今日もWASJに行こうかと思っていたのですが、二日連続はやっぱりしんどいので家でゆっくり競馬を見ていました。
WASJは川田騎手が優勝でしたね。
人気馬だけではなく、人気薄でも上位に持ってくるとはさすがリーディングジョッキーです。
先週も札幌記念でブラストワンピースの騎乗を生で見ていましたが好騎乗だったと思います。
技術はもちろん、判断力もあり、追えるパワーもあり、それでいてクリーンな騎乗をします。
なので、不利を受けることも多いのですが、それでもこの結果なので本当に立派だと思います。
元々上手だと思っていましたが、今年に入って完全に脂が乗り切った印象ですよね。
ただ、私は彼に一つだけお願いがあります。
私ごときが一流ジョッキーに何をお願いするのかと言われるかもしれませんが、騎乗のことではなくインタビューについてです。
川田騎手は本当に真面目な方だと思いますし、勝利インタビューも真剣に受け答えされています。
ただ、その様子がどうしても不機嫌で怒ってるようにすら見えるのです。
インタビュアーに対しても、「先ほども申しましたが」みたいにいかにも同じ事聞くなと言わんばかりの圧力をかけたフレーズをよく言います。
もちろん、インタビュアーの力不足もあり、前もって聞くことを考えているのでしょうから、臨機応変な質問ではないので重なる部分はあるのだと思います。
それでも勝利した喜びのインタビューなので、わざわざ「先ほども言いましたが」「繰り返しになりますが」みたいなフレーズを言わなくていいと思うのです。
笑顔満面に話す必要もないですし、亡くなった後藤騎手のように笑いに走る必要もありません。
ただもう少しだけやわらかく話してほしいのです。
少し前にテレビ番組で取り上げられて話題になった言葉があります。
「共感性羞恥」という言葉はご存知でしょうか?
共感性羞恥とは、「人が怒られたり、恥をかくような場面を見た時に、まるで自分が怒られたり恥をかいているように感じてしまうこと」を言います。
実際に自分がそこにいなくても、テレビ番組やマンガなどで非難されたり場が凍るような状態にいたたまれなくなる事があります。
これは病気とかそういうものではありませんが、一種の心理状態として結構多くの人がそういう感覚をもっているそうです。
そういう私もこの共感性羞恥が結構強くあります。
簡単に言えば、ドッキリ番組などで、これからこの人がドッキリにかけられて恥をかくぞとか怒られるぞっていう時になるともう見ていられないのです。
なのでそういう状況になりそうになるとチャンネルを変えたりすることもあります。
実は私にとって川田騎手のインタビューがそうなりつつあるのです。
おそらくインタビュアーの方に共感してしまっているのだと思います。
変な質問して、また川田騎手が不機嫌になるんじゃないかとか考えたらもう見ていられないのです。
自分がいつ怒られるかと思うとハラハラして楽しめないのです。
ここまで感じる人はあまりいないかもしれません。
それでも、川田騎手のインタビューは見ていられないという声は結構見かけるようになりました。
川田騎手は日本を代表するトップジョッキーです。
これからもG1も重賞も何度も勝つことでしょう。
そのたびに勝利インタビューは必ずあります。
私はそのたびにチャンネルを変えないといけないのでしょうか。
川田騎手は他の番組などでは楽しくおしゃべりもされていますし、ユーモアもある方です。
インタビューのときだけなぜああなってしまうのか、何かポリシーのようなものもあるのかもしれません。
それでも、私のように楽しめなくなっている人間もいることを知ってほしいのです。
競馬も大好きですし、川田騎手も大好きで尊敬もしています。
ただ、あのインタビューだけは見ていられないのです。
今日もWASJで川田騎手が優勝を決めた後、インタビューがあるのではと思ってグリーンチャンネルを消してしまいました。
結構重症です。
その後、優勝インタビューの内容を見ましたが「こんな顔をしていますが凄く喜んでいます」とユーモアのある発言で笑いを誘ったそうです。
彼はこういう楽しい発言ができる人なのです。
この発言からも自分が普段不機嫌そうな顔でインタビューを受けていることも理解しています。
そうであるなら、今日みたいな楽しいインタビューを勝利インタビューでもやってもらえるとうれしいです。
記事が興味深かった、面白かった方は下の「拍手」をクリックお願いします。
ランキング等関係ありませんが、今後の参考、励みにさせていただきます。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
私も川田騎手には同じことを思っていました。
私は共感性羞恥というのはそれほど強くないのですが、川田騎手のインタビューの度に「なんだ、こいつ!」と感じていました(私は人間が出来ていませんね)。
まーくさんのような言い方で注意すれば軋轢は起きないでしょう。
まーくさんの言葉が川田騎手に届くことを祈っております。