2018/01/29 <レース結果>
28日(日)京都10R 飛鳥ステークス〔芝1,800m・11頭〕11着[8人気]
五分にスタートを決めると、無理せず後方に位置を下げて折り合いを付けていきます。流れが速くなったあたりで置かれ気味になり、最後の直線も本来の末脚を見せることなく、着外に敗れています。
四位洋文騎手「スタートから無理せずに後方でじっくり構えていましたが、以前乗せてもらった時は道中ハミを噛んで行きたがるくらいの馬だったのに、今日のペースでも全然ガツンとくるところがなくて、まるで別馬のようでした。時期的なものもあると思いますが、硬さもあって下り坂で躓くような感じで走っていたので、直線では無理をさせませんでした」
矢作芳人調教師「時期的なこともあって硬さは確かにありましたが、追い切りでは良い頃の動きとは言えないものの、まずまずいい走りを見せていたので、前走をひと叩きして良くなっていると判断し、中1週で出走させていただきました。ただ、いつもなら折り合いを付けるのに苦労するぐらいなのに、思いのほか折り合いが付き過ぎている感じでしたので、これが良いのか半信半疑でレースを見ていましたが、四位騎手の話では気持ちが全然乗っていなかったようです。いくら状態が良い頃に比べひと息とはいえ、ここまで負けるような馬ではありませんが、ここから立て直すには時間が必要だと思います。母の血を伝えることもこの馬には求められていますし、これ以上は無理をさせない方がいいでしょう。常に注目される存在の中で30戦もタフに走り続けてくれましたし、4勝も挙げてくれて本当によく頑張ってくれたと思います」
レース後、矢作芳人調教師と今後について協議を行った結果、引退期限である本年3月までには2ヶ月あるものの、その期間内にいい状態で出走させることは難しい状況であることから、今回のレースをもちまして引退することとなりました。近日中に競走馬登録抹消の手続きが取られ、今後は繁殖牝馬となる予定ですが、詳しいご案内は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。2歳10月のデビューから30戦無事に走り終えた本馬へのご声援誠にありがとうございました。
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Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。
順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。
馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。
価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。
まーくさんにとってかけがえのない存在ということで、本当に馬主孝行な素晴らしいサラブレッドですね!!
お母さんになっても健康を維持して、競走馬時代同様のタフな母として素晴らしい子供たちを産んでほしいです(´ー`)
この先この牝系がどんどんと広がっていくことを願ってやみません