藤田菜七子騎手が37年ぶりに47キロでレースに騎乗するらしいですね。
しかも白馬ということで結構なニュースになっています。
ただ、個人的にはそれは特に思うところもなく、そうなんだってくらいなもんです。
1番気になったのはなぜ47キロになったのかということです。
新人騎手なので減量3キロがあるのはわかっています。
先日も愛馬に乗ってもらいましたしね。
ただ、南半球産だと2キロ減という規定があるのは正直知りませんでした。
そもそも南半球産の馬が出走することは滅多にありませんし、出資する機会もないですからね。
詳しく調べてみると、「南半球で7月1日から12月31日までの間に出生した馬」が出走する場合に、その年齢時期に応じて減量があるようです。
これを見てちょっと思うことはありませんか?
なぜ、減量の恩恵を与えなければならないのでしょうか?
単純に言えば、遅くに生まれたことによる成長のハンデを斤量で埋めたということだと思います。
でも、私が今年出資したスイープトウショウの16は6月5日生まれです。
あと一ヶ月遅ければ減量されてもおかしくないくらいハンデがあるということを示しているのです。
もちろん南半球生まれではないので関係ないのですが、ルールとして規定するくらいこの遅生まれというのはハンデキャップなんだということを、まざまざと見せ付けられた気がしました。
まぁ、6月生まれなんてものすごいレアケースなのでしょうがありませんが、5月生まれくらいなら結構いますよね。
規定の表でいくと2歳の7月デビューですとこの南半球規定で3キロもの減量があります。
そうであるなら、6月生まれなら2キロ、5月生まれなら1キロの減量があってもおかしくないのです。
そして、この減量規定は4歳の8月くらいまであります。
つまり、4歳中盤まで遅生まれだったことがハンデキャップになりますよということです。
個人的には、遅生まれはあまり気にしていませんでした。
早期デビューはできないだろうし、ゆっくり育ててくれればいいかなという程度。
しかし、こうやって減量される規定を見せられると、そこまでされるくらいのマイナスなんだなってことを知りました。
JRAも適当に設定してるわけじゃないと思うので、南半球の7月生まれの馬は日本の1月とかに生まれた馬よりもこれくらいのハンデをつけないと適正なレースにならないというなんらかのデータに基づいているはずです。
そう考えると遅生まれというのがどの程度のマイナスなのかということをもう一度考える必要があるのかなと思いました。
藤田菜七子騎手のこんな記事からここまで違う方向で考察するのも逆にすごいですけどね。
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NHKマイルCとかも2キロ減だったはずですね。