今日は一口馬主の入門講座の第2回目を書いていこうと思います。
1回目はクラブごとの口数の違いについて書きました。
今日は一口馬主にかかる費用について書こうと思います。
一口馬主をやってみようかな?と思っている方にとっては最も気になる部分かなと思いますね。
私も一口馬主を始める前ってものすごいお金がかかると思っていました。
ブログやサイトなど色々調べましたけど、結局具体的にいくらかかるのかってあまりよくわかりませんでしたね。
今は詳しく解説してくれているサイトも増えてきたと思いますけどね。
一口馬主にかかる費用は口数が大きく関係しています。
なので、第1回目は口数について書いたわけです。
本当は皆さん1番気になる費用から書きたかったんですけどね。
まず、一口馬主のかかる費用は大きく分けて3つです。
1、入会金、会費
入会金はクラブのよって違いますが、1~3万円くらいで最初に払うだけのお金なので難しくはありません。
たまに入会金無料のキャンペーンなどやっているクラブもあるのでその時に入るといいかもしれませんね。
そして、会費ですがこちらはだいたい月3000円くらいのクラブが多いです。
こちらも固定の費用なのでわかりやすいと思います。
2、出資金
こちらが馬に出資する時にかかるお金になります。
詳しくはあとで書きます。
3、維持費
馬の飼育代みたいなものです。
エサ代とかそういう費用のことです。
これがおそらく一口馬主を始めようと思っている皆さんがよくわからない本丸ですよね。
ただ実際はそこまで難しくありません。
1に関しては一口馬主に限ったことではなく、スポーツクラブでもなんでもそうだと思います。
入会金と月の会費なのでわかりやすいと思います。
問題は2と3ですよね。
こちらを実例を含めて説明していきます。
・5000万円の馬の場合
ここに5000万円という高額な募集馬がいます。
ディープインパクト産駒の牝馬、良血なハーツクライ、ロードカナロア、キングカメハメハの牡馬あたりがこれくらいの金額です。
この馬が40口のサンデーと400口のキャロットと500口のシルクで募集されたらどれくらいの費用になるでしょうか?
そして、かかる維持費も計算してみます。
・サンデー 一口125万円 維持費12000円
・キャロット 一口12,5万円 維持費1200円
・シルク 一口10万円 維持費1000円
サンデーがお金持ち様しか出資できないのは明白ですが、キャロットとシルクも同じようで意外と差がありますよね。
維持費は別としても一口2,5万円も違えば低予算には大きな差です。
もう少し手ごろな馬にして見ましょうか。維持費は同じなので省略します。
・3000万の馬の場合
これくらいですとダイワメジャー、ルーラーシップ、オルフェーヴルの牡馬、ハーツクライ、ロードカナロアなどの牝馬の価格です。
・サンデー 一口75万円
・キャロット 一口7,5万円
・シルク 一口6万円
ちょっと出せそうな金額になりましたよね。
では、具体的に入会してシミュレーションしてみましょう。
サンデーに入会し先ほどの2頭に出資しました。
最初にかかるお金
・入会金 30000円
・出資金 2頭 125万円、75万円
毎月かかるお金
・維持費 12000円×2 24000円
・会費 3000円
これがあなたがサンデーに入会して2頭出資した時に最初の月にかかるお金です。
最初の月 205万7千円
それ以降毎月 維持費+会費 27000円
次はキャロットに入会し先ほどの2頭に出資しました。
最初にかかるお金
・入会金 20000円
・出資金 2頭 12、5万円 7、5万円
毎月かかるお金
・維持費 1200円×2 2400円
・会費 3000円
これがあなたがキャロットに入会して2頭出資した時に最初の月にかかるお金です。
最初の月 22万5400円
それ以降毎月 維持費+会費 5400円
最後にシルクに入会し先ほどの2頭に出資しました。
最初にかかるお金
・入会金 10000円
・出資金 2頭 10万円、6万円
毎月かかるお金
・維持費 1000円×2 2000円
・会費 3000円
これがあなたがシルクに入会して2頭出資した時に最初の月にかかるお金です。
最初の月 17万5千円
それ以降毎月 維持費+会費 5000円
どうですか?
こうやって具体的な金額だとわかりやすですよね。
まぁ、1番わかりにくい維持費は基本的に400口や500口のクラブなら1頭につき月額1000円くらいと思っておけばわかりやすいと思います。
実際は牧場にいる時は安いし厩舎に入ると高くなったりしますし変動するのですが基本的にはそれくらいです。
キャロットやシルクでは、2頭に出資すると毎月5千円くらいかかるだけなのです。
これならそこまで負担になりませんよね。
ただ、これが10頭20頭となると結構な金額になっていきます。
そんなに出資しないと思っているかもしれませんが、毎年3頭くらいづつ出資するだけで10頭くらいにすぐなっちゃうんです。
毎年5頭くらい出資すれば20頭もいきます。
もちろん5割以上勝ち上がってくれたらですけど、順調にいけば頭数は結構増えていきます。
以上で一口馬主の費用について終わります。
次回は賞金はいくらもらえるのか?について書いていきます。
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