シルクジャスティスが亡くなったそうです。
主戦だった藤田元騎手がつぶやいているので間違いないでしょう。
25歳ということで馬としては天寿を全うしたのかもしれません。
このことを知ったのはツイッターのランキングで2位にこの名前があったからです。
ジャスティスが有馬記念を勝ったのはもう20年以上前です。
大きなタイトルはその1つのみ。
G1の1勝馬なんて山ほどいます。
しかし、ジャスティスが亡くなったことがここまで大きな話題になるのはやっぱりそれだけ強い印象があった馬だったんだと思います。
今でもシルクと言えばシルクジャスティスの名前を挙げる人はたくさんいるででしょう。
シルク冠名のついた馬では1番有名な馬になると思います。
私が競馬を始めて熱中していた頃の活躍馬で思い入れも強いです。
当時は上がり最速至上主義で上がり最速を出せる追い込み馬が大好きでその馬ばっかり買っていました。
なのでジャスティスもよく買っており、有馬記念も的中しました。
ただ、その後は結果も出ず外れまくった思い出もあります。
シルクジャスティスと言えば、エリモダンディーの話が有名ですよね。
小柄で他馬からいじめられていたエリモダンディーを暴れん坊でガキ大将だったシルクジャスティスが守ってあげたという話があります。
そのこともあり、エリモダンディーは常にジャスティスの後ろをついて歩いていたそうです。
そんなジャスティスは調教も真面目にやらない言う事もきかない馬でした。
しかし、エリモダンディーと併せ馬するときだけは真面目に走り、それが有馬記念制覇に繋がったと言われています。
ただ、その後エリモダンディーが腸捻転で亡くなってしまい調教相手がいなくなってしまったジャスティスは真面目に調教することもなくなり、その後1勝もできずに引退となりました。
エリモダンディーがもし生きていたら、その後何個かタイトルを取り充実した種牡馬生活をできたのかもしれません。
競走馬にこういう他馬との物語ってあんまり多くないと思いますが、こういう有名な話があるのもジャスティスが愛された理由なのかもしれませんね。
エリモダンディーが亡くなって20年近くたちましたが、今日相棒のシルクジャスティスが亡くなりました。
天国でシルクジャスティスとエリモダンディーがやっとまた併せ馬を楽しんでいるのかもしれませんね。
ご冥福をお祈りしております。
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自分もシルクジャスティスを追っかけてしまい、だいぶやられました。
この世代は個性豊かで物語を持ってる馬が多く、すごく記憶に残ってます。
エリモダンディーの他にも、
サニーブライアンが骨折しなかったら…
シルクライトニングがダービーを走れてたら…
サイレンススズカが種牡馬になっていたら…
などタラレバを考えてしまいます。
そういえばステイゴールドもこの世代でしたね。