先日、途中まで書いて白老ファームの話になってしまったので今回はその続きということでクラブごとの2歳馬について書こうと思います。
早期デビューというのはいつまでのことを言うのかはわかりませんが、個人的には北海道開催があるうちにデビューできれば早期デビューといってもいいのかなと思います。
8月いっぱいくらいまででしょうか。
というわけで、現在デビューできている数が早期デビュー数ということで書いていきます。
・サンデーR 88頭中24頭デビュー中12頭勝ち上がり デビュー率27.3% 勝ち上がり率13.6%
・キャロット 79頭中23頭デビュー中11頭勝ち上がり デビュー率29.1% 勝ち上がり率13.9%
・シルク 74頭中24頭デビュー中4頭勝ち上がり デビュー率32.4% 勝ち上がり率5.4%
・社台 83頭中20頭デビュー中7頭勝ち上がり デビュー率24.1% 勝ち上がり率8.4%
・G1 44頭中6頭デビュー中3頭勝ち上がり デビュー率13.6% 勝ち上がり率6.8%
・ラフィアン 79頭中39頭デビュー中9頭勝ち上がり デビュー率49.4% 勝ち上がり率11.4%
・ウイン 41頭中13頭デビュー中2頭勝ち上がり デビュー率31.7% 勝ち上がり率4.9%
・ノルマンディー 43頭中3頭デビュー中0頭勝ち上がり デビュー率7% 勝ち上がり率0%
・ロード 30頭中10頭デビュー中1頭勝ち上がり デビュー率33.3% 勝ち上がり率3.3%
・東サラ 32頭中8頭デビュー中2頭勝ち上がり デビュー率25.0% 勝ち上がり率6.3%
以上は主要クラブの現在のデビュー率、勝ち上がり率などをまとめてみました。
最初のノーザン系の3クラブでは、サンデー、キャロットの勝ち上がり率が素晴らしく、シルクはかなり出遅れています。
ただ、シルクはデビュー率は良いですし、2着3着が多い印象なのでここから巻き返すでしょう。
昔から2歳戦に強かったイメージのラフィアンですがやっぱり今でも健在といった感じですね。
既に半分がデビューしており、勝ち上がりも悪くありません。
この表で1番気になるのはやっぱりノルマンディーですよね。
去年あれだけ追加募集を連発し募集頭数が増えたわけですが、まだたったの3頭しかデビューしていません。
これについて書かれているブログも結構出てきたように思いますが、確かにちょっと異常な数字だと思います。
頭数が増えて単純に人手が足りなくて育成が間に合ってないんじゃないの?って思ってしまいます。
じっくり育成しているのかもしれませんが、他のクラブの良血たちがじっくり育ててるのとは訳が違います。
そういう血統の馬じゃないですからね。
だって、ノルマンディーって数をいっぱい使って楽しませるし回収しますよというコンセプトのクラブだったはずです。
数をいっぱい使うにはデビューが遅れていては論外だと思うんですよね。
私は会員ではありませんが、会費も安いこともありセカンドクラブならノルマンディーだと思って常に注目はしています。
ただ、こんな状況じゃちょっと出資する気はでませんよね。
まとめると、ノーザン系のサンデーRとキャロットは好調でシルクは出遅れ気味。
ラフィアンは相変わらず強くて、ノルマンディーは異常事態といった感じですね。
今は、昔のように早期デビューは単なる早熟みたいな考えは終わりました。
単純に早期デビューできたほうがその後のローテや育成など余裕をもってできるメリットしかありません。
そして、一口馬主はやっぱり早くデビューしてくれたほうがたくさん楽しめます。
こういうデータを見てクラブの特徴を考えて入会したり出資するのも良いと思います。
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ノルマンディーは異常ですよ。
デビュー3頭で入厩馬も少ないです。
しかし、先週末に多くの馬が10月上旬を目標に入厩するかものコメント多くなりました。
が、トレセン近郊の牧場のコメントはどれも辛口です。
あんまり遅いので、とりあえず入厩させるか?と言っているような感じです。募集馬も数年前に比べたら倍になっていますので、そのあたりにも原因あるかもです(苦笑)