今日、広尾の馬名が発表されました。
私の出資したバートラムガーデン'17はこのような結果になりました。
1位 1位 プライムライン 422票
最良のライン。下河辺牧場-矢作調教師のラインが最良になるように。
2位 カルセドニー 326票
人との結びつきを象徴する天然石。
この馬が広尾の輪を広げてくれるようにと思いを込めて。
3位 ハーツアズワン 285票
心一つに、つながる心。
本馬に関わる厩舎、クラブ、会員など皆さんの心を一つに勝利を目指してほしい。
4位 フウマ 257票
将棋の駒「風馬」
風の如くターフを駆け抜けるイメージから。
5位 ジエリート 48票
エリートの中のエリート。期待を込めて。
広尾はノルマンディーと似た方式で会員の投票によって決定します。
今回、私は馬名の応募をし忘れてしまったこともあり参加はしませんでした。
プライムラインという名前になったようですが、悪くないと思いますのであとは活躍してほしいですね。
ところで馬名の決定方法は大きくわけて2つあります。
シルクやキャロットなど多くのクラブでは、会員から募集した馬名の中からクラブが決定して発表します。
もう一つは、今回の広尾のように応募された馬名を何個かピックアップして会員の投票で決める方法です。
どちらも一長一短があり難しい問題です。
前者のようにクラブが決める一般的な方法ですと、クラブスタッフのセンスが問われる結果になります。
その結果、シルクのように馬名で毎回荒れるというようなことが起こったりします。
しっかりとしたセンスで選べるならこの方法で問題ないのかもしれません。
ただ、やっぱり何個かの候補の中からみんなで投票で決めたほうが自分も参加できますし、楽しい気がしますよね。
こういう決定プロセスに関われるだけでも愛着も沸きますし盛り上がりもあるでしょう。
ただ、それはそれで色々と問題もあったりします。
まず今回の広尾ですが、実は候補の馬名が数個いきなり変更になりました。
会員から苦情などがあったようでよくわからないのですが、何か問題のある馬名だったんでしょうね。
それについて今度、会員さんと座談会を開催するというくらいですからうまくいかなかったことが推測されます。
投票をするということは、候補を何個か用意しなければなりません。
良い馬名候補がたくさんあるなら良いのですが、そうでもない場合でも5個候補を用意しなければならないとなると今回のようにちょっと問題のあるものも混ざってしまったりするのかもしれません。
そもそも候補の選定は結局スタッフのセンスなので、センスの問題はここでもあります。
また、こういうネット投票で決める場合、絶対に出てくるのが組織票の問題です。
例えば、今回の広尾の馬名で私の応募した馬名が候補にあったとします。
私が大喜びでブログで私の応募した馬名に投票お願いします!と書けば、もしかしたら読者の広尾会員様の中に入れてくれる人がいるかもしれません。
私がもっと幅広い人脈があり、ブログの読者もたくさんいたなら入れてくれる人も大勢いるかもしれません。
オフ会なんかにもどんどん参加して一口馬主界隈の知り合いがたくさんいればそれだけ有利になるでしょう。
たぶん、そうなってしまうとその馬名に決まってもかなり批判が出るかもしれません。
馬名そのものの良し悪しではない部分が大きくなってしまいますからね。
現状そこまで組織票みたいな話はあまりないように思います。
ただ、そういったことも配慮するのであれば、候補に入った段階でのブログやツイッターなどでの投票の呼びかけは禁止みたいなものを決めておけば問題はないのかなと思います。
シルクでこういう馬名を投票で決めようという流れは今のところなさそうですが、やり方次第では面白いとは思いますね。
広尾は一口馬主としては成績はぱっとしません。
ただ、口数を2000口にして出資しやすくしたり、4口まで無料にしたり、会費を口数で段階的にしたり、ポイント還元しまくったり、馬名を選挙にしたりと色々新しい試みをしていることは評価しています。
でも、結局は一口馬主は馬が走ってなんぼなんですよね。
あとはプライムラインの活躍に期待しています。
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かなり昔の話になりますが、シルクでも馬名投票をやったことがありました。
詳細についてはあまり記憶に残っていませんが、私の出資馬が「シルクバクシンオー」という馬名に決まって絶望したことだけはよく憶えています。(笑)
どういう決め方がベストなのかはよくわかりませんが、いっそのこと無作為抽選で決めちゃえばいいんじゃないのって気もします。