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まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルク、キャロット、広尾のホームページ情報の転載許可を受けております。

シルク第2回追加募集馬全頭レビュー関西馬(80~84)

昨日は期待していたコバルトウィングが完敗してしまい久々に落ち込みました。
私にとっても千載一遇の重賞チャンスであり、やっぱり自分は重賞勝てないんだなと実感しました。
そんな結果の出ていない人間のレビューに何の価値があるのかと思いますが、参考にしてくださる方もいますので全頭は書き上げたいと思います。


80.サファリミスの18 牡/青鹿毛
一口100,000円
父 ハーツクライ 生年月日 2018年3月23日
母 サファリミス 厩舎 栗東 藤岡健一
母の父 Not For Sale 生産 ノーザンファーム
体高 156.0 cm 胸囲 188.0 cm
管囲 19.5 cm 馬体重 477 kg
【血統評価】B-
母はアルゼンチンのG1を2勝とかなりの大物ですね。
産駒は、未勝+、未勝。
得意の海外G1馬を輸入してきてディープをつけるというパターンですが結果が出ていません。
ディープ2回つけて1勝もできないというのはちょっと心配なレベルです。
ハーツに代わってどうかという感じですね。
母系の血統はよくわかりませんが、一変はどうでしょうか?
【馬体評価】C+
測尺のサイズは十分ですね。
胸前は立派でトモも大きいですが少し曲飛です。
メリハリのある馬体ですね。
歩様はハーツ産駒らしく外弧歩様で特に後ろを結構外に回します。
調教は、16,3-15、1-14,8
タイムは遅めで最後寄れたりしてるのでまだ時間はかかりそうです。
走りは特に悪くありませんが、目立つ部分もあまりないですね。
【総合評価】C+
近況に早期の文字があるのはプラスですね。
ただ、調教を見るとまだ仕上がりにはかかりそうな気もします。
これだけの血統ですから価格はかなり高いですね。
ただ、そのわりに産駒の結果が出ていないので回収できるか不安が大きいです。
人気はほどほどなので、お金のある方は検討しても良いかもしれませんね。


81.スピードリッパーの18 牡/鹿毛
一口70,000円
父 ルーラーシップ 生年月日 2018年1月31日
母 スピードリッパー 厩舎 栗東 清水久詞
母の父 ファルブラヴ 生産 ノーザンファーム
体高 162.0 cm 胸囲 181.5 cm
管囲 20.0 cm 馬体重 462 kg
【血統評価】B
母は重賞で2着が3回の活躍馬です。
シルクでもお馴染みのポップスの一族ですね。
産駒は、1勝、2勝、1勝とすべて勝ち上がり。
大物こそいませんが堅実なタイプですね。
ただ、牡馬は2頭とも去勢しており、気性の心配はありそうです。
ルーラーシップ産駒は一頭募集中止になり、その代わりといった印象です。
【馬体評価】B-
測尺はすべてが十分で文句ありません。
馬体は、適度な筋肉量でバランスは良いですが若干細めに見えます。
歩様は、柔らかみがあって問題なさそうです。
調教は、15,2-13,7-13,8
タイムはしっかり出ていますね。
しかし、ちょっとフラフラしてるところがあり気性面の難しさを感じます。
【総合評価】C
近況に早期も文字はありません。
調教のタイムは出てますが、移動はもう少し後になるかもしれません。
気性の心配はあるので去勢は覚悟しましょう。
血統はまずまず、馬体もまずまずというタイプの馬です。
勝ち上がりはできるだろうけど、重賞級みたいな大物感はないと感じます。
そう考えると、価格は高いと思います。
募集中止になった同じルーラーシップ牡馬のパーフェクトマッチの18が5万円でした。
堅実タイプなので5万円なら全然OKなのですが、7万となると、う~んとなります。


82.カレドニアレディの18 メス/鹿毛
一口40,000円
父 オルフェーヴル 生年月日 2018年1月18日
母 カレドニアレディ 厩舎 栗東 寺島良
母の父 Firebreak 生産 ノーザンファーム
体高 156.0 cm 胸囲 180.0 cm
管囲 19.0 cm 馬体重 450 kg
【血統評価】B+
母は海外重賞馬ですね。
産駒は一頭おり2勝と頑張っています。
繁殖能力は問題ありませんし、付けている種牡馬も上位なので期待の繁殖だと思います。
オルフェ産駒は一発型ですが牝馬も走りますから悪くありません。
【馬体評価】B
測尺もまずまずですが管囲の細さが気になりますね。
馬体は、冬毛が残っているのか毛ヅヤが良くありませんが最新の画像では良くなりました。
ものすごい強調材料はありませんが、普通に良い馬だと思います。
歩様は、柔軟性があり良く見えます。
この馬だけ坂路動画がありません。
近況を見るとリフレッシュ期間だったからのようで、調教が遅れてたり頓挫しているわけではないようです。
ただ、調教を見て判断できないのは困りますよね。
【総合評価】B+
近況では移動は6月頃と順調にいっているようですね。
血統的にも面白そうですし、歩様も良いのでなかなか良い馬だと思います。
オルフェ産駒が人気を落とした世代のせいか4万円と安めなのもいいですよね。
気がかりなのは、坂路動画を見て判断できないことですね。
出資後に動画が出てみたらガッカリみたいなパターンだけが心配です。
厩舎は若手で結果を出しているので期待している人も多そうですね。


83.メリーウィドウの18 メス/鹿毛
一口24,000円
父 ダノンレジェンド 生年月日 2018年4月26日
母 メリーウィドウ 厩舎 栗東 石坂公一
母の父 ゴールドアリュール 生産 白老ファーム
体高 163.0 cm 胸囲 185.0 cm
管囲 19.3 cm 馬体重 496 kg
【血統評価】C
母はシルク馬で4勝しました。
初仔になりますが、こういう形で子がシルクにくるとは思いませんでしたね。
37戦と牝馬にしてはたくさん走って楽しませてくれた丈夫な馬ですね。
ダノンレジェンド産駒というのもかなり珍しく、シルクには今後こないかもしれない血統です。
血統的にもダートでの活躍が期待されます。
【馬体評価】B
牝馬としては測尺は十分です。
胸前っはしっかりしてますが、トモがもう少しほしい感じですね。
ダート馬だと思いますので、全体的にもう少し筋肉量が欲しいですね。
繋ぎも立ち気味なのも気になります。
歩様は問題ありませんね。
調教は、15、6-15,2-14,8
走りは思ってたよりずっといいですね。
まだタイムはそこまでではありませんが、綺麗でリズムの良い走りで好感が持てます。
【総合評価】B-
近況には早期の文字がなくまだ時間はかかりそうです。
馬体的にも調教的にもじっくり時間をかけて育成したいですね。
ダート牝馬は割引ですが、価格も安く、一口2万円台は最近では珍しいです。
母の丈夫さを受け継いでいればコツコツ楽しめそうな一頭です。


84.ラッキートゥビーミーの18 牡/鹿毛
一口80,000円
父 Uncle Mo 生年月日 2018年1月25日
母 ラッキートゥビーミー 厩舎 栗東 松永幹夫
母の父 Bernstein 生産 ノーザンファーム
体高 161.0 cm 胸囲 175.3 cm
管囲 20.0 cm 馬体重 450 kg
【血統評価】B+?
海外血統ですが持ち込み牝馬の子になります。
産駒にアメリカの2歳牝馬チャンピオンがいるんですね。
ただ、それ以外は1勝馬くらいしかいないようです。
あとは日本の適正だけですよね。
父の産駒は日本ではアヴァンセやセランがおり、日本の成績もなかなか優秀です。
基本的にはダートですね。
【馬体評価】C+
測尺はダート馬のわりに馬体重が少し少なめですね
馬体は、サイズのわりに腹回りがずいぶんすっきりしている印象です。
前やトモはしっかりしているのでメリハリはありますね。
動画で見るほうが迫力があります。
歩様は、歩幅が小さい感じですが問題はなさそうです。
調教は、16,8-16,1-15,7
タイムは遅く、まだゆっくり走らせている感じですね。
進み具合の遅れの理由が気になります。
【総合評価】B
近況には7月移動とありますので9月デビューくらいでしょうか。
産駒に2歳チャンピオンがいるので早熟血統の懸念もあり、そのわりに調教の進みはゆっくりなのが気になります。
1月生まれですし、ダート牡馬なら長く走って活躍してもらいたいのですよね。
血統的に一発大物の可能性は十分にありますが、高額なことと日本適正の問題ですね。
個人的には、もう一頭の外国馬のほうが良いと感じました。


以上で10頭全頭レビューを終わります。
個人的な印象としては、前回の関東馬の5頭のほうが良く感じました。
もちろん、こちらの5頭の中にも出資候補はいますけどね。
昨日の今日なのでモチベが下がっている中でしたが、レビュー自体は時間をかけて手抜きせず書きました。
重賞でも勝ってたらぁパァっと豪勢に申し込もうかなとも思っていたのですが、そううまくもいかなかったのでおとなしめの申し込みになりそうです。
既にかなりの申し込みがあり、どちらにしても激戦だとは思いますが、実績でひっかかる馬もいそうなのでじっくり考えたいと思います。


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シルク第2回追加募集馬全頭レビュー関東馬(75~79)

今日からシルクの第2回追加募集の申し込みが始まりましたね。
まだ締め切りまで1週間以上あるので、じっくり検討していきましょう。
久々のレビューですし、レビュー改革もあり、私のレビューの意味を改めて載せておきます。

【血統評価】とは、繁殖牝馬Aと種牡馬Bの仔に現実的に期待し得るポテンシャルの評価。
評価S・・・G1級 
評価A・・・重賞級(OP複数~重量勝ち)
評価B・・・複数勝利(2勝以上~OP勝ち)
評価C・・・勝ち上がれる可能性は高い
評価D・・・勝ち上がれるか微妙
評価E・・・勝ち上がりは難しい

【馬体評価】とは【血統評価】のポテンシャルをどの程度発揮できる器なのかを示す値。
評価A・・・(ポテンシャル以上を引き出せる素晴らしい馬体)
評価B・・・(ポテンシャルは十分に発揮できる馬体)
評価C・・・(ポテンシャルをある程度発揮できる馬体)
評価D・・・(故障リスク高めで不安がある馬体)
評価E・・・(故障リスクがかなり高く避けたい馬体)

【血統評価】×【馬体評価】=【能力評価】

【総合評価】とは【能力評価】に価格や厩舎などを加味して出資すべきかどうかの総合的な評価。
評価A・・・是非出資したい馬
評価B・・・出資候補に入る馬
評価C・・・場合によっては出資しても良い馬
評価D・・・出資しないほうが良さそうな馬
評価E・・・出資したくない馬



75.バランセラの18 牡/鹿毛
一口100,000円
父 キングカメハメハ 生年月日 2018年2月27日
母 バランセラ 厩舎 美浦 萩原清
母の父 Acatenango 生産 ノーザンファーム
体高 166.0 cm 胸囲 185.0 cm
管囲 19.5 cm 馬体重 483 kg
【血統評価】A-
母はアメリカの重賞などで活躍したようです。
産駒は、2勝、未勝、重賞、未勝、未勝、3勝と波のあるタイプですね。
紫苑S勝ち馬で秋華賞1番人気のビッシュの半弟になります。
その他にも現役で3勝と活躍中のホウオウサーベルもいますね。
繁殖能力はかなり高そうですね。
ただ、全姉が未勝利で終わっているのは気になります。
残り少ないキンカメ産駒の牡馬という希少性はありますね。
【馬体評価】B
測尺は特に問題なさそうです。
馬体は、胸前の発達がすごく、トモも大きくて全体的にボリュームがあり良さそうですね。
歩様は、左前が外向気味に回すのが気になります。
また、歩くスピードが遅く活気と前向きさをあまり感じませんね。
調教は、15,3-13,9-13,8
意外とタイムが出ているという印象ですね。
体の向きが若干斜めなのが気になります。
最後のスピードや脚の回転はなかなか良いですね。
【総合評価】B+
近況では5月中の移動とあり、育成は順調そうですね。
これだけの血統馬が追加募集になった理由がわからないだけに気になります。
馬体は静止画の印象ではかなり高かったのですが、左前の歩様が気になり若干割引しました。
価格はこの血統のキンカメ牡馬としては安い部類ですが、不安もありリスクはありそうです。
一発は十分あるタイプなので予算のある方向けでしょうかね。


76.レスペランスの18 メス/鹿毛
一口50,000円
父 ダイワメジャー 生年月日 2018年1月18日
母 レスペランス 厩舎 美浦 田中博康
母の父 キングカメハメハ 生産 ノーザンファーム
体高 163.0 cm 胸囲 185.0 cm
管囲 19.3 cm 馬体重 501 kg
【血統評価】B+
母はシルク馬でディープインパクトの半妹という超良血ですが未勝利です。
初子もシルクでしたが腰フラで募集中止となりました。
この一族の体質の弱さは気になります。
ディープの姉妹たちはたくさん繁殖入りしていますが、いまいち結果は出ていません。
レディブロンドの系統が目立つくらいなので過度な期待は要注意ですね。
この繁殖もスクリーンヒーロー、ダイワメジャーと丈夫でしっかりした種牡馬をつけており意図は感じます。
【馬体評価】B
牝馬としては測尺は立派で馬体重は500キロ以上です。
大型馬だけに管囲は少し気になります。
大きな牝馬ですが1月生まれですし、ここから大幅には増えないでしょう。
馬体もダイワメジャー産駒らしくガッシリとボリュームがあり牝馬とは思えない好馬体です。
歩様は、しっかりしてて問題はなさそうです。
調教は、15,6-15,2-15,3
この時期のダイワメジャー産駒としては進み具合は遅いですね。
何かあって開始が遅かったのか途中で頓挫があったのかを感じさせます。
走りもフラついていてまだまだこれからといった印象です。
ただ、このまま調教を積んでいけば特に問題はなさそうです。
【総合評価】B+
近況に早期の文字はなく、ダイワメジャー産駒の得意な早期デビューは難しそうです。
気になるのはこの調教の進みが遅れ気味な点ですよね。
馬体も静止画ならAでもいいくらいですが、動画の走りで割引きました。
あとは、体質と大型牝馬の足元がどうかという部分ですね。
厩舎はポレンティアがお世話になっており、個人的には良いですね。
価格は適正だと思います。


77.アルビアーノの18 メス/鹿毛
一口60,000円
父 ドゥラメンテ 生年月日 2018年3月29日
母 アルビアーノ 厩舎 美浦 木村哲也
母の父 Harlan's Holiday 生産 ノーザンファーム
体高 157.0 cm 胸囲 174.0 cm
管囲 19.4 cm 馬体重 415 kg
【血統評価】A-
元々はキャロットの募集予定馬でしたが中止となりシルクにきましたね。
母は重賞2勝、G1でも2着3着もある活躍馬です。
初仔ですが、やっぱりちょっと小さいですね。
この時期にこの馬体重は正直かなり気になります。
ドゥラメンテ産駒は成長がゆっくりという評価になりつつありますので、ここから成長もあるかもしれません。
普通にキャロットで募集されていれば大人気だったと思いますが、中止になった理由は小ささでしょうかね?
それだけが理由なら許容範囲かもしれませんね。
【馬体評価】B+
測尺は馬体重が少ないのは誰もが気になるところです。
体高は意外と普通にあるので成長の余地はまだありそうですけどね。
馬体もまだほっそりしてて特に後ろが物足りなく見えますね。
歩様はしっかり歩けてて問題ありません。
調教は、14,4-14,2-13,2
調教動画を見て評価が一変しましたね。
綺麗なフォームでまっすぐしっかり走れています。
タイムも出てますし、かなり順調に進んでることがわかります。
【総合評価】A-
こういう最近までG1や重賞で活躍してた馬の子にはロマンを感じますね。
ネックなのは小さいということ一点のみと言っていいでしょう。
血統や動画の走りは文句ありません。
厩舎は好き嫌いの分かれるところですが、まぁこの小ささなら数は使ってくれないでしょうね。
価格は、正直これでも安いと思いますので評価を上げたいですね。
この母と父なら普通ならもっと付けますが小さいからこの価格なのかもしれません。
既に大人気だとは思いますが、積極的に検討したい一頭だと思います。


78.ロッシェノワールの18 メス/青鹿毛
一口30,000円
父 カレンブラックヒル 生年月日 2018年4月21日
母 ロッシェノワール 厩舎 美浦 池上昌和
母の父 ブラックホーク 生産 ノーザンファーム
体高 157.0 cm 胸囲 181.0 cm
管囲 19.2 cm 馬体重 445 kg
【血統評価】B-
母は2勝馬です。
産駒は、2勝、1勝+。
1勝ながら重賞2着のアガラスがいますね。
デビュー馬はどちらも勝ちあがっており、繁殖能力はありそうです。
デビュー前に骨折引退や早期引退で体質の弱い子が多い印象です。
この馬も何かの頓挫があってこの時期の募集になったと考えたほうが良さそうですね。
なので、故障のリスクは高めと考えます。
カレンブラックヒル産駒はデビューしたばかりですがまだ2勝馬がおらず未知数です。
この子はダイワメジャー産駒っぽさはありませんよね。
【馬体評価】C+
測尺は多少少なめですが大きな問題はなさそうです。
馬体は、牝馬としては通常くらいですがまだボリュームが物足りませんね。
最新の画像のほうが筋肉のメリハリも出てますし、まだまだ成長はしそうです。
歩様は稼動域もありなかなか良く見えます。
調教は、15,8-15,0-15,0
走りは頭が高く、かなり促してるわりにタイムは出ていないですね。
【総合評価】C+
近況では早期の文字もありますが、調教を見るとまだ時間はかかりそうです。
兄弟に故障が多い点が若干気になる部分です。
ただ、活躍馬もおり十分出資検討する価値のある馬だと思います。
価格もかなり安めですし、勝ち上がってくれれば楽しめそうですね。
怪我さえなければコツコツ稼げるかもしれませんね。


79.アクウェイントの18 牡/栗毛
一口90,000円
父 Union Rags 生年月日 2018年5月12日
母 Acquant 厩舎 美浦 手塚貴久
母の父 Giant's Causeway 生産 米国
体高 160.0 cm 胸囲 183.0 cm
管囲 20.0 cm 馬体重 484 kg
【血統評価】B?
海外セールで23万ドル(約2500万円)で買われた馬ですね。
母はアメリカ3勝で2番仔のようですね。
祖母がアメリカ重賞馬で、産駒にはG1馬も出てるようですしまずまず活躍馬の多い血筋ぽいですね。
父の産駒は日本ではダートで1勝してるのが2頭いるくらいでしょうか。
正直、血統はよくわかりませんが日本での対応がどうかですよね。
【馬体評価】A
測尺はダート牡馬としては理想的ですね。
5月生まれなのでもう少し大きくなりそうです。
馬体は今回の募集馬の中でもトップクラスに良く見えます。
浮き出るような筋肉のメリハリとボシューム、バランスと申し分ありません。
ダート馬だとは思いますが、芝でもやれるかもしれませんね。
歩様は特に問題はなさそうです。
調教は、15,0-14,4-13,7
ダイナミックなフォームで力強く首もしっかり使って良いですね。
タイムも出ており加速ラップなのも良いですね。
【総合評価】A
近況は夏前の移動と順調そうですね。
馬体、調教とかなりの良い馬だと感じました。
あとは未知数の血統と価格が高めのことですよね。
去年もこの時期に海外セール馬に出資してまだ勝ちあがれておりません。
日本の適正があるかどうかは本当に見てもわからないので難しいです。
高い評価のわりに、どうみても良い馬なんだけどなぁ・・・という曖昧な結論になりそうで申し訳ないです。


この5頭は追加募集とは思えないくらい良い馬が揃ったと思います。
この時期は調教動画もあるので、静止画なら高評価だけど動画はいまいちみたいなパターンもあり評価としては難しいですよね。
まだまだ成長し力もつけている時期なので、1ヶ月後はまた全然違う印象になったりするので、あまりそこにとらわれ過ぎないようにしたいと思いますね。
この中だと3頭出資候補がいますね。
まだまだ悩みたいと思います。


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コバルトウィングがS1羽田盃を勝つ10個の理由

ただいま追加募集馬のレビュー執筆中ですが、個人的にはそれより気になっていることがあり集中できません。
それは、明日コバルトウィングが南関の三冠初戦である羽田盃に出走するからです。
将来の出資できるかどうかわからない馬より、明日重賞に出走する愛馬を優先させてもらいます。
レビューは明日レースが終わったあとから載せていきますね。

明日、コバルトウィングが南関三冠のS1羽田盃に挑戦します。
1着賞金は3500万円。
中央の重賞と比較しても同等なので当然重賞として扱います。
そこで、恒例企画の出資者として応援もこめてコバルトウィングが勝つ理由を示していきます。
あくまでも出資者として応援するための記事であり、都合の良い話の部分もありますがそれをご理解いただいた上で読んでいただけたらと思います。
前回の京浜盃時とかぶる内容も多いですが、同じ馬なのでしょうがないのでご了承願います。

1、中央時代に戦ってきた相手がすごい
この馬は、中央からの移籍馬なので戦績はほとんどが中央です。
その時代に戦ってきた相手がセラン、ヤウガウ、ピオノノなどになります。
セランはUAEオークスに挑戦し3着。
ヤウガウはヒヤシンスSで3着。
ピオノノは北海道2歳優駿3着。
どれも世代トップクラスのダート馬で僅差の勝負を繰り広げてきました。
それを考えても能力が全く引けをとりません。


2、前哨戦の京浜盃で2着
前走、地方移籍の初戦としてS2京浜盃に出走しました。
地方の強敵が揃う中、なんと1番人気に支持されました。
これも中央時代に戦ってきた相手を評価してのものだと思います。
レースは中段から進め、最後は外を回してグイグイ伸びてきました。
勝ったかと思ったのですが、もっと後ろにいた馬に差されてしまいましたね。
勝った馬との差は位置取りの問題だと思いますし、3着以下は着差もありました。
前哨戦としては力を見せた上出来の内容だったと思います。
次は十分逆転もできるでしょう。


3、前走からの上澄み十分
いくら前走が2着でも、力を出し切ってのものなら難しいかもしれません。
しかし、今回は、前走からの上澄みが十分に期待できます。
まず、前走は地方初レースでした。
地方のダートに適応できるか心配があったほど中央と地方では違いがあります。
しっかり対応できたことと一度経験したということは大きなプラスになるはずです。
馬体重もプラス11キロと完全な仕上げではなく、当然目標は次以降という仕上げでした。
矢野騎手も、初馬場でキョロキョロしていた、まだ余裕があったとコメントしていました。
藤田調教師も前走は手探りだったと言っています。
そんな中での2着だったわけで、今回は上澄みも十分だと考えていいでしょう。


4、京浜盃組が有利
京浜盃はステップレースでもありますので当然ながら羽田盃と直結します。
今回も前走京浜盃組が11頭中5頭もいます。
前走京浜盃で「1着」の馬は[4-2-1-2](3着内率77.8%)、「2着」の馬は[2-1-1-5](3着内率44.4%)。
1着馬と2着馬はかなりの確率で羽田盃でも3着以内には来ることがわかります。
今年の2着だったこの馬にとって、そこから上澄みもあるとなればチャンスは十分と言えるでしょう。


5、指数的にも上位
私の愛用しているnetkeibaのタイム指数で見てみます。
前走1位はブラヴール、2位がコバルトになります。
まぁこれは当然ですよね。
あとは、他のレースを使ってきた馬との比較になります。
別路線で言うと雲取賞の勝ち馬ゴールドホイヤーですが指数はコバルトよりも低いです。
あとはクラウンカップ5着のグリーンロードですが、こちらも指数はだいぶ低いです。
指数的にも京浜盃の上位2頭がかなり強いということになります。


6、コース適正がある
大井のダート1800Mは外回りのコースになります。
直線はかなり長いコースです。
差しが決まるコースで、この馬にとっても絶好になります。
瞬発力というよりは長く良い脚を使うタイプなので直線が長いほうが向いています。
前走のようにじわじわと伸びてきて1着でゴールする姿が目に浮かびます。


7、枠順が理想的
今回、5番枠に決まりました。
11頭という小頭数なので、そこまで枠の有利不利はありません。
それでも大外枠にやっぱり距離ロスもあり若干不利でしょう。
逆に内すぎても前にいく馬ではないので出しどころが難しくなります。
この枠なら前走同様に中段外目につけて、良いタイミングで上がっていくことができます。
あとは長い直線で末脚をしっかり伸ばしてくれれば勝利は目前です。


8、展開が有利
今回はファルコンウィングが逃げる展開になると思います。
そうなりますと、早めのペースになることが予想されます。
前走も前に行った馬たちが止まり、結局差し追い込みの1,2着でした。
有力馬のメンバー構成が同じようなことから展開も同様になりそうです。
あとは、この馬よりも後ろの馬の末脚に注意して抜け出すタイミングをしっかり見極めつことが重要ですね。
上がりはしっかり使える馬なので期待できるでしょう。


9、騎手が有利
矢野騎手は前走、初めてながらしっかり乗ってくれました。
大井では実績のある騎手で継続騎乗は当然プラスになります。
また、コロナの移動自粛のせいか有力馬に乗り代わりがあります。
ゴールドホイヤーやヴァケーションはどちらも吉原騎手から乗り代わりです。
これは大きなマイナスだと思います。
あとは矢野騎手に任せましょう。


10、ノーザンファーム生産馬の強み
出走馬を見るとこの馬が唯一のノーザンファーム生産馬になります。
今の競馬界はノーザンファームを中心に回っています。
その大きな理由に育成と外厩があります。
この馬は、ノーザンファーム天栄でしっかり調整してきました。
中央競馬でも威力を発揮している天栄でしっかり鍛えてきた唯一の馬としてプラスなのは間違いありません。


以上、この10個の理由によりコバルトウィングが羽田盃を勝利してくれることでしょう。
ここで勝って目標は東京ダービーになります。
5着以内に入れば優先出走権がありますが、勝って進みたいところですよね。
1番人気になるかどうかは微妙ですが、上位人気は間違いありません。
あとは結果を楽しみに待ちたいと思います。


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シルクの追加募集馬の人気ランキング

募集馬の発表から少し時間も経ち、皆さん検討をされていると思います。
私も簡易レビューを書きつつ一通り見ました。
その後、少しづつ動画のほうも出始めてやっと全頭出ましたね。
やっぱり動画を見るとかなり印象は変わりますね。
まだ募集開始までは結構時間もあるので、レビューは週明けくらいに5頭づつ2回に分けて書こうと思っています。
今日は、人気の予想をしていきます。
毎度恒例のネットネイバのサイトのアクセス数のランキングです。

1位、アルビアーノの2018 1231回
2位、カレドニアレディの2018 1096回
3位、スピードリッパーの2018 1043回
4位、レスペランスの2018 805回
5位、バランセラの2018 773回
6位、サファリミスの2018 685回
7位、ロッシェノワールの2018 667回
8位、Acquantの2018 653回
9位、ラッキートゥビーミーの2018 560回
10位、メリーウィドウの2018 510回

どうですか?
以外な馬もいれば順当な馬もいますね。
1位は、順当だとは思いますが、小さいことが敬遠されるかなと思ったのですがやっぱり人気ありそうですね。
2位はちょっと予想外でしたね。
オルフェ産駒が2位になるとは思いませんでしたが、価格のお手頃感があるからでしょうか。
この馬だけ坂路動画がなかったのがかなり気になっており、出遅れている可能性もあります。
5位の馬なんかは1番人気になってもおかしくない血統ですが、価格が高めということもありこの位置です。
結局、人気になって実績額が1番必要になる感じだと思いますね。
とりあえず現状こんな感じですが、これからおそらく近況の更新があると思うのですが、追加の情報はそれくらいですね。
まだ変動はあると思いますが、このランキングもそれなりの精度はあると思います。

ユーチューブの再生数のランキングもやろうと思っていたのですが、公開時期にバラつきがあり、公平な数がわからないので、もうしばらくたってから数えたいと思います。
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今週の出走愛馬のレース見解(シャークスコーブ、スイートセント、ヴァルドワーズ、グラドゥアーレ)

今週は久々にまとまった頭数が出走します。
そのうち3頭は上位人気で勝ち負けが期待できそうなので楽しみですね。

・シャークスコーブ
期待度:9 勝利期待

2020.04.22 近況
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:22日に南Wコースで時計
次走予定:4月25日の東京・D1,400m〔D.レーン〕

上原博之調教師「22日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はシャークスコーブが追走する形から、直線に入って内目から脚を伸ばすと、最後は併入で終えています。併せた相手が攻め駆けする馬だったこともあって、脚色は劣っていましたが、終いまでバテることなく、しっかり動けていたと思います。びっしり追った後でも息遣いは特に気になりませんでしたし、レースでのスピードでも問題ないと思います。初戦の内容を考えれば、このクラスでは力が上でしょうから、あとは初の左回りと距離延長をこなして、勝ち上がりを決めたいところです。なお、調教後の馬体重は466kgでしたので、体重は初戦から大きく変わらずに出走できるのではないかと思います」


新馬戦は4着でしたが、なかなかハイレベルなレースだったこともあり、ここでは力上位だと思います。
レーン騎手の起用を見てもかなりの期待ができるのではないでしょうか。
ノド鳴りももう心配はなさそうですし、持ち前のスピードで押し切って欲しいですね。
現在2番人気ですが、ここは勝利を期待しましょう!


・スイートセント
期待度:8 そろそろ結果を

2020.04.22 所有馬情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:22日に坂路コースで時計
次走予定:4月25日の東京・府中特別(牝) 〔北村宏司〕

栗田徹調教師「22日に坂路コースで併せて追い切りを行いました。今週は予定通り北村宏司騎手に感触を確かめてもらったのですが、『トモにやや甘さが残っていますが、とても前向きな走りをしますね。しっかり溜めを作ってあげれば良い走りが出来そうですし、良い結果を残したいです』と話していただきました。先週よりも負荷を掛けたことで、やや右にモタれる面は見受けられましたが、走りそのものは悪くありませんでしたから、大きな問題は無いと思います。ただ、スプリント戦を続けて使ってきたことで、行きたがるところを見せる可能性もありますから、レースではリングハミを使用してコントロールを利きやすくしたいと思います」


3戦連続1番人気を裏切ってきました。
今回は人気も4番目くらいに落ち着きそうです。
このクラスは早く突破して欲しいのですが少しもたついてしまっていますね。
混戦だとは思いますが、十分チャンスはあると思います。


・ヴァルドワーズ
期待度:8 復調気配

2020.04.23 所有馬情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:軽めの調整
次走予定:4月25日の福島・芝1,200m〔池添謙一〕

和田正一郎調教師「19日に南Pコースで時計を出しました。前半に若干行きたがるような面を見せていましたが、3コーナーあたりからはスムーズに加速することが出来ましたし、馬場が悪い中でも軽快な走りをしていました。それに馬場入りでもゴネずに、苦しがっている様子はありませんでしたよ。この動きであれば今週出走させても良いでしょうから、4月25日の福島・芝1,200mに池添騎手で出馬投票させていただきました。小倉の2戦は共に当該週に速いところを行わず、良い結果を残すことが出来ましたから、今回も同様のパターンで臨ませていただきます」


一時期の不調を脱し、2連続で4着と成績も上がってきました。
スタートの出遅れも良くなりつつありますし、スタートさえ出れば上がりは最速で突っ込んできます。
そろそろ馬券内にきても良いころでしょう。
相手も強そうな馬は少ないですし、現在3番人気ですね。
勝つチャンスも十分ありそうです。


・グラドゥアーレ
期待度:6 まずは掲示板

2020.04.22 所有馬情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:22日に坂路コースで時計
次走予定:4月26日の福島・D1,150m〔丸山元気〕

小西一男調教師「22日に坂路コースで追い切りを行いました。ハロー明けの馬場で走りやすかったこともありますが、先週より動きは良くなって最後まで脚取りは軽快でしたね。福島までの輸送がありますから、少しふっくらとした体つきではあるものの、捌きの重苦しさは感じませんし、良い状態で今週のレースに向かえそうです。なお、鞍上は丸山元気騎手にお願いしております。ダート戦で何度か乗っていただいていますから、この馬の癖は分かってくれていると思いますので、スタートを決めてある程度の位置で脚を溜められれば良いですね」


前走ダートの1000を使って8着でした。
ダート向きだとも思えないのですが、芝も結果が出なくなってきたのでしょうがないですね。
でも、力はまだまだあるはずなので掲示板以上を期待したいところです。
苦手の丸山騎手ですが、ここは一発頑張ってほしいですね。
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シルク第2回追加募集馬の全頭簡易評価

昨日追加募集馬のリストが発表されました。
今日は、それを受けての第一印象の簡易評価をしていきます。
個人的に血統、馬体、測尺を見て感じた印象ですので細かくチェックはまだしていません。


75.バランセラの18牡/鹿毛
一口100,000円
父 キングカメハメハ 生年月日 2018年2月27日
母 バランセラ 厩舎 美浦 萩原清
母の父 Acatenango 生産 ノーザンファーム
体高 166.0 cm 胸囲 185.0 cm
管囲 19.5 cm 馬体重 483 kg
【簡易評価】
紫苑S勝ち馬で秋華賞1番人気のビッシュの弟になります。
その他にも現役で3勝と活躍中のホウオウサーベルもいますね。
繁殖能力はかなり高そうですね。
測尺はまずまずで問題なさそうです。
馬体は、前の発達がすごく、トモも大きく良さそうですね。
これだけの血統馬がこの時期の追加になった理由は気になりますけどね。
高いですけど人気になると思います。


76.レスペランスの18メス/鹿毛
一口50,000円
父 ダイワメジャー 生年月日 2018年1月18日
母 レスペランス 厩舎 美浦 田中博康
母の父 キングカメハメハ 生産 ノーザンファーム
体高 163.0 cm 胸囲 185.0 cm
管囲 19.3 cm 馬体重 501 kg
【簡易評価】
母はシルク馬でディープインパクトの妹という超良血です。
上もシルクでしたが腰フラで募集中止となりました。
それが気になりますが、馬体は立派で良い馬でしたよね。
こちらも測尺は立派ですね。
500キロを越える牝馬ですが1月生まれですし、ここから大幅には増えないでしょう。
馬体もダイワメジャー産駒らしくガッシリとボリュームがあり好みのタイプではあります。
それなりに人気はありそうですね。


77.アルビアーノの18メス/鹿毛
一口60,000円
父 ドゥラメンテ 生年月日 2018年3月29日
母 アルビアーノ 厩舎 美浦 木村哲也
母の父 Harlan's Holiday 生産 ノーザンファーム
体高 157.0 cm 胸囲 174.0 cm
管囲 19.4 cm 馬体重 415 kg
【簡易評価】
元々はキャロットの募集予定馬でしたが中止となりシルクにきましたね。
母は重賞2勝、G1でも2着3着もある活躍馬です。
初仔ですが、やっぱりちょっと小さいですね。
この時期にこの馬体重は正直かなり気になります。
ドゥラメンテ産駒は成長がゆっくりという評価になりつつありますので、ここから成長もあるかもしれません。
馬体もまだほっそりしてて後ろが物足りなく見えますね。
ただ、同じような経緯で同じような馬体重だったスペードエースの活躍を見れば楽しみは大きいですね。


78.ロッシェノワールの18メス/青鹿毛
一口30,000円
父 カレンブラックヒル 生年月日 2018年4月21日
母 ロッシェノワール 厩舎 美浦 池上昌和
母の父 ブラックホーク 生産 ノーザンファーム
体高 157.0 cm 胸囲 181.0 cm
管囲 19.2 cm 馬体重 445 kg
【簡易評価】
産駒に重賞2着のアガラスがいますね。
あとの子はデビュー前に骨折引退や早期引退で体質の弱い子が多い印象です。
この馬も何かの頓挫があってこの時期の募集になったと考えたほうが良さそうですね。
なので、故障のリスクは高めと考えます。
馬体は、牝馬としては通常くらいですがまだボリュームが物足りませんね。
価格は今のシルクでは最安の部類なのでお手頃ではあります。
怪我さえなければコツコツ稼げるかもしれません。


79.アクウェイントの18牡/栗毛
一口90,000円
父 Union Rags 生年月日 2018年5月12日
母 Acquant 厩舎 美浦 手塚貴久
母の父 Giant's Causeway 生産 米国
体高 160.0 cm 胸囲 183.0 cm
管囲 20.0 cm 馬体重 484 kg
【簡易評価】
海外セールで2300万くらいで買われた馬ですね。
血統はわかりません。
父の産駒は日本ではダートで2勝してるくらいでしょうか。
馬体はかなり良いですね。
バランス、筋肉量共に申し分ありません。
ダート馬だとは思いますが、芝でもやれるかもしれませんね。
個人的には海外馬の出資がうまくいっていないので敬遠気味です。
見た目は素晴らしいのに日本の適正が会わずに案外という馬が多く難しいです。


80.サファリミスの18牡/青鹿毛
一口100,000円
父 ハーツクライ 生年月日 2018年3月23日
母 サファリミス 厩舎 栗東 藤岡健一
母の父 Not For Sale 生産 ノーザンファーム
体高 156.0 cm 胸囲 188.0 cm
管囲 19.5 cm 馬体重 477 kg
【簡易評価】
母はアルゼンチンのG1を2勝とかなりの大物ですね。
得意の海外G1馬を輸入してきてディープをつけるというパターンですね。
ただ、2頭ディープをつけるも未勝利。
ハーツに代わってどうか?という感じですね。
サイズは十分ですね。
前は立派でトモが大きいですが少し曲飛です。
メリハリのある馬体ですね。
早期デビューの文字があるのもプラスです。
これだけの血統ですから価格はかなり高いですね。
ただ、これだけの血統でハーツ牡馬ならもっと高くてもおかしくありません。
お金のある方は検討しても良いかもしれませんね。


81.スピードリッパーの18牡/鹿毛
一口70,000円
父 ルーラーシップ 生年月日 2018年1月31日
母 スピードリッパー 厩舎 栗東 清水久詞
母の父 ファルブラヴ 生産 ノーザンファーム
体高 162.0 cm 胸囲 181.5 cm
管囲 20.0 cm 馬体重 462 kg
【簡易評価】
シルクでもお馴染みのポップスの一族です。
その中でもポップロックの次に活躍したのが母で重賞2着が2回あります。
産駒は大物こそいませんがしっかり3頭とも勝ちあがっています。
ただ、牡馬は2頭とも去勢しており、気性の心配はありそうです。
馬体は、丸みのあるボリュームがありキンカメ系の雰囲気があります。
測尺も十分ですね。
ただ価格はちょっと高めに気がします。
産駒傾向からも大物よりは堅実タイプなのでもう少し安ければという印象です。


82.カレドニアレディの18メス/鹿毛
一口40,000円
父 オルフェーヴル 生年月日 2018年1月18日
母 カレドニアレディ 厩舎 栗東 寺島良
母の父 Firebreak 生産 ノーザンファーム
体高 156.0 cm 胸囲 180.0 cm
管囲 19.0 cm 馬体重 450 kg
【簡易評価】
母は海外重賞馬ですね。
産駒は一頭おり2勝で頑張っています。
オルフェ産駒は一発型ですが牝馬も走りますから悪くありません。
馬体は測尺もまずまずですね。
冬毛が残っているのか毛ヅヤが良くありませんがまずまずまとまっているように見えます。
この血統で4万円なら悪くないように感じます。
早期デビューの文字もあり、動画の動き次第でしょうかね。


83.メリーウィドウの18メス/鹿毛
一口24,000円
父 ダノンレジェンド 生年月日 2018年4月26日
母 メリーウィドウ 厩舎 栗東 石坂公一
母の父 ゴールドアリュール 生産 白老ファーム
体高 163.0 cm 胸囲 185.0 cm
管囲 19.3 cm 馬体重 496 kg
【簡易評価】
母はシルク馬で4勝しました。
37戦と牝馬にしてはたくさん走って楽しませてくれた丈夫な馬ですね。
初仔になりますが、こういう形で子がシルクにくるとは思いませんでしたね。
ダノンレジェンド産駒というのもかなり珍しく、シルクには今後こないかもしれない血統です。
血統的にもダートでの活躍が期待されます。
測尺は十分ですが、馬体重のわりにまだ細めに映ります。
これから鍛えてもう少し筋肉量が欲しいですね。
ダート牝馬は割引ですが、価格も安く、一口2万円台は最近では珍しいです。
母の丈夫さを受け継いでいればコツコツ楽しめそうな一頭です。


84.ラッキートゥビーミーの18牡/鹿毛
一口80,000円
父 Uncle Mo 生年月日 2018年1月25日
母 ラッキートゥビーミー 厩舎 栗東 松永幹夫
母の父 Bernstein 生産 ノーザンファーム
体高 161.0 cm 胸囲 175.3 cm
管囲 20.0 cm 馬体重 450 kg
【簡易評価】
産駒にアメリカの2歳牝馬チャンピオンがいるんですね。
日本で言えば産駒にレシステンシアがいるようなものですから評価は上がります。
あとは日本の適正だけですよね。
父の産駒は日本ではアヴァンセやセランがいます。
基本的にはダートですね。
馬体は、サイズのわりに腹回りがずいぶんすっきりしている印象です。
前やトモはしっかりしているのでメリハリはありますね。
血統は素晴らしく、あとはダート牝馬のわりに高額なことと日本適正の問題ですね。
一発大物の可能性は十分あります。


以上で全頭の簡易評価を終わります。
個人的に現時点で気にあったのは3頭ですね。
これから坂路動画が出てくると思いますので、それを見て全頭レビューを書いていきます。
やっぱり、追加募集の良いところはガッツリ調教を積んだ動画を見て判断できるところですよね。
動画の比重がかなり高くなりますので、現状の評価が大きく変わる可能性は十分ありますね。
やっぱり、こうやって新しい募集馬を評価しているときが1番わくわくしますね。
その後、実績や抽選で結局全然取れないという現実が待ってますからね。
おそらく全頭1次で満口になると思いますが、抽優馬はないのでどの馬も抽選でチャンスはあります。
あとは、コロナの影響で経済的に余裕の無い方も増えていると思いますし、どこまで申し込み数がいくのかは気になりますね。
とにかく、時間をかけてじっくり検討したいですね。


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シルク第2回追加募集馬発表!!

シルクの第2回追加募集馬が発表されましたね。
とりあえずリストとしてまず載せておきます。

75.バランセラの18牡/鹿毛
一口100,000円
父 キングカメハメハ 生年月日 2018年2月27日
母 バランセラ 厩舎 美浦 萩原清
母の父 Acatenango 生産 ノーザンファーム


76.レスペランスの18メス/鹿毛
一口50,000円
父 ダイワメジャー 生年月日 2018年1月18日
母 レスペランス 厩舎 美浦 田中博康
母の父 キングカメハメハ 生産 ノーザンファーム


77.アルビアーノの18メス/鹿毛
一口60,000円
父 ドゥラメンテ 生年月日 2018年3月29日
母 アルビアーノ 厩舎 美浦 木村哲也
母の父 Harlan's Holiday 生産 ノーザンファーム


78.ロッシェノワールの18メス/青鹿毛
一口30,000円
父 カレンブラックヒル 生年月日 2018年4月21日
母 ロッシェノワール 厩舎 美浦 池上昌和
母の父 ブラックホーク 生産 ノーザンファーム


79.アクウェイントの18牡/栗毛
一口90,000円
父 Union Rags 生年月日 2018年5月12日
母 Acquant 厩舎 美浦 手塚貴久
母の父 Giant's Causeway 生産 米国


80.サファリミスの18牡/青鹿毛
一口100,000円
父 ハーツクライ 生年月日 2018年3月23日
母 サファリミス 厩舎 栗東 藤岡健一
母の父 Not For Sale 生産 ノーザンファーム


81.スピードリッパーの18牡/鹿毛
一口70,000円
父 ルーラーシップ 生年月日 2018年1月31日
母 スピードリッパー 厩舎 栗東 清水久詞
母の父 ファルブラヴ 生産 ノーザンファーム


82.カレドニアレディの18メス/鹿毛
一口40,000円
父 オルフェーヴル 生年月日 2018年1月18日
母 カレドニアレディ 厩舎 栗東 寺島良
母の父 Firebreak 生産 ノーザンファーム


83.メリーウィドウの18メス/鹿毛
一口24,000円
父 ダノンレジェンド 生年月日 2018年4月26日
母 メリーウィドウ 厩舎 栗東 石坂公一
母の父 ゴールドアリュール 生産 白老ファーム


84.ラッキートゥビーミーの18牡/鹿毛
一口80,000円
父 Uncle Mo 生年月日 2018年1月25日
母 ラッキートゥビーミー 厩舎 栗東 松永幹夫
母の父 Bernstein 生産 ノーザンファーム


私の予想が当たったのはアルビアーノの18だけでしたね。
サロミナの18もヴィアメディチの18も来なかったのは少し残念です。
血統などの詳細はこれからチェックします。
とりあえず一覧を作りました。
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シルクの追加募集馬の顔シルエット発表。頭数は10頭か?

少し前にシルクのツイッターでこのような告知がありました。

【2019年度第2回追加募集】

募集馬、募集要項は近日中にご案内させていただきます。



先週ブログでもそろそろ追加募集がきそうだと書きました。
ただ、なかなか発表がなく、コロアの影響もあるのかと内心心配していました。
しかし、この発表でちゃんと募集がありそうで良かったですね。
このツイッターには画像もあり、そこには10頭の馬の顔がありました。
つまり、追加募集は10頭だと思います。
さすがに顔を見てどの馬かはわかりませんが、これも予想より少し多めでしたね。
先週、私が予想したのが6頭。
そこに海外セール馬が2~3頭加わっても10頭に足りません。
もちろん、予想がすべて当たるわけもないので、予想していなかった馬が5頭くらいはくるようですね。
これは楽しみになりましたね。
私も良い馬がいれば申し込む予定なので、全頭しっかりレビュー評価をして検討したいと思っています。
特に今は退屈な時間も多いですし、検討にも時間がかけれそうで楽しみができましたね。
近日がいつなのかわかりませんが、今週中なのは間違いないでしょう。
待ちきれませんね!
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フロイデンベルクの引退・・・出資から引退まですべての近況を分析し反省会をしてみた

フロイデンベルクが突然の引退となりました。
屈腱炎ということで引退もしょうがないですね。
期待の高い馬でしたが、たった一戦しかできなかったことが残念でなりません。

2020.04.16 所有馬情報
在厩場所:美浦トレセン

手塚貴久調教師「先週こちらに入ってきた時から、少し左前脚をスッキリと見せていなかったので、軽めの運動を行いながら様子を見ていました。それほど強い運動を行っていない割には一向に良化してこず、今の状態ではこれから本格的に調教のピッチを上げていくには不安があったことから、16日に獣医に詳しく診てもらったところ、浅屈腱炎の診断でした。上体がしっかりしているだけに脚元に掛かる負担は大きいのでしょうが、レースに向けてこれからという時に、このようなこととなってしまい本当に残念です」

浅屈腱炎の診断がおり、未勝利戦がある内の復帰は難しく、また出走へ向けた調整の過程で再発のリスクも高いと言わざるを得ません。このような状況では、ご出資会員の皆様のご負担が増えるばかりとなってしまう可能性が高いことから、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。近日中に競走馬登録抹消の手続きが取られ、今後は23日(木)のサラブレッドオークション(繁殖)に上場する予定です。なお、規約に基づいて提供牧場に募集価格の10%で買戻され、この買戻し額が引退精算時に分配金の対象となります。サラブレッドオークションにおいて、この買戻し額を上回る金額で落札される場合もございますので、予めご承知おきください。詳しいご案内は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。



これまで結構な頭数に出資してきましたが、未出走で終わったことはありません。
1頭デビュー戦で残念なことになってしまったことはありますが、1戦しかできなかったこともあまり記憶にありません。
反省も込めて少しじっくり考えてみようと思います。

1、1次募集時の評価

8 フラニーフロイドの17 メス 黒鹿毛 2月13日 手塚 貴久
ダイワメジャー 1800万 36,000
体高155 胸囲178 管囲21 体重493→506
既に500オーバー。大きな馬というより太った馬という感じ。ダイワメジャーらしくて好みではある。
【血統評価】C+
母はアメリカG1馬で鳴り物入りで輸入されてきた繫殖です。
4年連続ディープインパクトを種付けし3頭がデビューしています。
しかし結果は1頭が1勝したのみで期待外れに終わっています。
当然種牡馬のランクも下がって今回はダイワメジャーになりました。
しかし、逆に言えばディープが合わなかっただけという可能性はまだあります。
これだけの繫殖ですから見限るのは早計かもしれません。
【馬体評価】B-
ダイワメジャーらしい厚みがあってゴロンしている大型馬ですね。
牝馬とは思えないボリュームで500キロは越えてきそうです。
距離は間違いなく短いでしょうね。
歩様はのっしのっしとゆっくり歩いていてさすがに重そうです。
また、前から見た時の右前がちょっとぐにゃっとしてるのが気になります。
個人的には、気にはなるけど大丈夫じゃないかと判断しました。
【総合評価】B-
ディープで結果の出ていない繫殖がダイワメジャーに変わってどうなるか?ということですね。
繫殖成績的にも馬体的にもギャンブル要素の強めの馬かと思います。
ただ、この価格なら勝負できそうな気もしますね。
人気は微妙なところですが、満口になるかギリギリかなと思います。


繁殖成績は微妙で牝馬としてはかなりの大型馬でしたね。
私は、当時この馬を見て出資馬のポールヴァンドルに似た気配を感じました。
ゴロンと太った大きなダイワメジャー産駒の牝馬ということが似てましたね。
血統はしっかりしており、繁殖成績がいまいちですが、その分お手頃価格なのもいいですね。
ただ、レビューにもある通り、大型馬なのに足元に不安を感じたのも事実です。
結果的にはこの悪い予感が的中した形になりました。
1次で申し込み無抽選で当選となりました。
残口が60口ということで通常募集では大人気でしたね。


2、出資後はかなり期待が高まる
出資後、恒例の近況コメントランキングですがずっと上位でした。
9月が3位、10月が1位、11月が1位。
これはかなりの大物かもしれないと出資者は皆さん期待が高まったと思います。
つまり、ここまでは出資は大成功だったはずです。

10月

1位・・・フラニーフロイドの17 [父 ダイワメジャー:母 フラニーフロイド]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港

担当者「この中間から坂路コースでの乗り込みを開始しており、現在は週2回屋内坂路コースでハロン18秒のキャンター2本、残りの日は軽めの調整といったメニューをこなしています。当初は精神的にソワソワするようなところがありましたが、だいぶ坂路での調教にも慣れてきて、体力も付いてきたことで、走るフォームも徐々に安定してきています。馬体にはまだ緩さが残るものの、徐々に引き締まってきていますし、現在牧場内でもトップクラスのメニューをこなせているので、すぐに変わってくると思います。脚元や体調の変化にはよく気を付けながら、引き続き坂路での調教を進めていきたいと思います」馬体重520㎏


この時点でハロン18まで進んでいたのがたったの3頭。
その中でもトップクラスのメニューをこなしているという文がある通り、文句なしの1位だったと思います。

11月

1位・・・フラニーフロイドの17 [父 ダイワメジャー:母 フラニーフロイド]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港

担当者「坂路調教を開始後も順調に進められていたことから、この中間は週に3回ハロン16~17秒までペースを上げています。坂路では馬体の見た目より軽快で、それでいて力もあって大型馬特有の緩さ・トモの甘さは感じさせない動きを披露しています。時折、物見などしてテンションが上がることもありますが、根は素直で大人しい馬なので、調教を進めていくにつれて集中してくれるようになるでしょう。乗り込んでいくにつれて体力がつき、筋肉もついてきましたし、逞しさが身についてきています。馴致を開始してからここまですこぶる順調に進めることが出来ていますので、適度にリフレッシュ期間を設けながら調教を継続していきたいと考えています」馬体重525kg


この時期、ハロン16という文字があったのがこの馬一頭だけでした。
それくらいダントツに順調で期待も一気に高まりました。

その後、ランキングに入ることはありませんでしたが、何か問題があったわけではありません。
他の馬も追いついてきたという感じで、ダイワメジャー産駒にはよくある感じですね。
そのまま順調に進み、4月末には移動、入厩。
しかし、ここからだんだんと歯車が狂いだします。


3、最初の頓挫

2019.06.07 所有馬情報
天栄担当者「この中間も坂路コースでの運動を行っていたのですが、今週半ばに右前脚の歩様が乱れてしまいました。念のためレントゲンを撮ってみましたが、骨には異常は見られませんでした。現在はトレッドミルで軽めに動かしていますが、今後も慎重に様子を見ながら進めていきます。馬体重は555㎏です」



2019.06.14 所有馬情報
天栄担当者「トレッドミルでの運動に変わりはありませんが、今週は常歩から軽めのキャンターへと少しペースアップしています。歩様が乱れた右前脚は、どうやら深管に痛みがあるようです。まだ触診では反応するものの、歩様の方は徐々に回復してきていますので、この調子で調整していければと思います。馬体重は568㎏です」



突然歩様の乱れで頓挫してしまい、その原因が深管ではないかということになりました。
若駒には深管の痛みはたまにあるものなので、そこまで大きな心配はまだしていませんでしたね。

その後は回復し、順調に調整を続けます。
入厩もし、デビューが9月1日に決まるも除外。

2019.08.29 所有馬情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:28日に坂路コースで時計
次走予定:9月8日の中山・芝1,600m

手塚貴久調教師「28日に嶋田騎手に手伝っていただき、坂路コースで併せて追い切りを行いました。道中はフロイデンベルクが1馬身ほど追走する形で、並びかけたところでゴールしています。同じ2歳馬をマークして、最後抜け出すイメージだったのですが、少し前に倒れこむような走りで相変わらずギアが上がってきませんね。この中間は両前に軽度のソエが出ており、もしかするとその影響かもしれません。ただ、消炎剤を入れて処置を行ったことで解消してきていますので、更に状態を上げていければと思います。9月1日の新潟・芝1,400mに石橋脩騎手で出馬投票を行いましたが、非当選で除外となりましたので、来週の9月8日の中山・芝1,600mに向けて再度調整していきます」


その後、両前にソエが出ているということでまた不穏な気配が出てきます。
しかし、そのままデビューさせることになりました。
まぁ、ソエ自体は若駒によくある症状なのでそこまで大きな心配はありませんが、そのままデビューとなるとあまり力は発揮できそうもありません。
なので、期待値は自然と下がっていましたね。

2019.09.09 レース結果
 9/8(日)中山5R メイクデビュー中山〔芝1,600m・14頭〕6着[3人気]

スタートの反応が鈍く後方からの競馬になります。馬群の外めから徐々に前との差を詰めて行き、直線で追い出されると大外から伸びて6着でのゴールとなりました。

石橋脩騎手「他の馬がゲート内で落ち着きがなくて待たされる形になってしまって、タイミングが合わず出遅れてしまいました。トモもまだ緩いので出てからもフラフラ走って行き脚が付かず後方からの競馬になりましたが、最後はしっかり脚を使ってくれました。今日の内容だけでは芝・ダートに関しては何とも言えませんね」

手塚貴久調教師「調教からあまり切れるタイプではなさそうでしたし、枠も枠なので先行して粘り込みの競馬をしてもらうつもりでしたが、ゲートをうまく出てくれずに後方からの競馬になってしまいました。4コーナーの位置からしても厳しい結果になると思ったのですが、直線で外へ出してからは予想以上の末脚を使ってくれましたね。両前にソエが出ている状態で返し馬では少し突っ張った走りをしていましたし、いったんノーザンファーム天栄へ移動して、放牧先での状態を見ながら次走を検討したいと思います」


レースはかなり出遅れてしまいました。
ソエもあり力をすべて発揮できない中では最後良い脚でしたし、次に期待のできる一戦でした。

2019.10.11 所有馬情報
天栄担当者「今週は登坂回数を週3回に増やし、その内の2回を14-14までペースアップしています。乗り込みながらもソエの方はだいぶ良くなってきていますし、この調子で徐々に負荷を強めていき、基礎強化に努めていきたいと思います。馬体重は539㎏です」


レース後から、約1ヶ月。
やっとソエが回復してきました。
ここまではまだ許容範囲だったと思います。


4、小さな頓挫の連鎖へ

2019.11.01 所有馬情報
天栄担当者「10月28日の坂路調教の後、右トモが跛行してしまいました。脚元の詳しい検査を行っても異常は認められませんでしたので、もしかしたら上の方の筋肉を傷めたのかもしれません。東京開催を目標に近々帰厩する予定でしたが、残念ながら予定を白紙に戻さざるを得ません。しばらく軽めの運動で様子を見ます。馬体重は540㎏です」



2019.11.08 所有馬情報
天栄担当者「この中間は右トモの状態が良化傾向にあったため、トレッドミルでの運動を開始したのですが、その後再び歩様が悪くなってしまったので、ウォーキングマシンにペースを落としました。骨折等の大きな怪我ではありませんが、しばらくは無理せず進めていった方が良さそうです。馬体重は550㎏です」



2020.01.31 所有馬情報
天栄担当者「その後も周回コースでの運動を交えて進めていたのですが、今週半ばに右前の歩様が少し乱れてしまいましたどうやら膝に少し痛みがあるようで、現在はトレッドミルでの運動に止めてそちらのケアに重点を置いて進めており、今後も状態第一で調整していきたいと思います。馬体重は567㎏です」



2020.02.28 所有馬情報
天栄担当者「先週末に周回コースで6ハロンから時計を出してみましたが、その後に少し歩様に硬さが出て来てしまったため、今週前半は乗り運動を控えトレッドミルでの調整に止めました。その後は徐々に硬さが取れてきたため、再び周回コースでの運動を行っており、今後も状態に合わせて進めていきたいと思います。馬体重は570㎏です」


このように、どこか悪くなり治ってきたと思ったら別の場所がという感じで連鎖していきました。
それでも、やっとなんとか走れる状態にまでもってきて入厩しました。
そして、最初の近況の通り屈腱炎を発症し引退となりました。
今までずっと右脚への故障が多かったのですが、最後は左前の屈腱炎。
右の問題のせいで左にも負担がきていたのかもしれません。


5、結論
最初のレビューにもある通り、大型馬で足元にも不安がある馬でしたので、ある意味でこういうこともありうると覚悟をしての出資でした。
しかし、当然ながらそれでも大丈夫だろうという判断もしましたし、それを踏まえた上で能力が高そうだから出資したわけです。
こうやって、全部の流れを見ていると、深管やソエまでは若駒によくあるものなので、この馬だからという頓挫ではありません。
ただ、ソエを抱えたままデビューさせたことが果たして正解だったのか、今振り返ってみるとターニングポイントだった気がします。
あそこで、無理させずソエが収まってからデビューさせていれば、その後の頓挫の連鎖もなかった可能性はあると思います。
もちろん、タラレバですし、そうなっていた確信は何もありません。
ただ、あそこで無理させる必要があったのか?
今こうやって全体の流れを見て感じましたね。

元々、大型馬で足元にも不安という爆弾を抱えた馬だったことは事実です。
しかし、その爆弾の着火をわざわざしてしまった、もしくは早めてしまったという側面はあったのかもしれませんね。
1歳時の期待の高さを考えても、出資を後悔する気持ちはありません。
実はこれを書く前は、最初から爆弾を感じていたなら避けるべきだったという後悔の文章になると思っていました。
ただ、こうやって全部振り返ってみると、ある一点の決断からすべてが噛み合わなくなってしまったように感じました。
そして、それも結果論でタラレバなので厩舎の責任だとも思っていません。
ただただ、色々と噛み合わなかったという思いだけが残りました。
引退は決まりましたが、繁殖入りはできそうなので無事に繁殖入りし次世代に繋いでもらいたいですね。
お疲れ様でした。


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シルクの第2回追加募集の時期と予想募集馬

そろそろシルクの第2回追加募集がきてもおかしくありません。
まずは過去の日程を見てみましょう。
一昨年・・・4月16日 6頭
去年・・・4月21日 8頭

これによると明日か週明けくらいにはきそうですよね。
去年はラウンジで会員さんが阿部社長から10頭くらいの募集になるという話を聞いてつぶやいたことも話題になりましたよね。 
今年は、1次募集の頭数も多めでしたし、1次追加募集を合わせて現在74頭います。
入厩制限の問題がありますので上限は80頭程度です。
残念ながら募集中止になった馬も何頭かいますので、6~8頭くらいの追加募集になるのではないでしょうか?
シルクの第1回追加募集の特徴は国内のセール購入馬が中心です。
逆に、シルクの第2回追加募集の特徴は頓挫した良血馬と海外セール馬が中心になります。
去年は、募集の予定が頓挫してたローブティサージュの2017がここできました。
他にも、ハルーワソングの2017やマイティースルーの17など良血で実際大活躍中の馬もいましたね。
レインボークォーツの17やマチカネタマカズラの17もしっかり勝ちあがっており大当たりの追加募集でした。

そこで今年くる可能性のある馬をおさらいしておきましょう。

・アドマイヤヒラリーの2018  牝 父ミッキーアイル
この馬は当初シルクの募集予定馬にいた馬です。
確定リストになって消えてしまいました。
おそらく何らかの頓挫があったんだと思います。
こういう馬もその問題点が改善すれば追加募集できますからね。
ミッキーアイル産駒は1頭いましたが1次でも人気でしたよね。
この馬も価格次第では楽しめるかもしれません。


・サロミナの2018  牡 父ディープインパクト
元々はセレクトセールに上場されていたのですが、急に欠場となりました。
その後、音沙汰なしですが、普通にいけばシルクで募集されておかしくない血統です。
弟のサリオスが今週皐月賞に挑戦しますが、その結果次第でとんでもないことになりそうです。
まぁ、負けてもお祭りになるレベルの馬ですけどね。
個人的には目玉としてくるんじゃないかと思っています。
まぁ、来たところで私には出資できる予算はないのですが、興奮はしますよね。


・ヴィアメディチの2018  牝 父ドゥラメンテ
G1を2勝の現役馬アドマイヤマーズの妹になります。
元々デイリースポーツの記事の中でシルクで募集されると書かれていて話題になりました。
しかし、実際はリストにいませんでしたね。
ただ、他にいった形跡もないのでおそらく募集予定だったけど何らかの頓挫があったのだと思います。
ドゥラメンテ産駒も大人気ですし、募集されたら大人気間違いないでしょうね。
こちらも来たら目玉になる大物ですね。


・スマッシュハートの2018 牡 父モーリス
こちらはセレクションセールでノーザンファームが購入した馬になります。
祖母に重賞勝ち馬ビーナスラインがいる血統ですね。
ノーザンはセールでモーリス産駒を良く購入しています。
ノーザンとしてはモーリス産駒の出来が良いという判断なんだと思います。
実際、シルクのモーリス産駒は順調ですし、こちらも人気になりそうですね。


・アルビアーノの2018 牝 父ドゥラメンテ
こちらはキャロットの予定馬にいたのに確定で外れた馬になります。
去年もキャロットの予定から外れた馬でハルーワソングの17がシルクの追加できましたので可能性はあります。
母は重賞2勝、G1でも活躍したアルビアーノの初仔ですね。
募集されたら間違いなく大人気になるでしょうね。
楽しみな一頭ですね。


・ワイズドリームの18 牡 父ホッコータルマエ
こちらはセール購入馬です。
シルクの1次追加募集に名前があったのですが、体調不良で中止になりました。
入れ替わりでトピカⅡの18になりましたね。
その時の、体調不良が改善していれば募集される可能性はかなり高いです。
シルクでは貴重なホッコータルマエ産駒ですから面白いかもしれません。


あとはここに海外セール購入馬が2~3頭入ってくると思います。
ノーザンは何頭か海外セールで購入してますので間違いないでしょう。
何がくるかは全くわかりませんけどね。


それ以外にもノーザンファーム生産馬でまだ行き先不明な馬を調べれば結構いそうですが、私の力でわかるのはこれくらいです。
この中なら何頭かは来ると思いますので楽しみに待ちたいですね。


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プロフィール

まーく

Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。

価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。

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