先週、シルクの2歳馬が大活躍で3頭中3頭勝利をあげました。
一口馬主ブロガーにとって愛馬の勝利ほど書きたい記事はありませんので、みなさんこぞってブログで喜びを書かれていました。
私のブログの右にある巡回ブログはシルク会員さんばかりを載せてありますので、当然そういう記事が多かったです。
しかし、一つ大きな傾向がありました。
ヴェロニカグレースの勝利を喜ぶ記事だけ異常に多かったのです。
同じく勝利したアルモニカやグローリーヴェイズも出資者であれば当然ブログに書くはずです。
最終的にはどれも満口になっていますので売れた口数も同じです。
しかし、ヴェロニカグレースの記事が10程度あったのに比べて、アルモニカやグローリーヴェイズの勝利を喜ぶ記事は2~3個程度しかありませんでした。
これはなぜでしょうか?
答えは簡単で、ヴェロニカグレースにはブロガーの出資者が多かったということです。
この感じは、以前にも経験したことがあり、クードラパンやポールヴァンドルも同じ傾向があり、ブロガーの方の出資が多い気がします。
この3頭を見てみると、現状、超大当たりとはまだ言えないものの当たりと言ってもいい活躍だと思います。
つまり、ブロガーさんが多く出資している馬は活躍する傾向があると言えるのです。
では、その成立条件はどうでしょうか?
まず、ある程度の期間売れ残っているということが条件になります。
1次満口馬などは、そもそも良いと思っても抽選や実績という壁がありますので出資できずに終わることが多いです。
そして、ある程度馬の成長などを見る時間が必要ということです。
つまり、最初のアルモニカなんかは1次満口馬ですので抽選もありますし、様子見もできなかったので当てはまりません。
次に、お手ごろ価格の馬というのも条件になります。
高い馬は、予算という壁がありますので良いと思っても出資できないというのは普通にあります。
ブロガーさんも庶民的な予算でやられてる方も多いので高い馬はそれだけで出資できないことが多いです。
なので、最初のグローリーヴェイズなどもここで外れます。
この二つの条件に当てはまることが大前提になります。
では、そもそもなぜブロガーが多く出資している馬が活躍するのでしょうか?
最初に言っておきますが、ブログをやっている人がすごいとか偉いとか言うことは一切ありません。
その前提で話を進めます。
まず、ブログをやっている人は一口馬主の熱意が強い人が多いです。
こんなちょっとした記事を書くだけでも30分とか1時間とかかかりますから熱意がないとやれませんよね。
もちろん何の報酬もありませんので趣味のブログを書くというだけで熱意がないとできないことです。
それに加えて、公開するので人よりは情報収集や勉強もしっかりしている方が多いです。
嘘な情報は書けませんし、面白いネタや他の人が書いていないような有意義な情報など書こうと思ったらものすごい調べたり勉強が必要になります。
そういう人たちが、ある馬を良いと思って出資する、その数が多いということにある程度の信頼性があるのかなと思います。
つまり、まとめると、誰もが良いと思ったら出資できる状態である売れ残っているお手ごろ価格の馬が、ブロガーさんたちの多くが、この馬に出資しました~みたいな記事を書き始めたらちょっと要注意ということです。
○○さんが出資したとかいう個人の話ではなく、シルクのブロガーを巡回してたら、あの人もこの馬に出資してる、この人も出資したんだっていう流れの空気感を感じたら、その馬は活躍するかもしれないよというお話です。
今年もそういう馬がいるかはわかりませんがウィストラムの16には多少その気配を感じます。
ただ、まだそこまで数はいないように思います。
調教動画が出てくるくらいになるとより精度が上がるのかなとは思いますが、今年はそこまで残ってる馬がどれくらいいるかですね。
シルクの会員さんもたくさんブログをやられてますので、色んなブロガーさんの出資状況を見て回るのも面白いと思いますよ。
そうすることで、ある馬に何か集中している気配を感じたら光るものがあるのかもしれませんね。
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最近ウィストラム16に出資をしました。
これまでヒカルアマランサス16、ディアジーナ16の出資記事を読み、なるほどと思うところはありましたがリスク面が気になり出資を回避。安い馬なのでこれくらいのリスクは当然だといえば当然なのですが、大当たりより堅実な馬を求めてるのでやめました。
しかしウィストラム16は母親の繁殖実績も悪くなく、芝がダメでもダートもこなせそうな所から1勝はできる可能性の高い馬だと判断しました。
堅実な走りを期待します。
一緒に応援していきましょう。