一口馬主と言っても出資してしまったら、その後はもう何もすることはありません。
私たちができることは出資馬を選ぶということのみと言ってもいいでしょう。
なので、選び終わったこの時期は暇と言えば暇になります。
それでも、毎年楽しみにしていることがあります。
それは、出資馬の兄姉のデビューです。
とりわけ出資馬の母の繁殖成績が未知だったりいまいちだったする場合は気になりますよね。
既に良い結果の出てる繁殖だったらそこまでじゃないんですけどね。
私が今回最も気にしていたのはジーナスイートのデビュー戦でした。
ジーナスイートはディアジーナの子で私が出資したディアジーナの16の姉になります。
ディアジーナは産駒が3頭デビューしていて1頭も勝ち上がっておらず、それどころか3頭合わせて最高着順が9着と繁殖としては完全に失敗のレベルでした。
だから、ディアジーナの16も母は重賞馬、馬体も立派にも関わらず売れ残っていたのです。
それでも私は出資を決断しました。
出資した理由などはその時のブログをご覧ください。
出資はしたものの、それでも最後までネックだったのは繁殖成績でした。
そういうこともあり、今回ジーナスイートの走りにものすごく注目していたのです。
ジーナスイートは3,5倍の2番人気とかなり人気を集め、なんと逃げ切りで新馬勝ちをしたのです。
これで不安は一気に解消しました。
ディアジーナはやっぱり繁殖としても結果を出せる馬だったのです。
この新馬勝ちが仮にシルクの1次募集前だったら、普通に1次満口になっていたと思います。
なにせ唯一の不安材料が一気にプラス材料になったのですから。
元々はアレイオブサンなど1次から大人気になったほど期待の高かった繁殖だったのです。
ディアジーナの16に出資しておけばよかったと思っている人も多いんじゃないかと思います。
ツアーでもディアジーナの16は、ディアジーナの産駒としては最高傑作という話でした。
それでも、今までの産駒成績があれですから最高でもどこまでやれるかという感じだったかもしれません。
ただ、今回のジーナスイートの走りで期待も一気に上がりました。
最高傑作なのですからジーナスイートに匹敵、もしくはそれ以上の活躍を期待したいところですね。
残念ながらディアジーナは既に亡くなっています。
繁殖としてもやっと結果が出たのに残念ですが、忘れ形見の子供たちの活躍を楽しみにしたいですね。
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