昨日は実績制について長文で熱く書かせてもらいました。
たくさんの拍手、コメントありがとうございます。
色々な意見があるのは承知の上でしたが、結局は今ある制度の中でいかに上手に立ち回っていけるかということになると思います。
文中にも何度も書きましたが、実績制はおそらく当分無くなりません。
そうであるなら、その実績制と上手に付き合い、できればうまく利用したいものです。
以前にも似たような内容を書いたのですが、せっかくの機会ですしまた書こうと思います。
過去の実績ボーダーラインを見てみるとある程度実績の効力がわかってきます。
3年実績1000万が好きな馬を取り放題ラインとなります。
3年実績500万ですとずば抜けた必要実績の1~2頭以外なら好き放題に出資できます。
3年実績300万になると5頭前後が実績では取れなくなりますが、それ以外の60頭は取り放題になります。
300万という実績は年間100万の予算ということになり、それくらいの予算の方はそこそこいらっしゃると思います。
そして、3年実績100万となるとどうなるでしょうか?
私もそれくらいの実績となります。
年間33万円前後の予算ということになりますので、一口馬主としてもかなり多い層かなと思っています。
去年実績100万あれば取れた馬はどういう馬たちでしょうか?
5.サロミナの17 906,000
6.ポーレンの17 596,000
13.ウインフロレゾンの17 902,000
14.ウィズザフロウの17 508,000
27.レースウィングの17 574,000
28.ユキチャンの17 718,000
29.エンプレスティアラの17 766,000
31.シャンボールフィズの17 652,000
33.ポルケテスエーニョの17 866,000
39.マンビアの17 580,000
44.シャトーブランシュの17 950,000
51.モンローブロンドの17 412,000
56.サダムグランジュテの17 622,000
61.アーデルハイトの17 974,000
65.テーブルロンドの17 968,000
既に新馬勝ちをしているサロミナの17、エンプレスティアラの17も100万あれば取れたのです。
それ以外にもかなりの良血、期待馬が多数いることがわかります。
この年の1次満口は37頭、そのうち100万実績で取れた馬は15頭ということですから、実績100万あれば22頭以外は好き放題出資できます。
まぁ22頭は結構多いとは思いますが、その中からどうしても欲しい馬には抽優馬を使っていくのが良いでしょう。
このように上を見ればキリがありませんが、弱者でも選択と集中をすれば実績制度は利用できるのです。
同じ一口馬主の予算30万でも、シルクで30万毎年使えば実績100万程度になり武器となります。
しかし、複数クラブに分割してしまうとシルクでは15万くらいしか使えずに実績も50万程度では武器になりません。
実際、私も実績100万を武器に使って毎年馬を確保しています。
・2018年
6.ポーレンの17 596,000
27.レースウィングの17 574,000
33.ポルケテスエーニョの17 866,000
39.マンビアの17 580,000
・2017年
4.スイープトウショウの16 740,000
17.アンティフォナの16 482,000
・2016年
48.ウーマンシークレットの15 596,000円
58.ウインフロレゾンの15 366,000円
このように毎年実績で馬を複数頭確保しているのです。
あれだけ実績制に批判的でありながら、誰よりも実績を吟味し票読みをしうまく利用しているのです。
シルクでやっていく限り、この実績制度と付き合っていくしかないでしょう。
そうであるなら、是非自分の実績を改めて見直してみて、その効力の大きさを把握しておいてほしいのです。
予算10~15万で一口馬主をシルクで楽しまれている方もたくさんいらっしゃるでしょう。
ただ、3年実績30~45万では武器としては力がありません。
私の実績で取れた馬を見てもらえばわかりますが、実績60万でも結構取れていたことがわかります。
もし、無理なく予算を25~30万にできるのであれば、実績100万近くとなり結構戦える武器となるのです。
もちろん、人の予算に口出しをするつもりはありませんが、実例をして書いてみたまでです。
このように自分の予算を実績を想定して組み、その上で必要実績の票読みなどをし、うまく欲しい馬取れそうな馬を確保していくというのがシルクでの戦略となっています。
今年はシルク会員もますます増え、抽選部分の200口の争奪戦は激しさを増すと思われます。
会員数と抽優馬はイコールであり、会員が増えれば増えるほど抽優馬数も増えて取れなくなっていくからです。
その反面、個人的には実績はそこまで変動しないのではないかと思っています。
満口馬は増えるとは思いますが、実績は上位は異次元の戦いになるでしょうが、あとは平均化が起こるはずです。
会員は増えても馬の頭数が増えているわけではないので、全体の募集金額がそこまで変わりません。
全頭売り切れたと言う事はこれ以上実績の上限が増えることは少なく、その反面会員数が増えているため一人当たりの出資頭数が分散されます。
1000個の饅頭を100人で取り合えば平均10個ですが、1000人で取り合えば平均1個なのです。
饅頭の数が変わらない以上、取り合う人数が増えれば平均は下がっていくのです。
全く同じとはいきませんが、これに近いことが実績制でも起こってくるはずなのです。
実際は、頭数も少し増え、全頭完売も今年が初めてなので多少上がるとは思います。
それでも、今年は昨年と実績のボーダーはあまり変動はないのではないかと考えています。
私はこのブログを始めて5年以上が経ちました。
その間、飽きもせずずっとシルクというクラブのことを書き続けてきました。
確かに実績制には常に否定的な立場ではありますが、それでもシルクが好きでやっています。
今あるシルクの現状、制度の中でどうやったら上手な出資ができるのかを常に考えています。
今後も変わること変わらないことたくさんあると思います。
その時その時、臨機応変に弱者の兵法で楽しむ方法を見つけていきたいものです。
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まーくさんの、年間約33万、3年100万の実績が羨ましいです。
それだけあれば、庶民どころか、実績制の恩恵を充分に受けられる側だと思います。。。『庶民』の金額がいくらなのかって定義するのは無意味ですが、今の実績がありながら、なぜそんなにもシルクの実績制を嫌うのか、いまいち理解できません。
年33万の予算で、サンデー、シルク、キャロットでやってこうとすると。。。
サンデーRではそもそも最低価格帯の馬しか候補にならないし、買えるかも10口の抽選に賭けるしかない。
キャロットの場合、価格以前に、バツの有無と母優先の有無次第。最優先で1頭、母優先で1〜2頭、一般抽選で5頭申し込んで1頭当たるかどうか。計3頭取れれば大大大成功、バツや母優先の巡り合わせ次第では1頭以下の場合も。
シルクの場合、人気TOP10頭くらいは、ボーダーに足りず抽優枠に賭けるしかないかもしれないけど、それ以外は選び放題、買い放題。
年予算33万の人がこの状況で何が不満なんでしょうか。。。
もし、シルクで実績制がなく、シンプルに抽優枠(第1希望)と一般抽選のみになったら、今のキャロットの状況と同じように、人気馬の大半が第1希望で埋まり、一般抽選まで回らないでしょう。買えるのは抽優枠1頭と一般で5頭申し込んで、1〜2頭当たるかどうか運任せ。。。
馬を選ぶ楽しみが減り、運次第になってしまいます。数頭でも、選んだ馬を狙って買える今のシルクは、貴重なクラブと思います。
今の制度は、サンデー、キャロット、シルクが、それぞれ足りない部分を補ってて、上手くいってると思います。ノーザンファームが、会員の資金がノーザン外のクラブへの流出し、販売機会損失を防ぐために、3つのクラブを使って上手くやってるとも言えますが。
とは言っても、実績制を肯定してる自分は、実績40万程度なので、シルクの実績制の恩恵は全く受けていません(^^;
ですが、母優先やバツ制度のないシルクは、キャロットと違い、毎年全馬に抽選でも土俵に上がる権利はあるので重宝してます。キャロットだと上位人気馬は、バツや母優先ないと抽選の土俵にすら上がれない馬も多いですから。
サラリーマンの平均お小遣いの額の範囲でやろうとすると、年10万強が限度で、それが庶民の層かなと、個人的には思います。
コメントなのに長文になってしまい、失礼しました。m(_ _)m
今年もいよいよカタログ発表が間近になり、ワクワクしてきました!