一口馬主の楽しみの一つに馬名をつけれるということがあると思います。
普通の馬主さんは何百何千万円だして1頭を買ってやっと名づけできるわけで、1口数万円だけで名づけできるチャンスがあるのはすごい魅力です。
採用されれば、牡馬で種牡馬にでもなれば競馬界に未来永劫名前が残りますし、牝馬ならシルク募集馬クラスならたいてい繁殖入りするでしょうから、牝系でずっと名前が残るでしょう。
自分の名づけした馬の名前が、血統表の中にあるのを想像するだけでにやけてしまいますね。
今年の出資馬は既に募集締め切り後に出資したので馬名応募はできませんでした。
なので、今回が初めての馬名応募になります。
まずは、馬名の基本とシルクの傾向を分析します。
過去はシルクという冠名があったので全く別の傾向でしょうから最近2~3年分だけを参考にします。
名前の基本としては、母名から一部をもらうというのがあります。
これはシルクにもかなり言えることで、このパターンがかなり多いです。
スペリオルパールの子でスペリオルラスター、ポップスの子でジェイポップと私の出資馬にも2頭います。
他にもブライトエンブレム、ベッライリス、ノーブルソニック、カルーセルフリック、クラシックエースなどなど挙げきれないくらい多いです。
次に考えるのは父名の一部をもらうパターンですね。
競走馬は父が同じというのは1世代100頭以上いたりするので、父親よりも母親から名前を取ることが多いですね。
それでも、ディープインパクト産駒ならディープやインパクト、ダイワメジャーならメジャーなどもらって付ける馬が良く見かけます。
シルクでは、ラストインパクト、ブラックバゴ、ワンダフルラスター、サムソンズプライドなどこちらもかなり多いです。
ただ、ハービンジャーやクロフネなど一部をもらいにくい名前もあるので注意ですね。
もちろん、この複合もあります。
母名と父名のどちらからももらうというパターンです。
シルクでは、ジャングルポケットとアーモンドパサーの子でジャングルパサー、ハーツクライとウイングオブラックの子でウイングオブハーツなどがいますね。
このパターンは多そうで少ない感じです。
次にあるのは連想です。
母親の名前から連想する言葉を名前にするパターンですね。
わかりやすい例で言えばビアハイジの子アーデルハイトでしょうか。
ハイジといえばアルプスの少女ハイジ、このハイジの本名はアーデルハイトなんですね。
私はそのアーデルハイトの子に出資したので、その流れを意識したいところです。
そして、意外と多いのが母名も父名も関係ない名前。
外国語の意味の良い言葉、単語をつけるというパターンです。
これが実は1番多いかもしれません。
ただ、その単語も少し遠めから父母名からの連想が絡んでることも多いので注意ですね。
例えば、ペルセヴェランテがイタリア語で不屈という意味の単語のようです。
これだけ見ると、なるほどイタリア語の良さそうな意味の単語をつけたのかと思います。
しかし、不屈というのはダイヤモンドの石言葉に含まれるそうです。
つまり、母親のダイヤモンドビコーからの連想でもあるんです。
以上がシルクで多いパターンでしょうかね。
そして、気になるのがシルクの傾向です。
実際統計をとったわけじゃないので印象だけかもしれませんが、シルクはフランス語がかなり多めの気がします。
馬名は英単語を使うことがかなり多いのですが、シルクはフランス語が多い気がします。
私の出資馬は5頭しかいませんが、そのうち3頭もフランス語なのです。
レーヌドブリエ、プルーヴダモール、アンジュデトワール。
言葉を知らなくても意味もわからなくても、この語感だけでも、これフランス語だなってわかるくらいのフランス語です。
去年だけでもローブディアンジェ、レスペランス、ヴィルフランシュ、ラダームブランシェなどもいます。
まぁ、チチカステナンゴがフランス馬なので産駒もフランス語というのもあるかもしれませんが、ノイエヴェルトはドイツ語なのでそうとも言い切れません。
英語が1番多いのが当然として次にフランス語が多い気がするというのは頭においておくといいかもしれませんね。
そういうことを踏まえて今回応募しました。
応募した名前については、締め切り後にでも発表しようかなと思いますが、センスを問われるので少し恥ずかしいですね。
また、不採用になった場合に次回また使うかもしれないので少し考えます。
例えば、母名から連想した名前なんかは、その子で採用されなくても、次の子でも別に問題なく使えるからです。
まぁ、とにかく初めての馬名応募でしたが楽しく考えることができました。
一口馬主の醍醐味の一つを味わえて楽しかったです。
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