自分が生産者だったらこの繁殖にはこの種牡馬をつけたいなぁなんて考える人はいると思います。
自分はそれほど血統の配合に詳しいわけではないので、そこまで考えませんが漠然とこれをつけたら面白そうなどと考えることはあります。
ただ、実際の生産者の方は生活がかかっているわけで真剣勝負で種付けをしているはずです。
そこで気になったのは2年連続同じ種牡馬を種付けする場合です。
それなりに見かけるパターンです。
今期のシルクでも、パーフェクトマッチ、パーシステントリー、シーズライクリオなどがいました。
まず、1回目は、配合面、金銭面いろいろ考えて種付けする馬を選ぶでしょう。
次に2年目です。
1年目につけた馬は産まれてますが、まだ当然走っていません。
ただ、体のバランス、奇形や体質異常がないか、気性などなんとなくの情報は得られるでしょう。
もし、そこで何かマイナス点があれば当然次は別の種牡馬をつけるはずです。
つまり、2年連続同じ種牡馬を選んでつけるということは、自信のある配合であり、産まれた子にも満足している証拠なのです。
ただ3年連続というのはあまり見かけません。
もし、ダメだった場合のリスクが高いからだと思います。
1回目の結果が出てよかったらまたそれをつけるということになるでしょう。
アコースティクスなんかはそういうパターンだと思います。
2年連続ネオユニをつけてみて、その次はロブロイを挟んで、ロジユニバースがダービー勝ったので、またネオユニをつけたのは明白ですね。
それでも3年連続はつけずに今年というか2013はディープです。
生産者になったつもりで、そんなことをちょっと考えてみるとこの馬はきっと自信の配合だから2年連続なんだろうから、走る可能性が高いかもしれないなどと検討できるかもしれません。
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