追加募集も終わり、みなさんの2歳世代の出資もほぼひと段落といった感じでしょうか。
第3回の追加募集はおそらくありませんが、2回目のキャンセル募集は去年ありましたので今年も可能性はあります。
それでも、基本的にはもう終了と思ってよさそうですね。
というわけで、追加募集の申し込み数と必要実績をもう少し掘り下げてみていこうと思います。
「72.マイティースルーの17」 1,522,000円 (総お申し込み口数:1,205口)
「73.ティアラトウショウの17」 474,000円 (総お申し込み口数:733口)
「74.ポエティックリッチーズの17」 814,000円 (総お申し込み口数:778口)
「75.ローブティサージュの17」 1,598,000円 (総お申し込み口数:1,256口)
「76.ハルーワソングの17」 1,798,000円 (総お申し込み口数:2,300口)
「77.マチカネタマカズラの17」 452,000円 (総お申し込み口数:558口)
「78.シーハングザムーンの17」 1,698,000円 (総お申し込み口数:1,338口)
第1回の追加募集の満口馬の申し込み数と実績も載せておきます。
69.メジロルバートの17 3,588,000円 (総お申し込み口数:2,796口)
70.ミステリアスオーラの17 1,814,000円 (総お申し込み口数:1,225口)
まずは、今回1番人気だったハルーワソングの17についてみていきましょう。
申し込み数は2300とだんとつの数字です。
2位のシーハングと比べても1000口もの差があります。
しかし、必要実績はなんとたった10万円しか違いません。
ほぼ同じと言ってもいいくらいです。
これだけ申し込み数が違うのに実績はほぼ同じというのは異例です。
なぜ、このようなことになったのでしょうか?
おそらくこの要因は価格です。
ハルーワは4万円、シーハングは6,4万円です。
4万円はシルクの牡馬としてはお手ごろ価格になります。
逆にシーハングの6万円以上はディープ産駒などを除けばそこそこの価格です。
このたった2万円の差ですが、実績では大きな差となるのです。
2300口の申し込みがあったと言っても中身まではわかりません。
どういう方々が申し込まれたのかまでは知りようもありません。
しかし、単純に安い馬のほうが申し込める人の母数は確実に大きいのです。
予算的に4万円は申し込めるけど6万円は申し込めないという人は多いと思いますが、逆の6万は申し込めるけど4万は申し込めないということはありえませんからね。
つまり、ハルーワのほうが低予算で楽しまれている方も申し込みやすいし、シルクに入ったばかりの方であまり高い馬にはまだ躊躇してしまう人も申し込みやすいのです。
そういう方の申し込みが増えれば確かに申し込み数は増えるけど必要実績はそこまで上がらないという傾向になるのです。
これは1次募集でもそうでしたね。
この傾向を知っておくというのは重要になります。
今年の1歳馬募集でも必ず同じような傾向は見られますので、抽優馬をどの馬に使うべきかどうか、この馬は実績で取れそうかどうかなど検討するのに大事な傾向になります。
次に1次追加募集と2次追加の実績のを比較してみます。
1次追加は満口は2頭しかいませんでした。
それでも、比べてみると1次のほうが明らかに必要実績が高いです。
申し込み数が同じくらいの馬で比較しても1次のほうが上です。
これは価格だけでは説明がつきません。
価格はほとんど変わらないからです。
この差はどこからくるのでしょうか。
結構考えたのですが正直はっきりとはわかりませんでした。
単純に馬の質かと思うのですが血統的には2回目のほうが良いですし、そうとも思えません。
必要実績の差は高実績者様の申し込み数に影響されます。
追加1回目のほうが2回目よりも高実績者の申し込みが多かったということになります。
それはなぜなのか?
高実績者は1次で満足いく出資ができている場合が多いです。
そして、その後のシルクの追加募集や他のクラブの募集でも出資しているでしょう。
そうなると、この時期の2回目の追加募集時にはもう十分すぎる出資ができている可能性が高いです。
2歳馬の募集としては各クラブ含めても最も遅い時期になりますからね。
逆に実績に低い方は1次などでも思うような出資ができなかったり、他クラブ含めてじっくり様子見して馬選びをされている場合が多いです。
なので、この時期の追加募集にも積極的に申し込みをするかもしれません。
それが、申し込み数はほぼ同じでも必要実績は大きく違うという結果になっていると私は推察しました。
全く違うかもしれませんけどね。
「72.ポーレンの16」 1,278,000円 (総お申し込み口数:1,112口)
「73.アンプレヴーの16」 500,000円 (総お申し込み口数:510口)
「74.ジュエルオブザナイトの16」 494,000円 (総お申し込み口数:600口)
「75.ラフィントレイルの16」 1,608,000円 (総お申し込み口数:1,118口)
「76.アウトオブザウィムの16」 418,000円 (総お申し込み口数:524口)
ちなみにこちらは去年の第2回追加募集の必要実績です。
今年同様そこまで実績が高くないことがわかります。
つまり、来年も第2回追加募集の必要実績はそこまで高くならない可能性があるので、実績で取れる可能性も含めてじっくり検討したほうが良さそうです。
なんだ、実績で取れたじゃん、申し込んでおけば良かったとならないようにしたいものです。
以上の2点を今回の追加募集の実績を見て考えてみました。
まとめます。
1、申し込み数が多くても価格の安い馬の必要実績がそこまで高くなりにくい。逆に高い馬は申し込み数のわりに必要実績が高くなりがち。
2、第1回追加募集より第2回追加募集のほうが必要実績は低い傾向がある。理由はわからないが高実績者が既に満足いく出資済みでそこまで申し込まないからかもしれない。
シルクはこの実績制度と抽選が併用されているのが難しいところになります。
それに加えて抽優馬の制度までできてとにかく票読みと実績ボーダー予想が重要です。
高い低い含めてうまく自分の実績を使って取れそうな馬は取りたいものですね。
ただ、そのわりに自分の実績っていくらかよくわからなかったりします。
個人的にはホームページのマイページに3年実績も表示して欲しいと思っています。
自分で足し算しなければいけないのは不親切ですよね。
ちなみに、実績にはポイントで使った分や割引された金額も含まれます。
一口5万円の馬を一括2%割引でポイント1万円使って出資しても実績はしっかり5万円なのでご注意ください。
これは以前シルクに問い合わせして確認済みなので間違いありません。
そういう点も含めてできるだけわかりやすく改善してほしいですね。
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単純に募集時期の問題が大きいのかなぁと思います。
高実績者は社台サンデーでもやってるでしょうし、この時期は募集馬も発表になってますから、抑止力は働くでしょう。
いくらシルクがノーザン産を募集しても、訳ありでサンデー募集馬と比べると、一枚も二枚も落ちますからね(^-^;
しかし、おっしゃるようにこんな僕でもマチカネタマカズラは実績で行けたので、ちょっともったいなかったかな?と思いました(-_-;)
でも、シルクもあとひと月で募集馬発表になると思いますので、堪えることにしました(^^ゞ