私は結構好んで出資している種牡馬に偏りがあります。
その中でもクロフネ産駒は多いです。
ロッテンマイヤーで成功したこともありますが、ジェイポップ、ベルフロレゾンと3頭も出資してきました。
そこまで募集馬の中でも多い種牡馬ではないので、偏ってますよね。
そして、2歳世代でも1頭出資しました。
それが、コバルトウィング(レースウィングの17)です。
そのコバルトウィングですが、先日のキャンセル募集では2番目に多い16口もキャンセルが出ました。
それを見てあんまり期待できないのか?と心配になった人もいたかもしれません。
しかし、最新の調教動画を見て確信しました。
この馬は走ります。
まだ多少のふらつきはありますが、最後は13秒台に入るような加速ラップは見事です。
一緒に走ってるのは、こちらも前評判の高いベイサイドブルー(ルージュクールの17)です。
こちらも素晴らしい走りですが、贔屓目に見て現時点ではコバルトウィングのほうが最後の加速のスピード感があります。
現時点ではトップクラスの素晴らしい調教が出来ていると言っていいと思います。
そんなクロフネですが、もう年齢も21歳になりました。
年々種付け数も減っており、去年は少し復活して100頭程度。
今年はプライベート設定になっており、そこまで数もつけてないかもしれません。
もう年齢もありますし、体調も考えてかなりセーブしている感じでしょうか。
もしかすると種牡馬引退も近いかもしれませんね。
ただ、産駒はまだまだ活躍中です。
アエロリットやテイエムジンソクが最近では活躍していました。
そして、先日のスプリングSではエメラルファイトが重賞を勝ちました。
クラシックでも楽しみな存在になりそうです。
同じ牡馬のクロフネ産駒が活躍してるのは心強いですね。
また、牝馬でもビーチサンバが活躍中です。
出資馬のインヘリットデールの妹でもありますし、G1馬のフサイチリシャールの全妹です。
まだまだ、種牡馬としての活力は衰えるどころか増してるのです。
種牡馬って面白いもので活力が衰えるなどという説もありますが、晩年になって大物を出したり、適正が変わったりします。
ディープインパクトもサンデーサイレンスの晩年の子でした。
あれだけ芝の名馬をたくさん輩出したブライアンズタイムですが晩年の産駒はダート適正が高い子が多かったです。
そう考えるととクロフネもそういうことが起こりうるのです。
クロフネ産駒はどちらかと言えば牝馬に活躍馬が多く、あとはダート馬という感じでした。
牝馬には、カレンチャン、ホエールキャプチャなど名馬も多いです。
その中で芝適正のある馬も出てくるのですが、短距離というかマイルまでのスピードタイプが多かったのです。
スリープレスナイトやクラリティスカイなどのG1馬がそうですね。
今回、エメラルファイトは芝1800の重賞を勝ちました。
おそらく、クロフネ産駒が芝でマイル以上の重賞を勝ったのは初めてだと思います。
これだけ長い種牡馬生活をしてこの年齢になって初めてでたのです。
つまり、クロフネも晩年になって産駒の適正が変わりつつあるのかもしれません。
コバルトウィングも芝の中距離で楽しめるかもしれませんね。
このまま順調にいけば早めのデビューもできそうですし、クラシックを目指せる一頭になると期待しています。
キャンセルした人たちを見返してやりましょう!
- 関連記事
-
スポンサーサイト