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まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルク、キャロット、広尾のホームページ情報の転載許可を受けております。

キープシークレット7戦目、矢作マジックで会心の勝利!

2018/02/26 <レース結果>

 2/25(日)阪神3R 3歳未勝利〔D1,800m・16頭〕優勝[7人気]

ブリンカーを着用。好スタートを決めると、そのまま先団に取り付けます。勝負どころから先頭の馬に並び掛け、最後の直線で激しい追い比べになると、一旦は抜け出されたものの、ジョッキーから気合いを注入されると、もう一度脚を伸ばしてゴール手前できっちり差し切り、嬉しい初勝利を挙げています。

国分恭介騎手「前走で中谷騎手がゲートからしっかり出してくれていたことで、今回はスッと好位に取り付けることが出来ました。なるべく揉まれないようにレースを運びましたが、流れが速くなったあたりもスッと反応してくれました。最後の直線で苦しくなり、手前を替えた時にフッと我に返って走るのを止めようとしましたが、気合いを入れるともう一度走る気を見せてゴール直前で差し切ってくれました。外から早めに上がってくる馬がいれば、もう少し早く反応してくれていたと思いますが、ブリンカーの効果はかなりありましたし、鞍上がしっかり怒ればこれぐらい走ってくれる馬だと思います。結果を出せてホッとしています」

矢作芳人調教師「相手関係を見て急遽阪神で出走させることにしましたが、結果を出すことができてホッとしています。今回の勝利はキープシークレットの能力を最大限に引き出してくれた厩舎スタッフの努力のたまものだと思っています。普段の調教から能力の高さは十分感じていたものの、気難しいところが災いしてなかなか思うような結果を出すことが出来ませんでしたが、今回の勝利をきっかけにこれから飛躍してほしいですね。しっかり仕上げてレースに臨みましたので、この後はトレセンに戻って状態をしっかり確認して今後の方針を検討させていただきます」



青7

単勝は35,6倍の7番人気でした。
勝ち上がりのメドがつくようなレースを期待していましたが、いきなり勝ってしまいましたね。
馬券を買ってなかったことが悔やまれます。
レースは、スタートから押していく積極的な展開で2番手につけます。
そのまま直線に入ると、逃げた馬に突き放されてしまい、後ろから何頭に交わされるかなぁという感じ。
ただ、そこでいきなりエンジンがかかります。
急にスピードが上がったかと思うと、ゴール前では低い姿勢でものすごい加速で一気に差しきってしまいました。
これには出資者の私でもビックリしてしまいましたね。
こんなレースなかなかないです。
これが、この馬の本当に力であり、それをブリンカーが引き出したんだと思います。

この馬は、元々デビュー前にはメジャーエンブレムの再来といわれたくらいの期待馬でした。
しかし、レースに出るたびにどんどん着順を悪くしていき、単勝万馬券まで落ちてしまいました。
それでも、諦めず前走はダートに挑戦し初めて5着の掲示板にのりました。
ただ、実際はメンバーも弱く、1着からは2秒も離されており、正直厳しい内容でした。
勝ち上がりは厳しいかもしれないなぁ、正直この時そう思っていました。
それでも、心の中で唯一気になっていたことがありました。
矢作先生のコメントからは全く諦めた様子はなく前向きだったからです。
そして、そのまま続戦しブリンカーを試してみるということになりました。
それが今回の勝利に繋がりました。

私は、レーヌドブリエで矢作先生にはお世話になっていましたし、他のシルク馬のコメントも見ています。
基本的には、勝利というものを追求される方で勝てそうな馬はどんどん使います。
そして、少しでも勝てる可能性を高めるためにレースはたくさん登録し、メンバーが手薄なところを狙っていきます。
ただ、逆に言えば、勝てそうもない馬は放置気味になったり、結構あっさり転厩になったりします。
トップクラスの厩舎ですし、それだけ有力馬も多いのでそれはしょうがないとは思います。
そんな厩舎において、キープシークレットの成績を見るととても優先させる存在ではありません。
それでも今回で6戦目、取り消しを入れると7戦もチャンスを与えているのです。
これはシルク3歳馬の中でもトップの出走回数です。
つまり、矢作先生はこの馬は勝てる能力の高い馬だと信じていて、色々試行錯誤して勝たせてくれたのです。
芝でダメならダートを試す、気性がダメなら馬具を試す、追い込んでダメなら前からいかせる、当たり前のようでなかなか実行はしてもらえない厩舎が多いです。
それを矢作先生はしっかりやってくれたからこその勝利であり、仮にダメでも納得感があるのです。
この馬が他の厩舎だったら、大敗するたびに成長を促すとかいってすぐに出されてなかなか戻してもらえず、みたいな感じで勝ちあがれなかったかもしれないなぁと心底思います。

一度勝ち上がってしまえば、また芝に戻してみることもできますし、いっぱい時間があります。
この世代では正直1番心配していた馬だったのでこうやって勝ちあがれて本当にうれしいです。
私にとっても愛馬の勝利した単勝倍率的には最大であり、うれしいサプライズとなりました。
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プロフィール

まーく

Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。

価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。

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