今回、私は追加募集でシーハングザムーンの17に出資申し込みをしました。
おそらく自分としては初めての外国産馬になります。
既に出資済みのスエーニョルシードも外国馬ではありますが、持ち込みなので生産はノーザンファームなので外国産馬にはなりません。
というわけで、外国産馬に出資すると内国産馬と何か違うの?
という方もいらっしゃると思いますので、わかる限りの違いやデメリットを書こうと思います。
私が競馬を始めた頃、外国産の全盛期でもありました。
○外と呼ばれており、ヒシの冠名のヒシアマゾン、ヒシアケボノやタイキの冠名のタイキシャトル、タイキフォーチュン、タイキブリザードなど本当にたくさんいました。
その後グラスワンダーやエルコンドルパサーなども登場し○外の全盛期だったと思います。
当時は、○外はクラシックに出走できず、できたばかりのNHKマイルCに○外が集結し○外ダービーなどと呼ばれていたこともありました。
その後、サンデーサイレンスなどの輸入種牡馬の成功もあり、内国産馬が外国産馬に負けない時代になり外国産馬をわざわざ買う必要性も薄くなり、だんだんと勢いがなくなっていきました。
そして、外国産馬もクラシックや天皇賞などにも出れるようになりそこまで区別されなくなっていきました。
まずは、そういう時代と流れをおさらいしてみました。
・外国産馬のデメリット
1、出走制限
先ほど、クラシックや天皇賞なども出走できるようになったと書きました。
しかし、どのレースにも出れるわけではありません。
基本的に外国産馬が出走できるのは、混合レースというものだけです。
レース名のところに○混と書かれているものです。
例えば、先週の天皇賞のあった28日に未勝利戦は全部で9レースありました。
その中で混合レースは4レースだけでした。
レースに出れないということはありませんが、レース選択の幅は狭いということになります。
ただ、上のクラスに上がれば混合レースの割合も増えるのであまり難しくありません。
ちなみに、国際レースというものも外国産馬は出走できます。
基本的にはOP以上のレースが国際レースになります。
まぁ、新馬、未勝利戦で混合レースしか出れないのでレース選択に注意という感じですね。
2、着地検疫
海外セールなどで購入した馬を輸入する場合、10日間は空港近くで隔離検疫を行い、その後牧場に移動し着地検疫を3ヶ月間しなければなりません。
つまり、3月のセールで購入し輸入した場合、6月まで牧場から移動できないのです。
今回の追加募集馬もそうなってるはずです。
なので、6月までは北海道のノーザンファームの牧場から移動できません。
もちろん、そこで調教などはできます。
つまり、最短でも6月に過ぎに入厩となりますので、そこからゲート試験だ何だとやっていけば、まぁ8月9月のデビューになるでしょうね。
なので、いくら仕上がりの早い外国馬だといっても6月の早期デビューは無理だと思ってください。
これは結構痛いデメリットかもしれません。
3、早熟
海外に限ったことではありませんが、トレーニングセールというのは一度馬を仕上げてセールで走らせます。
良いタイムを出して高く買ってもらわなければならないからです。
まだ成長途上の段階で一度仕上げてしまうというのは結構なリスクで成長を阻害したり故障の原因になったりします。
そのせいかわかりませんが、外国産馬は早熟傾向の馬が多く、最初はぽんぽんと2勝くらいするのに、そのあとぱったり勝てなくなったりする馬が多いです。
追加募集馬でも外国馬の馬体の完成度の違いは一目瞭然だと思います。
それがプラスだとは言い切れないのです。
そればかりは走ってみるまでわかりませんが、そういうリスクがあるということは知っておきたいところです。
4、内国産馬奨励賞
一口馬主をやっている人なら賞金の明細に内国所有というよくわからない賞金が入っていると思います。
これは、内国産馬が5着以内に入ったときにもらえるお金です。
2歳新馬戦で1着なら160万くらい、3歳未勝利戦で1着なら50万くらいもらえます。
意外とバカにできない金額です。
そのお金が外国産馬はもらえません。
これは単純に大きな損になります。
外国産馬が賞金が少し少ないと思っていいと思います。
まぁ、その分いっぱい勝って稼いでくれればいいのです。
自分が思いつくのはこれくらいでしょうか。
結構色々とデメリットはありますよね。
まぁ、結局たくさん走ってたくさん勝ってくれれば何も関係ないくらいのレベルです。
それでも覚えておいて損はないと思います。
もし、今回の追加募集で外国産馬に出資を考えている方はこれらのことも加味して検討してみてくださいね。
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