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まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルク、キャロット、広尾のホームページ情報の転載許可を受けております。

一口馬主において牡馬と牝馬はどちらがいいのか?結論編

3回にわたって一口馬主における牝馬と牡馬どちらがいいのかというお話をしてきました。
今回が最終回です。
1回目に牡馬と牝馬のメリット、デメリットを書いていきました。
2回目は牡馬に引退時期の制限がないことがどれくらいメリットがあるのか見ていきました。
3回目は牡馬が種牡馬になる確率とその分配金に関して調べました。
最後はそれらをまとめて結論を出していきましょう。

まず、大前提としてシルクでは基本的に牝馬が牡馬に勝るメリットはありません。
母親優先制度でもあればまだ別ですがシルクにはありませんからね。
なので、私がしてきたことは牡馬のメリットがどこまでの威力なのか?というものを調べる作業でした。
2回目の結論であった、牡馬がメリットを享受できる7歳まで活躍できる可能性は25%程度という話も牝馬なら6歳3月末で確実に引退してしまう以上、25%であってもメリットであることには違いありません。
3回目の種牡馬に関しても、確かに確率はものすごく低く配当もごく一部のトップ種牡馬以外はそれほどじゃないのでおまけ程度と考えるべきだという話でしたが、おまけは無いよりはあったほうが良いに決まってるのでメリットなわけです。

では、それらの牡馬のメリットと比較すべきなのは何かと言えば牝馬の価格の安さなのです。
我々は日常生活でもよくそういう経験をしています。
デパートでバッグを見ていたら気に入った商品がありました。
一つは、長く使えるバッグでのちのちプレミアもつくかもしれないバッグ。
もう一つは価格は半額ですが3年くらいで寿命がきてしまい、1割で下取りしてくれるバッグ。
どちらを買うかは人それぞれ。
結局はその価格の差と付加価値のバランスをみてどちらが良いか考えていることが多いのです。
コスパという言い方もできるかもしれません。
では、一口馬主においてそれがわかる数字は何かと言えば回収率になるのかなと思います。
つまり、牡馬と牝馬の回収率を見ていけばなんとなくわかってくるはずです。
価格が安いということは回収率では牝馬は有利ですし、長く走れるという面では牡馬が有利です。
今回は一口馬主BDのサイトで回収率100%越えている馬の数を調べてみます。
注意点としては一口馬主BDの回収率は維持費が引かれていないので100%を越えているから収支がプラスというわけではありませんが、価格に対して稼いだ賞金という面では参考になります。

・9歳世代
100%越え:20頭 牝馬:5頭 牡馬:15頭
1位 ラストインパクト 牡馬 1474%
2位 シャトーブランシュ 牝馬 1203%
3位 ローブティサージュ 牝馬 1149%

・8歳世代
100%:26頭 牝馬:9頭 牡馬:17頭
1位 フェイマスエンド 牡馬 755%
2位 アンジェリック 牝馬 750%
3位 プレストウィック 牡馬 741% 

・7歳世代
100%:15頭 牝馬:6頭 牡馬:9頭
1位 ブラックバゴ 牡馬 616%
2位 グランシルク 牡馬 511%
3位 モンドインテロ 牡馬 392%
6位 レーヌドブリエ 牝馬 342%

・6歳世代
100%:19頭 牝馬:11頭 牡馬:8頭
1位 グレンツェント 牡馬 958%
2位 ヒーズインラブ 牡馬 544%
3位  ソーディヴァイン 牝馬 377%

・5歳世代
100%:16頭 牝馬:6頭 牡馬:10頭
1位 セダブリランテス 牡馬 466%
2位 イストワールファム 牝馬 360%
3位 ポールヴァンドル 牝馬 291%

・4歳世代
100%:17頭 牝馬:8頭 牡馬:9頭
1位 アーモンドアイ 牝馬 2401%
2位 ブラストワンピース 牡馬 2193%
3位 アンブロジオ 牡馬 428%


こうやってみると結構わかりやすい数字が出ましたね。
6歳までは回収率的には牝馬も牡馬も大差ありません。
牝馬は6歳で引退するのでその後は1円も入ってこないので、そこから牡馬で残った馬たちが稼ぎを上乗せしていって牝馬を上回っていくという感じですね。
それでも牝馬でも上位に入っている馬も多数おり、回収率的には頑張ってるなぁと感じました。

牡馬の中でも安かった馬が上位にいることが多く、やっぱり価格って重要だと実感しました。
例えば、重賞2勝の牡馬ゼーヴィントは回収率328%です。
同じ6歳のクードパランが363%、ロッテンマイヤーが338%と差がないどころがこちらが上となっています。
その差はゼーヴィントが5000万円のディープ産駒に対しこの2頭は1800万の馬です。
重賞2勝馬と1600万下の条件馬が回収率的には同じになるのです。
最後にまとめとしてすべても踏まえて牡馬と牝馬ではどういう馬を選ぶべきかを考えてみました。

・牡馬
高額牡馬を狙う場合、G1など大きなタイトルをガンガンとってもらって種牡馬入りが最大の目標。
長くコツコツ稼いでも回収は難しいので、長く活躍を目指すというよりは大物を狙うしかない。
安い牡馬は、7歳以降も走れるメリットを活かすために足元など故障の少ないことが重要。
うまくいけばコスパが最強でメリットしかない。

・牝馬
高額牝馬はあまりメリットがない。
仮にG1を何勝しても引退時は10%で買い戻されるだけ。
6歳で引退が決まっているので長期離脱は致命傷になるので故障しない馬が重要。
条件馬でもコツコツ稼げば回収率は100%いけるし、牝馬重賞挑戦などのチャンスも多い。

そして、私が出す最後の結論になります。
高いが現役期間も長めで種牡馬入りのチャンスもある牡馬と安いが引退時期が決まっていてボーナスのない牝馬のどちらを選ぶべきなのでしょうか?

答えは
安い牡馬

安かろうが牡馬ですから引退時期の設定はありませんし、活躍すれば種牡馬にもなれますので牡馬のメリットを備えています。
それに加えて安いのですから牝馬の強みである回収率やコスパも完備しています。
先ほどの回収率を見てください。
各世代の1位のフェイマスエンド、ブラックバゴ、グレンツェント、セダブリランテスみんな牡馬としては安めの2000万前後の馬ばかりですよ。
それに加えて4歳でも2位のブラストワンピース、3位のアンブロジオもそうです。
結果を見ても一目瞭然なのです。

とにかく、まずは「安めの価格帯の牡馬から良い馬を選ぶことが一口馬主として1番重要」なのかなと感じました。
長々と4回にわたり書いていきましたが、読んでいただきありがとうございました。
もちろん、皆さんなりに違った選び方、感じているメリットデメリットなどあるとは思います
コメントなどで教えていただけたらうれしいです。


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[ 2019/02/07 15:32 ] 一口馬主 | TB(0) | CM(8)
こんばんは。
4回に渡り面白い記事楽しませてもらいました。
安い牡馬との結論はわたくしも同じ意見です。
わたくしは1頭の上限を4000万と決めてますので、比較的安い馬に出資することが多いです。
安いだけに走らない馬もいますけど、走る馬を引けたときは気分がいいですね。
仰るように牡馬でも7歳を超えて走ることは難しいですし、牝馬でも6歳の引退まで走るのも難しいですね。
わたくしの出資馬では6歳引退まで走った牝馬はまだいませんからね。
牡馬で長く故障もなく走ってくれる馬に出会いたいものですね。

無事是名馬とはよく言ったものですね。
[ 2019/02/08 00:40 ] [ 編集 ]
ためになる日記ありがとうございました。
会員が1万人いれば1万通りの一口スタンスがあるので、
他の方のコメントも含めてとても参考になります。

現状、
安い牡馬がコスパ的には良いのはわかっているけど、
そもそも安くて良い馬だとわかった時点ですでに満口で、
最近は坂路動画どころか2回目の定期コメントまで残らない。
青田買いが多すぎて出資してからでないといい馬かどうか分からない。

という問題にどう立ち向かうかでしょうね。
青田買い失敗で未勝利引退になっても数万程度のの損失ならと考える人もいるでしょうし…

現2歳で一口4万以下の芝中距離適性の牡馬が欲しかったのですが、
該当価格帯の一次募集馬7頭の父が、
アイルハヴアナザー、エピファネイア、キンシャサノキセキ、ゴールドアリュール、トーセンホマレボシ、ヘニーヒューズ、マジェスティックウォリアー
で頭抱えましたし。

4万は超えてもいいですが安い牡馬で、一次で抽優内抽選にならない馬で、
何を狙っていくかというのを次の募集までに考えないといけませんね。
[ 2019/02/08 01:19 ] [ 編集 ]
安い牡馬
こちらもお邪魔します。
昔から安い牡馬で回収率のいい馬を選ぶのは割と得意でした。
まーくさんと同じように一口馬主DBを調べて統計とった事もありましたね。

安い牡馬は確かに回収率はいいのですが、自分の出資馬に関してはOP前後で頭打ちの馬が多くどうしても重賞突破まで行かない。
重賞勝てるとその馬の処遇も変わって来ますし、出来ればとそこを目指してしまいました。
安馬では達成出来ない重賞の壁を、血統の裏ずけや重みを考慮して高いめの血統のいい馬で補えないかと馬選びをしていましたが、結果逆効果に(苦笑)

初心に戻って今はまずまず得意分野のお安い馬で勝負しようかなあと思います。

でもこのデータの中では、モンドインテロ以外はソーディヴァインとイストワールファムと苦手牝馬がランクインしていて不思議です。
[ 2019/02/08 02:35 ] [ 編集 ]
「安い牡馬」異存ありません。
牡牝関係なく安馬には地雷馬も多いし、所属厩舎や騎乗騎手など扱いもそれなりの気がするので見極めが重要ですね。
勝ち上がってそこそこ走る馬を引ければ出資金の回収は容易いのでお宝ですね。
[ 2019/02/09 11:34 ] [ 編集 ]
後方一気さん
こんにちは~
やっぱり長く活躍するって本当に難しいですよね。
それは牡馬も牝馬も同じく難しいと感じます。
それを安い牡馬でとなるともっと難しそうですね。
でも、シルクでも9歳まで活躍したような馬もいますので、そういう馬を当てたいですね。
[ 2019/02/12 05:39 ] [ 編集 ]
みゅうげさん
そうですね、みなさんスタンスも予算も違いますからね。
私は2歳世代は意図的に少し牡馬を増やしました。
取りにくかったわりに4頭確保できたのはよかったですね。
ただ芝中距離となるとやっぱり価格も上がってしまうので安い牡馬はスペシャリストの短距離馬とかダート馬とかになりがちですね。
[ 2019/02/12 05:42 ] [ 編集 ]
ぼんちゃんさん
そうですね。
高い良血のほうが活躍するとも限りませんので難しいですよね。
シルクも大人気ですし馬も取りにくくなるとは思いますが安い牡馬を上手に選んでいきたいですね。
[ 2019/02/12 16:18 ] [ 編集 ]
フランケルさん
確かに安い馬には何か問題があったりしますよね。
特に足元など故障に繋がりそうなところに不安があって安くなっている場合は注意したいですね。
なんとか上手な牡馬選びをしていきたいものです。
[ 2019/02/12 16:19 ] [ 編集 ]
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まーく

Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。

価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。

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