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まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルク、キャロット、広尾のホームページ情報の転載許可を受けております。

シルク馬に異常事態?

最近シルクの近況と見ているとかなりの頻度であの恐怖の文字が出てきます。
一口馬主をしてて1番見たくないワード「屈腱炎」です。
この文字が出てしまうと引退か1年以上の休養という恐怖の二択になってしまいます。
なので、出資馬は当然のこと出資していない馬であっても見たくありません。
そこでここ最近屈腱炎が本当に多いのか調べてみました。

・10月

ジャックローズ [父 ハービンジャー:母 ローザミスティカ]
在厩場所:栗東トレセン/19日に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧予定
調教内容:軽めの運動
次走予定:未定

斉藤崇史調教師「帰厩した翌日から調教を開始し、今週から仕上げていこうと思っていたところ、16日の早朝に馬体チェックを行った際、右前肢に張りと熱感が確認されました。その後も症状が改善されなかった為、18日に詳しく検査を行ったところ、残念ながら浅屈腱炎の診断がおりました。レースに向けて進めていこうとした矢先にこのようなことになってしまい申し訳ありません。19日に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧に出し、その後は北海道の牧場へ移動して経過観察を行う予定になっています」



カリンバ [父 ルーラーシップ:母 アフリカンピアノ]
在厩場所:18日に北海道・ノーザンファーム空港へ放牧予定
調教内容:
次走予定:未定

田中剛調教師「こちらに帰厩後は体調面に特に問題はなかったので調教を行っていたのですが、13日の運動後に右前脚に腫れ・熱感が確認されました。翌日になっても症状が改善されなかったため詳しく検査を行った結果、浅屈腱炎を発症していることが判明しました。次走に向けて調整を始めた矢先にこのようなことになってしまい、本当に申し訳ございません。この後はいったん北海道の牧場へお戻して、経過観察を行っていく予定となっています」



ドレーク [父 ルーラーシップ:母 ディアアドマイヤ]
在厩場所:栗東トレセン/13日に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧予定
調教内容:
次走予定:未定

藤岡健一調教師「11日に追い切りを無事に済ませ、その日は特に異状なかったものの、12日の朝に馬体チェックを行ったところ、左前肢の繋ぎに腫れと熱感が見られました。午後に診療所で詳しくエコー検査してもらったところ、残念ながら浅屈腱炎の診断がおりてしまいました。程度としては軽くはないとのことです。牧場の獣医師と相談した結果、ノーザンファームしがらきへ戻し、もう一度詳しく検査を行ったうえで、今後の方針を決めることになりました。次走は良い競馬が出来ると思っていただけに、このような結果になってしまい申し訳ありません。13日にノーザンファームしがらきへ移動する予定です」



・9月

ロジャーズクライ [父 ハーツクライ:母 ロジャーズスー]
在厩場所:22日に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動
調教内容:
次走予定:未定

国枝栄調教師「22日になっても右前脚に熱感があり腫れもひかないためエコー検査を行ったところ、浅屈腱炎を発症していることが判明しました。程度も軽いものではなく縦の範囲もやや広い状況です。今週の追い切りまでは順調にいっていましたし、初戦の内容からしても今日のレースに出ていれば勝ち負けをしていたと思うだけに、本当に残念ですし申し訳ございません」

検査の結果、浅屈腱炎を発症していることが判明しました。現在、本馬の今後について関係者で協議を行っておりますが、決まり次第速やかにご案内させていただきますので今しばらくお待ちください。



バトルデゼル [父 ダノンシャンティ:母 メイショウアゲハ]
在厩場所:栗東トレセン

吉田直弘調教師「7日に帰厩し、8,9日と2日間調教を行ったのですが、9日の午後の馬体チェックで右前肢の裏筋に腫れと熱感が見られました。全休日を挟み、11日も軽めの運動に控えていましたが、腫れが一向に引かなかった為、12日に診療所で詳しく検査を行ったところ、残念ながら右前浅屈腱炎の診断がおりました。これからレースに向けて仕上げていこうと思っていた矢先のアクシデントだけに、本当に申し訳ない気持ちで一杯です」



・8月

ローズサクシード [父 ワークフォース:母 ロゼカラー]
在厩場所:栗東トレセン

吉村圭司調教師「23日の追い切り直後は特に気にならなかったのですが、今朝の馬体チェックの際、右前肢の筋に張りが見られました。獣医師に詳しく検査を行ってもらったところ、浅屈腱炎の診断がおりました。ここ最近は脚元の状態は気にならなかったですし、追い切り自体もそこまで負荷を掛けてのものではありませんでしたが、このようなことになってしまい申し訳ありません」



クワッドアーチ [父 Archarcharch:母 Elizabits]
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:舎飼
次走予定:未定

池上昌和調教師「その後も右前脚の腫れは引いてこなかったので、23日に詳しい検査を行ったところ、浅屈腱炎を発症していることが判明しました。ただ屈腱炎と言っても、エコーの画像を見ると損傷している範囲はごく一部で、獣医によるとこれまでの症例と比べても程度としては軽度のものであるそうです。前走は大きく敗れてしまいましたが、500万クラスで続けて2着にきているように力はある馬ですから、脚元をしっかり治せばまだ活躍してくれるはずです。少しお時間をいただくことになってしまうのは申し訳ございませんが、早期復帰に向けて牧場サイドと連携を取りながら進めていきたいと思います。今後は都合が付き次第、一度牧場へお戻しさせていただく予定です」



ブライトエンブレム [父 ネオユニヴァース:母 ブラックエンブレム]
在厩場所:札幌競馬場
調教内容:

小島茂之調教師「その後も左前の状態に変化が見られなかったことから、1日に詳しく検査を行ったところ、浅屈腱炎の診断がおりました。以前に発症したのと同じ箇所であり、また症状も重度とのことです。復帰するまでにかなりのお時間をいただいたにも関わらず、このような形となってしまい誠に申し訳ございません。何とか札幌2歳ステークスを勝った時のような走りをもう一度と思いここまでやってまいりましたが、実現できず非常に残念ですし悔しい気持ちでいっぱいです」



これ以外にも発症は6月ですが今月ゼーヴィントが屈腱炎で引退しています。
本当にここ数ヶ月多いですね。
こればかりはどうしようもないことだとは思いますが、これだけ多いと出資馬が複数なってしまった方もいると思います。
本当に気分が落ち込むんですよね。
今回のブライトエンブレムのように結局復活は難しかった馬もいますし、ロッテンマイヤーのように勝ち負けできるくらいまで復活できる馬もいます。
引退せずに治療を選択した馬についてはとにかく長い目で見守ってあげてほしいと思います。
とにかくもうこの文字だけは見たくありません。
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[ 2018/10/19 05:57 ] シルクホースクラブ | TB(0) | CM(4)
これは多いですね…。
まだ軽めの骨折とかのほうが綺麗に治るのでマシですね(・・;)
調教師も様々ですし、何か傾向があるという訳でもなさそうですし、ならない事を祈るしかないですね…。
[ 2018/10/19 12:25 ] [ 編集 ]
屈腱炎
こんばんは☆
統計を取った訳じゃあありませんが、夏から秋にかけては毎年屈腱炎が多いなあと思います。
シルクっ子でここまで多かったんですね。
うちの厩舎は屈腱炎はブライトエンブレムだけでしたが、レーヴドリーブ、マグナレガーロと立て続けに骨折で、喉なりや去勢やらと怪我での休養が増えてきました (・_・;
[ 2018/10/19 19:34 ] [ 編集 ]
どらくまーさん
そうですね。
特にシルクだからとか調教師がこの人だからとかいう傾向はないのでどうしようもなさそうですね。
本当に祈るしかありませんね。
[ 2018/10/23 05:33 ] [ 編集 ]
ぼんちゃんさん
こんにちは~
時期っていうのもあるんでしょうかね?
私も屈腱炎ではありませんが、キューグレーダーが骨折してしまって落ち込んでいます。
本当に競走馬は怪我との戦いですね。
[ 2018/10/23 05:35 ] [ 編集 ]
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プロフィール

まーく

Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。

価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。

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