今回は勝ち上がり馬レビューとなぜ出資できなかったのか?シリーズを一緒にやります。
ブラストワンピースは1次満口ではありませんし、牡馬としては4万円と安めの馬なので、なぜ出資~シリーズの対象になります。
そういう場合、基本的に内容が一緒になりがちですからね。
まずは今日の2勝目をあげたゆりかもめ賞を見てみましょう。
このレースはなんとシルク3頭出しです。
それだけシルクの馬が多く勝ち上がっているせいで、レースもかぶってしまうんでしょうね。
その中でもブラストワンピースは後方から。
直線に入っても狭いところにいて、どこに出すのかと思ったら内を選択。
東京は馬場が悪くなっていて内にいくのはあまり得策ではありませんが、そこしか進路はありませんでした。
しかし、あっという間に抜け出すとあとは突き放す一方。
この時期の3歳に2400mというレースはそんなにありませんが、ダービーの距離でこの勝ち方は夢が広がりますね。
では、募集時のレビューを見てみましょう。
19 ツルマルワンピースの15 牡 鹿 4月2日 大竹 正博
ハービンジャー キングカメハメハ ノーザンファーム 2,000万 40,000
157.0 179.0 20.8 451
母は3勝をあげG1阪神JFでも5着。
産駒はこれが初仔になります。
ハービンジャーは人気も下がってますが、そこまで悪い種牡馬でもありません。
洋芝など力のいる芝が得意なわりに、ダートだと全然ダメというのが使いづらいところですね。
特に3歳未勝利の後半など芝のレースはなかなか出れないのでダートで使えないのが厳しいです。
なので、早めに勝ちあがれるかどうかが大事になります。
そういう意味では、母も早熟気味でしたし面白いかもしれません。
価格も芝の中距離を狙える牡馬としてはお手頃です。
馬体は、馬格もあって思ってたより良いです。
歩様もキビキビ歩いてていいですよ。
総合評価:B
実はこの馬、個人的にはかなり高評価をしていました。
この世代はかなり価格が高く、特に牡馬はなかなか出資できる候補がいませんでした。
その中でこの馬は一口4万とそれなりに手ごろで、距離もクラシック向きということで注目していました。
懸念材料としては、繁殖能力が未知数なところとこれだという決め手に欠けるという感じでしたね。
その後のツアーのレポーも見てみます。
http://reinedebriller.blog.fc2.com/blog-entry-689.html雄大な馬体で鍛えていけばかなり良くなりそう。
好印象でした。
まぁ、つまりカタログ段階のレビューでも高評価でツアーで実馬を見ても絶賛な馬だったわけです。
しかし、実際は申し込みしていません。
その理由は簡単で1次で人気になる感じではなかったからです。
この世代の活躍はみなさんご存知の通りで他にも良い馬がたくさんおり、その時点では様子見候補になりました。
その後、こんなブログを書いています。
残口馬の中で出資するならこの4頭残口馬の中で出資するならこの4頭になります。
・キラーグレイシスの15・・・詳しくは出資理由の記事をご覧ください。
・ウイッチトウショウの15・・・こちらも昨日のブログで出資理由が書いてあります。馬だけなら1番オススメ。
・ゴールドティアラの15・・・こちら私の隠し玉の一頭でしたが、名前が出ちゃいました。レビューでも評価Bをつけた高評価馬です。今年は、ロマン枠がいまいちでしたので、名牝の子というロマンもあり、高齢ではありますがしっかりとした馬体の産駒ですので文句ありません。芝かダートかは断言できませんが、おそらくダートで上を目指せる一頭です。ツアーでも気性がかなりきつめでしたので、ネオユニ産駒ならそれくらいで良いでしょう。こちらもこっそり出資申込みしました。
・ツルマルワンピースの15・・・正直もう少し様子見したい馬です。ハービンジャー産駒は1勝はできてもその後伸び悩むのですが、勝ち上がりはできると思います。
ほとんどが、既に残口警報が出ちゃったので温存して様子見できればと思っていたのに無理になったので書きました。
そして、昨日2頭申込みをして私の予算はほぼ尽きました。
ポイントが一気に入るはずなので、それを使って安い馬にあと一頭できるかどうかって感じですね。
残ってる馬で出資するならこの4頭がオススメですよというおせっかいな記事です。
その中にブラストワンピースがしっかり入っています。
そして、これは私にとっての致命傷でもあります。
4頭紹介していますが、上の3頭はしっかり出資しているのです。
つまり、オススメした4頭の中で唯一出資しなかったブラストワンピースがこれだけ活躍しているのです。
そして、その理由もしっかり書いています。
「私の予算はほぼ尽きました」
ものすごく単純な理由です。
馬が良い悪いという前にお金がなくなったというだけのことでした。
ただ、もちろんそれだけではありません。
上記の4頭を見てみると種牡馬というのが大きな要素だったと思います。
上の2頭はハーツクライ、ダイワメジャーというトップ種牡馬で間違いありません。
3番目のネオユニは、ちょうどグレンツェントが活躍中の時期でネオユニのダート馬というのはかなり魅力的でした。
そうなると4番目のハービンジャー産駒は見劣りします。
今見れば、何を言ってるんだ?って思う人も多いでしょう。
しかし、これは1年以上前の話です。
去年のハービンジャー産駒の大活躍の前の話です。
その後、モズカッチャン、ディアドラ、ペルシアンナイトなどなどG1勝ちまくる前のことです。
だからこそ価格が安くなっていたし、売れ残っていたのです。
それでも、私はハービンジャーにまだ期待しておりレビューでも高めに評価しました。
そして、その後ハービンジャー産駒のヴェロニカグレースにも出資しました。
こうやってみると本当に惜しいなぁとしか思えません。
常に高く評価していたにも関わらず、予算面、他の馬との優先順の問題、種牡馬の活躍時期の問題などなど、微妙に噛み合わず出資しないまま満口になってしまった印象です。
これが出資できずに終わった理由といった感じでしょうかね。
一口馬主をやっているとこういうことってよくあります。
抽選であったり、予算であったり、タイミングであったり・・・色々な要素で出資したかったけど、できずに終わることがあります。
そして、そういう馬が活躍すると後悔もするし、悔しくもなります。
漫画のワンピースに好きなフレーズがあります。
失った物ばかり数えるな
無いものは無い
確認せい
お前にまだ残っておるものは何じゃ
失ったという表現が今回適切かは置いておいて、言いたいことを当てはめると、出資できなかった馬ばかり見ずに出資できた馬をしっかり見ろということでしょう。
ブラストワンピースは確かに良い馬ですし、逃した魚は大きかったと思います。
しかし、このハービンジャー産駒に出資していたら、その後同じハービンジャー産駒であるヴェロニカグレースには出資していなかったと思います。
兼ね合いの問題もあるから難しいですよね。
こういう企画で出資できなかった馬を振り返るのは大事だと思います。
しかし、それと同時に出資できた馬ともっと向き合って愛情をそそいでいきたいと思います。
今後の期待度・・・92点
正直この馬はかなりの器だと思います。
この時期にダービーの距離をこの内容で勝てたのがかなり大きいです。
どういう路線でいくかはわかりませんが、ダービー出走までいってくれる気がします。
距離はまだ伸びても良さそうですし菊花賞まで十分楽しめるでしょう。
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ランキング等関係ありませんが、今後の参考、励みにさせていただきます。
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ブラストワンピース記事ありがとうございます。
今日は、突き放す強い競馬でした。
今後が楽しみです。