シルクの2歳馬の近況が更新されました。
本来ですと、北海道から移動する馬が出てきたタイミングでランキングは終了してきました。
それらの早期組や上位層がいなくなった中でのランク付けにあまり意味はないからです。
ただ、今年は今月も一応やってみようと思います。
移動した10頭くらいの除いて北海道に残ってる中でトップ5位を決めてみようと思います。
そして、今回も近況だけではなく動画の見て総合的な判断にします。
そのほうが拍手も数倍多く、皆さんもそちらを望まれているようですからね。
その代わり、毎回となりますが時間がかかるので今日ピックアップして、明日動画などチェックしてという2日かかりになります。
今日は全頭の近況を読みました。
ざっと見た印象ですがリフレッシュ休暇をしている馬はかなり多かったです。
ランキングの仕方として、現在ハロン15まで進んでいる馬をまず絞っています。
リフレッシュ休みの馬はその段階でもう除外されてしまいます。
その是非についても考えました。
たまたまリフレッシュで休んだだけでランク外になるということに合理性はあるのでしょうか?
もちろん、手間の面を考えた部分もありますが、リフレッシュって言葉はマイナスではないのですが実はマイナス面も含んでいるのです。
私はここ数年、すべてのシルク馬の近況を読み込んでおり、特に2歳馬はランク付けをずっとしてきたのでかなり読んでいます。
その私が近況でリフレッシュという言葉がなぜマイナス面も含んでいると思っているのでしょうか?
リフレッシュには大きく3パターンあります。
1、疲労回復これは文字通りです。
疲労回復のためにリフレッシュをするということは、休ませたほうがいいくらい疲労をしているということです。
つまり、今の調教がしんどい、もしくは疲れやすい体質、体がまだついていけないなどの理由があるのです。
丈夫な体で、今の調教を楽々とこなせてる馬は疲労回復のリフレッシュをすることはあまりないのです。
つまり、マイナス面というのはそういう理由を含んでいるからです。
2、馬体重減の回復こちらの理由のリフレッシュも多いですね。
調教を開始すると基本的には馬体重が減ります。
あとは自身の成長との兼ね合いで相殺されていきます。
それでも、どんどん馬体重が減る馬も多くリフレッシュさせる場合があります。
この馬体重減の理由としては、環境の変化への対応ができない、調教がこたえている、飼い食いが悪いなどが考えられます。
つまり、これも順調な馬にはあまり必要のないリフレッシュであり、マイナス評価を含んでいるのです。
3、成長促進こちらの理由もよく見かけますね。
成長途上の2歳馬たちなので当然とも言えます。
ただ、調教を楽々とこなしながらいっぱい食べてしっかり成長している馬には必要のない休みになります。
つまり、この理由があるということは、馬体重の小さい馬、筋肉量が足りない馬、遅生まれの馬などが挙げられます。
どれもマイナス面を含んでいます。
このようにリフレッシュという単語には、マイナス面を含んでいることが多いのです。
もちろん、それが悪いというわけではありません。
休ませることがこの馬にとって良いとスタッフさんが判断してやられてることなので、今後に繋がるはずです。
しかし、ランク付けをするという面から言うと、リフレッシュをさせるということは小さな小さな頓挫ということでランク外にしています。
既に移動済みの馬たちはリフレッシュを一度もせずに行った馬もいますし、しても1回とかそういう馬がほとんどです。
逆に言えば、何も問題なく順調にやってこれたから早期に移動できてるわけです。
自分の出資馬の近況で今月リフレッシュという文字があったら、どういう理由なのか見てみるといいいと思います。
そして、その理由によって、先ほど私が書いたような課題があるのかもしれません。
そのリフレッシュで改善すれば何も心配はありませんし、大事に考える必要はもちろんありません。
ただ、リフレッシュって何か良い言葉に聞こえるので、こういう課題を内包した言葉なので私はそういう考え方でランク付けしていますという説明をしてみました。
明日、2歳馬の総合ランキングをやりますね。
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