朝日杯をダノンプレミアム勝ちましたが、ロード会員の方はどう思ったのか気になりました。
ダノンプレミアムの母のインディアナギャルの産駒はずっとロードで募集されてきました。
2012 ロードグランツ 地方で1勝
2013 ロードプレミアム 現在中央で2勝
2014 ロードスタルディ 未勝利で予後不良
2015 ダノンプレミアム 3戦3勝、無敗で朝日杯制覇!
2016 ロードで募集
ダノンプレミアムの勝利で2016の募集馬は満口になったそうです。
唯一ロードにこなかった馬だけがG1馬になっています。
こういうのを見るとケイアイファームが明らかに期待できる馬をお得意様の個人馬主に売ったと思われてもしょうがないですよね。
ただ、これも商売なのである意味ではしょうがない面もあるとは思います。
同じく朝日杯に出て人気もあったダノンスマッシュもケイアイファームですから、よっぽどのお得意様なんでしょう。
贔屓しても商売としては当然です。
ただ、クラブに出資している側から見ると当たりを他で売られて残ったものがクラブにきてるんじゃないか?という疑心暗鬼なる大きな要因になってしまいます。
われらがシルクの馬を提供しているノーザンファームはそういうことをしていないのだろうか?
やっぱり気になりますよね。
よくシルクにきてるサハーマの子なのに重賞を取ったシャケトラはセールで金子さんに売られたりとかありますしね。
私は、馬の専門家でも走るかどうかは走ってみるまでわからないと思っています。
ノーザンの吉田さんや、マイネルの岡田さんなどの日本の競馬界のトップの人たちがこれはかなりの大器だと言っていた馬が全然ダメだったことは毎年いくらでもあるからです。
でも、今回のようにケイアイファームが意図的にこれは良い馬だと思って個人に売ったのだとすれば、やっぱり走る前から選別できていたということになります。
たまたまうまくいっただけということもあるかもしれませんけどね。
ただ、ノーザンファームとシルクの関係でいけば、仮にこれはものすごい血統もいいし活躍しそうな牝馬がいた場合、クラブに出したほうがいいはずです。
クラブに出せば、どんだけ活躍しようとも募集額の10%で自動的に買取になるからです。
G1を10勝したって募集額が2000万なら200万で買い取りできるわけでクラブに出したほうが絶対にいいはずです。
牡馬の場合は、種牡馬になれる器の産駒が出たとして社台SSに入れたいというならやっぱりクラブに出したほうがいい気がします。
種牡馬に関しては、あんまりどういう手続きでどういう金額が動くのか全然わからないのですが、セールに出して個人馬主さんが買ったら社台SSで種牡馬入りするかわかりませんからね。
今なら海外にいっちゃうケースも当たり前にあります。
どちらにしても、クラブに出すということは間接的に手元にある状態なのでノーザンファームにとって良いはずなのです。
そう考えるとノーザン系のクラブは、当たり馬もクラブにちゃんと出してくれるだろうと思いますし、そう思いたいですね。
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まーくさんは毎回他クラブの情報でもよく調べて記事にされてますね。
そしてそこから自分のクラブへの関連性とかに纏めて色々考えられてて感心します。
ロード問題になってますよ(笑)
私はダノンプレミアムの上にも下にも行っていませんし、素直にケイアイFからカナロア以来のビックな活躍馬が出て嬉しいです。
上は出来もイマイチに見えましたしね。
値段も高く売れ行きも悪かったです。
予後不良になった馬は可哀想でしたが、少し大型馬でゆる過ぎました。
トゥザヴィクトリーの時もそうでしたけど、良血馬で上が結果が出ておらず、特に大きくつまずいて・・・
そんな上が可哀想な馬の後にどーんと活躍馬が出る傾向ってありますよね。
シーザリオもそうでした。
長年の付き合いの個人馬主さん優遇するのは当然じゃないかなと思います。
NFぐらい力持っていれば兎も角、日高の1牧場ですしね。
クラブで募集したところで、売値以上の値段はつけられないでしょう。
ケイアイFではディープ産が育たないのが有名で、良い血統でも怪我が多く走らない。
過去ディープ牡馬で重賞を勝ったのはダノンバラードとダノンプレミアムだけだったと思います。
あからさまと言えばあからさまですね(^_^;)
NFの場合は種牡馬になれるぐらいの器の馬はそれなりの価格でクラブに提供。
その代わりローテとかに口出ししてるんじゃないですか。
キャロットもやたら海外挑戦が多いですし。
NFの海外躍進の駒に使われている気はしています。
シルクも血統馬は今後その傾向が出てくるかもしれませんね。