
今年もネットから社台SSの種付け数の表があったのでもらってきました。
去年も書きましたが、種牡馬の栄枯盛衰が垣間見れて興味深いですよね。
新種牡馬は、なんといってもキタサンブラックです。
ただ、130頭とたいぶ寂しい数になりました。
種付け事故もあって少し休んだ影響もあったようですが、それでも少ないですよね。
やっぱり少し高いことと、父ブラックタイドがまだまだ種牡馬現役というのもあるでしょう。
意外と多いのが輸入種牡馬のドレフォンです。
アメリカのダートの短いところで活躍した馬のようですが、種牡馬としては未知数すぎますね。
あとはイスラボニータでしょうか。
G1は皐月賞だけですが、その後ずっと長く活躍したイメージも強く、切れ味もありました。
距離もマイルから2000くらいまでいけそうですし、フジキセキの後継として楽しみですね。
あとは増減のあった種牡馬も見ていきましょう。
ディープインパクトが200頭を割っているのは驚きました。
種付け料がものすごい上がったせいなのか、それとも年齢を考えてセーブしているのかわかりません。
もう16歳ですから体調を優先しているのかもしれませんね。
増加で目立つのはハービンジャーでしょうか。
去年G1馬も多数でしましたし、今年もブラストワンピースが活躍中です。
ダートが苦手という致命的な欠点はあるものの、これだけ活躍すれば当然増えますよね。
クロフネなんかも20歳にして倍増近いですし、まだまだ健在という感じです。
減ったほうを見てみるとやっぱりオルフェーヴルが気になりますね。
初年度産駒からG1馬も出して悪くないのですが、やっぱり産駒の波が大きすぎる感じがします。
大きな一発はあるものの平均的に見ると勝ち上がり率なども良くないのが嫌われているのかもしれません。
リアルインパクトなんかもかなり下がっていますが、産駒の出来はかなり良くてシルクでも人気になっていました。
セールでも良い価格がついてましたし、これは復調すると思います。
こうやって見ると種付け数の上位にいるのは、ドゥラメンテ、ロードカナロア、ルーラーシップと父キングカメハメハがかなり多いです。
逆にディープの後継はまだこれといった馬が出ていません。
サトノダイヤモンド、マカヒキ、ワグネリアンなども控えていますし、これからどれか後継になるかも見所ですね。
サンデーサイレンスが晩年になってからディープを出したように、ディープの後継もこれから大物がでるのかもしれませんね。
この2018年の種付けされた子供は2年後シルクで募集されることになります。
この表だけではノーザンファームの繫殖にどれくらいつけたかまではわかりません。
それでも勝手に推測してみます。
ディープインパクト5頭
ハーツクライ4頭
ドゥラメンテ4頭
ロードカナロア5頭
ハービンジャー4頭
ドレフォン2頭
エピファネイア4頭
キズナ3頭
キタサンブラック2頭
モーリス4頭
ルーラーシップ3頭
ダイワメジャー2頭
キングカメハメハ2頭
オルフェーヴル3頭
ジャスタウェイ3頭
クロフネ2頭
ミッキーアイル2頭
イスラボニータ2頭
キンシャサ2頭
ディープブリランテ1頭
スクリーンヒーロー1頭
ブラックタイド1頭
サトノアアラジン1頭
外国馬4頭
全くの適当ですけど、2年後のシルクの募集馬はこんな感じのラインナップになるかもしれませんね。
もちろん社台SS以外の種牡馬からも何頭かくると思いますし楽しみですね。
こういうのを見ると自分の愛馬がいつか種牡馬になったらなんて夢も見てしまいます。
もちろんそれには愛馬がG1を勝たないと始まらないわけで、夢のまた夢です。
しかし、ブラストワンピースが菊花賞でも勝ったりするとおそらくハービンジャーの後継はまだいないので種牡馬になる可能性がぐっと高まります。
そう考えるとチャンスはあったのかもしれません。
今年出資したポルケテスエーニョの17なんかもダートG1を勝ったりすると、血統的には種牡馬になったりする可能性はあると思います。
このリストに自分の出資馬の名前が載る日はいつかくるのでしょうか?
まぁ社台SSとは言わないのでどこでもいいので種牡馬になれるような馬をいつか持ちたいものですね。
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ロードカナロアなんかは引退してもなお出資者に多額の配当をもたらした訳で、一口の牡馬としては究極の成功例ですかね。
個人的には近年のビッグ4ともいえるディープ、キンカメ、ステゴは出資済なのでハーツクライは衰える前に一口持ってみたいと思ってます。