来年の改正についてJRAから発表がありました。
一口馬主に関係がある部分を中心にまとめておこうと思います。
1、3走成績による平地競走の出走制限の見直し3走連続して9着以下であった場合に2ヶ月間出走できないというルールが今年からできました。
これによって、愛馬の引退が早まったり、地方に早めに移籍したりなど結構大きな影響があったと思います。
これが、たった1年で見直しとなりました。
この3走連続の回数に含めない場合が新たに決まりました。
(1)出走した競走にかかわらず未出走馬が出走した場合3歳以上の未出走馬が新馬戦以外でデビューした場合、もしくは新馬戦が終わってしまったあとの未勝利戦でデビューした場合にそのデビュー戦はカウントしないということですね。
これは遅いデビューになってしまった場合に、単純に1戦多くできるのでかなり助かります。
(2)対象競走において2走連続して9着以下となった馬が、中央競馬・地方競馬等いずれの競走にも出走せずに2ヵ月以上経過した後、最初に出走した競走が中央競馬の平地競走であり、9着以下となった場合ちょっとわかりにくいので簡単に説明します。
3歳になって、12着→10着→骨折で3ヶ月休養→復帰戦10着
今までですとこれで3走連続9着以下なので2ヶ月出走制限かかります。
しかし、今回の見直しで「復帰戦10着」がカウントされなくなりますね。
なので、12着→10着→骨折で3ヶ月休養→復帰戦10着→1着勝ち上がり
というケースがありえることになりますので、怪我をした場合などに大きいかと思います。
2、「海外遠征協力金」の交付について簡単に書きますと、G1馬が凱旋門賞に挑戦する場合、JRAから500万円の海外遠征協力金が支給されます。
凱旋門賞限定なので、JRAとしてもどんどん凱旋門賞に挑戦させたいんでしょうね。
また、凱旋門賞から帰国後、ジャパンカップか有馬記念に出走すると1000万円が支給されます。
つまり、今年の例でいくとブラストワンピースが凱旋門賞に挑戦しましたが、その遠征費が500万支給されます。
その後、有馬記念に出走すると1000万円支給されます。
遠征費としては全然足りないとは思いますが、クラブも会員負担が減るので遠征しやすくなりますね。
個人的にはもう凱旋門賞に挑戦しなくてもいいとすら思っているのですが、JRAとしては促進させたいようです。
3、騎乗停止処分の始期の変更騎手が騎乗停止になった場合、1週間不服申し立てなどの期間を設けるそうです。
それによって大きく変わるのは、騎乗停止は翌週からではなく、翌々週からになるということです。
つまり、騎乗停止になってしまった騎手は翌週は乗ることができます。
既に騎乗馬が決まってる場合も多いですから影響が小さくなりますね。
今年のインディチャンプの福永騎手がマイルCSに乗れることになります。
もちろん、その翌週に騎乗停止になるので別の影響はでるとは思いますけどね。
あとは、まぁ京都が改修に入るのですべてのレースが他の競馬場に行われます。
オリンピックもあり開催がごちゃごちゃしてるので注意が必要ですね。
とりあえず、こんなところでしょうか。
結構一口馬主にも関係する改正が多いのでこれを読んでチェックしてくださいね。
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