今日で全頭終わりになります。
今日からツアーもあり、実馬の印象を知りたいところですよね。
やっぱり生で見る印象って全然違いますし、カタログ時から結構成長してる馬も多いです。
今後は色々なブログを巡って写真などが載っていたらチェックさせてもらって評価の変更があれば記載していきます。
64.ビリーヴミーの18
牝 36,000円
父 スクリーンヒーロー 生年月日 2018年1月26日
母 ビリーヴミー 厩舎 栗東 平田修
母の父 In the Wings 生産 ノーザンファーム
150.5 171.5 19.3 408
【血統評価】B
母はフランスのG1で2着があるようです。
産駒は日本では4頭デビューし2頭が勝ちあがっています。
どちらも1勝ですが、まだ勝ち星は増えそうです。
ただ、スクリン牝馬は割引材料です。
【馬体評価】D
丸みのある牝馬らしい馬体ですね。
1月生まれとしては馬体重が少なく気になります。
歩様は後ろ脚が好きじゃありません。
【総合評価】C-
血統的にはまだ底を見せてる感じではありません。
それでもスクリン牝馬とこの馬体重では強気の評価はできませんね。
これが牡馬だったら全然違うんですけどね。
65.シーイズトウショウの18
牡 80,000円
父 ブラックタイド 生年月日 2018年4月21日
母 シーイズトウショウ 厩舎 栗東 藤原英昭
母の父 サクラバクシンオー 生産 ノーザンファーム
156.0 171.0 21.0 448
【血統評価】B+
母は重賞5勝の活躍馬。
産駒は7頭デビューし、3頭勝ちあがっています。
中でもトウショウピストは6勝で7歳の今も現役です。
勝ちあがった種牡馬はヨハネスとダイワメジャーが2頭でちゃんとした種牡馬をつければしっかり走る印象です。
父ブラックタイドということで、母父バクシンオーとくれば明らかにキタサンブラックを意識した配合です。
母は高齢で18歳時の子になりますが大丈夫そうですね。
【馬体評価】B+
いつもしっかりとした馬格のある子を出す繁殖ですがこちらも良いですね。
トモも大きくムキムキしてて立派な馬です。
測尺も立派で500キロはいきそうですね。
歩様は、左前の出し方がかなり違和感があり気になります。
【総合評価】B+
高齢にはなりますが、これだけの活躍馬ですし産駒もまずまず走っていますので人気になりますよね。
特に配合がキタサンブラックを彷彿されるので気になる人も多いでしょう。
歩様だけ多少気になりますが、それ以上に立派な迫力ある馬体は惚れ惚れしますね。
66.サダムグランジュテの18
牡 40,000円
父 ヘニーヒューズ 生年月日 2018年1月28日
母 サダムグランジュテ 厩舎 栗東 西園正都
母の父 キングカメハメハ 生産 白老ファーム
155.5 171.0 20.4 444
【血統評価】B
母は5勝馬。
産駒は2頭デビューし1頭が勝ちあがっています。
勝ちあがれなかった子はステゴ牝馬なので、まだ底を見せた感じはありません。
ヘニーヒューズは芝ダート共に活躍できますが母がダートで活躍したのでダートが濃厚かもしれません。
【馬体評価】B
ダート馬らしいたくましい馬体とは言いがたいですね。
それでもしっかりと馬格はあり、成長してもっと筋肉がつけば問題ないでしょう。
測尺も問題ありません。
歩様も大丈夫ですね。
【総合評価】B
特に大きな欠点もなく価格もそこまで高くないので面白いかもしれません。
コツコツ稼げそうでもあり、もしかすると一発も秘めている可能性もありそうな馬です。
人気次第で考えたい一頭。
67.デイトユアドリームの18
牡 40,000円
父 ミッキーアイル 生年月日 2018年3月31日
母 デイトユアドリーム 厩舎 栗東 池添学
母の父 トワイニグ 生産 ノーザンファーム
151.5 171.5 21.5 424
【血統評価】C+
母は4勝。
産駒は3頭がデビューし2頭が勝ちあがり。
ユアマイラブが4勝しています。
新種牡馬ミッキーアイル産駒は未知数ですが、おそらくマイルくらいまでの適正かと思います。
キンシャサみたいな位置づけかなと思いますね。
【馬体評価】B
芝のマイラーみたいな体型ですね。
もう少しメリハリが欲しいです。
測尺は問題なさそうです。
歩様も大丈夫でしょう。
【総合評価】B
特に目立つ馬ではありませんが、悪いというわけではありません。
早期デビューしてコツコツ稼げそうなタイプです。
ミッキーアイルも早めから活躍し、途中で停滞するもまた復活しましたからね。
68.アーデルハイトの18
牡 56,000円
父 ラブリーデイ 生年月日 2018年5月19日
母 アーデルハイト 厩舎 栗東 池江泰寿
母の父 アグネスタキオン 生産 ノーザンファーム
148.0 171.5 19.8 426
【血統評価】A
母は未勝利、祖母は名牝ビワハイジ。
近親にはブエナビスタら活躍馬がうじゃうじゃいます。
産駒は5頭デビューし4頭勝ちあがり。
2歳馬はまだ1戦しただけなので、全頭勝ちあがりと考えていいでしょう。
ただ、最も活躍したのが3勝のロッテンマイヤーなので重賞クラスは出ていません。
【馬体評価】B
この繁殖にとって初めての牡馬になります。
トモもあってがっしりした馬体ですね。
5月生まれを考えると測尺も問題ないでしょう。
歩様も大丈夫そうです。
【総合評価】B+
皆さんが気になるのはとにかくラブリーデイ産駒ということですよね。
社台SSでもないしなんでこの種牡馬をつけたのかも謎です。
新種牡馬なので未知数ですがキンカメ系ですしG1も複数勝ってるので悪いとも思えません。
唯一の池江厩舎ですし、期待値は高そうですよね。
69.ウルドの18
牝 28,000円
父 リオンディーズ 生年月日 2018年1月21日
母 ウルド 厩舎 栗東 高橋亮
母の父 ハービンジャー 生産 ノーザンファーム
154.0 173.5 19.8 441
【血統評価】B+
母は未勝利、曾祖母にウインドインハーヘアの名前が光ってます。
近親にはディープインパクト、ブラックタイドなど日本を代表する種牡馬がいます。
初仔になります。
祖母の産駒が2勝止まりなのが気になります。
同じ一族にはレディブロンドなど繁殖としても成功してる血筋もありますので、そこと比べると見劣りします。
【馬体評価】B+
バランスも良く予想以上に良かったですね。
初仔でも小さいということはなくしっかりしています。
1月生まれですが測尺も問題なさそうです。
歩様もいいですね。
【総合評価】B+
最初はリストになかった馬で、急に加わりました。
個人的には隠し玉候補でしたが、中間発表で既に名前が出るほどの人気でビックリしました。
血統のわりに安いのが理由だと思います。
困りましたね。
70.カリスペルの18
牝 36,000円
父 Dawn Approach 生年月日 2018年5月6日
母 カリスペル 厩舎 栗東 高橋義忠
母の父 Singspiel 生産 ノーザンファーム
150.0 169.0 20.0 404
【血統評価】B
母はイギリスで1勝、祖母は重賞馬のようです。
祖母の産駒にシルクでも人気の繁殖でシャケトラを出したサマーハがいますね。
産駒は日本では走っていません。
父の産駒にはファストアプローチが日本で3勝とまずまず走ってます。
【馬体評価】B+
正直よくわからない馬ですが馬体は全然悪くありません。
お尻が少し高いのは成長の余地の証拠でしょう。
5月生まれなのでまだまだこれから良くなりそうですね。
測尺も悪くありません。
歩様もいいですね。
【総合評価】B+
血統とかわからないですけど、馬は良いです。
価格も手ごろですしちょっと検討したい一頭ですね。
以上でシルク募集馬全70頭のレビューを終わります。
なんとかやりきりました。
毎年途中で文章量を減らしたりして何とか終えていたのですが、今年は最初から最後まで同じ分量で書き終わりました。
最近では無料で全頭レビューを書かれている人も少なくなりました。
でも、こういうレビューの需要はまちがいなくあります。
アクセスは普段の2倍になりますし、ブログランキングなどでもこの時期はずっと私のブログが1位になっており、FC2の競馬カテゴリーでも上位にくるほどです。
ただ、だから何かメリットがあるわけでもお金が入るわけでもありません。
私の場合は、そういう目的よりは、自分のレビューをネタにして、当たってた間違っていたとまた自分のブログを書く材料になるわけです。
書くのは大変ですが、その答え合わせは楽しかったりします。
やっと一仕事終わったので、ここから本格的に申し込む馬選びに入ります。
中間発表で名前の出た馬は、ほぼ抽優馬必須と考えたほうがいいでしょう。
実績も最低100万、大半が200万以上必須でしょうね。
なので実績の低い人は中間発表で名前の出た馬は抽優馬を使って1頭のみチャンスがあります。
あとの14頭は必然的に諦めなければならないのです。
本当にシビアな世界です。
それでも、あれこれ考えながら馬選びをしているこの時間が1番楽しかったりします。
なぜなら、一口馬主において唯一我々が決められるのは馬選びだけだからです。
最初で最後の自分で決められるのがこの時なのです。
私も今後もできるだけ情報やデータは出していこうと思います。
皆さんが1頭でも欲しい馬に出資できることを願っています。
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ランキング等関係ありませんが、今後の参考、励みにさせていただきます。
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一口2年目の私ですが、今日シルクのツアーに初めて参加して来ました。
上手く要領が掴めず、少し雨にも降られたので、十分な取材は出来ませんでしたが、目標だった全頭の撮影はできたので、ブログにあげようと思っています。
でも実馬を見ると思いのほかいい馬だったり、可愛かったりして、選択肢が増えたような気がします。馬選びは難しいですが楽しいですね。