魔しないように育てていきたいと思います」馬体重456kg


先月の9位です。
1次募集で大人気だった馬ですね。
走りは凄く良いのですが、とにかく口向きが気になります。
ずっと右を見ていて、走りも右に寄っていきます。
その矯正をしっかりしていかないといけませんね。


今回時間がかなりかかってしまいました。
正直、もっとランクインさせたかった馬も多数いましたし、このトップ10の中でも順位を決めるのが大変でした。
1月、2月くらいだと順調な馬とそうでない馬の差がはっきりしていて決めやすかったのですが、この時期くらいになるとどれもしっかり調教してますし、近況で早期の文字があったところで目立つわけでもないので本当に難しいですね。
今回は動画の走りを7割くらい重視して決めてみました。
最後までランクインを迷った馬たちも載せておきます。
ギャラクサイト、アランデル、ベッラノーヴァ、クールキャット、イシュタル、セルディアーナ、ピクシーナイトなどなどになります。
今月もどんどん移動していき残った馬の少なくなりますので今回でこの世代のシルク2歳馬のランキングは最後になります。
ありがとうございました。
あとは、このランキングとデビュー時期の関係性、能力との関係性などなど検証材料として使っていきたいと思います。
では、次の1歳馬たちが募集されたらまたやっていきますので、その時はよろしくお願いします。


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シルク2歳馬の近況更新、リフレッシュが意味する課題とは?総合ランキングは明日

シルクの2歳馬の近況が更新されました。
本来ですと、北海道から移動する馬が出てきたタイミングでランキングは終了してきました。
それらの早期組や上位層がいなくなった中でのランク付けにあまり意味はないからです。
ただ、今年は今月も一応やってみようと思います。
移動した10頭くらいの除いて北海道に残ってる中でトップ5位を決めてみようと思います。
そして、今回も近況だけではなく動画の見て総合的な判断にします。
そのほうが拍手も数倍多く、皆さんもそちらを望まれているようですからね。
その代わり、毎回となりますが時間がかかるので今日ピックアップして、明日動画などチェックしてという2日かかりになります。

今日は全頭の近況を読みました。
ざっと見た印象ですがリフレッシュ休暇をしている馬はかなり多かったです。
ランキングの仕方として、現在ハロン15まで進んでいる馬をまず絞っています。
リフレッシュ休みの馬はその段階でもう除外されてしまいます。
その是非についても考えました。
たまたまリフレッシュで休んだだけでランク外になるということに合理性はあるのでしょうか?
もちろん、手間の面を考えた部分もありますが、リフレッシュって言葉はマイナスではないのですが実はマイナス面も含んでいるのです。
私はここ数年、すべてのシルク馬の近況を読み込んでおり、特に2歳馬はランク付けをずっとしてきたのでかなり読んでいます。
その私が近況でリフレッシュという言葉がなぜマイナス面も含んでいると思っているのでしょうか?

リフレッシュには大きく3パターンあります。
1、疲労回復
これは文字通りです。
疲労回復のためにリフレッシュをするということは、休ませたほうがいいくらい疲労をしているということです。
つまり、今の調教がしんどい、もしくは疲れやすい体質、体がまだついていけないなどの理由があるのです。
丈夫な体で、今の調教を楽々とこなせてる馬は疲労回復のリフレッシュをすることはあまりないのです。
つまり、マイナス面というのはそういう理由を含んでいるからです。

2、馬体重減の回復
こちらの理由のリフレッシュも多いですね。
調教を開始すると基本的には馬体重が減ります。
あとは自身の成長との兼ね合いで相殺されていきます。
それでも、どんどん馬体重が減る馬も多くリフレッシュさせる場合があります。
この馬体重減の理由としては、環境の変化への対応ができない、調教がこたえている、飼い食いが悪いなどが考えられます。
つまり、これも順調な馬にはあまり必要のないリフレッシュであり、マイナス評価を含んでいるのです。

3、成長促進
こちらの理由もよく見かけますね。
成長途上の2歳馬たちなので当然とも言えます。
ただ、調教を楽々とこなしながらいっぱい食べてしっかり成長している馬には必要のない休みになります。
つまり、この理由があるということは、馬体重の小さい馬、筋肉量が足りない馬、遅生まれの馬などが挙げられます。
どれもマイナス面を含んでいます。

このようにリフレッシュという単語には、マイナス面を含んでいることが多いのです。
もちろん、それが悪いというわけではありません。
休ませることがこの馬にとって良いとスタッフさんが判断してやられてることなので、今後に繋がるはずです。
しかし、ランク付けをするという面から言うと、リフレッシュをさせるということは小さな小さな頓挫ということでランク外にしています。

既に移動済みの馬たちはリフレッシュを一度もせずに行った馬もいますし、しても1回とかそういう馬がほとんどです。
逆に言えば、何も問題なく順調にやってこれたから早期に移動できてるわけです。
自分の出資馬の近況で今月リフレッシュという文字があったら、どういう理由なのか見てみるといいいと思います。
そして、その理由によって、先ほど私が書いたような課題があるのかもしれません。
そのリフレッシュで改善すれば何も心配はありませんし、大事に考える必要はもちろんありません。
ただ、リフレッシュって何か良い言葉に聞こえるので、こういう課題を内包した言葉なので私はそういう考え方でランク付けしていますという説明をしてみました。
明日、2歳馬の総合ランキングをやりますね。
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プロフィール

まーく

Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。

価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。

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